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ようやくまともな国へ入国「ザンビア」

Category: ザンビア
コンゴ民主・ルブンバシの宿近くにある食堂で知り合った男性と話していると、彼も翌日ザンビアへ向かうとのこと。「良かったら一緒に行く?」と言うのでお言葉に甘えて一緒に行くことに。結果、彼のお陰で国境まで安くかつ非常にスムーズに乗り継ぐことが出来た。

男性はコンゴ民側の国境の町で友人と食事をして午後からザンビアに向かうと言うのでここでお別れしたけど、両国のイミグレ共に賄賂要求も無くビザ受領で結構並んだ以外はスムーズに通れた。あー何て楽な!!ようやくまともな国に入れたと実感。

ザンビア入国後、男性が教えてくれたシェアタクシーを探すのに手間取いつつも、いざ見つけたら別の乗客も途中まで私と同じ町へ向かうというのでその後も非常に楽だった。

何よりもザンビアは英語圏!
今までフランス語圏で全く英語が通じなかったのに、ここでガラッと通じるようになるのだから不思議。あー何て楽な。
気がつけば車はコンゴ民とは逆の日本と同じ左車線を走っていた。ハンドルも右ハンドル。景色も何だかちょっと違って見えるような。

そしてザンビアに入ってから、空がぐっと青くなった。
今までは晴れてても排気ガスのせいか「もや」がかかったような空だったのだけど、ここへ来て久々に「カラッと晴れた青い空」になった。空がきれいだと心もどこかウキウキする。

「チンゴラ」という若干卑猥な名前の町でバスに乗り換え、これまた発音しづらい「ンドラ」という町がこの日の最終目的地。特に見所があるというわけではなく、首都のルサカまでは結構距離があったのと、小さな町でも1泊したかったという理由から。

結果このルサカという町はこじんまりしているにも関わらず、大きなスーパーや市場、のどかな風景もあり、かなり私好みの町。到着したのが日曜の昼過ぎとあってほとんどの店が閉まっていたので、もっと安い宿さえあれば2泊くらいはしたかったと思う。

1泊200クワチャ=約2,400円の宿しか見つけれなかったものの、久々の清潔なベッドがあるまともな宿にテンションが上がる。

しかしながら宿の警備員に中国人と間違えられたので「日本人だよ」と訂正すると「あぁごめん、日本人は中国人嫌いなんだよね」と言われ心底イラッとする。「中国人が嫌いな日本人もいると思うけど、私は別に嫌いなわけじゃないよ。あなたが間違えたから訂正しただけだよ」と言うと「I don't think so.(僕はそうは思わないよ)」と言われ更にイラつく。なぜそんなに決めつけるのか・・・;

警備員は中国人が嫌いなようで、その後も嫌いな理由を並べつつ「でも日本はいいよね!」って、、、言われても別に嬉しくも何ともない。

まぁ正直中国を嫌っている国は多く、ことアフリカでも同じでよく差別の言葉を投げかけられるのだけど、それ以上にイラつくのがこの警備員のように「日本人って中国人嫌いなんだろ?俺もそうだよ!」という仲間意識のようなものを求めてくる人。
私が「別に中国人嫌いじゃない」と言っても「またまた~」と笑って信じない人が多いのも凄い。嫌いな人は嫌いでいいから、嫌いじゃない私にまで同意を求めないでほしいと何度も思う。



ご飯を食べるために宿の近くのファーストフード店に行くと、ハンバーガーやフライドチキンの他に「チキンカレー」や「ビーフシチュー」などのメニューがあり、またまたテンションが上がった。何せ今までは香辛料のみの味付けで肉焼いただけ、煮ただけ、というのが多かったので。



出てきたビーフシチューが本当に普通のビーフシチューで驚く。

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しかも普通に美味しいことに更に驚く。
思わず「めっちゃうまいやん!!」と1人で口走る。
25クワチャ。約300円。
何でこれが隣接しているコンゴ民には無いん;
この値段でこのクオリティの料理はまずコンゴ民には無い。

とにかく久々の違うテイストの料理に涙が出るほど感動した。
(まぁこれは私がアフリカを下ってきたせいというのは大きく影響しているとは思う)

この料理を食べた店は「SWEET BITE」といって、この小さなンドラの町中でも3軒ほど見かけたチェーン店なので、当然この後行く首都の「ルサカ」にもあるだろうと思っていたのに結果無くて非常にガッカリした。もぅ1食くらい食べたかった。

この後、アフリカ南部ではビーフシチューが一般的な料理だと分かるのだけど、「コンゴ民の後だから」ということを抜きにしても、ここで食べたビーフシチューが一番美味しかった。
なので、コンゴ民から南下してくる人はぜひこの「ンドラ」でこの店のビーフシチューを食べることをお勧めしたい!もしかしたらその手前のもっと大きな町「キトウェ」にもあるかもしれないけれど。

あぁ、、、何はともあれ、ようやく観光客が来る国に来れた。
そう、ここザンビアからはちゃんとガイドブック「地球の歩き方」にも掲載されている国=まともな観光地がある国、なのである!
(※今まで通って来た国、モーリタニアからコンゴ民までは歩き方は発行されていない。)

とは言ってもまだマニアックな町にいる私。
とりあえずンドラ唯一の観光スポット?に行く。

「Mupapa Slave tree(奴隷の木)」

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昔この木の下で奴隷の売買が行われていた。


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現在はおばちゃん達がドーナツや駄菓子を売っている。おばちゃんが「この先に教会もあるよ」と言うので、ついでに教会も見に行くことに。



教会は小学校の体育館くらいの広さで、中は装飾も無く何だか変なつくり。コンクリートの床に真ん中がプールのように深さ1mほど大きく窪んでいて、その中に100人くらい?沢山の人が集まっていた。

しかしながらお祈りの仕方が普通のキリスト教会とは違っていて「ハレルヤ」「アーメン」など唱和した後、急にみんな怒鳴りだしたのでびっくり。ザンビアの共通語は英語とは言え、地元の言葉もあるので何を言っているのかは分からないのだけど、大人も子供も、女性も男性も拳を振りかざし大声で何か叫びながら、ウロウロと歩いている。

暫く外から何だこれはと、ぼ~っと見ていると責任者らしき男性が来て、中に入れてくれ「これは自分の中の悪魔を払っているんだ」と説明してくれた。キリスト系なんだろうけど明らかにカトリックでは無いので何かと聞くと、すごく長い名前を言われたので覚えていない。男性は「文化交流は大切だ。日本へ帰ったらザンビアではこういうお祈りの仕方もあったと伝えてほしい」と言われたのでここに書いておこう。
その後はひたすら日本が好きだということを熱弁されたものの、なにぶん怒声が鳴り響く中の話だったので今イチちゃんと聞いていなかった。

↓悪魔祓いの怒鳴り声が響く教会。

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この日は久々の綺麗なベッドでぐっすり就寝。。。
翌日はザンビアの首都「ルサカ」へと向かう。



コンゴ民主共和国(Lubumbashi)からザンビア(Ndola)への行き方


①宿(Kamalondo)~市内
シェアタクシー 約5分 500フラン
※郵便局近くで下車。この辺りから国境(カスンバレ)行きの直通バスもあるらしいが、一緒に行った人がもっと安い方法で行くとのことで着いて行った。ここからの直通バスは4,000~5,000フラン。

ルブンバシ宿


②市内~Payage Station
ミニバス 約8分 300フラン

③ルブンバシ(Lubumbashi)7:25発~カスンバレ(Kasumbalesa)8:55着
ミニバス 約1時間30分 1500フラン
※バスによって若干値段が違う。イミグレ近くで降ろしてくれる。

~ザンビア側イミグレ~
建物に入り左手(ザンビア出国側)のカウンターでイエローカードチェックを済ませて紙をもらってからビザ購入窓口に行く。サーモグラフィーでの健康チェックがあるので体調が悪い人は入国を遅らせた方がいいかも。

・ザンビアアライバルビザ 50USD
ここでのアライバルビザは職員に申告した滞在期間がそのままビザの期限になるので注意。(観光ビザは通常最大3ヶ月まで)入国スタンプの上にビザ期限が手書きで書かれるので間違っていないかチェック。

④ザンビア国境 10:40発~チンゴラ(Chingola)11:40着
シェアタクシー 約1時間 K25
※建物を出て左へ。駐車場を出て道なりに暫く歩いてその辺の人に聞けばOK。駐車場周辺で聞いても普通のタクシーを案内される。タイミングがよければここからKitwe直通のミニバスもあるらしい。

⑤チンゴラ 12:10発~ンドラ(Ndola)14:30着
大型バス 約2時間20分 K40
※駐車場を出て屋根のある休憩所を通り抜けた場所にバス会社がある。タイミング良くンドラまで行くバスが来たが、通常はミニバスでKitweまで行き、そこから乗り換えてNdolaまで行かなければならない。到着時にミニバスも待機していたけれど乗客もまだ少なく、時間が決まっている大型バスの方が出るのが早かった。
※ここからKitweまでは約1時間半、ミニバスはK18、大型バスはK20。ルサカ行きもあり、料金はK110。時間が決まっているのでいい時間帯のバスが無ければKitweまで行った方がバスが多いらしい。

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【両替レート:K1=¥12(2017.8)】
●コンゴフラン(CDF)→ザンビアクワチャ(ZMK)
正規レート:F1,000=K5.6
両替レート:F1,000=K4.6(コンゴ側国境)

●ドル(USD)→ザンビアクワチャ(ZMK)
正規レート:$1=K9.1
両替レート:$1=K8.7(ザンビア側国境)
※ドル両替の最初の言い値はK8.5だった。ルサカの市場周辺の両替所がK8.8と一番レートが良かった。翌日はK9になっていた;ルサカの大きなショッピングモール内(Levy)にも両替所、ATM(VISAのみ)あり。



ンドラの安宿

ロンプラに載ってた一番安い宿が値上がりしていたので、ホテルの人が紹介してくれた別の宿へ。初め「満室」だと言われたのだけど、客の気配なんてほとんど無かったので「キャンセルとかないの?」と聞くと部屋を案内してくれた。

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「Danny's Lodge」
ダブルルームシングル使い:1部屋K200
WIFI:無し
設備:水シャワー、扇風機、レストラン
行き方:バスターミナルから徒歩8分。普通にきれい。
宿泊日:2017.8.13~1泊
その他:この時期ここでの水シャワーはかなり厳しい。チェックイン前にシャワー用のお湯をもらえないかと聞くとしぶしぶといった感じでもらえた。

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コンゴ入国。国境の村「ソカリブ」と「ウェッソ」

Category: コンゴ共和国
すったもんだの末カメルーンとの国境を越え、コンゴ最初の村は「ソカリブ」。
着いたのが夕方だったこともあってあまりウロウロ出来なかったけれど、それほどウロウロするような場所も無いくらい小さな、素朴な村だった。

村の食堂。

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女主人が「これとこれとこれがある・・・」と説明してくれるものの、フランス語・・・というか食べ物の名前を言われても分からないので「じゃあそれ」と頼んで出てきたもの↓

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コンゴ版ビーフシチューとご飯。1,000フラン(200円)
まぁビーフシチューと書くと聞こえはいいけど、油煮込みのようなもので結構オイリーで肉は固い。

カメルーンもそうだったけれど、どんな小さな村でも必ずお酒を出す店がある。ここでも食堂からの帰り道にバー・・・と言うよりも、酒屋の前にイスを置いて飲んでいるおじさん達がいて、ふと私の子供時代にあったとある商店を思い出した。

その商店は店の広さの割に電球の数が少なく薄暗く、賞味期限切れのパンやお菓子も平気で売っていて、そしてそういったものよりもお酒をメインに売っていた。
よく学校帰りにそのお店で2つに割れるソーダ味のアイス(今でも売っているけど)を買っていたのだけど、お店の奥のテーブルではいつも赤ら顔のおじさん達が昼間からお酒を飲んで酔っ払っていた。時々ちゃかされたりして、酒臭い大人たちに嫌だなと思いつつも、いつも楽しそうなその雰囲気は「大人の世界」という感じで少し憧れてもいた。
私が高校生になる頃には店仕舞いしてしまったのだけど、「ここで飲んでいたおじさん達は一体どこへ行くのだろう」と思うとぽっかりと寂しい気持ちになっていた。

コンビニや大きなスーパーが出来る度、私の周りのこういった商店や駄菓子屋さんは除々に店を畳んでいき、今はほぼ残っていない。いつものようにお店に行くと閉まっている。次の日行ってみても閉まっている。次の日も・・・。この時の寂しさといったら無い。お店のおばちゃん(おばあちゃん)大丈夫かなぁ?と子供心ながら非常に心配していた。

海外では日本より遅れている国は沢山あるけれど、その分人と人との関係が濃いと思う。
赤ら顔のおじさん達は明日もここで仲間と一緒に飲んでいるのだろう。

電気もあまり通っていないような村なので星がよく見えるかもしれないと思い、夜外に出ると残念ながら曇り空だった。虫の大合唱がうるさいくらいに響く中、ふと足元の草を見ると何やらチカチカ光るものがある。はじめ草露が光に反射しているのかなと思ったものの、街灯も無い漆黒の暗闇の中反射するような光は一切無い。
その光るものをよく見ると、それは草むら一面に点々と続いている。私は初めて夜光虫を見た。ホタルほど大きな光ではなく、目を凝らさなければ見えないくらいほんの1ミリ程度の小さな光がチカ、チカと草むらを照らす。あぁ、何と幻想的な。草むらを歩くのを避けて部屋に戻り、思わぬ収穫にひたりながら就寝。



翌朝撮った村の風景↓

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小さな市場に行き、朝食にフランスパンにチョコクリームを塗ったものを食べ、次の町「ウェッソ」へと向かう。

ガタガタのオフロードが途中で舗装路に変わり、久々に見るアスファルトに感動する。アフリカを旅すると「感動」の沸点が下がるのかもしれない・・・。

ウェッソは銀行こそあるものの、まだまだ小さな町だった。
銀行のある町の中心部↓

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バスターミナルはバス会社ごとに点在している。コンゴ、ブラザヴィル行きバスのある「OCEAN DU NORD」社。

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警戒する猫さん↓

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ここではとにかく宿の子供にすごく癒やされた。私を見るなり、外国人を見るの初めて?というくらいの興奮具合で初対面でいきなり「シノワ~!!(中国人)」と言いながら足に抱きついてきて完全にノックアウトされてしまった。

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その後も洗濯する私の周りでちょろちょろとするので、うまい具合に洗濯を手伝ってもらったりする。写真を撮ってあげるとキャッキャキャッキャと喜んでかなり可愛かった。


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髪型もナイス♪

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「この子達も撮って!」と言うので撮ったのだけど。

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ちょっと怖いな;



「おい、俺達も撮ってくれよ!」

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・・・う~ん、子供達の後ではむさ苦しいなぁ。



ソカリブ(Socalib)からウェッソ(Ouesso)への行き方

シェアタクシー 約3時間半 10,000CFA
後ろ半分が荷台になっている白い車が大体ウェッソ行きのシェアタクシー。朝7時~9時くらいに市場付近に行くか、路上で捕まえても席が空いていれば乗車可能。その他の時間帯でも行く車があれば乗れる。前日に宿の人や地元の人にウェッソに行きたいと言うと、知り合い等で探してくれるかも。荷台に乗っている人もいるので、荷台は料金が安いかタダなのかも。



ソカリブ(Socalib)の安宿


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「Auberge(名前無し)」
シングル:2,000CFA
設備:共同トイレ、水バケツシャワー、蚊帳
行き方:イミグレから徒歩10分。
その他:値段なりにどこもボロい。水場にデカいゴキブリが多い。電気が使えるのは夕方から深夜まで。この宿の先に並んで2軒別の宿もあるけど疲れていたので見ていない。
宿泊日:2017.7.26~1泊

ソカリブ



ウェッソ(Ouesso)の安宿


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「Auberge et Restaurant AMELIAS "CHEZ-NOUS"」
シングル:4,000CFA
設備:共同トイレ、水バケツシャワー、蚊帳、扇風機 
行き方:小さな町なのでタクシーに宿の名前を言えば分かる。
その他:多分他にも安い部屋がある。
宿泊日:2017.7.27~1泊

ウェッソ
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【国境】カメルーンからコンゴ共和国~賄賂!賄賂!賄賂祭り!~

Category: カメルーン
カメルーン「モルンドゥー」から次の国コンゴ共和国の「ウェッソ」という町を目指す。

ヨカドゥーマ

このコンゴへの国境、ヤウンデの日本大使館にあった情報ノートで、「10,000フラン(約2,000円)の賄賂を拒否し続けると、他の人に見えない場所に連れて行かれ銃を突きつけられた」とあったので、ドキドキもの!!まぁ3年前の情報なのでその頃よりは状況が良くなっている・・・と信じたい( ̄ー ̄;)

町での聞き込み調査によると、国境までは30分と言う人、1時間半と言う人、すごくかかると言う人など様々。

辺鄙な場所で次の町への行き方を調査している時よく「リアルドラクエだな~」と思うのだけど、ゲームの世界と大きく違うのは、「村人達が教えてくれることがたまに間違っている」ということ(;´∀`)
まぁ今回の場合、「間違っている」のでは無く、ナイジェリア~カメルーン間と同じく、外国人が知らないマイナーな国境がいくつもあるということだった。カメルーンとコンゴの国境には東西に流れる川があり、それを挟んで北がカメルーン、南がコンゴとなっているのだけど、どうやらその川に面していくつもの国境があるらしい。

アジア圏ではいくつか国境があっても外国人が通れる場所は決められていて、それ以外は地元民しか使えないというのが普通だったけれど、どうやらアフリカ大陸ではそういう縛りは無いようだ。

本来一番メジャーな国境がある「ソカンボ」という町に行こうと思っていたのだけど、モルンドゥーからそこへはどうやらかなり遠回りになるようなので、とりあえず聞き込み調査の中でも一番近い国境「Bolozo」へ行くことにしたのだけど、これがそもそもの間違いだった。

国境のある川までは「バイタクで30分くらい」と聞いていたのだけど、このバイタクが外国人を乗せて行ったことが無いようでカメルーンのイミグレを通り過ぎる。私が「さっきのイミグレじゃ・・・?」と言うと何やら2人で話し合って(1台のバイクに3ケツしている)イミグレに戻るも、人がいなくて暫く待ち、更に出国スタンプは別の人が管理しているとのことでその人が来るのを待ち、結局1時間以上待たされた挙げ句、最後に「2,000フラン(400円)」と賄賂要求されるも、「またまたご冗談を~」と笑って誤魔化し立ち去る。(内心「こんだけ待たせて何が金じゃい!」と思っている。)

そこから数十年放置された登山道のようなぬかるんだ道をバイクで走るも、道が悪すぎて3ケツしているバイクでは先に進めず、半分くらいは歩いた。

国境の川に着き、手漕ぎボートで対岸(コンゴ側)へ。
ボートは「2,000フラン」だの「4,000フラン」だの言うものの、他の人が払っている様子が無いので無視すると、結局は無料だった。

対岸に着き、ボロ小屋にいた職員にパスポートを渡すと、

「入国スタンプ、7万フラン」と一言。

・・・約1万4千円。

何て可愛気のない賄賂代!!(゚∀゚;)

こんな人も来ないようなショボい村で、まさかの過去最高額の賄賂要求!!

たかだか数百円の賄賂ですら出したくない私がここでハイどうぞなどと出すはずも無く、あぁ出た出たと思っていると更に、

「それと、ここからウェッソへ行くバイタク代が5万フラン」

・・・約1万円。

いやいやいやいやいやいやいや。

え?何?
合計2万4千円?たかが国境の次の町に行くまでに?
もう笑うしかない。

「お金が無いから無理。ここに銀行無いでしょ?」

「それにビザ代を既に払ってるのに、入国するのにお金がいるなんて知らない。ちょっと日本大使館に電話して聞いてもいい?」

と、これみよがしにカメルーンの日本大使館で職員さんに貰った名刺とスマホを出すと、ちょっと見せろと名刺を取り上げられ、結局最初に言っていた「入国スタンプ7万フラン」は払わなくて良くなった。

数百円なら出す人もいるかもしれないのになぜ最初からそんな高額設定にするんだろう。バカだなぁ~と思いつつ、まだバイタク代の問題が。

職員とバイタクはどうやら結託していて、ここで職員に5万フランを払わないと入国スタンプも押してくれない。なんじゃそりゃ。

「銀行無いし、お金無いから無理」と言っていると、私の荷物検査が始まり、バックパックの中身を全て出されポーチの中まで全部チェックされたけど、私は財布には少しのお金だけ入れ、高額紙幣やドルとユーロは全て服の下のウエストポーチに入れているので見つからず、幸い女性職員もいなかったので身体検査まではされなかった。
金目のものも探しているようだったけれどPC、カメラ、スマホくらいしか無く、「スマホくれるならいいよ」と言われたものの、ハイどうぞとあげるわけもない。

カメルーンに戻って違う国境から行くことを既に考えてはいたけれど、私のカメルーンビザはシングルで、既に出国スタンプが押されていることが問題。

※観光ビザにも色々種類があり、通常は1回入国できる「シングルビザ」を取得する。シングルビザは再入国する際にはもう一度ビザを申請しなければならないが、2回入国できる「ダブル」、期間中何度も再入国可能な「マルチ」などもある。普通はダブル、マルチとなるほど金額が高くなるが、国によっては同じ料金の場合もある。

結局お金が無いというのを信じた職員は「じゃあここでは私が払うから、ウェッソに着いたらお金を降ろして必ず彼等に渡してくれ」と言う。どうやらバイタク代5万フランは値下げ不可能なようなので、ここで私は腹を決めた。


「もぅコンゴ行かない。カメルーンに戻る。」


ここでバイタク代5万フランを払うよりも、カメルーンの職員に多少賄賂を握らせれば再入国くらい出来るだろうと考える。再入国し、別の国境から入国しよう。

その後職員がパスポートのコピーと何やら必要書類を作らないといけないとかで軽~く3時間ほど待たされる。

待っている間、昼ご飯を分けてもらい若干懐柔されるも、おもむろに職員が無言でコン◯ームを見せてきて奥の休憩所のベッドを指差してきてゲンナリする。←当然無視、というか「それが何?」ともはや無反応な私( ゚_ゝ゚)シラー
コン◯ームはそのまま机の上にぽいっと置かれた。

何かよく分からない書類を受け取り、バイタクで来たぬかるんだ獣道を歩いて戻る。

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↓大きな木のようにまとまって生えている竹。

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竹って放おっておくとこんなになるんだ・・・。


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写真は明るいけど、実際日光は遮られてかなり暗い。一人だったら怖かったけど、運良く中心部へ向かう女性グループがいたので良かった。



カメルーンのイミグレで「こんなに賄賂を要求された!」と声高に言うと、「コンゴはダメだ!カメルーンではそんなことないから安心しろ!」って・・・アンタついさっき「2,000フラン」って賄賂要求したよね?と言いたかったのをぐっと堪える。結局賄賂要求も無くアッサリ通してくれた。

こうしてゆうに7時間かけて元いた場所に戻って来た私。。。

顔見知りになっていた食堂に行き、とりあえずコーヒーを飲みながら店の人に事情を話し、遠回りになるけどメジャーな国境のソカンボに行こうかな~と言っていると「ここからソカンボはすごく遠回りになるよ!それよりも"ソカリブ"の方が近くていい」と言う。また変なことにならないかな~と思ったものの、その町からウェッソまではシェアタクシーがあり5万フランもはしないと言うので、イチかバチかそのルートで行ってみることにした。

ただシングルビザにも関わらずダブルエントリーしちゃっている私。さっきの職員には「ノー・プロブレム!」と言われたものの、やっぱり不安;(一応職員の電話番号は聞いておいたけど)
バイタクでソカリブの国境へ行き、ドキドキしながらカメルーン側のイミグレでダブルエントリーの事情を説明していると、

「事情は分かった。ちなみにモルンドゥーのイミグレではいくら払ったんだ?」と言う。

「払ってないよ。職員さんはカメルーンはいい国だから賄賂要求なんてしないって言ってたしね!」と意気揚々と応える私。

多分値段を言っていたらここでも同じ料金を支払わされていたのだろう。結局そのまま賄賂も無く通してくれたのだけど、説明している時にコンゴ側でもらった書類を見せると、

「これはコンゴで絶対見せてはいけないよ」と言う。

「えっ!?何て書いてあるの?」

「コンゴに入国させません、って書いてあるよ」

ま、まさかの入国拒否の書類だった!!(;゚Д゚)
コンゴの職員、「あんたもぅ入国出来ないよ」なんて一言も言わなかったのに何ソレ!いや、英語があんまりだったからもしかするとフランス語で言っていたのかもしれないけれど。
書類はフランス語で書いてあるから読めなくて、てっきりカメルーン側に対して「来たけど戻しましたよ~」的なことが書いてあるのかと思っていた。更にソカンボのイミグレにも連絡すると電話していたので、もしソカンボの国境に行っていたら入国出来なかったかもしれない;ネット環境も無いからさすがにここのイミグレまで情報はいっていないだろうけど更に募る不安(-д-υ)
まぁコンゴでこれを見せるつもりは無かったけれど、カメルーン側で見つかってよく通してくれたなぁ・・・;



そんなこんなで本日2ヶ所目のコンゴ国境「ソカリブ」のイミグレへ。
両国間の国境には川が流れているので渡し船で渡る。

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そしてここのイミグレでもさも当然のように「入国スタンプ、お金」と言われる。


「お金は無い。ここには銀行無いでしょ?」

「いくらなら払えるんだ?」

「ちょっと日本大使館に電話・・・(以下略)」


という流れで結局ここでも賄賂は払わず通過できた。日本大使館様様!!先程の書類で入国拒否されていることが判明したものの、やはりここまでは伝わっていないようで良かった。

無事入国スタンプをもらった後、別の小屋でまたパスポートチェックがあり、その後警察署に滞在登録?のようなものをしに行き、ここでも「5,000フラン」と言われるが、連れて行ってくれた人が何やら説明して払わなくてよくなった。(後で聞くと旅行者は払わなくていいとのこと)

朝7時に宿を出て、夕方5時にようやく宿にありつけた。初めからこの国境を使えば何てこと無かったのだけど、いざ行ってみるまで分からないのがアフリカという場所。。。

ふぅ~、、、

今回も長かったなぁ~(-д-υ)

ソカリブからウェッソ(コンゴ)への行き方と安宿情報は次の記事(コンゴ編)で。



【カメルーンで使ったお金】
234,980CFA(約46,270円)
1XAF=0.196JPY
旅行期間:2017.7.5~7.25(約3週間)
※上記金額に含まれないもの:コンゴビザ(50,000CFA)、コンゴ民主ビザ(75,000CFA)。



カメルーンからコンゴ共和国への行き方

●ロンプラには載っていない国境が沢山あり、変な場所に行くとそこからの交通手段が無くて困るので要注意。

●一番メジャーな国境は「ソカンボ(Socambo)」という国境の町を通ってコンゴ側「ウェッソ(Ouesso)」に行くルート。どの国境も渡し船で対岸に渡らないといけない。渡し船は無料の所と有料の所がある。

●モルンドゥーに興味が無い場合はヨカドウマ(Yokadouma)からウェッソ行きを探すと楽。地元民情報によるとヨカドウマからMambeleで降り、シェアタクシー(ミニバス?)に乗り換えてソカンボまで行けるらしい。

●モルンドゥーから直接ソカンボに行く場合
Mouloundou~Socanbo バイタク 20,000~25,000CFA
Socambo~Ouesso バイタク 2,000CFA

●モルンドゥーからMambeleに戻りソカンボに行く場合
Mouloundou~Mambele バス(朝発)2,000CFA又はバイタク 7,000CFA
Mambele~Socanbo シェアタクシー(ミニバス?)5,000CFA

●私が実際通ったモルンドゥーからコンゴ側ソカリブ(Socalib)を経由してウェッソへ(Ouesso)行く場合
①Mouloundou~Socalib(カメルーン側) バイタク約1時間半 4,000CFA
※雨期でなければもっと早いかも。ソカリブは地元では「タンタン」とも言う。

②川の渡し船 500CFA
※川を渡ってすぐコンゴのイミグレがある。

③Socalib~Ouesso
シェアタクシー 約3時間半 10,000CFA
後ろ半分が荷台になっている白い車が大体ウェッソ行きのシェアタクシー。朝7時~9時くらいに市場付近に行くか、路上で捕まえても席が空いていれば乗車可能。その他の時間帯でも行く車があれば乗れる。前日に宿の人や地元の人にウェッソに行きたいと言うと、知り合い等で探してくれるかも。荷台に乗っている人もいるので、荷台は料金が安いかタダなのかも。

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【国境】バックパック紛失!?~ナイジェリア(カラバール)からカメルーン(リンベ)への行き方~

Category: ナイジェリア
カラバールから船でカメルーンに入るはずだったけれど、予定していた船が見つからず結局陸路で行くことにした私。

まずは「イコン(Ikom)」という国境手前の町へ行くべく、宿の人が教えてくれたタクシー乗り場へシェアタクシーで向かう。

イコン行きシェアタクシーはすぐ見つかり、朝食になりそうなものが無いかその辺をウロウロしている時にふと重要なことに気がついた。



・・・バックパックが無い。



カメラやパソコン等貴重品が入ったサブバックはしっかり持っているものの、メインで担いでいる服などが入った大きなバックパックが無い。

いや、「無い」というか、、、。



さっきのタクシーのトランクに忘れてきた(゚д゚;ll)



え~っと、、、

どうしたらええんやろ。。。

とりあえずイコン行きのドライバーに言ってみる。


「さっきのタクシーにバックパック忘れて来たんだけど・・・」

「えっ!タクシーの電話番号は知ってるのか?」

「宿の前で捕まえた流しのタクシーだから知らない」

「タクシーのナンバーは?」

「知らない」

「君、そりゃもぅ無理だよ!」


・・・だよね!!!( ;∀;)

まぁ常々「この重いバックパックいっそのこと盗まれんやろか」などと思っていた私だけど、いざ無くなるとちょっと焦る。やっぱり無くなると困る!・・・ものは何も入っていないことに気づき冷静になるものの、とりあえずそのタクシーを一緒に止めてくれた宿の男性に電話してみると、意外な答えが。


「大丈夫!僕は彼のこと知ってるからきっと戻って来るよ!そこで待ってなさい」

「えっ電話番号知ってるの?」

「いや、知らないけど、彼のことは知ってる。いい人だから大丈夫!」


え~、、、本当に大丈夫だろうかと半信半疑でソワソワしながら待っていると、何と暫くして道の向かいに止まったタクシーから、私のバックパックを持って駆け寄って来る男性が!!!



ままマジか~!!!Σ(゚д゚)



私は何度もお礼を言いつつ急いでチップを用意しようとしたのだけど、運転手は私にバックを渡すなりさっと車に戻って走り去ってしまった。

周辺にいた地元民も戻ってきた私のバックパックを見て

「えっ!?戻ってきたの!?君はすごくラッキーだよ!!」

と驚いていた。

ナイジェリア人、最後にしてちょっと見なおしたよ・・・。あぁ、チップを渡せなかったのが非常に心残り。始めから用意しておけば良かった~!
しかし何ていい人なんだ・・・( ;∀;)

うぬ、ナイジェリアを出る頃になって気を抜きすぎだ。気をつけなければ;



そんなこんなありつつ、イコン行きシェアタクシーはなかなか定員が集まらず、2時間待ってようやく発車。まぁ2時間なので短い方か。

↓イコン行きのタクシーは2人用後部座席に私を含む3人とスポンジ・ボブ。

P7051319.jpg

隣りのおばちゃんが息子のために買った誕生日ケーキ。
コレぬいぐるみじゃなくてケーキ。
マジパンでガチガチに固めてあって粘土のよう。暑いから溶けないようになんだろうけどそれにしても食欲は湧かんなこのケーキ・・・。

イコンまでは約4時間とそう長くは無かったのだけど、とにかく車内がキツキツでお尻と足がしんどくて非常に疲れた。
到着したのが14:30だったので、この日はここで1泊して翌朝国境へ向かうことに。しかし車内で「カメルーンに行く」と話していたので、同乗者が車を降りて世話をやいてくれる。


「この子が国境に行きたいんだけど、いくらだ?」

と、タクシー運転手に聞いてくれる。

「1万ナイラだ」

「1万ナイラ!?もっと安くならないのか?この子は学生なんだ。」


もちろん私は学生ではない。

34歳、住所不定無職である。

先ほどの車内の会話の中でこのおじさんが何をしているのかと聞くので「デザイナー」と言ったのだけど、どこをどう間違えたか「スチューデント(学生)か!」と言われ、訂正するのも面倒だったので「うん、そう。」と適当なことを言っていたのだ。(デザイナーでもない。)


「ナイジェリアで一人で勉強してるんだぞ!もっと安くしてあげてくれ!」

お、おじさん、もぅいいよ~(;・∀・)

「じゃあ5,000ナイラでいいよ」


まさかの学割きいた~。

しかし5,000でも高い気がするしどの道ここで1泊したかったので、交渉してくれたおじさんにお礼を言って宿にチェックインする。



イコンの町並み。

P7051329.jpg

町というか多分村。
規模は小さそうだけど、道路沿いにはここからナイジェリア、カメルーン各都市へ向かうシェアタクシーやバスでいっぱい。カメルーンのリンベ行きなどもあったけれど、国境で置いて行かれることも懸念してやはり刻んで行くことに。

国境近い町と言えど、外国人はすごく目立つ。

道に出るなり、「写真撮ってくれよ!」と声がかかる。

P7051322.jpg



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変な藍染めTシャツなカノで染め物工場で買ってしまったもの。
明らかに古着のリメイク品だけど綿100%で意外に着心地がいい。

小さいながらもマーケットがあり、そこでスイカを買っている最中に「こんな所に外国人がいるぞ」とばかりにわらわらと人が集まってきて取り囲まれたので、急いでその場を離れる。

宿はレストランバーが併設されていたのでナイジェリア最後の晩餐。

20170705_185741.jpg

暗い上にスマホだったので写真映りが;
他の人が食べていたやつを指差し注文したのだけど、モツカレーのようなものだった。何のモツかは分からない。細かく切られているのならまだしも子供の拳大のものがゴロリと2個入っていて、かぶりつくも噛みきれない。結局肉を残してルー?だけ食べた。ルーはだしが出ていて意外と美味しかった。

この後レストランの女性スタッフに「一緒に話しましょうよ~」と絡まれるものの、ちょっと気乗りしなかったので丁重に断る。最後までやはりナイジェリアは絡みが多い。



翌朝8時に宿を出てタクシー乗り場へ行き、国境のある「エコック」へと向かう。
前日学割で5,000ナイラと言われたが、結局タクシー乗り場での言い値は2,000ナイラからだった。沢山の客引きに囲まれる中呆然としていると一人のおやじが「1,000ナイラでいい」と言った瞬間、他の客引きはサ~ッと引いていった。
結局そのおやじのタクシーに乗ったのだけど、国境の審査で「なぜそんなに時間がかかるんだ!?2,000ナイラ払え!」と言ってきて、面倒くさいので分かった分かったと言っていたら調子に乗って最終的には「3,000ナイラだ」と言ってきたが、無視して2,000ナイラ払ってさっさと車を降りると追っては来なかったので、2,000が相場なのだろう。
(結果的にはオカダで行くのがもっと安い)

国境の審査で時間がかかったのは私のせいでは無く、前に待っている人が数人いたのと、パスポートディティールを控えるのがパソコンでは無く手書きなので、やたら時間がかかっていたため。タクシーのおやじは賄賂を払わないといけないと言っていたが、賄賂要求も無く手続き自体は問題無くスムーズ。現地の人の方が時間がかかっているようだった。



無事カメルーンへの入国が完了し、エコックからは「リンベ」という町へと向かう。直通バスが見当たらず、途中の町までまたシェアタクシー。

タクシーのフロントガラスにこんなシールが。

P7061331.jpg

お金無しでは友も無し!笑
そんな「No music No life」なノリで。う~ん、こういう国で見るとジョークに見えないw



そうしてカメルーンに入ってまず思ったこと。

道がきれい!!!

ナイジェリアでは舗装路でも穴だらけで、車は右往左往しながら進むのだけど、カメルーンは穴が全然無いし、未舗装路も無い。すぐ隣りの国でこんなに違うものなのか、、、と思ってしまった。

そして民家に「色」がついた。
ナイジェリアを出てから気付いたのだけど、思えばナイジェリアの家は田舎の方は赤茶色の土壁で、町の方は灰色のセメント壁に、屋根は共通して赤茶に錆びたトタン屋根。

カメルーンに入ると、家は白く塗られていたり、屋根は青く塗られた木製だったり。

今思うとナイジェリアのちょっと荒廃した雰囲気が残っているのは、ただ作っただけの飾り気の無い無機質な家のせいなのかもな~・・・。



怯えつつも旅したナイジェリアだったけど、特にトラブルも無く出国できて一安心。
ナイジェリアの人達は思っていたよりも優しく、おせっかいなくらい世話を焼いてくれる。まぁここぞとばかりにガツガツくるのがたまにキズだけど悪気は無いので仕方無い(;^ω^)
今後ナイジェリアを旅する方いれば、地元の人にヨルバ語とハウサ語を教えてもらって使いまくることをお勧めします。すごく喜ぶのでその反応がまた楽しかった。



【国境】カラバール(ナイジェリア)からリンベ(カメルーン)への行き方


【航路】
情報ではカラバールから火・金曜にリンベ行きの22:00発の船(5,000CFA)があると聞いたが、見つけられなかった。
「Shoreline」という場所から火・金曜の朝8時発のフェリーは15,000CFA。その他の曜日も運行している船があれば便乗して乗ることが出来るが時間や値段は運行主次第。私が聞いた時は18,500CFAだった。結局乗らず。

【陸路】
①カラバール市内~イコン行きシェアタクシー乗場
宿前からシェアタクシーで「Ayade Park」、約10分、100N。
・ワットマーケット内にも乗り場はあるので、宿から一番近い乗り場に行けばOK。

②カラバール(Calabar)10:20発~イコン(Ikom)14:30着
シェアタクシー 約4時間10分 2,000N
・8時半くらいに着いたが定員が集まるまで2時間待った。もっと早く出るか他の乗り場の方がいいかも。

↓イコンで1泊して翌朝出発。
③イコン(Ikom)7:30発~国境・エコック(Ekok)8:00着
タクシー 約30分 2,000N
・タクシーは路上にもいるが「メインパーク」に行けば言い値は2,000から。メインパークは宿がある所から徒歩10分くらい。国境行きのシェアタクシーやバスは無かった。タクシーは国境を越えてナイジェリア側のバスターミナルまで連れて行ってくれるが、均衡地帯やバスターミナルまでは徒歩で行ける距離なので、国境までオカダ(バイクタクシー)を使った方が安いかも。
・イコンからはリンベやドゥアラ行きのバス(シェアタクシー)もあったが国境で置いて行かれるのを恐れて使わなかった。(アブジャやラゴス行きもあり)
・国境はどちら側も賄賂要求無くスムーズだが、順番待ち+要領の悪さで若干時間はかかる。
・エコック(カメルーン側)で商店兼両替所が数軒あり。

④エコック 9:20発~クンバ(Kumba)13:00着
シェアタクシー 3時間20分 8,000CFA
・リンベ直通が無かったが、行く人が多ければ行く、という雰囲気。値段は高いが乗客3人で乗り心地は良かった。

⑤クンバ 13:20発~謎の街 15:20着
ミニバス 約2時間 1,800CFA
・リンベまで行くと言っていたのに途中で乗り換え。

⑥謎の街 15:20発~リンベバスターミナル(Gare Routiere de Limbe/Mile4)15:40着
ミニバス 約20分 200CFA

⑦リンベバスターミナル 15:55発~中心部宿 16:10着
シェアタクシー 約15分(少し渋滞)250CFA


★ナイジェリアナイラ(NGN)→カメルーンフラン(CFA)への両替レート(2017年7月6日)
ナイジェリアナイラは弱いので正規レートよりもレートがかなり悪くなる。ナイジェリア側の国境には両替商が見当たらなかったので、両替はカラバール等である程度済ませておいた方がいい。国境付近にATM等は無いのでナイジェリアナイラはなるべく使いきってドルやユーロで両替するのが無難。

●正規レート
1,000N→1,824CFA/2.78EUR/3.17USD

●両替レート(カメルーン側国境)
1,000N→1,587CFA
※カメルーンビザを作った時のレート換算は1,000N=1,610CFAだったのでかなり悪いが、両替商も少ないので言い値より上がらなかった。地元の人も言い値で両替。


イコンの安宿


P7051324.jpg


P7051320.jpg
※写真は3,000の部屋。

「LISBON HOTEL」
シングル:2,500~5,000N
設備:水シャワー、ファン、レストランバー併設
行き方:町は小さく宿も少ないので宿の名前を言えば分かる。
その他:隣りのホテルは5,000N(エアコン、ホットシャワー)から。
宿泊日:2017.7.5~1泊

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【国境】ベナンからナイジェリア~名物セメ国境の今~

Category: ナイジェリア
いよいよこの日が来た。

今まで行った国の中で一番怯えているためなかなか踏ん切りがつかなかったものの、ベナンの滞在期間に迫られる形でナイジェリアに向けて出発。

怯えているのは治安のせいもあるけれど、逆ルートでナイジェリアから来たH田さんに本当に気をつけてと散々口を酸っぱくして言われたのと、ベナンの日本大使館の方からも私が行くルートは危険レベル1、2だとしても「とにかく陸路では行かないルートを考えて欲しい」と散々脅されたためだ。ナイジェリアにある在日本大使館の職員は外出の際は必ず防弾チョッキを着用することを義務付けられているとも;

※危険レベルとは外務省が発行している各国の危険度。レベル1~4まであり、数が大きいほど危険度も高い。

ナイジェリアでは北東部を拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」がいる。
数年前北東部の女子学校を襲撃し、200人以上の女生徒が拉致され、帰って来た女生徒の多くが妊娠してしまったという非道な事件は日本でも報道されたので知っている方もいるかもしれない。
他にも拉致した女性や子供を脅し、爆弾を持たせて自爆テロを起こすというとにかく極悪非道という言葉では言い切れない卑劣な事件も。ISILにも忠誠を誓っているのでISILがテロを呼びかければ実行に移す可能性も大。
更にボコ・ハラムは資金難から外国人をターゲットとした身代金誘拐事件も多数起こしている。(その他の事件は外務省海外安全ホームページを参照。)

調べれは調べるほど殺人、強盗、強姦、詐欺・・・とにかく危ないやん!と思うものの、これでもベナンからカメルーンに陸路で抜けるにはこの国を通るのが一番「マシ」なのである。
ナイジェリアを避ける場合に通らないといけないニジェールとチャドは危険度MAX、レベル4(退避勧告)の真っ赤か!!!



まぁ、、、そんなに怖いなら行くなという話なんだけど。

やっぱりそこは好奇心が勝ってしまうんですよ。

「悪いニュースでしか知らない国」が一体どんな場所なんだろうって。悪人しかいない国なんて無いと思うし・・・多分;

H田さんが会った日本人女性チャリダーが言うには「ナイジェリア人は女の子には優しい」らしいので、それを信じて行くことにしょう。もはや女の「子」ではないけれど。
というか、アフリカをチャリで横断している女性って!どんだけ変態!会ってみたい!笑



前置きが長くなったけれど、国境の話へ。

「セメ(Seme)」という町にあるこの国境、以前のセネガル国境「ロッソ」同様、悪名が高い。とにかく賄賂、賄賂、なものの、数年前新大統領になって以来「賄賂撲滅運動」をしているためちょっと和らいできたとの情報も。

国境を越えて一番始めに泊まる町は「ラゴス(Lagos)」という町なのだけど、これまた調べるとヤバそうな都市だったので私は宿をとることすら怖くなりカウチサーフィンを使うことに。カウチサーフィンの方がヤバいんじゃ?という気もあったけれど、結構信用出来そうなホストがいたので。

そんなホスト・Jさんは私がナイジェリアに向かう前にセメ国境の注意点をメールで沢山送ってくれた。

Screenshot_2017-06-26-18-35-38.png

まぁどんなことが書いてあるかと言うと、

「イミグレ職員は入国スタンプを押すのにお金を要求する。1,000ナイラ(約300円)払うか、払わず言い合いで3時間拘束されるかだ。」

「ナイジェリアではただお金を払いさえすば開放される」

的なこと・・・。

しかし、「私はお金を時間で買う」みたいに書かれてるけど、賄賂に関しては私は極力時間をかけてでも払いたくない。確かに小額だけど、急ぐ予定も無いし暗くなる前にラゴスに着ければいいのだから。
ちなみにJさんは南アフリカ出身。



ラゴスまでは車で3時間の距離だけど、まずそんな時間で行けることが無いのは分かっているので、朝8時前に宿を出発。

ダントッパ市場のセメ行きシェアタクシー乗り場へバイタクで移動。
定員集まり次第出発のシェアタクシーは、メーターが全て壊れているボロいセダンで、助手席2人、後ろ4人+子供1人、その後ろに3人の計9人の乗客を乗せてぎゅうぎゅう詰めで出発。

早々にガス欠で停止というハプニングがあったものの、1時間ちょっとで無事セメに到着。

タクシーを降りた瞬間からバイタクの勧誘がすごい。
「イミグレまで遠いし、雨で道が悪いからバイタクを使った方がいいよ!」と言ってくるものの、歩ける距離ということは知っているので無視。

それにJさんはベナン側の方が両替商が多いから、ベナン側で両替を済ませた方がいいとも言っていたので、ここで両替をしないといけない。

ナイジェリアには闇両替レートがあり、公式為替レートより闇両替の方がかなり得になるので、ナイジェリアで使う分のセーファーを事前に用意していた。H田さん曰く町中よりも国境が一番レートが良かったとのことなので、出来ればここで全て両替しておきたい。

しかしここでの両替にかなり手こずってしまった。
海外での両替の鉄則は「両替したその場で金額を確認すること」。当たり前だけど、もっと言えば「両替商が一度でもお金に触ったら数え直し」。
ここ最近どの国もATMで引き出すことが多いので久々の両替だったのだけど、まぁちょろまかすちょろまかす!!

ナイジェリアの最大通貨が1,000ナイラ札(約300円)なもんだから数万円両替するとなると数センチの札束になる。
「一緒に数えるぞ」と両替商の手で数えた時は合ってたはずなのに、お金を受け取って自分で数え直すと10枚で仕切られている筈が5枚だったり4枚だったり・・・もぅその鮮やかさには「よっ!マジシャン!」と言いたくなるほどだっけど、これが人を変えて2回、3回続くとうんざりする。中には端数の8,000ナイラを800ナイラで渡してきたり。ベトナム通貨ほどゼロ多くないんだから誰でも気付くよそんなの!

何度か繰り返し分かったのが言い値の最大額を越えると「OK!OK!」と言いながら、ちょろまかしてくるということ。この時何軒か当たった最大額が1万CFA=6,150ナイラで、それを超えた6,200とかになると100%詐欺られる。

そうこうしている内に、ナイジェリアの方が別の国の通貨欲しがってるんだから、そっちで交換した方がレートがいいんじゃないかと思い、結局端数だけ両替して国境へ向かう。

1時間も費やして両替出来たのは持ち金の5分の1・・・何やってるんだろう私;

その辺の人に道を聞きながら未舗装のぬかるみ道を歩く。
連日の雨で出来た大きな水溜りを回避しながら歩くのは容易ではなく、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、国境へ向かっている人はみんなバイクタクシーに乗っていて歩いているのは地元民と私ぐらい。途中「何でバイク乗らないの?」と聞かれ、私も「何でだろう・・・」と返す。まさかこんなぬかるみ道だとは思っていなかったので、ちゃんと信じて乗れば良かった;

体感的に20分くらい歩いたところでベナンのイミグレに到着。
木で作られた小さな小屋でパスポートチェック。問題無く通過。

ここからナイジェリア側のイミグレまでの道が更に酷かった。大きな水溜りは道の端から端まで広がり、迂回路は無く、地元の人は靴を脱いでズボンやスカートを捲り上げて歩いている。その深さ、膝の下・・・。
もぅここまで来ると私もそうするしか無いので、靴を脱いでズボンを膝の上まで捲り上げ、何とか浅瀬を探しながらザブザブと進む。

泥水で汚れた足を靴下で簡単に拭いてスニーカーからクロックスに履き替えながら思う・・・何やってるんだろう私;

巨大な水溜りの障害を越えた先に、ようやくナイジェリアのイミグレらしきものが。

しかし、、、何コレ???(゚д゚;)

簡易公衆トイレを2つ並べたくらいの大きさの掘っ建て小屋が、道の両脇にずらっと並んでいる。更にそこに入っている人達がみんな私を呼ぶ。

な、何なんコレ???

とりあえず全部無視しよう!と早足で突っ切ると「カムバック!」と私を呼ぶ一際大きな声が。後ろを振り向くと一番始めの掘っ建て小屋の上に赤い看板で「IMMIGRATION OFFICE」と書かれていた。無視しすぎて危うく密入国するところだった。



①パスポートチェック(台帳記入)の小屋

小屋の一つでまずはパスポートチェック。パスポート番号やら何やらを2人の男が台帳に書き写す。入国カードのようなものも男性が記入。とりあえず賄賂要求をされる前にこちらから仕掛けなければと事前に調べておいたハウサ語を連発。ウケはバッチリで男達は「ビザ1ヶ月?足りない足りない!ナイジェリアはいい所だから君は入国してからビザを延長するべきだよ!」と上機嫌。

そうこう話している内に別の男性が来て、今からナイジェリアのラゴスに帰るところと言う。これは付いて行きたい!と思ったものの、その男はパスポートにお金を挟んで係員に渡した。あー地元の人もこんな当然のように賄賂払うのか!と思って見ていると、その男性は

「お釣りをくれ」

と一言。

えっ賄賂ってお釣りがくるもんなの!?( ̄ー ̄;)

しかも更に驚いたのが、お金を受け取った係員も「ちょっと待て」と隣りの小屋に行った後、さも普通であるかのようにお釣りを渡していた・・・。(多分1,000ナイラ渡して500ナイラのお釣り)

現地の人が払ってるならこれは払うしかないかもな~と思っていると、結局ここでは賄賂要求はされずに普通に開放された!ラッキー!でも賄賂を払った人の方が先に通過。



②入国審査(入国スタンプ)の小屋

そして隣りのブースの入国審査へ。
開口一番ハウサ語で「イナクワナ!?(元気ですか)」と言うと爆笑する女性職員。これはここも大丈夫かもしれない。


職員「ナイジェリアにはどのくらい滞在する予定なの?」

私「2、3週間くらいだと思います」

職員「どこから来たの?」

私「コトヌーです」

職員「何か私に渡すものは無い?」


・・・完全な賄賂要求。が、ここはアホのふりをする。


私「え?渡すもの?」

職員「何か私にお土産は無いの?」


お土産!その言葉頂いた!


私「ごめんなさい!お土産何も用意してなかったよ!こんなものしか無いけど・・・」


申し訳なさそうにコトヌーで買ったスナック(小)を手渡す私。
手渡されたスナックを一瞬見つめ、爆笑する女性職員。


職員「いいでしょう。あなたに1ヶ月の滞在期間を与えます」


そう言って女性職員はパスポートに入国スタンプをバン!と押し、その下に手描きで1ヶ月先の日付を記入した。

P7061338.jpg

ビザの期間は1ヶ月。1ヶ月で当然だろ!と思うものの、ここは「入国審査」。恐らくここでこの女性の機嫌を損ねると期間が短くなるのかもしれない。しかし今まで入国審査なんてただパスポートにスタンプを押す場所だと思っていたけれど、ここでは初めて「審査されてる感」があった。



よし!入国スタンプも押されたしもぅOKだ!と足早に去ろうとするものの、ずらりと並んだ小屋からチュッッチュ、チュッッチュとひたすら呼ばれる。(この辺りでは口を鳴らして人を呼ぶ)

一体どれがほんまモンなん!;
絶対偽物紛れてそうやし!

また無視して通りすぎようとすると、黄色い紙をかざして呼ぶ小屋が。あ、ここはヘルスチェックか、とその小屋に行くと、まずその隣の小屋へ行けと言われる。



③よく分からない紙を書かされる小屋

その小屋には男2人がいて、パスポート番号やら何やらを書かされたのだけど、それがまた印刷も薄いしょぼい用紙だったので、もしかしたらここは寄らなくても良かった場所なのではと思う。

男の内1人はボスの補佐というかスネオ的な存在で、私の連打ハウサ語でもぅ彼のハートは私のものと言わんばかりにゲラゲラと笑ってくれたのだけど、もぅ1人の男はいかにもボスですと言わんばかりに全く笑わない。これは手強い相手だ!どうやってこいつを崩そうと半ばお笑い芸人のような心境に陥る。

いくつかの質問をされた後、


ボス「ギブミーマネー」


その巨体から発せられたとは思えないほど蚊の鳴くような声で言うので、「え?何て?」とシラを切るも、今度はハエが飛ぶくらいの声で


ボス「ギブミーサムシング


あぁ、サムシング(何か)ね!それ頂き!


私「ごめんなさい・・・こんなものしか無いのだけれど」


と、さっき女性職員に渡したのと同じスナック(小)を男性2人に1個ずつ渡す。
スネオはお前は箸が転んでも笑う年頃かと言わんばかりにまたゲラゲラ笑っていたのだけど、肝心のボスは未だクスリともしない。やばい、すべったか!?


ボス「・・・何だこれは?」

私「え、スナック。これすっごい美味しいんだよ!」


ここでようやくボスがニヤリと笑う。
頂きました!!
無事パスポートも返され、次のイエローカードチェックへ。

しかし一体いくつの賄賂ポイントがあるのか。
H田さんは「女性は賄賂要求されないらしい」とか言ってたけどガッツリされてるし!何なん!?もう女の「子」じゃないから!?それともビジュアルの問題!?



④ヘルスチェックの小屋

ここは女性2人に男性1人、明らかにそんなに必要無いだろうという人数体制。
イエローカード(黄熱病ワクチン接種証明書)を提示して、体温を測って終了、、、なはずだけど、女性職員は私のイエローカードをさも珍しいものでも見るかのようにしげしげと眺めて返さない。
もちろん黄熱病のワクチンさえあれば入国可能なのだけど、過去ここで髄膜炎ワクチンを打っていない等と難癖をつけられたというブログも読んだので、怯える私。(そのためにベナンで髄膜炎ワクチンも打とうと思ったのだけど予想以上に高かったため断念したのだ。)
しかし先ほどの隣りの小屋で楽しく釈放されたからか、危うい雰囲気はあったものの賄賂要求無く通過できた。ちなみにこの小屋のテーブルには没収されたものなのか、賄賂要求の見本なのか、イエローカードが無数に散乱していた;



こうしてようやく国境を通過出来たものの、私にはまだ「両替」という試練が残されている。が、イミグレを越えて舗装道路に出たものの、両替商が1人もいない・・・え?何で?(;゚Д゚)

思えばベナン側でも両替商はイミグレから離れたタクシー乗り場にあったから、もしかするとちょっと離れた場所にあるのかも、と先に進むも一向に見当たらない。

結局不本意ながらバイタクに聞いて乗せて行ってもらうことにしたのだけど、

えっ!?

さっきのイミグレに戻ってるやん!!

ようやく切り抜けた掘っ建て小屋を逆戻りする私・・・。さっきお菓子を配った職員達がなぜかバイクに乗って戻って来た私を見て再び爆笑。

結局両替商はナイジェリアのイミグレの手前に並んでいた。
完全無視を決め込んでたから全然気づかなかった;
もっとちゃんと呼んでよ!←八つ当たり

ここの両替商もまたベナンと同じ金額を越えるとぼってくる。
ベナン側よりちょっとだけいい値段になったところで全額両替した。と言っても微々たる違いなのでベナン側でも同じくらいの額にはなったかも。

国境よりも両替の方がはるかに時間がかかって疲れた。



しかしここで終わりでは無く、ここから更にラゴスまで移動しないといけない。時間は12時。既にコトヌーを出て4時間近く経過している。その半分くらいの時間は両替に使っている。・・・何やってるんだろう私;

シェアタクシーに乗り込みラゴスへ向かう。

国境を越えてすぐ警察官が車両チェックするポイントがいくつかあるのだけど、車が来るとガラガラ・・・と長い台車のようなもので道を塞ぐ。台車には強行突破を防ぐためかそのまま上を通ると絶対パンクするような大きな「トゲトゲ」が付いていた。
前を走っていた民間っぽい乗用車は明らかにお金を渡していたけれど、私達の乗ったタクシーは既にシャバ代を払っているのか、顔が効くのか挨拶をしてそのまま通過していた。
途中2箇所ほどパスポートチェックをされたものの、賄賂要求は無し。

ラゴスまでの道は舗装こそされているものの、陥没箇所が多く、それを車はスピードも落とさず右に左に避けながらビュンビュンと飛ばす。道の両脇は畑だったり草むらだったりヤシの木が茂るジャングルだったり、ベナンとそれ程の違いは無いのだけど一番の違いは私の心境。「どうかその茂みからボコ・ハラムが出てきませんように」とひたすら祈る。

しばらく走った後なぜか降車させられ、そこに停まっているミニバスに乗り換えろと言われる。お金は?と聞くと既にバスの運転手に払っていると言うのでもぅ着くなら何でもいいやとバスに乗り込んだものの、当然タクシーで行くよりもかなり時間がかかった。

一応「ラゴス」と呼ばれるところに着いたものの、ここは一体ラゴスのどこなのか。(スマホは強奪される可能性があるので容易に出せない)しかしバスの隣の席に座っていた男性が私の行きたい場所までのバスを一緒に探してくれたのですぐに乗り込むことが出来た。



そんなこんなでようやくホストとの待ち合わせに到着したのが16時・・・。
8時に宿を出て実に8時間。
3時間で着く場所を3倍近くかかっている。逆にどうやったらこれだけ時間がかかるのか謎。
・・・何やってんだろう私;


※リアルタイムではここからかなり南下してジンバブエです。


ベナン(コトヌー)からナイジェリア(ラゴス)への行き方

①宿~ダントッパ市場セメ行きシェアタクシー乗り場
バイタク 250CFA

②8:00 コトヌーからセメ国境
シェアタクシー 約1時間10分 700CFA
※8時前に着き、8:10に定員が集まり出発。ボロいセダンに助手席2人、後ろ4人、3人の計9人+子供1人。9:20セメ着。

③11:00 ベナン側イミグレ
タクシー到着場所に両替商多数。イミグレまでは徒歩15分ほどだが雨季はバイクタクシーが無難。ベナン側イミグレは特に問題無し。

④ナイジェリア側イミグレで立ち寄る小屋
・パスポートの番号を台帳に書き写す小屋
・入国審査(スタンプを押す)小屋
・イエローカードをチェックする小屋
※イミグレ手前に両替商あり。ベナンよりちょっとだけレートがいい。

⑤12:30 セメからラゴス
シェアタクシー 1000ナイラ
※途中バンに乗り換え。

国境を越えて2ヶ所ほどパスポートチェック。賄賂要求は無し。

⑥14:50 ラゴスのどこかからヴィクトリアアイランドのLekkiまで
バン 約1時間20分 700ナイラ
※ラゴスで下車した所がMile2かどうかは分からなかった。到着場所で現地の人にLekki行きのバンを聞いて乗車。値段はボラれているかも。

【両替レート(2017年6月18日)】
公式 10,000CFA=5,545ナイラ
ベナン側 10,000CFA=6,150ナイラ
ナイジェリア側 10,000CFA=6,165ナイラ
※最初の言い値は悪くてもどの両替商も最終的に打ち出すレートは同じ。上記は最終的に打ち出されたレートで、これよりいいレート(6,200とか)で言うとOKと言いつつお札をちょろまかすので注意。1ヶ月前に行った人は6,300だったようだけど、レートはその時によって頻繁に変動するよう。
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