旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

最後まで陽気にポルトガル「ファロ」

Category: ポルトガル
あぁ、、、読み始めは何かつかめない漫画だなぁと思いつつも、気がついたらどハマりしてほぼ一気読みしてしまった「生徒諸君!」。
しかも巻の途中までしか無かったのがあって、そのまま次の巻を読んだら一番好きなキャラが死んでいた。悲しすぎる上にやりきれない・・・(TдT ) 何でこの巻だけ途中抜けてるん!


1985年に終了した学園モノの少女漫画。
古いだけあって初めはいろいろ心の中で突っ込みながら、時々イラッとしつつも読んでいたんだけど、気が付くとどハマリしてしまっていたw;
あー何であのキャラ死んでしまうん(´;ω;`)



はい本題に。
まだ観光していないスペイン南部へ戻るため、ポルトガル南部の海沿いの町「ファロ(ファーロ)」へ。

ファロでの安宿は昔の家を改装したもので、昔の面影が残されている部分もあってなかなか良かった。

玄関入ってすぐの受付前。

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共用スペースにあるレトロなグランドピアノ。

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音は鳴るけど調律はしてないだろなぁ;



タイル絵。これは新しいものかな?

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中庭。

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屋上。

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そして屋上には!!!

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運が良ければ猫さんに会える!(;゚∀゚)=3
しかもしゃがむとすぐ寄ってくるめちゃくちゃ懐っこい~かわいい~。


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町中にある「カルモ教会」

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この教会内部にある修道士の骨で覆われた「人骨堂」というのを見たかったのだけど、私が行った時には閉まっていた;土日は13時までらしい。



別の教会。

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聖堂内は至って普通だけど、アズレージョが残っている部分は雰囲気あったなぁ。


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海沿いへ。

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ここは漁港だけど、バスでビーチへも行ける。まだ泳げる気温でもないので行っていないけど。

ロータリーのど真ん中にある街灯の上にコウノトリの巣が。よくこんな場所に作ったなぁ~。

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ポルトガルのナタ(エッグタルト)も食べ納め。

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あと、ナタ以外にこれ↓も朝ご飯代わりに時々買った。

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スポンジケーキにクリームが入ったもので、ナタが売っている店やパン屋でたまに見かける。どこで買っても生地がふわふわで普通に美味しいんだけど特にアタリの場所は生地がふっわふっわ!
日本のカステラの原型となったと言われる焼き菓子は見当たらなかったのだけど(まぁ色々食べたから知らない間に食べたのかも)このふわふわケーキを食べるとあぁさすがポルトガルと思う。

カヌレも発見♪

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ただこの辺りになると思い込みのせいかやっぱりフランスの方が、と思ってしまう。



広場では楽団が演奏していた。

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リスボンの広場でも見かけた同じような黒い服を着た楽団。あの時も土曜か日曜だったし、週末になるとあるのかなぁ?それとも春という時期的なもの? 
ギターにアコーディオンにカホンに、丸い瓜みたいな形の楽器は何だろう?


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リスボンと同じく観客も引き入れて歌って踊って、、、って動画を撮っていたら私も手を引かれて輪に入れられてしまった。楽しかったけどお陰で動画がちゃんと保存できていなかった;まぁ楽しかったからいいか。

どう踊っていいか分からず、まごまごするも優しいお兄さんがステップを1つ教えてくれた。けどまぁリズム感が死んでいる私にはそれもまた無謀な試みで結局適当に踊った。

その後演奏を聞きつつ、演奏が終わったら一番気に入った人の写真を撮りに行こうと、楽団員を舐め回すように見る私。

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一番気に入った人↓

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笑顔とヒゲがかわいい彼。え?ダメ?;

他の場所でも違う楽団が演奏していた。おばあちゃんもフィーバー!

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何かのプロモーションかと思って尋ねると、この日の夜コンサートホールで演奏会があるとのことだったので、結局夜の演奏会も行くことに。



開始時間は夜9時。
いくつかの楽団がそれぞれ演奏するスタイルで、コンサートホールで貰ったパンフレットには、その楽団ごとのシンボルマークが・・・。

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か、完全に変質者やん。
いいのこれ?(;゚Д゚)

ポルトガルだけどよくパンフレットを見ると「大学」という文字が。どうやらプロではなく色んな大学が出る演奏会(コンセスト?)だったらしい。

大学生でこんな演奏が出来るの凄いなぁ、、、と言うよりも、

えっ!?彼等全員大学生!?

という驚きの方が強かった。

全員大学生↓

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確かにヒゲが無いコは若く見える、、、ヒゲって凄いw

コンサートは音楽自体は良かったものの、次の楽団が始まるまでの待ち時間の間、学生がコントみたいなのをするんだけどこれがまぁ長い;そこそこウケてたから言葉が分かれば楽しめたんだろうけど、とにかく眠くなってしまい11時で限界を感じて退散。既に2時間経ってるけど、12時くらいまであったんだろうなぁ。7ユーロだし2時間も聞ければ充分。

結構ポルトガル最終日にふさわしい夜だった。

新しい国に行くと最低限「こんにちは」と「ありがとう」をその国の言葉で言えるように覚えるんだけど、ポルトガルでは真っ先に「ありがとう」という言葉を覚えた。

「オブリガード」=ありがとう。

ポルトガルに入ってすぐ、バスで、お店で、客も店員もどちらからも言う。どこでも耳にするので「あーありがとうって何て言うんだっけ?」と思う隙も無いほどだった。
「ありがとう」が溢れている国って何かいいなぁ。

ポルトガルを後に、次回は再びスペイン編。



エヴォラからファロへの行き方

エヴォラ(Evora)9:00発~ファロ(Faro)13:30着
バス 約4時間半 17.5ユーロ



ファロの安宿


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「1878 ホステル ファロ」
Rua Serpa Pinto 29
+351 289 820 428
N 037° 1.137, W 07° 56.144
ドミトリー朝食付:15.57ユーロ(Booking.comで予約)
WIFI:部屋可。
設備:共同キッチン
その他:屋内外共に共同スペースが広い。翌朝早く出るから朝食は食べれないと言うと食べれるように早く用意してくれた。
行き方:バスターミナルから徒歩5分。観光スポットにも近い。
宿泊日:2017.4.1~1泊

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沈黙の音「モンサンラーシュ」

Category: ポルトガル
ポルトガル村ホッピング第3弾は「モンサラーシュ(Monsaraz)」。
この村は朝と夜に「沈黙の音」がする、、、という何とも旅人心をくすぐるキャッチフレーズをつけられているので是非1泊したかったのだけど、私がここへ行く起点になる町「エヴォラ」に着いたのが木曜日の夕方。翌日の金曜日に1泊したとして、土曜日にエヴォラに帰って来る便は17:20の1本のみと言われた。なぜなら土曜日だから;
小さな村にそんなに長くいても時間を持て余しそうなので、この村へはエヴォラから日帰りで行くことに。



~先にエヴォラの町並み~

「ディアナ神殿」

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エヴォラは城壁に囲まれた旧市街があり、「エヴォラ歴史地区」として世界遺産にも登録されている。ものの、そんなに写真を撮っていない私。



この神殿前の公園にあるのは日本人彫刻家・北川晶邦氏の作品。

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大して知らないくせに「みなさ~ん!それ日本人が造ったんですよ~!」と言いたくなる。

ここからの町並み。

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翌日、久しぶりにゆっくりとした朝を過ごし、13時にモンサラーシュ行きのバスに乗る。途中「レゴンゲス・モンサラーシュ」で乗り換え、そこからバスが停車する町や村はこじんまりとしていて何ともかわいらしかった。

14:30にモンサラーシュ村に到着。
ここも前回のマルヴァオン同様山の上に城壁があり、その中に村がある。石灰で塗られた真っ白な町並みが青空に映える。

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郵便局のマーク。

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高い城壁に白い壁。
マルヴァオンと似ているけど、こっちの方がまた一層観光客が少ないかなー。お土産屋やレストランも数える程度しか無いし、本当に1時間程度あれば見て回れるし、2時間あれば充分かなという感じ。



お土産屋さんにあった手作り縄跳び。持ち手がかわいいけど、縄が当たったら痛そう。

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城壁の上からの景色。

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山頂にあるので、町の部分以外は360度ただただ自然が広がる。

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ただひたすらのどか~な風景。観光客も少なく静かだし、都会の喧騒に疲れた方は是非ここへ。

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ゆーっくり回っても帰りのバスまで時間があるので城壁外のトレッキングコースも行こうと思えば行けそうだったけど、面倒なので城壁外の村外れでやめたおいたw

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猫さん発見!気持ちよさそうに寝てらっしゃる。

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城壁内に戻ってバスの時間までカフェでまったり。

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絶景すぎるカフェ・・・。


帰りのバス停。

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今までの村はバス停も無い駐車場に暗闇の中ぽつんと一人待っていたけど、今回はバス停もあるし明るいので安心♪待っている人もいたし。私以外一人だったけど。

季節的なものか、この村から飛び交うツバメを沢山見た。村は昼でも静かで、村人も見かけなかったけれど、ここにちゃんと住んでいる人っているのだろうか?;この近くにも村は沢山あるから時代の流れで移り住んでいる人も多いのかもなぁ~。
1泊してないから「沈黙の音」は聞けなかったけれど、前に行った2つの村も朝夜は充分に静かだったけど、ここの昼の静かさを考えるとその中でも一番静かなのかも。



ポルタレグレからエヴォラへの行き方

ポルタレグレ(Portalegre)15:30発~エヴォラ(Evora)17:20着
バス 1時間35分 12.8ユーロ
※15分ほど遅れて出発。その他6:15発もある。(平日)


エヴォラからモンサンラーシュへの行き方

①エヴォラ(Evora)13:00発~レゲンゴス・モンサンラーシュ(Reguengos monsaraz)13:45着
バス 45分 3.9ユーロ

②レゲンゴス・モンサンラーシュ 13:50発~モンサンラーシュ(Monsaraz)14:30着
バス 1時間 3.1ユーロ

※帰りは17:20~35発、レゴンゲスで乗り継ぎ待ちしてエヴォラに19:10着。滞在時間は約2時間半だったけど充分観光は出来る。(平日の帰り便はその他6:50と8:00※要確認)



エヴォラの安宿

「Good Mood Hostel」
Rua de Aviz 93 Évora
+351 965 831 594
ドミトリー朝食付:11ユーロ(booking.comで予約)
WIFI:部屋可。
設備:共用キッチン
その他:トイレ兼用シャワールームが1つしかない。
行き方:バスターミナルから徒歩15分。
宿泊日:2017.3.30~2泊






標高865mの山頂にある城壁に囲まれた村「マルヴァオン」

Category: ポルトガル
村ホッピング第2弾は「マルヴァオン」。
が、モンサントからこの村まで1日での移動すると村に着くのが夕方になってしまうので、経由地となる「ポルタレグレ」という町で1泊して翌日マルヴァオンへ向かうことに。

~先にポルタレグレの町並み~
公園。

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この町もカステロ・ブランコ同様それ程すごい見所があるというわけでは無いのだけど、なぜか歩いている内に「何だか好きな町だなぁ」と思うようになるから不思議。



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ショッピングストリートにはオシャレなカフェも無ければ、有名ブランドショップも無く、ただ普通の"商店街"という雰囲気。

少し道を反れると古い町並みが残る住宅街で、何か料理をしているいい香りが漂うのはレストランではなく民家。

木製家具にニスを塗っている小さな工場で写真を撮らせてもらった。

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気さくなおじさんありがとう。いいなぁ~こういうの。



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あっコウノトリさん!ヽ(*´∀`*)ノ

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町中にある小さなお城からの景色。

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カフェにいた猫さん。

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初めはすごく警戒されてたけど、一度触るとニャンニャンだった♪


こちらの黒猫さんには逃げられた;

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公園近くにあったバルへ。

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地元のおじさん達がカウンターにびっしり。入るのにかなり勇気がいったけれど、いざ入ると英語が話せる常連客が親切に色々説明してくれたので良かった。

スーパーに吊るされて売られているコレ、ずっとベーコンだと思ってたけど生ハムだったのか~!

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グラスワインと生ハムで1.4ユーロ(約170円)って・・・やっす(;´∀`)
まぁこの辺りはスーパーで売っている安いワインって750mlで300円くらい、とにかくワインが安い。ビールも安いけど。

生ハムうま~い♪

ポルタレグレ、特に来る予定も無かったけど、「ポルトガルの普通の町」が見たい人にはおすすめかも。安宿は少ないけど、大きなスーパーもあるしレストランやバルもローカル価格なのでそんなに高くない。個人的には立ち寄って良かったなぁ~何にも無いけど笑。



~マルヴァオン村へ~
翌朝、バスで「マルヴァオン」へ向かう。この村は標高865mの山頂にある城壁に囲まれた村。途中バスの窓から遠くの山にある城壁が見えた時は「おぉ~」と思わず言ってしまった。

約40分、マルヴァオン村に到着。
バスを降り、城壁の門をくぐって少し歩いた所にある本日の宿↓

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もたもたしていたら最安のホテルが売り切れてしまって、1泊30ユーロ(約3,600円)。
モンサントのホテルよりも安いけれど、何とここは個室どころか1棟貸し切り!(゚∀゚)
キッチンも、ダイニングも使いたい放題♪そう考えるとめっちゃ安い。

全く英語が話せないお母さんが出迎えてくれ、ポルトガル語で色々説明してくれたんだけど、何を言っているのか不思議と分かるのが面白い。

「ベッドはどっちを使ってもいいからね」

「ガスはこう使うのよ」

「家を出る時は戸締まりをしっかりね」

まぁ宿で大体言われることって決まってるからね。お互い言葉が通じなくても大体の意思疎通ができる。
荷物を置いて、早速町歩き。

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ここは「白い町」としても有名で、家の壁は全て石灰で塗られて白い。
自分の背よりも高い城壁と、白く塗られた家に挟まれた細い道を歩いていると、ここが山であることを忘れ、防波堤のある港町を歩いているかのような錯覚に陥る。


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これは町を外から見たところ。

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この城壁の中に村とお城がある。



城壁から村への入口。

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観光案内所。

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一応地図は貰ったけど、なくても大丈夫なくらいこじんまりとした町。
城壁の外へ出るとトレッキングルートなんかもあったけれど、まぁ面倒臭いのでただひたすら城壁内を歩いた。

広場の一角でぼ~っとしているおっちゃんが何かかわいい。

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マルヴァオン城。

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お城の途中までは無料で入れて、その先は入場料1.5ユーロ。
他の施設(博物館と文化センター)との共通券が2.5ユーロで、安いし共通券を買ったけど、文化センターはなぜか普通に無料では入れた。



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お城の塔の上からの景色↓

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町並みもいいけど、360度緑に囲まれた景色もまた良かった。



高い城壁。う~ん「天空の城」っぽい。

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お城の中には何も無い。



共通券で入れる教会を改装した博物館。

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特に面白いものも無かったけれど、残っている「教会部分」のアズレージョ(装飾タイル)がきれいだった。

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お昼ごはん。

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オウム?が人間の声をマネて呼び込みをしているレストランがあって、思わず入ってしまった。
メインが肉か魚か選べて、それ以外にパン・スープ・デザート(ココナッツプディング)が付いて9ユーロ(約1,080円)。ドリンクが付いていないのが残念だけど、観光地にしては安い。魚はレモンの酸味が効いていて作りおきにしてはまずまずだった。他のレストランでもランチメニューは9ユーロだったので、何か取り決めでもしてるのか?;



観光も早々に終わったので、景色のいいカフェでコーヒー。

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天気もいいし、脳みそ溶けるー(゚∀゚)



宿でまったりして、夕方に夕陽を見るために再びお城に。
夕方7:30を過ぎていて入場ゲート閉まってるかな~と思ったけど普通に入れて、しかもスタッフもいなかった。営業時間書いてないけど無料開放時間?

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雲がかかっていて真ん丸夕陽は見れなかったけど、一人まったり静かな場所で夕陽を見るなんて贅沢だなぁと思いつつも旅愁を感じる。いくら一人旅が好きと言えどそれを寂しく感じる時だってあるのである。まぁそれもまた贅沢な話か。



カステロ・ブランコからマルヴァオンへの行き方

カステロ・ブランコ(Castelo Branco)14:15発~ポルタレグレ(Portalegre) 15:25着
バス 1時間10分 12ユーロ
「Rede expressos(rodoviaria)」Wifi、コンセントあり。確認してないけどもっと早い便もあるのかも。
※カステロブランコのバスターミナルのクローク・・・荷物1つにつき50セント。営業時間→9:00~13:00、15:00~17:00、昼休み前に荷物を取っておくこと。
※バスターミナルは無料Wifiは無し、コンセントあり。


ポルタレグレからマルヴァオンへの行き方

ポルタレグレ 10:30発~マルヴァオン(Marvao)11:10着
バス 40分 3.1ユーロ
「Beria」行き途中下車。10:30以降は17:00、18:15のみ(平日)。
※帰りのマルヴァオン発は7:09、13:10、16:00(平日)。

時刻表
※必ず現地で確認。


●ポルタレグレの安宿


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「Pensão São Pedro」
+351 245 031 770
シャワー付個室:20ユーロ(booking.comで予約)
WIFI:部屋可。
設備:共同キッチン、エアコン
行き方: bookng.comでの注意事項をしっかり読んでおいた方がいい。宿に直接行くのではなくまず「Estalagem da Liberdade」というホテル?に行き、そこから空いている宿(マンション)に割り当てられるというシステム。なので、宿に管理人がいないので聞きたいことはチェックイン時に聞いておくこと。無駄にカギが多い。
宿泊日:2017.3.28~1泊


●マルヴァオンの安宿


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+351 963 814 668
1棟貸し切り1人料金 :30ユーロ(booking.comで予約)
WIFI:リビングルームで可。
設備:キッチン、バスルーム、暖房
行き方:バス停から徒歩5分
その他:管理人は別の場所に住んでいるので、必ず到着時間を連絡しておくこと。ウェルカムお酒がある。部屋から景色は見えないけど宿を出てすぐ城壁に登れる。お湯がぬるいこと以外には特に不満もない。現地現金払い。
宿泊日:2017.3.29~1泊







岩と共存する村「モンサント(Monsanto)」

Category: ポルトガル
村に行きたい!
ちょこちょこ現れる「田舎へ引っ込みたい病」が再発したので、リスボンからスペイン方向へ逆戻りして「モンサント」という村へ。この村はかつて「最もポルトガルらしい村」に選ばれたとか。

事前にリスボンの観光案内所で行き方を聞くと、行きのバスの時間は教えてくれたものの、帰りのバスは「無いわ」と一言。いや、無いはず無いやろ!(;´∀`) 翌日は?と聞いても「無い」と。どうやらネット上でそのルートが出てこないそう。結局宿に戻って自分でネットで調べたら普通にあった。

まぁどの道私はリスボンへは戻らず、そのまま南下して村ホッピング?をしながらスペインに戻る予定。

バスの乗り換えは1回と聞いたのに結局2回乗り換え、オリーブの木にレモンやオレンジの木、ヒツジやヤギなど非常にのどかな景色を眺めつつ、約4時間半かかってモンサント村に到着。(バスの時刻表は記事最後参照)

しかし私はモンサントでの宿を予約していなかった。

ネットで予約できる宿は40ユーロ(約4800円)以上と高かったので、民泊でも出来ないかなぁ~と思っていたのだけど、到着時にまさかのザァザァ降りの雨で、客引きもいなければ人もいない。

とりあえず宿は数軒しか無いので、ネットで見た一番安い宿に行ってみようと雨の中歩き出すと、同じバスに乗っていたおばちゃんが何やらポルトガル語で話しかけてきた。これは民泊の客引きか!?ラッキー!と思って付いて行くと、結局ネットで見た一番安いホテルのオーナーだった。なんじゃそりゃw
まぁ雨だし宿探しも面倒だったので結局そこで泊まることに。ネットで予約するより数ユーロ安く泊まれたからヨシとしよう。(値段交渉すれば良かったなと後で後悔;)

↓本日の宿「カーサ ド シャファリス(Casa do Chafariz)」

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扉にある青い小さな看板が目印。

部屋はツインベッドルームで一人では持て余すほど無駄に広く、、、部屋の角に岩が食い込んでいるw

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宿に着くまでおばちゃんのカサに入れてもらっていたので町並みを見ていないのだけど、
そう、この村は岩だらけで有名な村。

岩の間に家を建てたりしているので、、、まさかのバスルーム!

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右側に浴槽付きのシャワーがあるのだけど、部屋の半分が岩www
こんな宿と全く知らずに来たのでかなりびびった。

たまたまもぅ一つの部屋に日本人男性が泊まっていたので、そちらも見せてもらうと部屋に同じように岩が。でもこっちの方がゴツかったな;男性曰くこの村はこういう岩が食い込んだ宿をウリにしているホテルが多いとのこと。こういう所は大体民家を改装しているのだと思う。

宿にはちょっとしたテラスもあってそこから少し町並みが眺められる。

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少し部屋で落ち着いて外に出ると雨が上がっていたので早速村歩き。
インフォメーションセンターが閉まっていたので適当に歩くと、ちゃんと観光スポットへの案内板が出ていた。

おぉ~岩の上に家がっ。よく造ったなぁ~。

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「GURTA」

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英語で「シェルター」とい説明書きがあったけど何のシェルターだったのか。


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この向かいに公衆トイレがあり、そこからの眺めがいい。(天気は今イチだけど)

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この村は山の斜面にへばりつくようにしてある。

この家凄いな・・・。押しつぶされないんだろうか;

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山頂にお城があるらしいので登ってみることに。

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看板とMAPS.MEのトレッキングルートに従って行ったら険しい方の道(西回り)で、ごつごつした岩山をこわごわ歩きながら何とか山頂へ。


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お城は完全に「城跡」で、ほとんど何も無い。19世紀にお城の火薬庫が爆発して吹っ飛んだらしい;
晴れていれば景色はいいと思う。(但し町並みの眺めはあまり見えない)でも岩を利用して建てた城というのも珍しいなぁ。



再び村歩き。小さな村だけど、教会がいくつかあり、教会じゃない普通の通りでも石でできた十字架を沢山見かけた。

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今まで行った「岩のある村」はインドのハンピ、イランの、トルコのカッパドキアなど、どこもそれぞれ違って良かったけれど、モンサントがそれらと全く違うのは乾燥地帯ではないということ。見ての通り、岩は全て苔むしていて、村全体「しっとり」している。季節的なものなのかな?


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ラピュタっぽくて何かいいなぁ。


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石造りの町並みもいい雰囲気。

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教会の塔のてっぺんにある銀の鶏は「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」に選ばれた受賞記念品。

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この家もすごい。

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岩の上カフェ。

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この下が岩になっていて、他より場所が高いので景色もいい。
特等席おっちゃんに取られた。


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ちょっとだけ村の外も歩いたけど、ヤギ達に不審な目で見られるので退散。
「アンタ誰?この辺の者じゃないよね?」と言われてるかのよう;

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夕暮れ時。

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山頂からの夕陽もいいだろうけど、曇っていたので結局登らず。

夜景。

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三脚無いと厳しい;



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バスの本数が少ないため、リスボンからの日帰りは無理なのでここに来る人は1泊することになるので、夜ぜひ散策してほしい♪治安は村なので問題なしw観光客以外歩いている人はいないと思う。というか、開いている店も無いし人がいなくて逆にちょっと怖い;

さて、夜の散策も終わり後は宿に戻って寝るだけなんだけど、本日は久々の個室!!ヨーロッパでは特に辺鄙な場所にも行っていなく、ずっとドミ(シェアルーム)が続いていたのでテンション上がる~ヽ(*´∀`*)ノ

ふふふ・・・何をしてやろう・・・イヤホン無しでアニメを朝まで見続けるか、人の目を気にせず筋トレもできる!まぁせんけど。

しかし私がやるとこは只一つ。


さ、白髪染めでもするか、、、。


34歳の悲しい現実。
しかもシャワーのお湯が途中で冷水になるという悲しい現実。
・・・染めているので流さないわけにはいかない。うぅ、、、色々ツラいわ!!!



翌朝、町に下山する午前中のバスは朝7:10の1本しかないというので、まだ暗い中宿を出てバス停に向かう。キンと冷えた空気に街灯の暖かい灯りが霧にぼやけて幻想的だった。ただバス停で待っているのは私一人だったため、本当にここにバスが来るのかとかなり不安だったけれど。

無事バスに乗り、次の町へ行く乗り換え地点の町「カステロ・ブランコ」に到着。次のバスまで5時間もあるのでクロークに荷物を預けて町を散策。しかし荷物預かりが1個につき50セント(約60円)て!安すぎて驚いた。どんだけ需要無いんw(近隣国の駅のロッカー等は3~5ユーロと日本よりもちょっと高いくらいの値段)

とりあえず駅近くのカフェで朝食。

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手前のはリスボンでも食べまくったポルトガル名物「ナタ(エッグタルト)」。奥のは見た目が可愛くて買ってみたチキンパイだけど中身はすかすかでがっかり;あまり外国人が来ないのか、マスターが英語で料金を言うと常連さんっぽいお客さんに「英語使ってる~」的にちゃかされていた笑。



教会前のモザイク柄の歩道。

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ポルトガルでは普通の歩道でも、こういう削った石で柄を描いた道路をたくさん見かける。いろんなデザインがあってかわいい。



たまたま観光案内所を発見。

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階段脇には動物の絵が入ったかわいいアズレージョが。

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中に入り観光スポットを聞き地図を貰うも、まぁ地図はあってもなくてもいいようなものだった。

案内所の人に教えてもらったWIFIがある広場↓

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こういう広場って噴水や銅像の1つでもあるのが普通だけど、なぁ~んにも無い。ただカフェが数軒とWIFIがあるのみ。人も少ないしベンチも無いし、一体何のための広場なんだろう・・・。



誰もいない教会。

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天井の柄がちょっと珍しい。



誰もいない道路。

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誰もいない公園。

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こんなに広いのに私とハトしかいない・・・。平日の午前中(小雨)と言えど人少な。車通りはあるんだけどなぁ。あ、考えてみれば田舎ってそんなもんだ。



誰もいない教会2。

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一人いた旧市街の通り。

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また誰もいないお城。

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山頂にあるお城だけど、残っているのは城壁くらいで何も無い。

天気は悪いけど景色はいい。

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真ん中に見えるのがさっき入った教会。



帰りに発見した仲良しワンニャンズ。

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猫だまり♡

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郵便局のマークがかっこいい。

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ちなみにこっち↓はモンサントにあっ郵便局のマーク。

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新マークは随分勇ましくなったなぁ。昔の方がかわいくて好きだけど。

ちなみにここで日本へ送るポストカードの切手を買ったのだけど、国際便の取り扱いが滅多に無いのか、職員さんが奥の部屋をごそごそ探して持ってきてくれたのだけど。

「あんまり取り扱いが無いから、こんな大きな切手しかないよ・・・。君のポストカードにちゃんと収まるといいんだけど。(←ポルトガル語なので予想w)」

今まで海外から出したポストカード50数カ国。今まで見た中で一番デカい切手かもしれない。

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むしろ記念切手なんじゃ・・・?



しかし本当に大した観光名所が無い町なのに、何だったんだろうあの立派なインフォメーションセンター・・・。スタッフが2人もいたけど、一体ここに一日何人の観光客が来るのか謎すぎる。

バスターミナルに戻ると、日本人女性3人組が!
実はこの方達、モンサントの町でも度々会って(小さい村なので何度も会うw)話をしていたのだけど、彼女達は時間の都合上タクシーでバスターミナルに行くと言っていたのでもう会えないと思っていたのにまさかの再会。

その後カステロ・ブランコの町を散策して帰ってきた彼女達。

私「何も無いでしょ?」

彼女等「はい、何も無いのにあの立派なインフォメーションセンターが謎です。」

あ、やっぱりみんな感想は同じなんや笑。

彼女達はポルトに行った後スペイン南部に行くと言うので、ついでにおすすめの場所を聞いたりしてお別れした。お母さんと娘さん2人の家族旅行。お母さんも昔よく海外旅行をしていたらしく、バイタリティーありそうな明るい人で何だか癒やされた(*´∀`*)

そして最後に何と柿のタネ「わさび味」のプレゼント!

わさび味・・・!!!

勿体無くてなかなか食べられず、次の日の夜に宿でゆっくり食べたけど、わさびうまー!( ;∀;)ありがたやー!

スーパーでわさび探しだな・・・。



リスボンからモンサントへの行き方

①リスボン(Lisbon)9:50発 ~ カステロ・ブランコ(Castelo Branc)12:20着
②カステロ・ブランコ 12:25発 ~ イダーニャ・ア・ノーヴァ(Idanha-a-Nova)13:15着
③イダーニャ13:15発 ~ モンサント(Monsanto)14:15着
バス 4h25m 18ユーロ

●リスボンのメトロ「Jardim Zoologico」駅出てすぐある「Sete Rios セッテリオス」バスターミナルから。私が乗ったのは「Citi express」社、Wifiあり。途中事故車があり迂回。通常はカステロ・ブランコで1回乗り換えが普通なよう。

●以下、モンサントのホテルHPにバスの時刻表が載っていたので書いておきます。

【リスボンからカステロ・ブランコ(1日1~2本)】
09:50 月~土曜(祝日を除く)→12:25のバスに接続。
14:00 月~木と祝日の金曜日 →17:15のバスに接続。

【カステロ・ブランコからモンサント(1日1~2本)】
11:40 日曜と祝日の月曜
12:25 月~土曜(祝日を除く)
17:15 月~金曜(祝日を除く)

【モンサントからカステロ・ブランコ(1日1本)】
07:15 月~土曜(祝日を除く)
14:22 日曜と祝日の月曜
※モンサントで下車した同じ場所(レストラン前のバス停)から。



モンサントのおすすめホテル

モンサントには安宿は無くホテルのみ。

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「 カーサ ド シャファリス(Casa do Chafariz) 」
Rua Marquês da Graciosa
個室シャワー付1人料金:40ユーロ(飛び込み)
WIFI:部屋で使えるとパスワードも教えてくれたが、ネットワークにすら出てこなかったので結局全く使えず。オーナーがいるその場で確認した方がいい。
設備:暖房。交渉でキッチンも使わせてもらった。
行き方:バス停から徒歩5分くらい登る。
その他:Booking.comで予約可能。「岩が食い込んだ家」に泊まれ、テラスっぽい場所もある。おばあちゃんは英語が通じないけどカサを貸してくれたりと親切だった。お湯は使い過ぎると水になるのでバスタブは使わない方が無難。おばあちゃんは普段家にいないので予約時に到着時間を必ず指定。
宿泊日:2017.3.27~1泊






ただエッグタルトを食べることしかしていない(リスボン)

Category: ポルトガル
スペインからバスでポルトガルの首都リスボンに到着。
このルートははっきり言ってコスパ的には飛行機の方がいい。私が調べた時、バスだと8
時間で43ユーロ、飛行機だと1時間ちょいで数ユーロの違いだった。まぁでも結局私は預け荷物があるのでそれに更にプラス、と考えると時間かけてもバスでいいかとバスを選択。

リスボンの町をただぶらぶら歩く。
路面電車もあるけどこの落書き;(リスボンは坂が多い)

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まともな方。

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古い建物がそのままレストランや駅になっていたりする。

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この近くにお客さんでいっぱいのレストランを発見。

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観光地ど真ん中だけど、いい匂いがしてガラス越しに美味しそうな煮込み料理が。大鍋に入った煮込み料理を小さい小鍋にうつし、お客さんにサーブしているよう。値段を聞くと9~15ユーロ(ウロ覚え)とまぁまぁ高かったけれど、これは食べたい!と中に入ることに。


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英語メニューがあって、他のお客さんがみんな注文しているのはリゾットだった。スタッフの男性がタコのリゾットがお勧めと言うので言われるがままに注文。


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高くても美味しいものならいい!どうか美味しいものでありますように・・・と祈りながら食べると、、、

うまいやないかい!!!Σ(゚д゚)

久々に外食で美味しいもの食べた。やっぱヨーロッパでは美味しいものにはそれなりの値段を払わなければいけないと言うことかぁ。タコがですね、大きいのにすごく柔らかいんですよ!で、パクチーが入っててこれがリゾットの味付けとよく合う。
ただ一人ではやっぱりこの量多いなぁ、、、食べたけどw



あとポルトガルと言えば「エッグタルト」!

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言わばカスタードクリームの入ったパイのようなもの。現地では「ナタ」と言い、1個1ユーロ~1.5ユーロ(120円~200円)くらいで、パン屋やカフェに入れば必ずどこにでもある。
私はかつてポルトガルの植民地だったマカオで、世界で一番美味しいエッグタルトを食べられるのはここだと思ったんだけど。

やっぱね、本場は違いますわ・・・。

店によって若干の違いはあるけれど、どこも美味しい。その中でも回転率が良くて焼き立てに近いものが食べられるお店では、クリームの表面がクレームブリュレのようにパリッとしたカラメリゼになっていて、パイ部分がサックサク!!クリームも程よい甘さ・・・と、私はポルトガルにいる間中、いろんなところで見つけては食べていた。スペインではチョコラータとチュロスばっか食べて一体どうなってるんだろう私の体脂肪((((;゚Д゚))))ガクブル

さすが焼き菓子のポルトガル(?)というだけあって、スーパーではナタ以外にも今までのヨーロッパ圏ぶっちぎりな種類豊富な焼き菓子が売られていた。(写真はあまり写ってないけど)

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町の中心部は高級ブランドショップのあるショッピングストリートや飲み屋街があり、普通に都会なんだけど、路上靴磨き屋さんが健在しているのが何だかいいなぁ。

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カジノ?と思ったほど派手なこのお店。

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オイルサーディン屋さんだった!

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※オイルサーディン・・・油漬けしたいわし。主にスーパーで缶詰で売られている。
ヨーロッパはオイルサーディンはオリーブと並ぶくらいメジャーで、おつまみにも料理にも使われる。

スタッフのお姉さんの制服もかわいいし、店内にはメリーゴーランドの模型まである。お金かけてるなぁー。

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海沿いにあるコメルシオ広場。

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何やら楽団が演奏していた。

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観客もひき入れて、歌って、踊って、ノリのいいリズムですごく楽しい!
演奏しているのは20人くらいの男性。みんな黒い服を着ていて、演奏していないサポート的な女性がワッペンを沢山つけた黒い布を持っていた。うーん、何の団体だったんだろう?
しかしこういうのを見かけると楽しいなぁ!



ロシオ広場でたまたま発見したチェリー酒のお店。

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さくらんぼを使った甘いリキュールで、「ジンジャーニ」と言うらしい。リキュールをそのままぐいっと飲むので度数は高い。お店は小さなカウンターがあるだけで、みんな注文したジンジャーニをお店の前で立ち飲み。
ショットグラスで1杯1ユーロちょっと。


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後で知ったけど本場は「オドビス」という町で、そこではチョコレートで出来たカップにジンジャーニを入れて、飲んで食べるらしい。ポルトガルにいる間に知ってたら行ったのになぁ;



ポルトガルでは時々タイル貼りの家も見ることが出来る。

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この装飾タイルはポルトガルの伝統的なもので「アズレージョ」という。昔ながらのものは白地に青で描かれたものが多いけど、リスボンでは色んな柄を見かけた。
家によってデザインが様々なので、それを見て歩くのも楽しい。

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建物のコーナー部分がカーブになっていたりしてかわいい。

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市内中心部から少し離れた「ベレン地区」にも行ってみた。
 ものの、雨でずぶ濡れ(TдT )


「発見のモニュメント」

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先頭がエンリケ航海王子、3番目がインド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ、丸い輪っかみたいなのを持っている人が初の世界一周を果たしたマゼラン、写真に無いけど後ろの方にザビエルなど。(エンリケ航海王子については調べて下さいw)



司馬遼太郎も訪れた「ベレンの塔」

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元々要塞として造られ、その後船の税関や灯台として使われたそう。何か天気悪いと不気味だなぁ;



教会。

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他にも観光名所はあるものの、雨なので写真も撮らず、雨の中並ぶのも嫌だったので中にも入らず、ただエッグタルトが有名な店でタルトだけ買い込んで帰って来た。

「パスティス・デ・ヘレン」

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ジェロニモス修道院近くのスターバックスの隣り。混み合っているのですぐ分かる。
観光客に人気のお店だけど、現地の人にも勧められただけあって結局リスボンではここのタルトが一番美味しかったと思う。1個なんてペロッといけるので、数個買ってその場で1個食べることをお勧めする。市内から離れているけど行く価値ありのおすすめナタ。

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私はその他にも色々買い込んだ。

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手前のがチキンパイ、奥のがキッシュと何かのコロッケ。このほうれん草のキッシュがまた美味しかったなぁ~。


本当はイートインしたかったけど雨のせいか物凄く並んでいたので断念。店内は結構広いのに~。アズレージョのある内装もかわいい。

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どんどん焼かれるタルト。

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スペイン(マドリード)からポルトガル(リスボン)への行き方

選択肢は飛行機、電車、バス。早いのは当然飛行機で、電車とバスは値段も時間も似たり寄ったりだけど、値段は日程によって違うので要確認。
比較サイト http://www.goeuro.com/
↑航空券はskyscannerと各会社HPで確認した方がいい。

【バスの場合】

マドリード 10:00発~リスボン 17:00着
バス「avanza社」 8時間 43.3ユーロ
※時差-1時間。時計を1時間巻き戻す。
マドリードの南バスターミナル「Estacion sur de Autobuses」発。メトロ「Mendez Alvaro」近く。リスボンのオリエンテバスターミナル着。メトロ「Oriente」直結。



●リスボンのメトロのチケット
最初にカードを購入 0.5ユーロ
※メトロ、バス、トラムで使用可能。

1回 1.45ユーロ(チャージせず毎回購入の場合)
1回 1.25ユーロ(チャージして使う場合)
1日券(24時間有効) 6.15ユーロ(カードを持っている場合)

改札を出て乗り換える場合はその都度引かれる。
カードに金額が残っている場合、使いきらないと1日券として購入することが出来ない。←と、他のブログで読んだけど何だかよく分からないシステム;リスボンは見所が固まっているので宿が見所に近いのならそんなにメトロを使うことも無いかも。



市内からベレン地区への行き方

ロシオ広場(メトロRossio)からバスで1本、30分前後。
↑使っていないのでバス番号は定かでは無い;「ベレン」と聞けば教えてくれると思う。

私が泊まっていた宿のあるメトロ「Picoas」駅近くからはバス727番1本で行けると聞いたけど、日曜は本数が少なく30分以上待っても来なかったので、結局メトロ+トラムを使った。

メトロ+バスの場合メトロ「Cais do Sodre」駅下車、フェリー乗り場と逆の出口を出てすぐバス・トラム乗り場があり、トラムなら15E、バスなら728番で約15分。
※日曜はバスもトラムも本数が少ない上に観光客は多く、私はここで50分ほど待った。乗り場には到着時間が表示される電工掲示板がある。「Cais do Sodre」駅には鉄道駅もあり時間を節約するなら列車の方が本数も多く早い。但し24時間券は使えない。