旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

「舟を編む」 三浦しをん

Category: 旅中読んだ本
旅中に読んだ本を記録しようと思いながら・・・やっぱり読んだ本全部UPするのは難しいな~(´д`;)
まぁ時間がある時にでもぽつぽつUPしようと思います。

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舟を編む 三浦しをん
楽天 / amazon

今回海外に出る前に友達がくれた本。
三浦さんの文章はほのぼのしてて癒される(*´∀`*)
ずい分前に三浦さん好きの友達がエッセイも面白いと言っていたものの、結局まだ読んでないなー。

この本は数年前映画にもなったから知っている人も多いかもしれない。
「大渡海」という一冊の辞書を作るまでのストーリー。
辞書ってこんな風にして作られるのかというのと、こんなに根気のいる作業なんだということを初めて知った。
大体、言葉一つ、例えば「愛」という言葉一つとっても、辞書によって書いている内容が違うなんて考えたことも無かった。とりあえず日本に帰ったら本屋で辞書をひいてみたい。
そしてこの辞書に関わる人々の熱い情熱が凄くいい。
受け継がれる意志があり、受け継ぐ意志がそこにはある。

恋愛要素も面白かった。
主人公の「まじめ」君は、その名の通りまじめで言葉オタクで、恋愛にも奥手。本の裏帯に「まじめ君をお持ち帰りしたい」とコメントされるほど頼りないんだけど、一途でストレートな感じが凄くいい。

面白くて、続きが気になって一気に読みきってしまった。
日本に帰って辞書をめくろう。
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「心を整える。」 長谷部誠

Category: 旅中読んだ本
私は旅中には本をよく読みます。
多分私に限らず、多くの長期旅行者(特に一人旅)に言えると思います。

日本にいる時にも普通に読みますが、海外にいる時ほどでは無いです。日本を長く離れているほど「活字飢え」することがあり、そうなると1日じゅう宿に篭ってひたすら本を読んだりしてしまいます。

安い航空券で乗り継ぎがある場合、安いが上に乗り継ぎ時間が何時間もあったり。
来るはずのバスが来なくてもぅ1日滞在しないといけないとか…。
まぁそういうことが無くても、365日毎日観光するなんて体がもたないので、数日(人によっては数ヶ月)観光抜きでゆっくりしたり。

…とまぁ、特に一人だとやること無い時間とか結構あるんですよね。

なので、長期旅行者同士が会うと、よく本の交換がされるワケで。
中には自分じゃ絶対買わないな~なんてのもあるんですが、それがまた面白い。人から貰わない(借りない)限り、巡り合わない本にも沢山出会います。興味が無い場合、暫く放置するんですが、結局読むものがそれしか無いとやっぱりヒマな時間に読んでしまいます…(;´∀`)

今の所一番インパクトが強かったのが、慶応か早稲田の学生がくれた安部公房の「箱男」。。。
純文学も好きだけど、まず、自分じゃセレクトしないな~( ̄ー ̄;)と思い、貰う前に「私これ読まないかも…」と言ったのですが、「面白いので絶対読んで下さい!」と押し切られました。案の定暫くバックパックの奥底に眠っていたのですが、やはりまぁヒマを持て余した時に読みきりました。
タイトル通り、箱をかぶった男の話なんですが、いやぁ~…ある意味ピカソ的中毒性があるというか笑。
結果、面白かったです。




とまぁ、久々に海外に出て最初に出会った本。

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「心を整える。」 長谷部誠
心を整える。(amazon)
心を整える。(楽天市場)

韓国でお世話になったこうへい君に借りました。
サッカー興味無い私でも名前くらいは知ってる、ワールドカップにも出た長谷部選手の本…。

まぁ~~~まず自分じゃ手に取らないです!(;´∀`)

スポーツ興味無いし、自己啓発本も苦手だし。
ですがまぁこれも巡り合わせ、ということで読んでみました。

個人的感想を述べると、完全に女性視点になるので、ガチのサッカーファンには激怒されるかもしれませんが…


付き合ったら面倒臭そう…。
でも結婚するならこんな人がいい。


あ、長谷部選手ファンの方怒らないで…
すごく真面目でストイックな方なんだと感じました。
何か最近は不真面目でひょうひょうとやってのけるのがカッコイイ、真面目に頑張るなんてダサい、って風潮があるじゃないですか。
でもやっぱり、頑張って必死にやってる人の姿って、男女問わずカッコイイ!と私は思います。
(まぁ努力してるけど「ひょうひょうとやってる」風に見せている人もいると思いますが)

「感謝は自分の成長につながる」という長谷部選手の言葉も好きです。

そして何より「スゲー!!」と思ったのが、この本の印税は全て東日本大震災の支援として寄付…!?

全てですよ全て!!(;゚Д゚)

もちろん震災支援のためでしょうが、あくまで自分は「サッカー選手である」といわんばかりのストイックさ。
本を書くのだってすごく時間がかかるだろうし、大変なのに…。
すごいなぁ~の一言に尽きる。

サッカー興味無くても楽しめました。

長谷部選手も本好きで、読んだ本の内容や良かった部分をノートに綴っているとのこと。
私も思い返すと何十冊という本を読んで、この文章いいなぁ~と思うこともあったのに、全然覚えてないんですよね;

長谷部選手の真似して、私も今後、読んだ本をUPしていこうと思います。いつまで続くかは分かりませんが…(・∀・)





旅の写真が本に…まさかの第2弾

Category: 旅中読んだ本
先月、「珍国巡礼」という本で、旅の写真が使われたのですが。
(記事:旅の写真が本で使われました!


なんとまさかの第2弾。

しかも今回は「渡航者レポート」として、レポートも書かせて頂きました(∩´∀`)∩♪

気になるタイトルは…

くるか!?

今度こそ「女子っぽいタイトル」!?







サブタイトル。

"世界の果て"の歩き方…




メインタイトル。

「世界の辺境案内」

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世界の辺境案内


…お呼び頂き光栄です!




まぁ私の記事はこの中の「未承認国家」に掲載されてて、辺境という辺境ではないんですが。

未承認国家と言えば。

はい。

前回と同じハットリバー公国です!(オーストラリア・目次)



あ、もうちょっと見えてる。

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カテゴリ1ページ目に!!(左が私が書いたレポート、右が提供した写真)

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正直ハットリバー公国は車さえ確保すれば、他の場所に比べれば行きやすいのですが。
(危険度もゼロに近いw)

よほどこの国が編集者に気に入られたのでしょうか…笑




ちなみにこの表紙。

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あっ!花ちゃん!(;^ω^)



この表紙の写真、見ただけでどこの何か分かったわたし!

行ったことないけど、少し前にTVの廃墟特集みたいなのでやってたんですよね~。

すごかった!

TVでここまで行ったものの、結局波が高くて船は付けられなかったのですが。

これが何か気になる方は・・・

世界の辺境案内(amazon) 世界の辺境案内(楽天ブックス)

あっ!例によって私には一銭も入りませんけどねw

でも今回は文章も書いたので、「謝礼金」を頂けました~(*´ω`*)






しかし今回の本、またしてもマニアックで面白かった。

前回の「珍国巡礼」は、バックパッカー寄りだったのですが、今回のは「研究者しか入れない立ち入り禁止エリア」なども取り上げられて、「ほんとに世界にこんな所あるんだ!」と驚きました。

少し抜粋。




スバールバル世界種子貯蔵庫(ノルウェー)

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地震や津波の大災害、戦争などによって人間どころか、植物が絶滅してしまったら。
そうした農作物の絶滅リスクに備え、植物の種を保管している施設です。

しかも場所は何と海の底!!
海抜130mの場所にあるため、地球温暖化によって海水面が上がっても問題無いそう。




アルコー延命財団冷凍保存センター(アメリカ)

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何とここでは現在100人程度の遺体が冷凍保存されている。

将来的にクローン技術や蘇生技術が発達した時のために、事前に冷凍保存の申し込みをしている人が無くなると、ここに運ばれる。

う~ん、そんな「7SEEDS」みたいなこと、ほんとにあるんだなぁ~。



他にも、メキシコのクリスタルの洞窟、かつてバイオ兵器を開発していたアメリカのフォート・デトリックなどなど…。
漫画のような世界って、実際あるもんなんですね。。。


個人的には非常に面白い本。
とは言えマニアックなので、別にお勧めするわけではありません笑。




本が届いて、改めて誌面で自分の文章を読んでみると、やっぱり素人臭いな~って感じです(;´∀`)

「旅行記」では無く「レポート」って難しい。
いい勉強になりました。

ブログ開設から5年。
…経った今でも、記事を書くのはかなり遅い方だと思います。

何でも無い記事でも1時間くらいはかかるし、気合入れて書く時は、何日も推敲したりします。(自己満足…の上に誤字脱字多いのはご了承下さいませ;)

例え一時的なものだとしても、少し努力が実ったな~と何だか感慨深くなりました。



何て言うと「たかが5年!」と、糸井さんに怒られますねw
ほぼ日刊糸井新聞

糸井さんが作ったキャッチコピー ↓

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実はこれ、今から30年以上も前、1982年の「広告批評」6月号に掲載された反戦広告です。
当時の憲法9条改定問題で特集され、今だからこそ再び話題になってるみたいです。
いいキャッチコピーだと思いますw

話が反れましたが、まぁちょっとぐらいの時事ネタは愛嬌愛嬌。





旅の写真が本で使われました!

Category: 旅中読んだ本
と言っても、もちろん「写真がきれいだから」という理由ではありません。

だって…本のタイトルが

「珍国巡礼」

な…

なんて私らしいタイトル…(;´∀`)

「恋する台湾♡」 とか、

「女子旅シンガポール♡」 とかじゃないわけで。

何とも

「男臭むんむ~ん!!」  な本なのです。

タイトル通り、珍国・奇祭・秘境等を特集したMOOK本。
私が提供した写真の国(?)はその内の1ページで写真は5枚程度と、大きくは取り上げられてないものの、自分が行った所で撮った写真がこうして本に使われるというのは、かなり嬉しいですね!ヽ(=´▽`=)ノ



5月28日発売ということで、早速出来上がった本が先日送られてきました♪




どじゃぁぁ~~~っん!!!

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amazon「珍国巡礼」  楽天市場「珍国巡礼」


私のブログを熟読してる人(=母)は、「え!?表紙に使われてるの!?」と思うかもしれませんが、この写真は私のものではありません。

というか、この表紙を見た瞬間、どこの国の、どこの地方の、どの部族が何故こういう格好をしているかまで分かってしまう自分が…ちょっと好きですwww

この部族の記事→奇祭・マスクフェスティバル~脅威!マッドマン現る!~

この表紙の写真のマッドマンは本場のもので、私が見たのは祭りのために出張してきた笑マッドマンです。本場の地域は治安的にアレなので、さすがに女一人ではやめておきました。



さてさて。3年で14カ国しか行っていない私の、どの国の写真が使われたかといいますと

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ハットリバー公国です!!

「???」ってなる人が大半だと思いますが、オーストラリアにある「自称」独立国です。

国の政策に反対した農場主のおっちゃんが、

「じゃあワシ、独立するもんね!」 と、勝手に独立した所謂「未承認国家」。
オーストラリア政府からもその他どの国からも「国」としては認められていませんが、「非居住者」ということは認めているので税金も払っていません。

ハットリバー公国に行った時の記事はこちら↓
これがハットリバー公国だっ!


ブログURLも記載してくれました♪

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ハットリバー公国のページ。

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う~ん。懐かしい…(*´ω`*)

ちなみに後ろ姿は一緒に行った友達です。


最後のページの「写真協力」にも。

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ここで後悔したことが、「え!高野秀行氏の名前があるんなら、名出ししておけば良かった!( ;∀;)」ということです。

バックパッカーの聖書と言えば「深夜特急」。(私は「奥のほそ道」ですが)
その後は高橋歩氏や、「ガンジス河でバタフライ」のたかのてるこさん、
近年ではさくら剛氏、「恋する咲ログ」の咲子さん、、、とまぁ色々本を読んできましたが、今まで読んできたノンフィクション旅行記で一番衝撃を受けたのが高野秀行氏の本。かなり昔ですが。
まぁ衝撃も何も、読んだ本のタイトルがまた「アヘン王国潜入記」だからね。。。
この方、「辺境ライター」として活躍してて、その他も「よく生きてるな…」と思うぶっ飛んだ本ばっか出してます。
角幡氏との対談本として出た「地図のない場所で眠りたい」。もぅ…タイトルがいいよね。立ち読みしかしてないけど(コラ!)

話が大きく反れましたが(;´∀`) 面白い方と名を並べたかった、という話w
次回こういう話が来れば、名出ししておこうと決意しました。

一緒に掲載されてる「daiki」さんもブログ読んだことあるし、「地球のらくがき」の人もそういや今どうしてるんだろうと思ってブログ見たらまだ旅してるみたいだった。


裏表紙にも写真使われてた!

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この国王の銅像、よっぽどインパクトあったんかな…;
まぁ「顔だけ」の銅像ってあんま無いから面白いけど。




というか、この本自体、個人的にツボで面白い。

私の前のページにある「シーランド公国」。

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何これ…?

行ってみたすぎる…笑。

イギリス東海にあるらしい。

しかも面白いのが、

金で貴族の称号が買える!

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「君も今日から貴族になれる!」って…面白すぎやろ(・∀・)
しかもインターネット通販って。
怪しい海外の通販番組みたいや。

無駄になりたいけど、1万円か…;

西川きよしや折笠愛も貴族らしいw

え?折笠愛って?カトルですよカトル。もしくはロミオですよ。←それしか知らん。




「世界の奇祭」特集では、有名なトマティーナと共に


「遊牧民の美男子コンテスト」!?


で、この写真!?

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とまぁ、、、とにかくかなりマニアックな本です(;・∀・)

辺境好きの旅人にはドツボかもしれません。
私は現在熟読中です。

出版社は「イカロス出版」で、電車や飛行機等これまたマニア向けな本ばっか出してます。「ワーキングホリデー」の本はオーストラリアで持ってる人いたな~。

今回声をかけて頂いたのは「風来堂」という編集社さんで、旅系のものも多いのですが、それ以上にマニアックなものを沢山手がけています。


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ちょっと欲しい。。。(ノ´∀`*)





ちなみに全然別会社ですが、数年前にも本にブログを紹介して頂いたことがあって。
最初のペンギン」という本で、紹介と言っても脚注にちょろっとなのですが。
それがこちら。

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パプアニューギニアの日常風景なんて書いたかな…;
変な島と変な祭りに行ったことくらいですが、何かいいように書いてくれてます笑
しかし「とてもユーモラスで面白い」ってどんだけハードル上げるん!(;´Д`)関西人やったら怒るで!

うちも多分欧米とか行けば、

「恋してパリジェンヌ♡」とか、

「キラキラ☆女子旅」とか、

何かそーいう本から声がかかると思う!!!(`・ω・´)

土臭いとこばっか行ってるからこうなってるワケで!うん!そうだ!

ともあれ、私には一銭も入りませんが、マニアックなもの好きな方は一見の価値アリ!なので宣伝しておきま~す♪



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追記
6月8日現在、amazonでは在庫切れ中です;楽天にてお探し下さい。マニアックな本なので、書店ではあまり並ばないっぽいことを言ってました。お探しの方は書店注文かネット注文でお願い致します(*´∀`*)





空飛び猫

Category: 旅中読んだ本
アシューラ・K・ル=グウィン著/村上春樹訳/S.D.シンドラー絵
「空飛び猫」シリーズ


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1巻 「空飛び猫」
2巻 「帰ってきた空飛び猫」
3巻 「素晴らしいアレキサンダーと空飛び猫たち」
4巻 「空を駆けるジェーン」

著者はゲド戦記の原作者、役者は説明いらずの村上春樹。
全4巻ですが、私は3巻までしか持ってません;
愛蔵版もあるんだって。

何年も前、京都のカフェでたまたま置いてあって、後日また読みたくなって結局買った本。
子供向けの絵本です。

翼を持つ猫達が、空を飛びまわる話。
旅する、、、ってワケじゃないけど、猫にとっちゃすごい冒険!
ちょっと旅心をくすぐられてしまう。

挿絵の猫がまた全然かわいくない んやけど…
何かだんだんクセになってきてかわいく見えてくる。



猫好きの著者&猫好きの村上春樹が訳してるだけあって、猫の仕草の表現が何とも「分かる!」。

2巻「帰ってきた空飛び猫」より
~ライオンの彫像みたいな格好で座りました。両方の前脚をくるっとしまいこみ、目を細めてじっとしていました。~

→いわゆる、「香箱座り」ですね!(`・ω・´)b



久々に読み返して、訳者・村上春樹のあとがきにも笑ってしまった。

2巻「帰ってきた空飛び猫」より
~「おい、羽のはえた猫の話なんかもういい加減にしてくれよな。こんな子供だましの話がいったい何の役にたつんだよ」という人もなかにはいるかもしれませんが、まぁこういう本が世の中にもう一冊くらい余分にあったっていいではないですか。
たとえ実際に何の役にもたたないとしてもね。~


そ…

そこまで言っていいのー!?(((( ;゚д゚))))アワワワワ
訳してるクセにどゆこと?とこっちがハラハラするのですが、、、



続く3巻のあとがきでは。

3巻「素晴らしいアレキサンダーと空飛び猫たち」より
~第一作も、第二作もそうですが、この「空飛び猫」シリーズには、作者のメッセージのようなものがかなり強くこめられています。それはまず、都会生活や機械文明にたいする反発、あるいは嫌悪感のようなものであり~

あらっ???;

2巻の毒舌ぶりはどこへやら(;´∀`)
著者から批判があったのか、読者から批判があったのか、
それとも「2巻のあとがきは私なりのユーモアだったんですよ~」というメッセージなのか;

とにかく、2巻の雑なあとがきから一変w
うーん、4巻の「あとがき」が気になる…。

村上春樹、著者じゃないクセにどんだけ主張するん!!笑