旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

450円のウォーキングサファリ「ムリルワネ野生保護区」

Category: スワジランド王国
メリークリスマス!

そして

ごめんなさい!。゚(゚´Д`゚)゚。

遅刻してしまいました・・・。

何にって、昨日のラジオに;


マンモス西
あしたのジョー


もしかして聴いてて気づかれた方もいらっしゃるかも?
まぁ私の出番を本気で待ってる人は身内くらいだと思うのですが、一応ここで謝罪をば;

ごめんにゃさい!!

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はなちゃんも反省してくれているので許して下さい。
いや、祝日の土曜、しかもイブイブということもあっていつもより早く出たにも関わらず、遅れてしまいました。放送局まであと一歩という場所で完全に車が停まり、、、祝日ナメてた~;
はい、言い訳はここまでにしまして。


それよりも「昨日本当は私の収録は無かった」ということの方が驚きでしたけどね! (゚∀゚;)
本日24日に行われるRNCラジオのイベント「チャリティーミュージックソン」の前日ということもあり、番組編成がありまして。

で、私がそれを知ったのはいつもの収録予定時間の30分前です。


ディレクターッ!!!w


家から放送局までは車で50分ほどかかるので、当然家を出ていた私は車の中でその知らせを受けたのだけど、既に向かっているなら来てほしいということで、まぁ私もここまで来たら出れるもんには出ておこうということで出たのですが、、、結局遅刻したこともあって若干テンパり気味で到着後数秒で収録に入ったものだからもう、ね。

原さんの「5分で何か面白い話を」というフリに「それがアドリブで出来たらワイは芸人になっとる!」と思いつつ、結局大した話も出来ずにのらりくらりと終わってしまった。

実際はパッといくつか浮かんだ話もあったんですよ。

同性にガチで迫られた話とか、
廊下でいきなり、、、話とか、、、

・・・そんなん土曜のお昼に話せるか~い( ゚∀゚)o彡°
海外を一人旅している女性のハプニングなんて、8割が下ネタですよw 残り1割はネタとして面白く無い話、残り1割はシャレにならない話。

でもいつもと違う、リスナーさんの手紙を聴いて話すのが初めてだったので、これはこれで楽しかったな~♪今更ながら、「おーうちラジオ出てるー」と実感w
「のぼり棒」、あったあった!

しかし後でラジコのタイムフリー機能で聴き返して、この時ばかりは何でこんな機能あるん!?とイラつくほど聴くに耐えかねなかった。原さん石橋さんごめんなさい;どうか皆様聴き返さないで下さい。早く1週間よ過ぎ去れ。



気を取り直して、、、
~本題・アフリカ「スワジランド」編の続きです~

スワジランドの「ムリルワネ野生保護区 (Mlilwane Wildlife Sanctuary)」へ。ここは野生動物を保護している場所で、徒歩でサファリが楽しめることも有名。
※保護区内にホテルやゲストハウスもあり、宿泊してレンタサイクルで回ることもできる。もちろんツアーもあり。

泊まっているエズルウィニの宿からはミニバスで分岐点まで行き、そこからは徒歩で3.7Km歩く。

↓分岐点にある看板。

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畑に沢山いるホロホロ鳥を面白いな~と見ながらてくてく歩き、、、


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まぁ、、、結局はヒッチハイクで行った。



入場ゲート。

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入場料:50リランゲニ

約450円、、、やっす~い。

敷地はかなり広いのだけど、受付横にあった地図を写真に撮ったものと、MAPS.MEを頼りに歩いてみる。

第一動物発見!

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うーん、名前が分からん;


普通にシマウマがうろうろしているのが面白い。

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え、何かすっごい見られてる。。。


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警戒心が強いのかすぐ去って行った。



ここにもきれいに咲いたジャガランダの木が。

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インパラ。

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体の白い線が特徴的な「クドゥ」。

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クドゥ一家。

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オスにしか角が生えないので、ここにいるのは全部メス。



イボイノシシ。

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たくさんいる。
見かけによらず警戒心が強くてすごく遠くを歩いているのにすぐ逃げる。



見たことのない野鳥も沢山いたので、私は動物よりも鳥で楽しめたかな~。

↓ツバメのような尾の鳥。ぷっくりした白いおなかがかわいい。

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↓こんな柄の鳥さんもいるのか~!

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↓ハトみたいな鳥。ハト???

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↓「Bee-eater」=ハチクイドリ。

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その名の通りハチを食べる鳥。ハチ以外の昆虫も食べる。
この保護区で一番目にする鳥なのだけど、体の色が黄色・白・赤・黒・緑・青と、すごくカラフルでかわいい。



かなり道を間違えたりしながら、ようやく目当てのトレッキングトレイルに到着。

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「Hippo(カバ) Trail」と書いてあったので、カバが見られるのかと思ったのだけど、ただ川があるだけでカバはいなかった。敷地内のトレッキングコースは全てこういう風に動物の名前が付けられているのだけど、その動物が見れるということではなく、ただ名前を付けているだけのようなのでご注意を。

なかなか鬱蒼としたトレッキングルート。
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崩れた土の壁部分にある無数の穴。

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一瞬コウモリの巣!?と思ったらさっきのハチクイドリの巣だった。


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天気が悪くて写真映りも今イチだけど、ハチクイドリはカラフルで本当にきれい。
私の意図をくんだかのように巣の前にベンチが置いてあり、そこに座って存分に鳥観察を楽しむことができた。

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よく見るこの花、結構好き。

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ちょっと遠かったけど、この鳥さんもかわいかった~!やっぱ丸々としてるのが好きだなぁ。

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↓フンコロガシ。

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フンコロガシって糞を転がした後どうするんだろう・・・食べるの?



このハシゴもまたトレッキングルート。分からんわい!

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Hippo trailの先の他のルートも少し歩いたのだけど、動物もいないし面白くないので、川に添って別ルートから戻ることに。



↓ワニ。

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↓クドゥ。

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角があるのでオス。
結構大きいのだけど、警戒心が無くかなり近くで見ることができて迫力があった。

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木にぶら下がったクリスマスの丸いオーナメントのようなものは、、、

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鳥さんの巣!


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「Ploceus spekei」=カオグロウロコハタオリ。
「ハタオリドリ科」の一種で、これまた名前の通りで、草などを編んで枝から垂れ下がる袋状の巣をつくる。

この黄色い鳥はアフリカ南部でよく見かけるのだけど、そういやこの巣を形どったお土産品をインドで見たことを思い出し、調べると東アジアにも生息しているらしい。

巣へは下から入る。

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逆さになって巣作りするの大変そうだなぁー。

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更に進むと遠くの木に無数の大きな白い鳥が。
 
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結構大きい。白鳥くらい?

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すごく特徴的なんだけど、これまた何というのか分からず。
(名前の分からない鳥はここの受付や宿で聞いたのだけど、現地の人も知らなかった。というか、鳥の名前なんてみんな気にしないんだろうなぁ;)
黒い長い嘴が一見怖そうに見えるのだけど、羽を広げると赤いラインが入っててきれい。

よく見ると首の長いグレーっぽい違う鳥も混じっていてちょっと面白かった。

「あれ・・・?ちょっと僕だけ毛色が違うなぁ・・・」
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保護区内のゲストハウスに到着し、ここを通り抜けて最初のゲートまで戻ることに。
サル発見。あれ?このサル歩きスマホしているように見えるのは私だけ?

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スマホ入れた合成写真作りたいw

ゲストハウスの敷地内にも普通に野生動物がいる。

クドゥ。

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敷地内に沢山いて触れる距離で見れるので、もはや奈良の鹿状態で珍しさも無くなってくる。鹿に見えなくもない。


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アフリカ名物「カラフルトカゲ」。←正式名称ではありません。

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アフリカにはカラフルなトカゲが沢山いて、赤やオレンジ、黄色や緑など国(場所)によって色が違うので面白い。


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ゲストハウスを出たところ。

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さすがにキリンや象はいないものの、日本では見られない動物が普通にウロウロしているので新鮮。これがジャングルとかサバンナではなく、「何か普通の草原や畑」にいるから尚更面白いのかも。


ウシ科の動物「トピ」。

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何か知らんけどまためっちゃ見られてる;


あ!ヤックル!

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・・・ではなく、「ウォーターバック」。角がかっこいいなぁ。


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この子だけ柵で隔離されていたのだけど病気中とかなのかな?
それともサファリツアーに来た人が動物見れなかったらアレだからその時だけに解き放つ用なのかな?(冗談です)



この子はオリックス(ゲムズボック)っぽいけど角が短くてお腹の黒いラインが無い。

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同じ品種で違う名前なのかなー。



朝9時に到着し、14時半頃にゲートに戻ってきた。
入場料450円にも関わらずかなり楽しめた。
キリンや象やライオンなどはいないので、「めっちゃ動物見たい!」という人には物足りないだろうけど、「歩いて野生動物を見れる」ということに関しては楽しめる。鳥が好きな人はより楽しめるけど、その場合はなるべく朝早めに行った方がいいかな。(私が行った10時くらいでも一応見れる)

ゲートを出て、分岐点まで歩く。

途中あった小学校。

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壁には今見てきた動物が描かれている。

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ここから3.7kmかぁ、、、。



停まってくれた車は南アフリカ人女性3人組。
皆様同じものを食べているのかと思うくらい3人ともふくよかな方だったので、姉妹かなと思ったら同僚友達とのこと。休みでスワジランド旅行に来たらしい。分岐点までで良かったのだけど、このままエズルウィニを通ってムババーネまで行くとのことだったので、エズルウィニで降ろしてもらえないか聞いてみると、他にも観光したい場所があるから、そこに寄ってからならいいとのことで、願ったり叶ったり!一緒に他の観光地も立ち寄って宿のあるエズルウィニまで戻ることに。

まず行ったのが博物館。

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しかし入場料が80リランゲニ(約720円)と、さっきの野生保護区よりも高い。
しかも大した展示も無さそうなので、私は値段を聞くなり即座に「入りません。待ってます。」と告げると、女性達も結局入らず。私に気をつかって入らなかったなら悪かったな~と思ったのだけど、車に乗り込むなり3人とも「高すぎる!」「大したものも無いのに!」と大笑い。良かったー(;´∀`)



次に向かったのが何かスタジアム。

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ここも外から見ただけで結局入らず。まぁ外から見ても「入ったところで?」という感じ。



その後女性たちは「王宮に行く」と言う。
以前の記事にも書いたように「スワジランド王国」なので、現在も王様がいて、王宮が近くにあったのは知っていたのだけど、そんな一般人が行って「はいどうぞ」って入れるものなの!?

王宮はエズルウィニ渓谷の「ロバンバ(Lobamba)」という場所にある。
一度道を間違えた場所で、車をバックさせた時に「バンッ!」と後ろのポールのようなものにぶつかって車がヘコんでしまったのだけど、「あ、動くわ良かった良かった」と何事かも無かったかのように出発するというハプニングもありつつ王宮へと向かう。

周辺は結構な田舎で、王宮以外に何も無い。王宮へと続く道へ進むと、敷地内手前にゲートがあり、まぁ当然そこで止められる。

女性達は警備員とアフリカーンスで何やら話し、結局入ることは出来なかった。そりゃそうだろ。

私「警備員は何て言ってたの?」

女性「スカートじゃないし、ドレスコードしないと入れないって。」

・・・え?逆にドレスコードしてたら一般人でも入れるってこと?それはそれで凄いんですけど。

そんなこんなで宿近くのショッピングセンターでお別れ。ありがとう!



~首都ムババーネ~
次の目的地・ヨハネスブルグ行きのバスを確認するために、ムババーネにも日帰りで行ってみたのだけど、ちょっと都会というだけでまぁ面白いものは特に無かった。

【エズルウィニからムババーネへの行き方】
ショップライト前のバス停からミニバス(コンビ)で片道約20分。E10。

バスターミナルに併設して巨大なショッピングモールがあり、賑わっている。

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お土産屋さん。

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スワジランド国王がプリントされた布も売っている。
この布は服や腰巻きとして使われるものなのだけど、一度ガチでこの国王プリント布を腰に巻いている女性を見かけた。



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なぜか救急車デザインの郵便切手。

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旅行者に「まずい」と評判のイギリス料理。
・・・に、並ぶ行列。

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本当にすごく並んでいて、まぁ魚のフライとフライドポテトだし、ここのはもしかして美味しいのかも・・・?

と思って買ってしまった自分を叱りたい。なぜ学習しない!!

まぁ不味くはないけど、美味しくもない。
周りをよく見ると王道のフィッシュ&チップスを買っている人はほとんどいなく、みんな丸いドーナツとポテトを買っていた。ポテトをおかずに、ドーナツ食べてるって感じ。(アフリカのドーナツは素朴な甘みなのでおやつというより主食として食べられることもある。)



車のナンバープレートがスワジデザイン!田舎ちっくでかわいい。

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ムババーネ限定ご当地ナンバープレートとのこと。



日本にもご当地ナンバープレートあるよね!

ご当地ナンバープレート



私がいいなぁ~と思うのはこちら。

愛媛県、道後・松山市の雲型プレート!

愛媛ナンバープレート



あとこっちもねこ好きとしては羨ましい!
青森県、水戸町の11ぴきのねこプレート!かわいい!

青森水戸町

地元香川県・高松市でもご当地プレートができるようですが、今のところ結構真面目なデザインで面白味は無いなぁー。
ただ日本のご当地プレートは原付きのみなので、スワジランドみたいに車OKのプレートも作ってほしい!

話は反れましたが、次回は再び南アフリカに戻って最後のアフリカ編です♪



ムリルワネ野生保護区(Milwane Wildlife Sanctuary)

入場料:E50
営業時間:6時or7時~
11月~4月→18時クローズ
3月~10月→17時クローズ
エズルウィニ渓谷からの行き方:ショップリスト前のバス停から分岐点までE5。バスを降りて入り口まで徒歩3.7km。

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スワジランド「スワジ文化村」(エズルウェニ渓谷)

Category: スワジランド王国
レソトから南アフリカに戻り、ダーバンで数日過ごそうと思ったものの宿がとれず、結局1泊だけして移動・・・

次なる目的地は「スワジランド王国」。

場所はここ。

スワジランド



「王国」という名の通り、レソト同様「王様」がいるのだけど、レソトと違うのは憲法で国王の権限が保障されていて、未だ国王が権力が持っていること。政府の重役も王家が多く占めているので、ほぼ独裁政権に近い。

更にこの国、調べるとすぐ出てくるのが「世界で一番エイズ感染率が高い」国・・・;そのせいでエイズでの死者率も高く、平均寿命は48歳(2015年)。
でもまぁ周辺のボツワナやレソトなんかも似たようなもの。南アフリカも感染率は高いものの、平均寿命は57歳とスワジランドと10歳近く長寿。・・・日本の平均寿命と比べると長寿と言える年齢でもないのだけれど( ̄ー ̄;)エイズが蔓延しているのはコンドームが普及していないことと、一夫多妻制というのも要因なのかも。

毎年8月~9月に首都ムババーネ近郊で行われる「リードダンス(Reed Dance)」は処女のみが踊る伝統行事で、そこで国王が嫁を選んだりもするんだけど、え?国王何歳?;
時期があえば見たかったなぁ~。



さぁ、そんなあんまりいい情報の無い「スワジランド」。一体どんな国なのか!?

↓南アフリカ(ダーバン)からスワジランド(マンジーニ)行きのバス。

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良かった!ちゃんとバスの後ろに荷物を乗せれる牽引車?がある!

待ってる間に買ったマフィンもどき。

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プレーンとチョコ味。形はマフィンだけど、味は蒸しパン。まずくはないけど、小学生が初めて家庭科の実習で作ったお菓子のような味。



国境も特にこれといったこともなく無事スワジランドに入国。
マンジーニでバスを乗り継ぎ、最終目的地の「エズルウェニ渓谷」に到着。スワジランドの首都は「ムババーネ」なんだけど、ゲストハウスも無いし、特に観光するような場所も無さそうなので、首都から少し離れたこの町で数泊することに。

まず向かったのは「スワジカルチャーセンター(文化村)」。

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入場料100エマランゲニ。約800円。なかなか高い。
しかし「エマランゲニ(リランゲニ)」って言いづらい・・・。面倒臭いから南ア通貨の「ランド」って言ってしまうけど結局等価なので普通に通じる。



スワジランドの昔の住居などを再現し、伝統的な暮らしなどを紹介している設備。
ここの入場料にはガイド代も含まれる。

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スワジランドは昔から(現在も)一夫多妻制の国。
かつての王様は75人の妻に、250人の子供がいたらしい!



女人禁制の調理場。

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ここで男性が動物(主にヤギ)を捌くのだけど、男性が動物の頭と足を捌き、その他の部位は女性が捌いていたとのこと。なぜ部位を分けるかというと、頭を女性に与えると賢くなってしまう、足を女性に与えると男性の元から逃げていってしまう、という信仰から。
ガイドの話を聞いていると、どうやらスワジランドでは昔から男性の地位が高かく、男尊女卑だったのかなという感じ。女性が賢くなることを恐れてたんですね。
現在でもその「足を与えない」という名残のせいか、男性が女性に靴をプレゼントすることは絶対に無いそう。

肉を捌いた後の羊の皮は既婚の女性のみ身に付けることができる。羊の皮をつけているかいないかで、既婚か未婚がすぐ分かるようになっていた。

調理場の近くにはマリファナを吸う場所もあって、男性が狩りに行く前など、怖くなって逃げないようにするために吸っていたらしい。(現在はもちろん違法)



藁と縄で作られた昔の住居。

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ひと家族につきこういう家がいくつかある。一夫多妻制だけど第一夫人用は一番重宝され、第一夫人専用の家もある。

家を建てるには、まず8人の男性が5週間かけて家の骨組みを作り、その後8人の女性が3週間かけて外側の草を取り付けていく。見た目は簡素な気がするけど、計2ヶ月弱と意外に時間かかるんだなぁ~。

移動式住居なので、そのまま他の場所へもすぐ移せる。家は3年ごとに作り変えなければいけないらしい。


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中はこんな感じ。

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夏は涼しく、冬は暖かいつくり。
家に入る場所も男女で分かれていて、ガイドが

「女性は左、男性は右(right)です。なぜなら男性がいつも正しい(right)から!Hahaha~!」

というアフリカンジョークで観光客を沸かす。

まぁこの施設はただこういう家が何個かあるだけなので、これだけだと「これで800円か・・・」とガッカリすること間違いなしなのだけど、一番の目玉は「スワジダンス」!!

このダンス観覧料も入場料に含まれているのだけど、決まった時間にしかやっていないので、その時間に訪れないと多分すご~く損した気分になると思う( ̄ー ̄;)

ダンスは屋外ステージで行われる。週末だからか観光客も多く、結構広い客席は満席御礼。前の方で見た方が迫力があるので、写真を撮りたい人は開始時間より早めに行った方がいいと思う。

最初にスタッフの簡単な説明があったあと、男女15人くらいの民族衣装を着た現地の人が登場し、歌や踊りを踊り始めた。

女性は大きな一枚布を体に巻いたような衣装で、未婚の女性と既婚の女性でまた違う。

↓こちらは未婚の女性。

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↓既婚の女性は頭に黒い帽子のようなものを被り、獣の毛?のようなスカートをはいている。

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男性の民族衣装はいかにも「狩猟民族!」という感じなのだけど、カラフルでもこもこの白い毛皮がちょっとかわいい。

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ただダンスは激しい。

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この人誰かに似てるな~と思ったら竹中直人や。



みんなで1本の長い棒を持って足を高く蹴り上げる。

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このスワジダンスは「足を蹴りあげる」のが特徴で、男性だけでなく女性も同じように踊る。

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一応見えてもいいようにスパッツ的なものを履いているのだけど、蹴りあげた瞬間にみんなちゃんと隠している。まぁそうだろね・・・同じ女性でも何か見てしまうもん;



おぉー

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アキラ100%も真っ青の隠し芸!


アキラ100%

(こら!)



いやでもこの「蹴り上げダンス」、ずーっとやっててほんと凄いんですよ。

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どういう意味があるのか聞くの忘れたけど、何か意味あるのかな?

太鼓のリズムも軽快ですごく楽しかった!
観客もかなり湧いてて、いい感じの合いの手なんかも入っていた。

スタンディング・オベーション!!

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と思ったら急に変なん出てきた・・・。

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ベナンのブードゥー教のお祭りを彷彿させるような、、、これも神様なのかな?



最後は観客も混じえてのダンスタイム。

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ゴスペルのような歌もすごく上手くて聞き惚れてしまった。
「マベレマベレマベレ~♪」というナゾの言葉が頭の中でずっとリフレイン;
チップBOXもあったから、喜んで入れたねコレは。

いやぁ楽しかった!
終わった後、CDだかDVDだかも手売りしていて欧米人に飛ぶように売れていた。スゲー!

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ビーズのネックレスがおしゃれ。

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いや、そんなポーズいらんのやけど;みんなかなり陽気でフレンドリーだった。

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近くに滝もあるというので行ってみたのだけど、まぁこんな感じ。

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滝自体小さい上に、これ以上近づけないので「あ~遠くに滝あるなぁ~」という雰囲気。ここじゃないのかと思って暫くその辺をウロウロしてしまったくらいしょぼい。


さ、帰るか。

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レソトもそうだったけど、スワジランドも自然がいっぱい。


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この辺りに沢山ある「ジャガランダ」という紫の花をつける木。

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宿の庭にもあり、雨が降ったせいもあってこの時期沢山花が落ちていた。春になると咲くので、現地の人にとっても日本の桜みたいな感覚なのかな?



宿の近くはこんな感じ。

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エズルウェニに1軒だけ大きなショッピングモールがあって、他は本当に何も無い。むしろなぜここにショッピングモールがあるのか不思議なくらい。すごい助かるけど。



宿近くのお土産屋さん。

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ここに売られていた作家さんの手作り食器がかわいかった。
日本ではまず無い「アフリカ~ン」な奇抜なデザインで、色も派手なんだけどオシャレ。

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これなんかゼブラ柄っぽい。

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これはヒョウっぽいなー。

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お土産と自分用に買った器。

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中にもデザインが入っているのがかわいい。

値段は物によって違うけど、お皿や器で大体800円~1500円くらいだったと思う。いくつか買うと値引きもしてくれる。オーナーの知り合いが作っているとのことで、ここにしか売ってないと思われるので、気に入ったものがあれば買い逃さないように。
裏に作家さんの名前や「スワジランド」と書かれたものもある。同じデザインでも大きさが微妙に違ったりするのだけど、そこがまた手作り感があっていい。



~~~現在地・日本での余談~~~
ナイジェリア・ラゴスのカウチサーフィンでお世話になったJさんが日本に来たので一緒に岡山を観光しました!


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Jさんはナイジェリアで働いている南アフリカ人なんだけど、最近の変わったこととして「ナイジェリアでガソリン車が廃止になることになったよ」と。そういやトヨタも20年後にガソリン車を廃止にするっていってたな~と思っていると、

「ガソリン車廃止は3年後なんだよ。」って・・・。

え、、、絶対無理やろ(;゚Д゚)

ガソリン車廃止=EV車=高い、というのは常識だけど、ナイジェリアの国民がみんなそれだけの財力があるとは到底思えない;しかも3年後て!笑 誰か3年後にナイジェリア行かれた方は現地の様子を報告お願いします。まぁ、、、多分変わってないだろうけど。

「150ヶ国行った別の日本人の友達も東京から来るよ!」と言っていたのでそれも楽しみにしていたら、来たのはFBの「西アフリカビザ情報」グループで有名なタツキさんでした!

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いやいやほんと、その節はお世話になりました・・・と初めて会うのに言ってしまいますね。西アフリカのビザ情報をまとめてくれてる人なんてほぼいないので、ここ数年アフリカ一周した人はお世話になった人も多いのでは。

タツキさんのブログはこちら↓

アフリカ一周する人はマスト!な情報系ブログです。
まとめが本当に助かります。

更にタツキさんとFBで繋がると共通の友達にベナンでお世話になったH田さんの名前が笑。西アフリカ、行く人少ないからかどこかしらで繋がって面白い。



南アフリカ(ダーバン)からスワジランド(エズルウィニ)への行き方

①宿~スワジ行きバス乗場
タクシー 約10分 R50
※宿でメータータクシーを呼んでもらう。

↓スワジランド(マンジーニ)行きバス乗り場
スワジ行きバス

②ダーバン(Durban)9:10発~マンジーニ15:15着
ミニバス 約6時間 R250
※13時に国境着。

③マンジーニ15:20~エズルウィニ15:50着
ミニバス 約30分 E18



エズルウィニ(ロバンバ)の安宿・キャンプサイト

バックパッカー宿は2軒あるが、夏に行く場合は予約が無難。特に週末(金~日)はどちらの宿も宿泊客でいっぱいだったので、キャンプサイトでも予約しておいた方がいい。

「Lidwala Lodge」

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※部屋の写真撮り忘れた;

キャンプサイト:E120
キャンプサイト(宿のテント):E180
6人ドミトリー:E185(貴重品BOXあり、部屋は狭い)
ドミトリー(シャワー、トイレ付き):E200
WIFI:あり(容量制限無し)
設備:キッチン、フリーコーヒー・紅茶、ホットシャワー
行き方:ムババーネから行く場合はゲイブルズショッピングモールの1つ手前のバス停か宿の近くで停まる。幹線道路に看板も出ているので宿の名前を言っておけば多分通じると思う。
その他:調味料がかなり揃っている。シャワーも温度調節しやすく使いやすい。
宿泊日:2017.9.30~2泊



「Regend Backpackers」

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キャンプサイト:E90(サイトで電気を使う場合は1日+E50)
10人ドミトリー:E175(貴重品BOX無し)
WIFI:あり(1日50MBまで無料、それ以上は有料。)
設備:キッチン、フリーコーヒー、ホットシャワー、バー
行き方:ゲイブルズショッピングモール前バス停で下車。そこから徒歩約10分。ショッピングモールの駐車場を通り抜ければショートカットになる。
その他:森の中にいるようで居心地がいい。ドミ部屋はコンセントが少ない。
宿泊日:2017.10.2~2泊

エズルウィニ宿