旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

【バングラデシュ編・目次】

Category: バングラデシュ
P9103063.jpg
ラジシャヒ・ボッダ川近くの公園


【バングラデシュ編・目次】
★バングラデシュMY情報ノート(2013年9月)・・・使ったお金、物価、移動方法等。
★バングラデシュ安宿情報・・・シングル1泊100Tk~450Tk
★タイでのバングラビザ取得情報
★バングラでのインドビザ取得情報

-ダッカ-
バングラデシュ入国
ゴミとヤギとセクハラと
インド、もぅ知らん。

-ラジシャヒ-
人気者になりたいならここ!
ノスタルジックな村(プティヤ)

-クシュティヤ-
吟遊詩人に会いに行こう

-ジョエプルハット-
バングラの世界遺産(パハルプール)
コックスバザールへの長い道のり

-コックスバザール-
世界一長いビーチは意外に驚いた

-バングラ感想-
バングラデシュでうちも考えた。


 ↓クリックで応援よろしくです(*´∀`*)
スポンサーサイト









バングラデシュMY情報ノート(2013.9.5~9.20)

Category: バングラデシュ
 タイでのバングラビザ取得情報 

★2013年9月5日~15泊 バングラデシュでの滞在費★
※1Tk(タカ)=約1.3円

【食費】
1,170Tk(1日約73Tk/95円)
日本円にすると、どんだけご飯食べてないの…って感じですが、しっかり食べてます;確かに、カレー油に飽きて果物ばっか食べてましたが、ご飯より果物の方が高いことが多かったです。


【宿泊費】
3,300Tk(1日約220Tk/286円)
シャワー・トイレ付シングルでこの安さはやっぱりバングラ。
しかしそこに快適さは無いけどね…。


【移動費】
4,960Tk(6.448円)
移動費高っ!!
ダッカ~コックスバザールの往復3000Tkが響いてる;


【観光費】
412Tk(536円)
観光のための移動費もこれに含むので、実質めっちゃ安い。


【日用品など他雑費】
124Tk(161円)
ティッシュとか。


【合計】
9,966Tk(12,956円)
コックスバザール行かなければ1万きったなー。


【タイ(バンコク)~バングラデシュ(ダッカ)片道航空券】
¥21,496(Srilankan Airlins 機内食付・預け荷物30Kgまで無料)
スリランカで乗り換え。ストップオーバー可能。
スリランカ空港で8時間近くの待ち時間;タイを21:50に出て翌日11:15にダッカ到着。


【バングラデシュビザ】
無料。バンコクで取得。詳しくは こちら。


★バングラデシュMY情報ノート★
安宿情報こちら から。

【バングラデシュの物価】
・水2リットル30Tk(39円)
・サモサ等の揚げスナック5Tk(6.5円)
・チャー(ミルクティー)1杯5Tk(6.5円)
・食堂のカレー チャパティ付きで30~40Tk(39~52円)
 店によって色々。時々ボラれてたかも。
・屋台のカレー、キチュリ等10Tk(13円)


【バングラデシュの食べ物】
インド=カレー
ミャンマー=油っこい
カレー×油っこい=油っこいカレー…が、バングラのイメージです;
油っこくないものもありますが、味付けは基本カレー。
でも、カレースープ、カレーヌードル、カレーおじや?みたいなのもあって結構バリエーションが豊富。ライスよりチャパティが多いかな?
サモサやカレーパンが意外に美味しかった。

「ドイ(ヨーグルト)」は私はでっかいツボ売りしか見なかったのでチャレンジ出来なかったけど、現地人がおごってくれた「ミシュティ(牛乳と砂糖で作ったお菓子)」は噂通り、くっそ甘かった(;´Д`)

果物もあんま美味しくない。バナナは普通。
バングラで美味しいと思ったのは、サモサと「クルフィ(手作りアイス)」とマンゴージュース。

マンゴーの季節にはマンゴーが沢山売られてるらしい。
時期じゃなかったからマンゴーは食べられなかったけど、現地人がおごってくれた笑、現地人も大好き!なマンゴージュースがめっちゃ美味しかった!
コーラとかと同じように、普通にペットボトルで店で売られてるんだけど、ペットボトルジュースなのにこの濃厚さ!!
結構何回も買ったのに、何で写真1枚も撮ってないの自分!;
バングラ行った人は、是非お試しあれ♡

※飲食店、屋台での注意
カレーしか頼んでないのに、サモサも付いてきた…?
↑バングラではこういうことがかなり多い。
これはサービスでも何でもなく、しっかり代金を取られるので注意。
(が、まれにサービスの場合もある;)
食べる前にしっかり確認を!!


【バングラデシュ人の人柄】
とにかく優しく、外国人に興味津々。
歩いているだけで、大人も子供も話しかけてくる。

困っていると人が集まってくる。
困ってなくても集まってくる;
しかし、インドと似たようなとこもあり、何かを聞くと「知らない」と言えず、違ったことを教えられたり。
それで結構苦労したことも。

イスラム国なので、セクハラが多い。
女性は露出した格好をしないのはもちろん、人が多い場所等は特に気をつけること。

「警察」は、地元の人も信用出来ないと言っていたのでアテにならない。


【バングラデシュの乗り物】
タクシー、リキシャ、オートリキシャ、その他沢山ある乗り物。
主にダッカで使うCNGは、箱型のオート3輪。
メーターが付いてるけど、料金は交渉。地元の人もメーター料金+20Tkくらいを払うらしい。

ミシュクは、CNGのドアが無いバージョン。
CNGより安く、乗り合いも出来る。
乗り合いの場合、距離によるけど5Tk~10Tkくらい。あまり遠くへは行かない。

列車や長距離バスは、同じ路線でも鉄道会社、バス会社によって値段や出発時刻・曜日が違うので、なるべく事前に確認した方がいい。


【空港から市内への行き方】
体調が最悪だったので、CNGの言い値で乗車。オールドダッカまで1000Tk。しかもおっさん宿の場所分からず途中から歩く。
空港のタクシーカウンターは1300Tkだったけど、とにかく渋滞が凄いのでCNGがお勧め。
CNGでも1~2時間かかった。(しんどくてもはや覚えていない。)


【ダッカDhakaからラジシャヒRajshahi】
オールドダッカからダッカ鉄道駅までサイカーで1時間・100Tk。
鉄道1等席(AC無)315Tk
Silcity Express 14:40発21:20着


【ラジシャヒからプティヤPuthia】
ラジシャヒ駅近くのローカルバスターミナルからプティヤで途中下車。
約45分、20Tk。バスを降りて徒歩15分くらいで教会群。


【ラジシャヒからクシュティヤKushtia】
ラジシャヒ・VOTHRA(ボトラ)バスターミナル発。
ボトラバスターミナルへは駅から乗合オート三輪で5Tkだが、早朝なので恐らく乗合出来ない場合もあり、その場合は割高。私は宿からリキシャで30Tk、15分。走ってるリキシャは少ないが、駅には必ずいる。

普通バス:約3時間(5:45発8:50着)180Tk
エコノミーバス:約6~7時間 70~80Tk

クシュティヤバスターミナルからアズミリーホテル:リキシャ10分、20Tk。


【クシュティヤからジョエプルハットJoypurhat】
列車が無かったのでバスで。「ボグラ Bogra」で乗り換えた。
・クシュティヤ~ボグラ
モザンプール交差点近く、メヘルプール方面行きバス乗り場から終点のボグラバスターミナルで下車。
ボグラで滞在する場合、先に伝えておけばボグラ市内で下車出来る。
普通バス:約4時間(8:50発12:50着)200Tk

・ボグラ~ジョエプルハット
普通バス:約1時間40分(12:50発14:30着)75Tk
ジョエプルハット東のバスターミナル着。ここで直接パハルプール行きに乗り換えることも可能。
バスターミナルからホテルはイージーパワー(乗り合い)で5分、5Tk。
乗り合いじゃない場合15Tk。


【ジョエプルハットからパハルプールPaharpur】
パハルプールのバザールまでバスで20分、15Tk。
バザールから遺跡近くまでイージーパワー(乗り合い)で10分、5Tk。
入場料100Tk。


【ジョエプルハットからダッカ】
ジョエプルハット駅からam1:00、am5:15発の列車があった。時間は曜日?によって違う?
2等、3等座席は売り切れていた。
1等座席のシートの広さは日本と同じくらい。セクハラが怖い女子は1等の方がいいかも。
1等座席:約7時間15分(5:15発13:00着)360Tk


【ダッカからコックスバザールCox's Bazar】
ダッカ鉄道駅~コックスバザイール行きのバスターミナル:ミシュクか何か忘れたけど360Tk。
バスターミナルにはいくつもバス会社があり、値段も違う。私が乗ったのは「ショハグ社」らいい。オフィスには「Hanif Enterprise」と書いていた。この日出ているのがこの会社しかなかったからこれにしたけど、他の会社はだいたい普通バスで450Tk、ACバスで1000Tkだった。
しかもショハグ社は高い上に、バスターミナルからバスが出てなくて、バス停まで更にリキシャで行った。(50Tk)バス自体はまぁ普通。

ショハグ社ACバス:約12時間(22:00発10:00着)1500Tk

コックスバザールの「Hotel Sea Park」(Kalatali Rd.)近く着。
そこから「Hotel Panowa」まではリキシャで10分・20Tk。
コックスバザールからダッカ行きのバスは、バスターミナルに行ったら全ての会社が休みだったので、また同じバス会社で戻った。


【コックス・モヘシュカリ島の行き方】
歩き方に載ってる船着場の地図は微妙です。
私もよく覚えてないけど、そんなに入り組んでなかったので頑張って探して下さい。

普通ボート(貨物船みたいでした):約45分・30Tk+渡し船(入島料?)5Tk
スピードボート:約15分・75Tk
リキシャで1時間島巡り:100Tk
※リキシャに乗る前「船着場まで戻って来る(往復)で100Tk」と言ったのに(何回も確認した)、戻って来た時に「もぅ100Tk」と言ってきた。もちろん無視。リキシャは行き場所も要交渉。


↓クリックで応援よろしくお願いします♪





バングラデシュ安宿情報(2013.9.5~9.20)

Category: バングラデシュ
バングラデシュ安宿情報(2013.9.5~9.20)
1Tk=1.3円(当時)
・バングラの宿は南京虫やゴキブリに要注意!
・バングラの安宿に快適さを求めてはいけない。
・値下げ交渉はあまり出来ない。
・基本的にトイレ、シャワー付き(水)のシングルルーム。


★オールドダッカ Old Dhaka★
P9073011.jpg P9103022.jpg
アルラジャック インターナショナル Al-Razzaque International (9.5~3泊)
29/1 North South Rd.
S:350Tk
日本語情報ノート有り。おっちゃんに言えばカウンターから出してくれる。数冊あるので、最新版も要チェック。
ミニゴキ多数。騒音。シャワールームは広め。


P9072999.jpg P9083012.jpg
Hotel Jobeda International (9.8~1泊)
バスターミナルの裏。North South Rdを東に曲がり、すぐ右に曲がったとこ。
S:350Tk
109号室で南京虫に遭遇!せっかく新地開拓しようと思ったのに眠れぬ夜を過ごすことに;ファンの強弱が調整出来ない。スタッフは親切だったんだけどな。。。


★ラジシャヒ Rajshahi★
P9103024.jpg
Way Home (9.9~1泊)
Station Rd. South of New market.
S:450Tk
Hotel Asiaが満室でここに。カヤ有りで普通にきれい。


P9103023.jpg P9103025.jpg
Hotel Asia (9.10~2泊)
Station Rd. Binder More. 住所と言えるの…?w;
S:250Tk
至って普通。モスク横なので、アザーンが結構響く。


★クシュティア Kushtia★
P9123144_20140228170920528.jpg
アズミリーホテル Azmiry Hotel (9.12~1泊)
S:150Tk
過去最悪の宿。早く潰れてしまえばいい。部屋はかなりボロく汚いが、それを上回るスタッフの質の悪さ。物をたかってくるわ、用もないのに部屋をノックしまくって何度も呼び出されるわ、今までで一番気分を害した宿。「歩き方」に掲載しているのもどうかと思うので、投書します。
男性だったらここまで嫌な思いしなくていいかもしれませんが、女性は絶対避けるべきです!


★ジョエプルハット Joypurhat★
バングラの喧騒に疲れたなら、ジョエプルハットよりもパハルプールにある考古学局レストハウスがお勧め。のどかでのんびり出来る感じだった。4部屋しかないけど、ハイシーズン以外なら結構空いてる。でも場所が場所なので予約が無難。

P9133172_2014022817092343e.jpg P9133169_20140228170922c53.jpg
ホテルプリティビ Hotel Pritibi (9.13~3泊)
Prithibi Complex, Thana Rd.
S:300Tk(交渉後200Tk)
クシュティアのクソ宿の次がここだったので、天国のように感じた。部屋は広くて比較的きれい。英語はあまり通じないものの、スタッフも気さくで親切。


★コックスバザール Cox's Bazar★
P9183209.jpg P9193227.jpg
ホテルパノワ Hotel Panowa (9.17~2泊)
F.A. Chowdhury Rd. Lal Dighi Par
S:100Tk(トイレ、シャワー共同)
日本語情報ノート有り。部屋は値段相応。ビーチからは遠いけど、何せ安い。


 ↓クリックで応援よろしくお願いします♪





バングラデシュでのインドビザ取得方法

Category: バングラデシュ
バングラデシュ・ダッカでのインドビザ取得情報です。(2013年9月)
と言いながら、私は申請書の記入ミスで結局取れなかったのですが;(詳しくはこちら

【インドビザについて】
みなさんご存知の通り、インドビザは現在めちゃくちゃ面倒臭いことになっています。
バックパッカー追い出し計画の「2ヶ月ルール」こそ無くなったものの、現在はネットで「インドビザを申請する日」申請しないといけません。

申請する日を申請って…どうゆうこっちゃ!ヽ(`Д´)ノ

予約限定フュギュアみたいなもんですね。。。

しかも、フュギュアはすぐ受け取れるでしょうが、インドビザはそうはいかないのがタチが悪い…。
私の知り合いで、一人は写真が大きいと言われ撮り直し(写真自体の大きさは規定通りですが、顔の大きさが大きかったらしい)、一人はコピーが薄いとコピーし直すはめになりました…。
上記は二人ともバンコクのインド大使館でです。

バンコクは特に厳しいってことで、チェンマイでビザ取るって行ってた旅人さんもいました。

しかも、「9月1日」だったら「9月1日」にしか受け付けてくれません。
その日より早くても遅くてもダメなので、その日の内に何とかしないといけないのです。

私のように、ネット申請の時点で入力ミスがあった場合なんて最悪です。
もう1度、ネットで申請し直さなければならないので、申請日も変わります。
これが次の日とかならいいのですが、タイでもバングラデシュでも、2ヶ月先とかでした…(;´Д`)
しかもこの「申請日」、色々入力した最後に出てくるので、ものすごく不便…。
多分大使館によって申請日違うんだろうけど、最後まで入力しないとそれが見れない;

とにかく、インドに行く場合は前もっての計画が必要ってことです。

私はタイで取るのが面倒臭そうでったので、バングラで取ることにしました。
タイの後、1ヶ月ミャンマーの予定だったので、タイにいる間に申請しておきました。

オンラインインドビザ申請フォーム

上記ページの“Guidelines For Filling and Submitting the Online registration Form”をクリック。

次に表示されるページの下の青いボタン”Online Visa Application Registlation”をクリックで、申請書フォームのページに繋がります。

もちろん全部英語です。
苦手な方は他の人のブログを参照して下さい笑

こちらのブログがすごく分かりやすいです。
これでもらった!インドビザ【申請用紙完全翻訳付】
ブログ内にあるめっちゃ分かりやすいお手本→こちら

若干申請フォームが変わってるところもありますが、そこはそんなに難しくないと思います。

ただ、私が間違えた「Applicant's Contact Detail(申込者の連絡先の詳細)」の「Present address(現住所)」は、日本ではなく、バングラならバングラの住所です。
まぁこんな初歩的なミスする人いないと思いますが念のため;



【バングラデシュ・インド大使館(India High commission)】
住所:グルシャン1近く、KFCを東(オールドダッカからだと右方向)に曲がり真っ直ぐ突き当たり。
「歩き方13'~14'」の住所とは違う場所だった。

行き方:オールドダッカからCNGで約40分・250Tk(メーターは140Tkだった)。
CNGの運転手は場所知らないことが多いと思うので、とりあえす「グルシャン1」と伝えたらいいと思う。グルシャン1前のKFCを見つけれたらそこで降りればOK。
私は市内を回って、帰りはバスで帰りました。グルシャン2から約2時間(渋滞)・20Tk。グルシャン1からも出てるかも。
行きは渋滞回避のためCNGを使うのが無難です。

休み:金、土、インドとバングラの祝日

注意:他の人のブログでは、「大使館内カバン持ち込み禁止」とあって、どうなんだろーとあえて空のバッグを持って行ったけど、普通に持ち込めた。ただ、現地人はみんな手ぶらや、預けたりしていたので貴重品は持って行かない方が無難。
中は現地人でごった返しているけど、外国人用のデスクは3階で、私が行った時は私だけだったのですぐに受け付けてくれた。



【料金と受取日】
申請後3日~1周間くらい。
シングル3ヶ月:1480Tk
通過ビザ(15日間有効):900Tk
注意:バングラで通常発行されるのは3ヶ月ビザで、6ヶ月ビザは難しいらしいです。申請後面接があったりするみたいです。一応6ヶ月で申請しててもいいと思いますが。
私は3ヶ月で、足りなくなったらネパールでまた取ればいいやと思ったのでバングラで取ることにしました。
6ヶ月ダブルで欲しいなら、タイで取った方がいいかもです。



【パスポート以外の必要書類】
・ビザ申請書(大使館HPから申請、コピーしておく。)
・写真1枚(50mm×50mm・白背景)
※顔が大きすぎる、このサイズより少しでも小さいものは受け付けてくれません。一応2枚持っていった方がいいかも。
・パスポートのコピー1枚
・バングラデシュビザページのコピー1枚
※コピー屋はグルシャン2にあるが、事前にコピーしておいた方がいい。


 ↓ 頑張ってGETして下さい♪





バングラデシュでうちも考えた。

Category: バングラデシュ
最後に、バングラデシュに行ってみての感想なんかを 長々と 書きます。
個人的なまとめで、面白くはないので興味が無い方は読み飛ばして下さい(;´∀`)

まず、バングラデシュなんて国はバックパッカー以外の方は知らないと思いますが、インドに囲まれた小さな国です。
アジア最貧国として有名ですが、行ってみて「ホントに?」と思う程首都が栄えていたので、ネットで調べてみましたが、実際に確実な情報が得られませんでした。私が行ったアジア圏だとラオスの方がよっぽどそんな感じでしたが…。
まぁ人口の多さが関わってくるんでしょうね。
日本は面積38万km²で人口1.3億人。
一方のバングラデシュは、面積15万km²で人口1.5億人。
日本の2分の1以下の面積で、日本より人口多いんですね~。

更に労働賃金を調べてみると、年収約3万円。20年勤続の学校教員で7万円…。
と聞くと、なるほどと思います。
しかもまだ定職に就いてればいいですが、ほとんどが自営業みたいなもんでしょうね。

関係無いけど、モデルのローラさんのお父さんばバングラ人だってね。特に興味無かったけど、それを知って何となく好感を持ってしましましたw詳しくは知らないけど、ああ見えて色々苦労してそう、と勝手に思っています。



ここに行ってみたいと思った理由は、アジア最貧国と言われているからでは無く、単純に「よく知らない国」だからです。パプアやブルネイもそういった理由でした。

困ったことに私は、オーストラリアやタイみたいに一般的に「こんな感じだろうな」と、イメージ出来る国よりも、「え?それどこ?何があるん?」という、「なんだかよく分からない国」に惹かれてしまうのです。
バックパッカーとしてまず無いだろう、インドすら飛ばしてもいいかな、と思ったくらいです。



そういう理由で行こうと思った矢先、友達に借りた本を読んで、初めてアジアの最貧国を見てみたいと思いました。

石井光太さんの「地を這う祈り」です。

by カエレバ

途上国の路上生活者、スラム、貧困層を写真と共に綴ったエッセイです。
とは言え、そこにある写真は、「貧しいながらも笑顔の子供達」とかいう類のものではなく、ここで描写するのも胸が痛む、かなりリアルな写真です。
ハッキリ言って、心臓が弱い人にはお勧め出来ません。

その本を読んで思いました。
今まで会った多くの物乞いの人々を、私はちゃんと見て来ただろうか。

正直、「何もせずお金を貰うなんて」と思っていました。
物乞いにお金をあげたこともありませんでした。

私の持論は、「あげたければあげればいいし、あげたくなければあげない。」というものでしたが、私はただただ無視するだけで、その人の顔も、差し出された手すらも見ていなかったのです。

あげるにしろ、そうでないにしろ、平和にのうのうと暮らしている裏で、そういった人々がいることをしっかり認識しておく必要があるんじゃ、と思ったわけで。

何か、「ただ無視する」って、すごくズルい気がして・・・。



もちろん私は石井光太さんのようにスラム街までは行ってません。(危険なので!)
なので、初めの内、バングラデシュは貧しいと思えない程活気がある国だという印象でした。
観光客自体が少ないからか、路上で物乞いをする人も見ませんでした。

首都ダッカの鉄道駅でリキシャに乗ろうとした時、初めて多くの物乞いの子供達に囲まれました。
その内の一人の女の子は右腕がありませんでした。

今まで、そういった子供にも会ったかもしれません。

けれど私は、その人達の手すら見ようともしてなかったので、「会った」か「会ってない」のかも分からないのです。

私は思わずバッグに入っていたアメを全部その子に渡しました。
手近にあったのがアメだっただけで、お金だったらお金を渡したと思います。

単純に、腕が無いからかわいそうと思いました。
そして私はアメをあげることで何かの罪悪感を振り払おうとしたのかもしれません。

子供達全員になんてあげれないし、
ただの同情で、偽善です。

それでも、ちょっとだけ笑顔になったその子を見ると嬉しくなりました。

ただバッグからアメを出すだけの行為にこんなに長々と書くこと自体、変に思えてきましたが。



それから、バングラデシュ出国前日に、私は事故に遭い近くの病院に搬送されました。
英語も通じず、ひたすら不安で泣いていたら、現地の女性が何人も私のベッドを囲い、「大丈夫、大丈夫」といった感じで声をかけてくれ、ずっと手を握っていてくれました。

一晩たち、冷静に病院内を見てみると、床は打ちっ放しのコンクリート、ドアの無い病室、カギの無いトイレ、床で寝る人、二人で一つのベッドを使っている人、足の無い人、奇形児を抱いた母親…。
言い方はすごく悪いですが、戦争映画で見るような野戦病院といった印象でした。
けれどそこにいる人々は、みんなそれぞれ大変なのに、みんな私に優しく接してくれました。

幸い日本大使館とも連絡が取れ、現地の日系企業で働く方やボランティアの方にお世話になり、日本に帰国することが出来ました。
(もし読まれていたら)バングラデシュでお世話になった皆様、本当に有難うございます。私は元気です!(*´∀`*)



ジョエプルハットで出会ったピントゥーとの会話。

P「日本人はみんな金持ちなんだろ?」

私「みんなじゃないよ。金持ちもいるけど、日本にもホームレスがいるよ。」

P「本当か!?信じられないな!」

私「日本だって、仕事が無い人もいるし、お金が無くて自殺する人がいるよ。」

P 「それでも俺達は貧しいんだ!」

本当にその通りで何も言い返せなかった。
例え日本にそういう人がいても、日本人の多くは豊かな生活をしていると思う。
言葉が話せるようになってすぐ働かなければならないなんてことはめったに無いだろうし、そこまでしなくても保護施設がある。
産まれた時から最下層で、生きる為に体を売ったり、物乞いで稼ぐ為に体を傷つけられたり。



私はケガをすれば日本で治療出来る。
けれどここに住んでいる多くの人は、お金がないせいで治る病気も治せなかったりするのが普通。

私は偶然、日本という豊かな国で生を受けただけで、不自由なく暮らしている。
今まで色んな国で何度も思ったことだけど、バングラデシュの人々と関わって、それがどれだけ幸せなことなのかを正に身を持って思い知った。



最後に、私が関わったバングラデシュの人々は本当に気が良くて優しい人達ばかりだった。
セクハラしてくるのにはほとほと嫌気がさしたけど(;´Д`)

ここで私が得たものはすごく大きい気がする。
しかしまぁ、得るものあれば失うものありと言いますか。
ほんと、うちの人生、山あり谷ありだわ!w;

現在日本ですが、次旅に出る予定は今のとこありません。
ブログはまた違った形で続けようと思います。
このブログを愛するあまりか、親より私のこと知ってるんじゃ…という方にもお会いしましたが、誰よりもこのブログを愛しているのは私自身なのでっ!!(`・ω・´)

ちなみにこのブログを開設して3年ちょい。
今初めて気付いた衝撃の事実!!

「Tabijyo」の綴り、間違ってる…∑(゚д゚lll)

「たびじょ」って、ローマ字表記にすると「Tabijo」で、「Y」がいらない。。。
このせいだったのか…「tabijyo」検索でHITし易いの;

でも今更URLも変えれないし、面倒臭いんで、もぅこのままいきます;
てか、なぜこの3年、誰も突っ込んでくれなかったの!( ;∀;)

まぁいいや。

暫く旅情報更新出来ませんが、またお暇がある方は覗いて下さいね。


☆余談☆
ちなみに同じく石井光太さんの本で、「遺体 震災津波の果てに」という本も読みました。

by カエレバ

東日本大震災、日本にいなかった私にとって当時の状況を実感することができたリアルな本でした。


↓ 最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます!