やっぱり宿!!!
って言っても、食べてばっかであんま観光らしいことはしてないけれども(;^ω^)
まず香港で一番有名な宿と言えば、重慶大厦(チョンキンマンション)!
ここは、現代に残る九龍城砦とも呼称される、宿や食堂がごっちゃに入った大型雑居ビル。
※九龍城砦(ガウロンセンツァイ)・・・アジア最大の魔窟と呼ばれた、香港マフィア映画に出てくるようなスラム街。(残念ながら現在は取り壊されています。)


荷季活賓館(HOLLYWOOD GESUT HOUSE)
重慶大厦B座8階B-1
T:250HK$(2人) ※Free WiFi
(2012.2.20~1泊)
今でもこのビルはインド人の客引きが多く、ちょっと怪しい雰囲気ではありますが。
一般的な旅行者は両替所(かなりレートがいい)だけ利用し、まず泊まることは無いようです。
まぁ、実際泊まったところ、部屋が狭いくらいで普通。
お次に、美麗都大履(ミラドマンション)のカンフーホステル。

功夫賓館/花園賓館(Kung Fu Hostel/Garden Hostel)
美麗都大履3階F4-1
D:80HK$(男女別) ※Free WiFi
(2012.2.21~2泊)
チョンキンマンション近くのこのビルも、同じ感じの雑居ビルで、こちらはまだマシと言われているらしいけど、実際何かこっちの方がひっそりしてて、怪しい感じがしたなぁ。
でもこの宿はジムを経営してて、練習風景も見れるし、広いベランダが共同スペースになってていい。

スタッフなのかよく分からないおっちゃんが、色々親切にしてくれて、いい宿だった。
部屋は汚いけど;
↓猫もいる。

箱とかあって、エサもたっぷり与えられてるのに、おっちゃんに「ワイルドキャット(野良猫)だから、連れて行っていいよ」と言われた。
・・・「ワイルドキャット」という名の、飼い猫ということで、納得しておこう。
いい宿だったのにも関わらず、2泊で引越ししたのはワケがあり。
同じ部屋のインド人女性が、夜中に奇声を発する。
「Oh~!Yes!Oh~!Yes!!!」
初め、男でも連れ込んでヤってるんかと思ったけど、人の気配は無し。
その後も、突然笑い出したり、部屋を出て廊下と部屋をウロウロする。
明らかにハッパじゃなくクスリ的な感じ・・・。
匂いはしなかったから、精神的なモノかもしれんけど。
完全に目は覚めてたけど、ここで起きて何かされても嫌やから、怖いのを我慢してひたすら寝たふり。
同じ部屋にもう1人おったけど、多分うちと同じ考えで、ピクリとも動いてなかった(;・∀・)
次の日、宿のスタッフが、うちにその人が働いてるボスに事情を電話で説明までさせて、「あの女は追い出す」ってなったのに、結局彼女は出て行かず。
まぁどのみち、もう1軒泊まってみたい宿があったからいいんやけど。
それがこちら(赤い看板の右に注目。)↓

幸福旅館(LUCKY HOUSE)
九龍上海街115号2階
D:80HK$ T:180HK$(2人) S:100HK$
※Free WiFi、中国ビザ取得可能(3ヶ月シングル:550HK$,朝申請すれば即日!)中国旅行社では5営業日で400HK$。
(2012.2.23~4泊)
ラッキーハウス!
こここそ、真の香港観光ハイライトです!!
(と、私は声を大にして言いたい。)
バックパッカーの間では、言わずと知れた日本人宿。
後から出来た「ゴダイゴ」の方が、キレイでいいらしいけど、ここの後に移動しようと思ってたら満室やった。ラッキーから流れてるのを察知して、体よく断られたのかもしれんけど。
と言うのも、ラッキーは南京虫(ベッドにいるデカいダニみたいな虫で、噛まれると3日はかゆい。服やバッグに潜んで飛び火する。)がいると言われてるので。
が、心配してた南京虫はいなかった( ;∀;)ヨカター!!
宿の看板↓

ギラギラした香港の看板の中で、唯一手書き・・・。
「ラッキー」なら、「幸福」じゃなくて、「幸運」じゃあ・・・?
というツッコミを、過去何人の旅人がしてきたであろうか。。。
↓これがラッキーハウスの全貌だ!!!

明らかに手作りのパーテーションで仕切られた部屋(?)。
昔はこのパーテーションも無かったらしい。
おっちゃんも頑張ってるんやー・・・。
至る所に手書きの注意書きが。

この宿にWiFiがあることが奇跡に思える。

このボロ宿・・・あっ失礼。
このくたびれた宿を「ホテル」、しかも「ロビー」と大きく出たところも凄いけど、最後の「ですぞ」で、すっかり威厳が無くなっている。
(この後、自分の中で「ですぞ」口調が流行ったのは言うまでも無い。)
パーテーション付けたり、WiFi入れたり、おっちゃんの努力がすごい伝わるんやけど、宿自体もさることながら、おっちゃん自身にも何か悲壮感が漂ってるもんなぁ・・・(;´∀`)
過去これ程、同情を誘う宿があっただろうか。。。
男ドミがいっぱいで、
「女なんかどうせ来ねーからいいよ」
と言い放って女ドミに男を泊めるおっちゃん。
あの・・・目の前に一応女がいるんですが。
まぁ、今度香港来たとしたら、怖いもの見たさみたいなんで、また泊まるやろなぁ。
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