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セネガルでオーダーメイドパンツを作ろう!

Category: セネガル
セネガルはオシャレな人が多い!
既製服を着ている人も多いけど、地元の人の多くは自分で生地屋で布を買い、仕立屋に持って行って自分の体に合わせて作ってもらうというのが一般的。
値段もそれ程高くないと言うことで、この先着るには暑いなーという色あせた黒ジーンズを捨てて薄手のパンツを作ってみることにした。

まずは仕立屋さんへ。
私は和心の奥さんから教えてもらった「マルシェワッカム(ワッカム市場)」にある仕立屋さんへ。

「MAMADOU BARRY(ママドゥーバリー)」

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仕立屋さんによって裁縫費用は違い、ここの仕事は他よりも高いけれど丁寧とのこと。安い場所であれば2,000CFA(400円)くらいだけど裁縫が雑ですぐほどけてくるらしい。

散々迷いながら最終的に地元民に連れて行ってもらってママドゥーに着き、ミシンをカタカタ動かしているお兄さんに「パンツを作りたい」と言うと、普通のデザインや短いのなら4,000CFA(800円)と。私は裾にゴムを入れたい、ポケットにファスナーをつけて欲しい、ゆったりめで作ってと色々注文したので7,000→6,000CFA(1200円)にまけてもらって商談成立。うーむ、なかなか高いパンツになってしまった(;´∀`)
※フランス語が通じているのかも分からないけど絵とジェスチャーで説明。

壁に貼ってあったポスター。

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こんな短いスカートをはいている人はあまりいないけれど、凝ったデザインを注文したい人は指差しで頼めるかも。


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【ママドゥーの場所】
ママドゥーがある仕立屋街はマルシェワッカムの通りにある↓このブロック柄の建物の右奥にある階段を登ったところ。

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2階に上がると仕立屋さんがひしめき合っている。
その中から「104番」を探す。

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ママドゥーの小さな作業場。

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この仕立屋街はなかなかローカル色強くて面白い。(1階はまたローカル感あるマーケットが広がっていて、生地屋もある。)

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写真を撮っていいか聞くと「マネー」と言われるので壁の絵の写真を・・・w

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体を採寸してもらったら、必要な量を聞いて生地屋へ。生地屋さんは仕立屋さんの向かいの通り沿いに何軒かあるけど、結局私は仕立て屋街の1階にある生地屋さんで布を購入。
が、生地屋の写真を撮り忘れるというブロガー失格な私。
仕方無いので他の生地屋さんで撮った写真。

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こんな感じでセネガルで売っている生地はとにかく派手!
これは一部だけど、他にもうちわや扇子の絵だったり、道路の絵だったりデザインも沢山あって選ぶもの楽しくて、どれにしようか散々迷った挙句「何だか分からない変な鳥の入ったデザイン」に決定。どうせ日本じゃ履けないから面白い柄がいいかなと。

買う店や布の種類によって値段は違い、1mで800~1,500CFAと聞いていたけど、私が聞いた店はどれも1,000CFA(200円)と言われた。パンツを作るには2m必要と言われたので、2m購入してママドゥーに戻って生地を渡す。



金曜日の夕方に注文し、月曜の昼過ぎに受け取りに行った。

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私の場合土日を挟んだけど、平日なら2日あればOKみたい。ちゃんと全部注文通りに作られていて満足!



生地アップ

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縫製アップ(ロックミシンも縫い目もしっかりしている。)

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サイドポケットファスナーアップ

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ウエストはゴム+ヒモ付きで文句無しの仕上がり。
縫製代6,000CFA+生地代2,000CFA=8,000CFA(1,600円)
思ったより高くなったのでその辺の既成品の古着を買った方が断然安いのだけど、「裾がゴム、ポケットにチャック、薄手」の条件を満たすものがなかなか無かったしね・・・なかなかお気に入り!
まぁ日本に帰ったらパジャマだけどねw
※もっと日本で使えそうな柄もありますよー。



~セネガルで食べたもの~
記事中にUPし忘れたセネガルで食べたご飯など。

日本人宿「OMOTENASHI おもてなし」の近くのレストランで食べたご飯。

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1,200CFA(240円)
名前忘れたけど短いパスタのような麺の上に牛肉のソース。ソースは玉ねぎの甘さがあって美味しいのだけど、なにぶんこの「パスタのような麺」がベチャベチャでちょっと・・・。

ただここのジュースは美味しかった!

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400CFA(80円)
左の赤いのが「ヴィサップ」=ハイビスカスジュース、右の黄色いのが「ブイ」=バオバブジュース。どちらも美味しい。

ブイ=バオバブジュースは初めて飲んだ!
私達はここで初めて飲んだのでこういうものだと思ったけれど、実際ここのはマンゴーとのMIXジュースなのでこういう色。

本来のブイは白いということが後で判明。商店で売られていたブイ↓

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ものすご~くもったりしていて甘い。甘いのは加糖だろうけど。
個人的にはマンゴーとMIXした方が美味しいと思う。



夕食はよく宿近くの小さな食堂で食べた。量が多く、メニューは日替わりなので600~1,000CFA。(シェル石油隣りの屋台3軒を通り過ぎた辺り)

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クスクス牛肉のせ 1,000CFA(200円)



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チェブジェン 1,000CFA
魚乗せ炊き込みご飯。屋台でもよくあり、店によっては油っこいけどここはまぁまぁいける。



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マフェ 600CFA(120円)
一番好きなセネガル料理。カレーとハヤシの間みたいなものでちょっと辛い。



サンドイッチ屋さんも多い。

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その辺で買った焼きそばパン。150CFA(30円)。やっす・・・。



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その辺で買った豆菓子。100CFA(20円)。普通に甘くて美味しい。



~セネガルその他~

前回の記事でも説明したバンバ様。

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車に、バイクにバンバ様!


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セネガルではなぜかどこの床屋もほぼ同じ絵なのはなぜ。

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ここはちょっと珍しい。

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ちょっと変な絵も多い。

学校にあった絵。

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ジムの絵。

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マッスル!マッスル!

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日本にポストカードを送ろうとしたら予想以上に貼る切手が多くて「俺に任せろ!」と郵便職員が貼ってくれた結果。

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とりあえず数字さえ見れればOKらしい。



これはどうなの!?バオバブオイル!

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モロッコで買ったアルガンオイルに今イチ効果を感じられない私が目をつけたバオバブオイル。まぁまだ使ってないから効果はナゾだけど・・・。



宿の付近に沢山あった防空壕のようなもの。

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中に(多分勝手に)人が住んでいてちゃんとした家になっている。

その近所の子供達。

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セネガルは国民の90%以上がイスラム教徒だけど、この日は宿の近くで近所の人が集まり、キリスト教徒の祝日を祝っていた。音楽を鳴らして大人が踊りただ飲んでいるだけだったけど一緒に混ぜてくれた。

次回は飛行機でびゅ~んと飛んで現在地、ベナン!!

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奴隷貿易の島・世界遺産「ゴレ島」(セネガル・ダカール)

Category: セネガル
ダカールの宿近くをエリちゃんと歩いていると、1人の日本人男性とすれ違った。
ヨーロッパや東南アジアなんかではすれ違ってもそれ程気にしないけれど、こういう場所になるとやはり何だか親近感が湧くので、軽く挨拶して通りすぎようとすると。

「あれっ!?エッサウィラ(モロッコ)で会いましたよね!?」

なんと。エッサウィラの宿で知り合ったYさんだった。
Yさんはもうすぐガンビアで日本食レストランを開くと聞いていたので、てっきりガンビアへ行っているのもだと思っていたのだけど、幼なじみがダカールに来ていると知って急遽予定を変更したのだそう。丁度その幼なじみのNさんは私達と同じ宿に泊まっているのだけど、Nさんもまた面白い人で世界一周の第1カ国目がここセネガルというある意味強者。(フランス語を安く勉強出来るという理由で)エリちゃんも1カ国目がキューバだし、アフリカにいる旅行者って変わった人が多くて面白い。



そういうわけで、翌日エリちゃんと2人で行く予定だったゴレ島はYさん・Nさんも加わり4人で行くことに。

ゴレ島へはダカールからフェリーで約30分。
↓船内にあったポスター

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船内での物売り禁止と、タムタム(太鼓?)禁止の看板があった。
大人数と言うほどでも無いけれど、久々にちょっとした人数での観光になって遠足っぽい雰囲気で楽しい。



船内から見えたゴレ島。

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ゴレ島は16世紀から18世紀にかけて奴隷貿易の拠点となった島で、現在は世界遺産に指定されている。広島の平和記念碑(原爆ドーム)同様「負の遺産」。
この島に多くのアフリカ人が連れて来られ、アメリカなどでのプランテーションのために奴隷として欧米人に買われていった。なぜこんな島に奴隷を集めたかと言うと、かつてこの周辺はサメが多く「海を泳いで逃げる=死」を意味し、天然の牢獄となっていたため。


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到着。意外にもリゾート感をアピールしてくるモニュメントw

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フェリーを降りるとすぐさま、物売りやガイドの勧誘がわらわらと来るのだけど、とりあえず入島税の500CFA(約100円)を支払って移動する。

事前情報でガイドを雇った方がより分かるということだったので、「オフィシャルガイド」と名乗る男性を雇うことに。「料金はチップ(気持ち)でいい」と言うので私はまた後で値段で揉めるのではないかと若干不安だったのだけど、結果を先に書くと全く揉めずに終わり、本当に普通のいいガイドだった。

オフィシャルガイドの男性とペリカン↓

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なぜか1匹だけウロついていた野生のペリカン。



鎖が切れた奴隷解放の像。

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奴隷の家。入場料500CFA。

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1階部分に奴隷達が住む部屋があり、2階部分が奴隷を管理する人や買いに来た人達の部屋。

奥に見えるのが通称「帰らずの扉」と言われる扉。
海に面したこの扉から奴隷達は船に積み込まれる。一度ここを出ると死ぬまで奴隷として働かされ、二度と戻ることは出来なかった。

帰らずの扉↓

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観光客が多くて全然人がはけない。
しかしここで笑顔で記念撮影する人とかちょっとどうなんだろう;



奴隷部屋のある1階部分。

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しかし。
せっかくガイドを雇って色々聞いてメモしたのに、そのメモを無くしてしまった私って・・・(´;ω;`) しかもほとんど覚えていない私って・・・(´;ω;`)
そもそも私の頭の記憶領域は1ギガ、いや1メガあるかも怪しいのである。

仕方無いので一部断片的に覚えていることを箇条書き。

・ここに連れて来られた人は全て番号で呼ばれ、名前を失う。
・男女、子供全員裸にされ別々の部屋に分けられ、物凄く小さい部屋に何十人も詰め込まれる。
・反抗する体力をつけさせないように食べ物は毎日豆のスープだけ。
・反抗した人は立つことも出来ない押入れのような小さな懲罰房に押し込まれる。
・船に積み込まれた後も逃亡&自殺(海に飛び込む)を抑制するために、2人で1つの足かせをつけられる。
・船中で病気になった人は蔓延を防ぐため生きたまま海に捨てられる。

もっと沢山聞いたんだけど;

現在2階部分は展示室になっていて、奴隷の拘束具や当時のイメージ画などが展示されている。ショーケースの中に長銃があったので、てっきり奴隷を脅すための奴隷管理者の持ち物だと思っていたら、ガイドが「これと奴隷を交換したんだよ」と言った。
もちろん「銃1丁=奴隷1人」ではない。詳しい人数は分からないけれど1丁と何人もの奴隷をひきかえることができたらしい。

薄汚れた小さな部屋に裸で押し込まれ、一生の労働か死を決定づけられる・・・それなら死んだ方がマシだと誰だって思いそう。女性は特にそれ以上の苦痛も味わわせられることも容易に想像できるから尚更。

本当に平和な時代に生まれて良かったなぁ・・・。



遠足?で来ていた子供達。

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ゴレ島は奴隷の島として有名だけど、現在はアーティストやミュージシャンも集まるようで、お土産屋なんかも沢山あって島特有ののんびりした空気が流れているようにも思えた。

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時々ヨーロッパ風の建物なんかもある。


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ガイドが連れて行ってくれた砂絵アートの店。

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これは全て色の違う砂を使って描かれた絵。

店のおじさんは「これがサハラ砂漠の砂、これがこの島の砂・・・」と、色んな場所から集めて来た色の違う砂をサラサラと台に流していく。

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砂ってこんなに色が違うの!?と思ったけれど、確かにモロッコから南下してきて、サハラ砂漠は黄色っぽかったけれど、赤茶っぽい場所もあったなーと思う。(まぁちょっと色付けてるんじゃ?という感じがしないでもない)

糊をつけた板に砂を重ねていって、、、

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完成。

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まぁ、、、買わなくてごめんなさい(;´∀`)



ブーゲンビリア。

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バオバブ並木道。

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土に埋まった大砲。

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過去この島はイギリスとフランスが領土争いをしていたため、島の要所に大砲が残っている。

大砲の下(地下)にある制御室。

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廃墟好きの私としてはかなり萌えスポット。

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奥に行くとお土産を売ったり絵を描いたりしている現地のおじさんの居住空間になっていて、ここがまた味があって良かった。

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おじさんの後ろにある絵は「バンバ様」。

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このバンバ様、セネガル中どこでも見る。壁に描かれてあったり、車やバイクにシールで貼られてあったり、謎の「4」という数字と一緒の時もある。
宿の人に「ん~革命家のような人」と言われたのだけど後で調べると「ムーリッド教団」という謎の教団の創始者であることが判明。詳しく調べてないけどなぜだかセネガルだけで普及しているみたい。



↓この大砲の下の部分がこのおじさんの家。

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かなり大きい。

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ファッショナブルなおじさん!!かっこいい!

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路上には色んなアート作品が売られていて、材料費ゼロ?というようなエコなアートも。
これは精神障害患者の方が作ったものとのこと。

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バオバブの苗まである。

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町中を走るミニバス「ラビット」のおもちゃも。

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木の植え込みにサンドアーティストのお兄さん(おじさん?)。

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どうやって作ってるんだろう?と思ったら実演してくれた。

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さらさらと色のついた粉を流し入れ、爪楊枝のような細い棒で砂の位置をずらしながら絵を描く。固定する糊なども使わず、全部砂だけど瓶を降っても絵が崩れないのが不思議。

日本語ペラペラなこの男性は昔日本に長く住んでいたそう。

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「昔の日本は楽しかったなぁ~」と言う彼はまるで日本人がそう言うかのような口調で面白い。

セネガルのラスト・サムライ!

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「瓶にバンバ様の絵を描けば売れるんじゃない?」と言うと、

「描いてって言われて描いたことはあったけれど、やっぱり自分の気持ちがね・・・あんまり良くないというか。商売にするのは良くないと思ったから結局タダであげちゃったよ。」

やはりそれだけセネガルの人にとってバンバ様は大事な存在なようだ。


何か忘れたけど記念碑。

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カメの甲羅をイメージしていると説明されたけどゴレ島にカメはいないとのこと。



何か偉い人の絵の前で記念撮影。

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島の半分から先は新しく綺麗な建物が並び、完全にリゾート地のよう。

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でもやっぱり古い建物が残る地区の方が好き。

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猫さんもいるよー。

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13:30くらいにガイド付き島巡りが終了し、最後にガイドが「次のフェリーは15時だから僕の友達のレストランでご飯を食べるといいよ」とレストランに案内されたけど、実際には14時のフェリーが普通にあった。この嘘以外はチップでも揉めることは無かったので結果的にはガイドを頼んで良かったと思う。

どの道お腹は空いているのでレストランでご飯。

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3800CFA(760円)。島価格で高かったけれど、まぁ魚は普通に美味しかった。ただの塩焼きだけどね・・・。



ゴレ島への行き方

●和心~フェリー乗り場
和心からはシェル石油から3番バスでフェリー乗り場近くで下車。そこから徒歩20~30分でフェリー乗り場へ。私達は4人いたのでタクシーでフェリー乗り場へ。交渉で1台2500CFA。

●ダカール~ゴレ島
フェリー 約20分 往復5000CFA
※チケットは1枚なので無くさないように。フェリーの時刻表を撮るのを忘れたけど1、2時間に1本くらい。週末など人が多い時は随時出港。

●ガイド
ダカールのフェリー乗り場から「ガイドはどうだ?」と声をかけてくるけど、ここで雇うとガイドの往復フェリー代も支払う必要があるので、ガイドを雇うならゴレ島で雇った方がいい。シャツや帽子に「オフィシャルガイド」と書いている人は比較的信用できると思う。私達はチップとして1人1,000~2,000CFA支払った。

●その他
入島料 500CFA
奴隷の家 500CFA
※奴隷の家は12:00~14:30の間昼休憩に入るので注意。

●所要時間
私達は11:00のフェリーに乗り、13:30くらいにガイド案内が終わり、食事後15:00のフェリーで帰って来た。







B級好き必見!セネガルの遊園地「マジックランド」(ダカール)

Category: セネガル
icon_eri 「マジックランドに行きたい」


icon1_shiho 「え?何それ?」


icon_eri 「ダカールにある遊園地。ミッキーマウスもいるみたいよ。」


icon1_shiho 「えっディズニーランドじゃないのに!?面白そう!」



ディズニーじゃないのにミッキーがいる謎の遊園地「マジックランド(Magic Land)」。B級感がプンプンする!!そんなワケで意気揚々と私達はバスに乗ってマジックランドへ。

↓行きのバス。

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どういう状況かと言うと、車内が満員な上にドアが閉まらず開放状態で走っているので、乗車口で必死に突っ張っている私。セネガルは運転も荒いのでなかなか怖い。



バスを降りて30分くらい歩く。
途中の道ながらずっと青空家具市場みたいになっていた。
路上にあったクッキー屋台。見た目はパイの実。

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写真は今イチなんだけどこれが美味しい!!
ココナッツが練りこんであって、焼いているのではなく揚げているんだけど、油っこくない。サクッて感じではなくしっとりめだけど素朴な味。
行きでペロリと食べてしまって帰りにもぅ一度買って帰った。揚げたてアツアツがベスト!小さい袋半分で100CFA(約20円)、袋いっぱいで200CFA(約40円)。



マジックランド到着!!

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ヤ、ヤギが・・・。


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もちろんマジックランドがショーのために飼っているヤギではありません。
ただの通りすがりのヤギ達です。

外にあったチケット売場が閉まっていたのでウロウロしていたら中で買えと言われる。

↓中にあったチケット売場。

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いいですね。
人がいるかも分からない暗い券売所に、頭に鷲を乗せたステキな男性が出迎えてくれます。



チケットは大人2500CFA(約500円)。

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入場券ではなく、1枚250CFAの10枚綴りの券を買い、それを乗り物で使うというシステム。乗り物によって枚数は1回2枚だったり4枚だったりする。



イッツ・ア・スモールワールド!!

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記念撮影。

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お分かりですか私達の格好。
右の私がミッキー、左のエリちゃんがミニー!・・・をイメージしています!!( ー`дー´)キリッ
本当はディズニーっぽく耳をつけようと思ってたんだけど、セネガルの市場にはやはりどこにもそれっぽいのは売っていなかった。



なかなかかわいいけど誰も乗ってない乗り物達。

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乗り物を見ながら奥へ進むと結構大きなステージがあり、

ミッキーだっ!!!


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すごい!
まさか入場券500円でミッキーが見られるなんて!
ちょっとまぁ思ったより細身で耳が垂れててズボンが白い布で繕わられてるけど、どこからどう見てもミッキー!

ミッキーは喋らないので司会の男性がずっと喋ってるんだけど、何だか非常に馴れ馴れしく「ミッキーを犬扱い」している感が否めない。
言葉は分からないけど、

男「おい、分かってんのか、ミッキー?」

ミッキー「うん!僕分かったよ!」

という雰囲気;

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そしてミッキーより目立つ。

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一見やる気の無いように見えるミッキーだけど、この後激しく踊り出す。しかもセネガルダンス。お尻を付き出してややセクシーに下半身を強調するダンス・・・。こんなに激しく踊るミッキーは未だかつて見たことも無い。

遠足シーズンなのか子供達が沢山いて、この後子供がステージに上がってゲームをしたり、ダンスをしたりで面白かった。

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子供達大盛り上がりな会場。

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私達は残念ながらミッキーと一緒に写真は撮れなかったので、まだまだ盛り上がる会場を後にお昼ご飯を食べにレストランへ向かう。この時点でまだ1つも乗り物に乗っていないのに、もはや中盤のよう。


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レストラン横にいたミッキー。さっきのミッキーと別物に感じるのは多分気のせいだろう。

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レストラン横にいた・・・!?

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落ち武者ですね。

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まぁ落ち武者もいるよね。



レストランでは他のお客さんが食べていた「マフェ」を注文。

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ランド価格なだけあって高かったけど、高いなりにここで食べたマフェが一番美味しかった。(メニューには載っていなかったので毎回あるのかは分からない)

「マフェ」とは「ピーナッツ風味のソースをご飯にかけたもの」とネットではあるけれど、どこで食べてもピーナッツ風味は一切感じない。。。ちょっとピリ辛で、牛肉と野菜を玉ねぎ多めでじっくり煮込んだカレーとハヤシの間みたいな味。マフェもまたレストランや屋台によって油っこかったり、牛肉がトロトロで美味しかったりと結構差があるけど、私はかなり好きな味。

そして見逃してはいけないのはこのレストランのテラスに放し飼いにされている謎の鳥達。

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何の鳥だろう、、、見たことない。座り方が不思議。


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この鳥も大きさに似合わず足が太くてしっかりしている。

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孔雀もつがいでいる。

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レストランを出てようやく園内を散策。
エッフェル塔。

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アブ・シンベル神殿。

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・・・?

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絶対お化け屋敷だろうと思って中に入るとまさかの人形劇のセットがぽつんと置かれていた。ギャップ狙い?



猫さんもいるよ!

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今度こそコレお化け屋敷やろ・・・

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と思ったらただのトイレだった。

そしてトイレの外の植え込みにはおもむろに孔雀がいる。

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うろうろしていると変なおじさんが私達に近づいてきて、「ミキ、ミキ」と言う。初めはこのおじさんの名前が「ミキ」なのかと思ったのだけど、何とミッキーの「中の人」だった!!

ミッキーの「中の人」と↓

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裏ピースで満面の笑みの「中の人」。
まぁ中の人なんて「中の人だよ!」と言われても本当かどうかは分からないのだけど、とりあえずおじさんの汗は尋常じゃなかったので本当だろう。



あっアラジンがいる!

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でもね、日本もうかうかしてられませんよ!

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悟空!!!

しかもちゃんと筋斗雲に乗っているという芸の細かさ。


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しかし。
初めは「どれ乗る~?」なんてワクワクしていたものの、どれもこれも「子供のみ・又は子連れのみ」と言われ、逆に乗れる乗り物が全く無い!!( ;∀;)
大して乗りたいというものも無いけれど、せっかくお金を払っているんだから使いたい。

聞きまわってようやく乗れた乗り物↓

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ディズニーランドでは自分の順番が来るまで何時間もかかるけれど、マジックランドでは「ある程度人が集まるまで動かない」と、逆の意味での待ち時間がある。乗り合いバスでも待たされ、遊園地でも待たされるとは・・・。

数10分待ってようやく乗れた。

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動き出す直前に私の上から「カチャン!」とカラビナのような金具が落ちてきた。
待って!何の部品!?(;゚Д゚)

乗り物が動くとすぐ私の数席離れた場所に座っていた女の子が「ママ~!!ママ~!!」と言って泣き出す。エリちゃんに「手握ってあげな!」と言われ爆笑しつつも(コラ)握ってあげてたのだけど、数分後私もそれどころではなくなった。私はジェットコースターなどでぐるんぐるん回るのは大丈夫だけど、バイキングのようなユーラユーラするものが苦手ですぐ酔う。この乗り物はバイキングの動き×回転が加わり、なかなかの気持ち悪さだった。

何とか無事乗り物が吹っ飛ぶこともなく終わったけれど、その間エリちゃんの体を固定するベルトは勝手に外れていた・・・。

あと乗れるのはその隣りにあったバイキングなのだけど、4時間後の「16時まで動かない」と言うので途方に暮れる。

とりあえず併設プールを見に行く。

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入場料は別料金で3,000CFA(約600円)。
水着は一応持ってきていたので、16時までプールで時間潰そうかとも思ったけれど、何やかんやでまた先ほどの会場で何やらやっていたので見に行った。

今回のステージではミッキーは出ていなく、子供達のダンス対決やゲーム大会などが行われていた。私達はイスに座ってそれをぼーっと見ていたのだけど、男の子ばかり集めたゲームで、明らかにズルをしている悪ガキ「マルフォイ(仮)」とすごく真面目に頑張っていた優等生「ナジル(本名)」が残り、そのマルフォイの態度の悪さといったら!
本当に漫画のような「ベロベロバ~」をしたり、ナジルをちゃかしたり見ているだけで腹が立つので、私達は完全に周りのナジル応援派の学生と共に「ナジル!ナジル!」と応援していた。
結構衝撃を受けたのが「ラップでのディスり合い対決(相手の悪口を言う)」。小学生にそんなことさせるのか~!と思うものの、まぁこれもまた文化だから悪いとは言えない。
結局マルフォイvsナジル対決がお互いの学校の生徒を巻き込んで盛り上がりすぎたからか、両者引き分けということで終わった。

エリちゃんと「ディスり合いなんて絶対日本じゃ無いからカルチャーショックやねー」等と話しながら再び乗り物散策。

動いていない乗り物で寛ぐ猫さん。さっきの猫さんかな?

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結局色んな人にゴネつつ、「イモ虫のジャットコースター」に乗ることが出来た。

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一番前に乗ったら前が見えなかった。

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コースターは「タン、タン、タン、、、」と登っていき、一瞬止まり「おぉ~来るぞ~!」と思いきや、そのまま降下せずに普通に「スーーー」と進んで行った・・・。
お、落ちんのか~い!!!

ジェットコースターのワーキャーポイントを逃したままそのままだらだらと進むイモ虫は最後の方だけちょっと早く降下する。ん?今のがワーキャーポイントだったのか?という感じ。まぁ子供用だしね、、、。

鉄骨の華奢さの方がよっぽど怖い。

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制御装置のようなもの。

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このコースターは1回だけではなく4回くらい回った。
3回目の時はちょっとズレた場所で止まったので、多分制御装置をいじってる人がタイミングを逃して「えーいもぅ1回回しとけ!」という感じだったのだと思う。


コースターの上から。

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なかなかのB級感で結構楽しめた。
ただ結局乗り物は2つしか乗れず、残りはその辺の人にあげたけど。



マジックランドの場所↓


和心からは3番バスで途中下車。GPSを見ながらか「Magic land」と伝える。←但しなぜかなかなか伝わりにくい。降りた場所から徒歩30分くらい。

ホームページの写真でもスクリーンショットしていくといいかも。この写真がまた面白い。


夜遅くまで開いていて、暑い時期は夜の方が盛り上がりそう。その場合帰りはタクシーが無難。



~報告~
現在地はセネガルから飛行機で飛んで「ベナン」にいます。
これからブードゥー教のお祭りのため僻地へ行くので、1週間ほどブログが滞るかもしれません。エリちゃんに加え、ダカールで会った世界一周中の夫婦、現地で働く日本人沢山と行きますのでご心配なきよう!それではまた~(*´∀`*)






セネガル(ダカール)でのベナンビザ取得方法

Category: セネガル
そう、セネガルの次に目指す国は「ベナン」です!!
数年前TVでもよく見かけたゾマホンさんの出身国ですねー。

Flag_of_Benin.png

まだセネガル編は終わってませんが、先にビザ取得方法だけ書いておきます。
本来は陸路で行きたいところなのですが、陸路だと6月初旬にベナンであるお祭りに間に合わないのでセネガルから飛行機で飛ぶことに。なので、ここでビザを取っておかなければならないのです。
ここまで来ている人は陸路で移動しトーゴ辺りで取るだろうから、あまり情報としては需要が無さそうだけど、今回私が取るにあたってネット上では全く情報が出てこなく、ちゃんと領事館があることすら不安で非常に苦労しましたので一応。(;´∀`)

ちなみにベナンは「ブードゥー教」という怪しげな民間信仰の発祥地といわれていて、今回はそのお祭りに行くのです!詳しくはベナン編で書こうかと。


ベナンビザ(セネガル・ダカール)で取得する場合


【シングル・30日間】
料金:35,000CFA(約7,000円)※ユーロ不可
期間:申請日から30日間有効
取得所要期間:平日申請で翌日発行
必要書類:パスポート、証明写真2枚
※証明写真はイランで撮ったビジャブを被ったものでもOKでした!パスポートのコピーは向こうでとってくれたけど一応持って行った方がいい。


【セネガルのベナン領事館の場所】

住所もMAP上で出なかった上に電話も通じず、これがかなり分かりにくい場所にあって現地の人に聞きながら行った。近くまで行っても知らない人も多いマイナーな場所なのでタクシーで行く場合には住所を伝えないと行けないかも。私はバスで行きました。

Beninese Honorary Consulate in Dakar, Senegal
住所:N° 5000 Sicap Liberte 4 Dakar
près des Sapeurs pompiers de la Sicap
des passeports
開館時間:9時~13時 ※申請、受領共に
休館日:土日とセネガルの祝日

↓外観
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申し訳程度にベナン国旗が。無風だと気づかない。
普通のマンションの入口入ってすぐ左手にある小部屋が領事館。


【日本人宿・和心からのバスでの行き方】

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青色矢印・・・和心
右のピンクのピン・・・ベナン領事館
青いピン・・・67番バス発着所
赤いピン・・・3番バスで降りる場所
黄色いピン・・・黄色の派手なミニバス(ラビット)発着所

↓拡大図
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バスでの行き方は2通りある。

・67番バス
15分程度歩いてYamyam近くのバス67番乗車。GPSを見ながら上ピンの辺りで下車し、そこから徒歩10分。200CFA。

・3番バス&黄色バス(ラビット)
一番歩く距離が少ない。宿近くのシェル石油から3番バスに乗り、上の赤いピンの場所で下車。150CFA。高架をくぐって黄色バスが沢山停まっている辺りで適当に領事館方面に行くバスに乗り、上ピン辺りで下車。途中右に曲がってしまうけどまた同じ方向に向かう。MAPS.MEで噴水マークが並んだ道を過ぎた辺りで下車した。50CFA。そこから歩いて10分ほど。



ちなみに領事館の職員さん達は非常にフレンドリーで、フランス語オンリーのビザ申請書も分からない場所は丁寧に教えてくれました!(∩´∀`)∩ 英語も通じたので、何も問題無く取得出来ました。







ダカールにある北朝鮮が作った巨像「アフリカ・ルネサンスの像」

Category: セネガル
サン=ルイ島からセネガルの首都ダカールへはバスで4時間くらいと聞いたので、朝11時に宿を出てタクシーを捕まえる。

バスターミナルに着きタクシーを降りるなり、すぐさまバスの客引きに取り囲まれる。

「どこへ行くんだ!?」

「ダカールか!?」

完全に周りを取り囲まれ口々に呼び込みをして非常にうるさいので、ちょっと離れた場所に行こうとするも、客引きは私達を取り囲んだままやいやいと叫びながらぞろぞろと移動する。

icon_eri 「もーうるさいっ。ハエみたい。」

例えはアレだけど、本当にハエがブンブンと私達の周りを飛び回っているようで思わず笑ってしまった。そうなるとさしずめ私達はウ◯コということに?

もぅみんながみんな大声でこっちだこっちだと叫びながら私達の手を引っ張ろうとする。キャリーバックを無理やり自分の車に持って行こうとするヤツまで。しかもバスの値段も様々で、5,000CFA(約1,000円)と言う人もいれば、3,000CFA(約600円)と言う人もいる。

セネガルの長距離バスは大体定員が集まると発車する。
どうやら車体が小さくて少人数しか乗れない=待ち時間が少ないものは値段は高く、車体が大きく多くの人を集めなければならない=時間がかかるものほど値段が安いよう。

一番安いバスは2,500CFAだったけれど、見るとほぼ市バスと同じような車体で、集まるのも所要時間も長そうだったので、3,200CFAと言ってきたバスを3,000CFAに値切って乗車。

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しかし11:30から待ち、結局定員が集まり出発したのは約2時間後・・・。こんなに待つとは思わなかったので、安く行きたいなら人が集まりやすい早めの時間帯(8時前後)くらいに行った方がいいのかも。



手描きで値段が書かれたバスのチケット↓

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隣りのおばちゃんは2,700CFAだったけど、ダカールのもっと手前で降りていたのでまぁこんなものか。



バスが発車するのを待っている間、バスターミナル内をうろうろ。午前中の間はサンドイッチ等の軽食屋台が沢山あって、1つ買おうとしたら横にいたセネガル人男性がおごってくれた!少し英語ができる人で、話すとサンルイでは仕事で来ていて、家族はサンルイから離れた砂漠の方に住んでいるのでこれから会いに行くところだと言う。サンルイには出稼ぎに来ている人も多いのかな?
サンドイッチはフランスパンを半分に切って、中に煮込んだ豆を辛く味付けしたものが入っている。それ程美味しいというものでもないけど約40円と安い。



果物屋台も沢山あるのだけど、これはじゃがいも・・・?

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何だろうと見ていると1個くれた。

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すごく甘いカキのようなものでジューシーで美味しい。これはインドかタイ辺りでも食べたことあるのだけど、名前は忘れた。

バスの中で待っていると、色んな物売りが来る。
冷たい水やジュース、ピーナッツ、みかんや先ほどの果物、この果物は安いのか何も言っていないのにまた1個タダでくれた。美味しいのだけど、移動前は荷物になるから買えなくてごめん;

ダカールに着いたのは夜8時をまわっていて、そこからバスに乗るもそこまで行くと言ったそのバスは結局宿の近くまで行かず、変な場所で降りることに。
バスで隣りに座っていた現地人男がタクシーで行けばいいと言うのでタクシーに乗ったのだけど、なぜかその男も勝手に助手席に乗り込む。

「え?あなたの家逆方向でしょ?一緒に来なくていいよ。」

「そうだけど、ダカールでトラブルにあわずに楽しくいて欲しから僕が案内するよ」

・・・もはやお前がトラブルだよ。

こっちは頼んでないし、宿まで2000CFAって言ってたけど絶対こいつの帰りのタクシー代も含まれているだろうし、もぅ何なん。

宿近くで降ろしてもらい、もぅ一度エリちゃんが運転手に値段を聞いてくれて結局1000CFAだった。やはり。私達は1000CFAサッと払って宿方向に逃げ去った。男は遠くから喚いていたけど追っては来なかったので良かった。

宿に着いたのは夜10時近く。疲れた、、、(-д-υ)
モーリタニア以降ちょっとの移動でも毎回疲れる。これがアフリカ・・・。



翌日は次の目的地「ベナン」のビザを申請しに行き、その後少し観光。
(ダカールでのベナンビザ申請方法は次回の記事に)

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バス停。停まるバスの番号が書かれた看板が丸くてちょっと斬新。

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ダカールでは理髪店を沢山見るのだけれど、どこもこういう看板↓

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同じ人が書いてるの?というくらい絵もほぼ同じで面白い。
男性も女性も髪は細かくカールしているので、髪が長い人は沢山三つ編みをつくっていたり、無理やりストレートパーマをかけている女性も見かける。



「俺を撮ってくれよ!」

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ここダカールには北朝鮮の支援で造られた「アフリカ・ルネサンスの像」がある。それがまぁとにかくデカい!!
かなり遠くからでも見える。

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到着。デカい!!

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デカい!!!


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全長約50m。「アフリカ・ルネサンス」の時代の象徴となる像を造ろうと発議したアブドゥライ・ワッド大統領のアイデアに基づいてセネガルの建築家ピエール・グジャビ・アテパが設計し、北朝鮮の会社が請け負い2006年に着工。2010年4月3日に、セネガル共和国独立50周年に合わせて、公式公開された。建設費は約19億円。費用は、セネガルの国有地を北朝鮮に売却する形で捻出された。(Wikiより抜粋)

こんなこともしたりしてみる。

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遠足なのか子供達が沢山いた。

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中にも入れるけど入場料がいるので入らずw 3000CFA(600円)くらいだったかな?

子供達は動きまわってなかなかちゃんと撮れない。

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子供達と交流中のエリちゃん。

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小高い丘の上にあるのでダカール市内も一望できる。こう見るとかなり都会だなー。

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夜はライトアップされる。

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宿周辺をウロつくとよく目に入るので何度も見かけたのだけど、見る度に毎回「デカいなぁ~」と言ってしまう。本家の北朝鮮にはもっとデカい像もあったりするのだろうか・・・。



帰りに珍しい楽器を持っている人がいたので話しかけてみると、マリの人でマリの民族楽器らしい。

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夜演奏をするので見に来てくれと言われたけど、夜あまり遠くまでも歩きたくないので結局行かず。マリは飛ばす予定だから音楽は聞いてみたかったなー。



本日のご飯。

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「チェブジェン」 600CFA(約120円)
チェブ=米、ジェン=新鮮な魚
魚の炊き込みご飯。ちょっとピリ辛だけど意外に美味しい。店によって結構味が違って油っこいのもあるのだけど、ルネサンス像に行く途中で食べた軽食屋のこのチェブジェンが一番美味しかったなー。屋台とか結構どこでも食べられる。


あと、セネガルを含む西アフリカの数か国で使われる共通通貨「CFA(セーファー)」。お札の絵が不思議過ぎる。

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地元の人に聞くと「魚」という答えが返ってきたけど、こんな魚いたら怖い。これが何か知っている人いたら教えて下さい・・・。ちなみに全てのお札にこの絵で、硬貨にも入っている。嫌いじゃないけど。



サン=ルイ島からダカールへの行き方

①橋の手前からバスターミナルまで
タクシー 15分 2人で1000CFA
※バスでも行けそうだけど番号分からず。

②サンルイからダカール
サンルイ 14:20発~ダカール 20:30着
バン 約6時間10分 1人3000CFA(荷物代込)
※11:30から約2時間待ち。乗る車によって値段は違う。「ガラージュ・ピキン」というバスターミナル着。



ダカールの安宿(日本人宿)


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「和心(WAGOKORO)」
ドミトリー:10,000CFA
シングル:12,000CFA
ツイン1室:18,000CFA
※1週間割引や夕食付きプランなどもあるのでHPで確認を。
WIFI:あり(部屋可)
設備:蚊帳、キッチン、水シャワー、洗濯機(洗剤付500CFA)、屋上のハンモックがいい!、日本語小説、情報ノート、日本食レストラン併設
その他:キッチンはレストランと兼用なのでレストランが混んでいる時は使えない。シャワーは頼めばお湯を沸かしてくれる。周辺は夜も賑わい、500~1000CFAで食べられる安い屋台や食堂が何軒かあり、徒歩1分くらいなので夜女性1人でも多分大丈夫だと思う。和心の夕食はご飯はお代わり自由だけど、私にとってはおかずの量がちょっと少なかったので途中から屋台で食べていた。
宿泊日:2017.5.22~8泊
行き方:MAPS.ME「和心」で検索。
空港からは3番バスで150CFA。バスターミナル「ガラージュ・ピキン」からは43、44、67番バスで300CFA。バスの運賃係に「ワッカム シテコミコ エスターション シェル("ワッカムシテコミコ"という地区にあるシェル石油)」と言えばOK。←宿近くのガソリンスタンド(シェル石油)に着き、そこから徒歩1、2分、道に右手側の黒い建物。

ガラージュ・ピキンからのバス乗り場↓
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北側にあるのがガラージュピキン。線路を渡ってすぐ。


↓バス停になっている宿近くのシェル石油
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【ダカールのその他の宿】

私は泊まっていないけど、他の人が教えてくれた宿。

「OMOTENASHI」
西アフリカ初の日本人宿。近くまで行ったけれど繁華街から少し遠く周辺は人通りも店も少なくレストランが2軒あるくらいなのであまり食事の選択肢は無い。治安はいいらしいけれど、街灯も少ないので夜女性1人で歩くのはちょっと怖い。宿を偵察に行った人によるとキッチンはコンロ1つの簡易キッチン的なものらしい。部屋はきれい、ホットシャワー!洗濯機は無料だけど現在故障中。オーナーの山田さんとは少し話したけど親切な方でセネガルの情報誌を作るというので、セネガル情報などはかなり詳しそう。日本人宿に長く滞在するなら両方見てから決めた方がいいかも。値段は現時点ではどちらも同じ。長期割引などは要確認。

「CVD(Cercle De La Voile De Dakar)」
ドミ5000CFA、テント泊3000CFA。WIFI。周辺は何も無い、蚊が多い。41、56、65番バスが近くまで行く。

「King Plaza GH(キングプラザゲストハウス)」
ドミ6000CFA、WIFI、Booking.comで予約可能。

「Chez Nizar」
シングル10,000CFA、WIFI、市内中心部にある独立広場近くなので立地はかなりいい。