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キルギス【目次】

Category: キルギス
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写真:アルティンアラシャン

何ここ天国?(ビシュケク)

南旅館への行き方 2016'(動画)
ビシュケクの安宿(日本人宿)「南旅館」への行き方。空港から。

キルギスでのウズベキスタンビザ申請方法

キルギスでのイランビザ申請方法
(2016年7月9日追記・地図訂正)

キルギスでのタジキスタンビザ申請

キルギスでのトルクメニスタンビザ申請方法
(2016年7月6日追記)

こんなトコだよキルギスタン(ビシュケク)

田舎に泊まろう!(クズル・トゥー村)

「ハイジ~!」と叫びたくなる村(アルティン・アラシャン)

カラコルからオシュ。
カラコル、オシュの安宿、行き方

国境近くの町「サリタシュ」へ。珍しく2人旅。(動画)

ユルタでキャンプ!(カシカシュ村)(動画)

もう一生こんな所で泊まることはないと思う。(サリタシュ~国境)(動画)
タジキスタンへの国境越え
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もう一生こんな所で泊まることはないと思う。(サリタシュ~国境)

Category: キルギス
宿を出た所にいたおっちゃん。

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ぱつんぱつん・・・。



さて、宿の人にタジキスタン側の町「ムルガブ」まで行きたいという話をしたら、タクシーを呼んでくれることに。タクシーは高いだろうけど、まぁ地元の人が呼んでくれるなら値段だけでも聞いておいて損はないと思い、任せておいた。が、翌朝宿のお母さんとタクシーがいるという場所に行くと「フィニッシュ」と一言。フィニッシュって何が!?Σ(゚д゚;) ロシア語が分からない私達はただ路頭に迷う。

この日私達は朝出発予定だったのだけど、お母さん達が昨日の写真が欲しいとしょうきさんのスマホから携帯へとデータを移していた。写真の量が多く時間がかかっていたので、私達は何度も「タクシー大丈夫?」と聞いたのに、「大丈夫、大丈夫」と言われ結局宿を出たのは12時を過ぎていた。

多分、午前中ならオシュからムルガブへ行くシェアタクシーなんかを捕まえられたかもしれない。お母さんも多分それを捕まえる予定で、それがもう行ってしまったから「フィニッシュ」だったのだろうと思う。結局私達はそこにたむろしているタクシーのおやじ達と交渉しつつ、車が来たらヒッチハイクすることにした。

そこで1時間近く交渉していたけど、その間ムルガブ行きの車は1台も通らなかった。

そしてタクシーのおやじ達と交渉して分かったことは、

ここにいる人達はパスポートが無いので、キルギス側のボーダーまでしか行けない

ということと、

タクシーのおやじ全員クソだということ。

値段が高いのはさておき、私達をバカにしたようにとんでもない値段をふっかけてきたり、かと思えば冗談で下げて人の反応を見て楽しんだり。全員でニヤニヤしながら変な値段を言ってきたり、本当に輩のようなろくでもない人間しかいなかった。キルギス出国間際にして少しキルギスが嫌いになってしまった。国自体も嫌いにさせる人の力というのは恐ろしい。私も日本人代表として気をつけなければ。


全員もれなく暇そうなのに、全くやる気の無いムカつくタクシードライバー達↓

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結局ムルガブまではあきらめ、とりあえずタクシーでボーダーまで行ってそこでヒッチハイクすることにした。

交渉中↓

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私達の死闘の跡↓

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車の窓ガラスは度々便利なメモ代わりになる。

ボーダーまでは車で1時間かからないくらいの距離なのに、2人で1,000ソム(約1,600円)より下がらなかった。仕方無く1,000ソムで行くことに。



しかし今なら言える。

ボーダーまで行ったところで意味が無いということを・・・。



国境までは草原の中の一本道を山脈に向かって走って行く。周りに遮るものが何も無いため、どんどんと山脈が目の前に迫ってくる。あの山々を越えればいよいよタジキスタンだ。

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途中でヤクの群れを発見したので、一旦タクシーを停めてもらった。

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何かの写真を見たとかでヤクに一目惚れしたしょうきさん。
ずっと「ヤクが見たい、乗りたい」と言いつつ、ようやくここで初めてヤクを見ることができた。が、テンション上がるしょうきさんに反して近づくほど逃げるヤクさん達・・・。

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伝わらない愛情・・・( ;∀;) 私はというと、ネパールのトレッキングでヤクは見まくっているので、そんなに興味は無いのだ。



キルギス側のボーダーに到着。

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ここからタジキスタン側のボーダーまでは山を1つ越えるくらいの距離があり、徒歩で行くのは不可能。(無国境地帯が長い)パスポートに出国スタンプを押してもらい、とにかくここで車を待つことにした。



待っている間暇なので、ハーモニカやポイの練習をする。ポイ練習中に係員に動画を撮られる。

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※注:国境付近は写真撮影禁止ですw;




ここに着いたのが2時過ぎ。

3時・・・。

4時・・・。

この間ムルガブ方面へ通った車は何と1台。当然その車に声をかけるも、見るから満員で当然乗れず。

ここは標高が高い上に風がすごく強くて寒い。更に悪いことに雨まで降ってきて、気分も徐々に落ちてきた。

しょう「このまま今日車捕まらなかったら、僕らどうなるんですかね・・・?」

「う~ん、宿というか近くに村すら無いしね・・・どうなるんやろね?」

しょう「どうなるか分からんとこまでいってみますか」

「そうするしか無いよねー」

ここにはタクシーなんていない。歩いて行ける範囲に村も無い辺境の地。戻るにも戻れないし、どうにかヒッチハイクしないことには先へと進めない。



5時。

「寒い・・・。」

「おなか空いた・・・。」

昼ご飯も食べていなかった私達は色々限界で、ビクビクしながらも、持参したカップラーメンを片手にお湯をねだりに行った。(海外の税関職員は場所によって無愛想で怖い)

愛想が良い・・・とまではいかないものの、何とかお湯はGETでき、ここで食べなさい、と取調室のような小部屋を1室あてがわれた。外は風も冷たくかなり寒くなってきたのでありがたい!車が来たら窓からも見える。外に出たくない私達は「このまましれっとここに居座ろう作戦」を展開し、しばらくここに居座ることに成功。



「もし今日車捕まえれんかったら、野宿かなぁ?」

しょう「この寒さ結構ヤバいですよねー。人間ってどんくらいの気温で死ぬんですかね?」

「えっ、分からんけど、このくらいならあるもの全部着こめば死にはせんのじゃない?」

しょう「僕ちょっと死ぬのだけは勘弁なんで・・・」

「いや、うちやって死ぬのだけは勘弁やわ;」



私達がいる建物は、税関職員の人達の宿舎がある棟で、その前は車が往来する道となっているのだが、その道路の真ん中に2ヶ所、深さは大人の身長より深く、横3mくらいの細長い謎の穴が空いている。(雪かきで雪を入れる穴かも?)私達はいざ野宿となった場合にはその穴に入るしかないと真剣に考えていた。



しょう「でもここの人達も死人が出るのはまずいから、この部屋で泊まっていいとかならないですかね~」

「ほんと!1人くらい優しい人がいてそうならんかな~。マジでこの寒さはヤバいよね・・・」



その後もう1台、大型トラックが来るも積み荷はパンパンで人が座れる助手席には到底2人分のスペースは無く断念。結局ボーダーに向かう前、昼12時から夜10時まででムルガブ方面へ向かう車は2台しか通らなかった。(サリタシュへ向かう逆方向へはその倍以上は通過していた。)



夜10時。

税関職員さんの優しい心意気で、何とこの部屋に泊まれることになった!(というか、向こうとしてもそうするしか無かったのだと思う)外は冷たい風がびゅんびゅんと吹いて寒く、テント無しシュラフ無しで野宿はかなり厳しそうだったので本当に良かった。

しかも税関職員のボス的な人が「寒いならこれ使うか?」と温風が出るヒーターまで貸してくれた。無愛想なヤツだと思ってたけど意外と優しくて驚いた。部屋は狭いので床に寝相の悪いしょうきさん、机の上で私が寝ることになった。しょうきさんが寝袋を貸してくれたけど、温風のせいで逆に上の方が暑くなって、結果私は寝袋を出て上着も脱いでTシャツ+ロンTという軽装で寝ていたけど、それでも下のしょうきさんは寒かったらしい。寝袋使ってしまって申し訳ない。

本日の寝床↓

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しかしこんなモロ国境で寝ることになるとは。もぅ一生こんなことは無いだろう・・・。あったら困る!し、無いことを願う。でも部屋借りれて本当に良かった。


さて、明日は車は来るのだろうか・・・?



サリタシュからキルギス側ボーダーまでの行き方


サリタシュ13:20発~ボーダー14:05着
タクシー 約45分 2人で1,000ソム(約1600円)
※途中ドライバーが運転免許証を忘れて引き返したので、実質30分ちょいくらいだと思う。しかしボーダーまで行ったところで意味は無い。

読んで頂いて分かるように、この手段はお勧めしない。ムルガブへ行く一番安くて楽なのはやはりオシュからシェアタクシーで行く方法。(1人2500ソム)

●サリタシュからヒッチハイクする場合
サリタシュからは公共の交通手段が無い上、国境を越えれる運転手もほぼいない。手段としてはオシュからムルガブへ行く車をヒッチハイクするしかない。1日で捕まらない場合もあるので、2~3日の余裕は持って行きたい。ヒッチハイクは必ず朝からすること。
但し、ムルガブ行きの車は少ない上に、大体満車で来るので、「お断り価格」的にかなりの値段で言ってくる可能性もある。オシュから直接ムルガブへ行くよりも割高になることは覚悟しておいた方がいい。
サリタシュの宿の人に頼んで、オシュからドライバーを手配している旅行者もいた。

※注:私達が国境へ向かったのは6月20日。キルギス・タジキスタンのハイシーズンとなる7月~8月はもっと車も多いかもしれない。






ユルタでキャンプ!(カシカシュ村)

Category: キルギス
「ユルタに泊まりたい!」

そう言うしょうきさんに便乗して翌日私も「宿の人の友達のユルタ」へ行くことにしたが、結果的に言うと「ユルタでキャンプ♪」だった。運がいいことに、丁度この日みんなで誘い合わせてユルタに行く予定だったらしい。泊まれはしなかったものの、かなり楽しかったので便乗して本当に良かった。

※ユルタ・・・遊牧民の移動式住居。



宿のお父さんの仕事用トラックの荷台に乗って行く。子供達たくさん、更に私達2名が加わって満員御礼。

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座っていると景色が見えないので、町を出たくらいで立ってみる。

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緑の丘に囲まれたオフロードをガタガタとトラックは走る。

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横切る川もじゃぶじゃぶと入り、トラックは走る。一体どんな所へ行くのか、そこまでどのくらいかかるのか、一切私達には分からない。



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草原の中ぽつんとあるユルタや、草を喰む馬や牛、ヤギや羊を連れた人、そんな光景に少し感動しつつ、町を出て2時間くらいで目的地に到着。(途中立ち寄った村でおばあちゃんがいきなり失神するという謎のハプニングもあった・・・;)

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ここは「カシカシュ」という村らしい。標高はサリタシュと同じくらいで約2,200m。車を降りてユルタまでの少しの上り坂で息が上がってしまった。



宿の人の友達のユルタ。

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「ユルタ」とは解体してまた組み立てられる移動式住居。遊牧民の多いキルギスでは現在でも田舎の方に行くとこういったユルタが数多く見られる。基本的には骨組みの上から動物の毛で作った布を被せるのだけど、最近のユルタは低コストなビニールやただの布を被せるものが多いらしい。ここのユルタはちゃんと動物の毛で覆われていた。羊毛フェルトと感じが似ていたので、多分羊の毛だと思う。



しかしまぁ、何とステキな所にあるんだろうか。

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辺り一面草原。遠くに馬。赤い帽子の子供がハイジにしか見えない。(でもこの子全然笑ってくれない;)

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外で子供達の写真を撮っていると、ユルタに呼ばれた。どうやらチャイタイム(お茶の時間)のようだ。

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ユルタの中には簡単な炊事場があり、お湯を沸かすとかなり暖かくなる。煙突はちゃんと外に繋がっていて煙は外に出る。



昨日宿のお母さんが沢山焼いていたナンとボルソック(四角いもちもちした揚げパン)が登場。なるほど、今日のためにあんなに焼いていたのか。

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そしてチャイと一緒に出されたこれ。

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キルギスでは超メジャーな「クミス」という馬乳酒。売られてもいるし、家庭でも作るので飲む場所によって味は違うらしいけど、、、はっきり言って不味かった( ;∀;)
思った程臭みは無いけど(あるにはある)かなり酸味が強い。ゲ○を吐く前の胃液の味・・・と言うとしょうきさんに「それは言い過ぎや!」と言われた。しかしながら一度そう思ってしまうとそこから一口も飲めなくなった。アルコール分は「入ってるのかな?」程度。小さい子供達もごくごくと飲んでいるのが凄い。私の中では間違いなくキルギス不味いものNo.1だ。



チャイタイムの後、大人達はユルタの周りでゴロゴロとお昼寝タイム。日差しは暖かい、というより暑い!顔に薄手のストールを被せて寝たのに、普通に日焼けしてしまった。

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ロバにも乗せてもらった!

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手綱を引いてくれたのは乗る時だけで、後は勝手に好きなようにやれって・・・。両足でバンバン叩くと進むんだけど、全く自分の行きたい方向に行ってくれない。というか、気を抜くとすぐ草を食べだす。う~ん、馬より簡単だと思ったのに意外と難しい。



私達の後は子供達がロバに乗って楽しんでいた。

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このロバの首に乗っちゃってる女の子が、ほんとじゃじゃ馬娘というか、一番元気でいろいろ凄い。

子供達が「写真撮って!」と近くの岩場に登り出したんだけど、この女の子だけスタスタスタ~!とかなり素早く岩場の頂上まで登って1人でポーズ。

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凄い身体能力だ・・・;

右の子↓

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どこからかロバに乗ったおじさんが黒い羊を連れて来た。今晩のご飯になることを察した私達。

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羊が到着したところで帰る準備。すごくのんびりしたいい時間を過ごせた。

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これぞまさに「大草原の小さな家」。

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再び道なき道を走って家路につく。

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宿とは違うまた別の家に到着。どうやら今日の晩ご飯はここでみんなで食べるよう。

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家に着いてすぐ、畑の一角で羊の解体作業が始まった。

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青空の下、和やかなムードで普通に解体作業が始まる。
私はホラーやスプラッターものは苦手なんだけど、こういうことは見ておくべきだと思って見学することに。(でもちょっと遠目で;)

羊は脚を縛られて横たわっていた。

殺す前に、男性達は羊に向かってお祈りをし始めた。
イスラム教徒の多い中央アジア。基本的に肉を食べてはいけないイスラム教徒でも、こうしたお祈りの手順をふんで殺した動物は食べてもいい、というルールもある。(こういう肉を使った料理を「ハラル」という)

お祈りが終わると、1人の男が羊の首に刃を入れる。

青空の下飛び散る血しぶき。男性はお祈りの言葉を口にしながら更に刃を入れる。

私達のためにごめんね。ありがとう。美味しく頂きます。



解体し終わった羊の肉とじゃがいもを煮込むお父さん。

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キルギス不味いものNo.2。

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何かチーズっぽい発酵させた丸いやつ。一番初めは商店で買って、1口で食べようと口に入れたらもぅびっくりしすぎてすぐ吐き出してしまった。ここで貰ったのはまだマシで臭みの強いチーズみたいな感じ。でもやっぱり一気には食べられない。



この辺りの子供はみんな着膨れして、もこもこしていてかわいい。

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元気いっぱいの子供達。

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女の子はかなり凝った髪型をしている子が多い。

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じゃじゃ馬娘もここまでくるとカッコいい!

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完全に馬とロバを手懐けていて、自由自在に操っていた。いいなぁ~!



女の子を縄でベンチに縛り付けるという謎のSMゴッコをしている子供達・・・。

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夜8時。

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晩ご飯・・・前の前菜( ;∀;)!



現在ラマダン中(イスラム教徒の断食月)なので、日が落ちるまで食事が出来ないのです。※ラマダンをやるやらないは人によります。
くそ~!何でキルギスこんなに日が長いのさ!!



何とか日が落ちた夜9時!

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ようやく晩ご飯登場!羊さんとジャガイモの炒めモノ?です。味付けは塩くらいだけど、新鮮なお肉はやっぱり美味しい。ありがとう、羊さん!



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その後、恐らくサリタシュ一のチャラ男に絡まれたり、何やかんやで11時くらい?もっと?になっていたので、今夜はここで寝るものだと思っていたら、始めの家に戻るとのこと。
夜中の冷たい空気をトラックの荷台で浴びつつ、帰宅、爆睡!





サリタシュ出発の朝。

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宿のお母さんとその子供と。



さぁ、いよいよタジキスタンの国境へと向かいますよ~!

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その後過酷な運命が待ち受けることを、この時の2人はまだ知らない・・・。



今回の記事のしょうきさんの動画はこちら♪今回は2本立て!↓


しょうきさんの記事:http://yokoseka.com/?p=2273




後々見返すとマジでこいつチャラいな笑。まぁ悪い人ではないけど次々に少女達の口唇を奪ってたよ・・・(;´∀`)







国境近くの町「サリタシュ」へ。珍しく2人旅。

Category: キルギス
キルギスからタジキスタンの「パミール高原」に行くには、通常オシュ(キルギス)からムルガブ(タジキスタン)まで車をチャーターするか、シェアタクシー(乗り合いタクシー)で行くのが一般的。

が、宿でチャーター車の値段を聞くと、他の人とシェアで1人49ドルという私にとって天文学的数値を叩きだされる。ビシュケク~オシュ間が14時間で約1600円、同じくらいの時間なんだからもっと安く行ける方法があるはずだと、またひねくれ根性を出してオシュのCBT(インフォメーションセンター)で聞くことに。結局CBTの人が友達に電話をし、シェアタクシーなら2500ソム(約3,800円)で行けると言う。が、それでも高い気がして、国境近くの町「サリタシュ」ならどう?と聞くと、そこまでならマルシュルートカ(公共バス)があることが判明した。というか、こっちから聞くまでそういうことを教えてくれないのが海外の面倒臭さ。ともかく、国境近くまで行ってそこからならもっと安く行ける方法があるだろうと思い、サリタシュを目指すことに。

この選択が後に更に面倒な事態になることを、この時の私はまだ知らない・・・。



CBTで聞いたサリタシュ行きのバス乗り場に行くと、時間帯的にバスは無かったものの、何台かのタクシーが300ソム(約480円)で行けると言ってきた。乗り場も値段も分かったところで宿へ帰宅。

宿に戻り、夜ご飯で招集されるとビシュケク(南旅館)で一緒だったしょうきさんと再会。彼も明日の昼にサリタシュへ向かうとのこと。私は朝出発の予定だったけど、酒屋で2杯目のビールを手にかけたところでしょうきさんと一緒に昼出発することにした。

お互い一人旅同士で「まぁ目的地が分かれればそこでお別れ」という感じだったのだけど、タジキスタン入国後も同じ目的地を目指すことになったので、ここからは暫く二人旅になる。



翌日。
タクシー乗り場で「サリタシュまで」と言うと、前日300ソム(約480円)だったのが、何と「3,000ソム(4,800円)」と言ってくるではないか。約10倍。どういうこと!?しかもどのタクシーも値段が一向に下がらない。考えられる理由としては、

・前日とは違いバックパックを持っている=旅行者価格。
・この日が土曜日
・まだマルシュルートカのある時間帯で人が集まらないから

しょうきさんも私とは別に昨日聞き込みに来ていて、300ソムだったそう。
かなり多くのドライバーと交渉したものの値段はそれほど下がらず、結局マルシュルートカで行くことに。

私達が乗ったマルシュルートカ(ミニバス)↓

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しかしこのマルシュ、1人200ソムと安かったのはいいけれど、暫く走った後、乗客が忘れ物を取りに行くのを待ったりでかなり時間がかかった。

キルギスは町を抜けるとどこを走っても景色がいい。
緑の中にぽつぽつと建つ白いユルタに和まされたり、切り立った崖に圧巻されたり。




何やかんやでサリタシュ到着。

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オシュよりも標高が高いため(3,000mくらい)、バスを降りた瞬間半袖では寒くすぐ上着を羽織った。
もっと田舎の村を想像していたけど、ガソリンスタンドもあるし、宿は7軒もあった。しかしどうせなら民泊したいとあえてゲストハウスの看板の無い家にあたる私達。が、宿が多い分どの人にも近くの宿を指さされる。


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そんな中何とか見つけることが出来た本日のお宅。

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看板こそ無いものの、家の人も旅行者を泊め慣れているようで、あれよあれよという間に日本の旅館のような座卓がセッティングされた。


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更にウェルカムティー・・・。

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夕食の準備かと思ったら、ただのお茶請けとのこと。どんだけ豪華。キルギスでこういう家に泊まると、必ず最初にお茶を出されるので、日本と同じ「おもてなし」の精神があるような気がする。




ナンを作るお母さん。

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子供たち。

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ビールを買おうと近くのお店に行ったけど、行った店が小さすぎてビールは置いていなかった。呼ぶと開けてくれるお店↓

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お店の子達。

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ちなみに「店」はロシア語で「マガジン」。




宿に戻ってもヒマなので、ちょこちょこキッチンを覗いてみる。

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何か分からんけど作りすぎやろ!?・・・というこの謎は翌日解ける。

出来たやつ。

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「ボルソック」というらしい。甘さは無く素朴な味でかなりグルテン質があり、もちもちしている。コンビニで昔食べてた4本入りくらいの細長いパンと味がそっくり・・・としょうきさんに言うも今イチ伝わらず。揚げたては美味しくて結構好きな味。




それよりも晩ご飯は・・・?
夜9時過ぎても晩ご飯がこず、もう何だか眠くなりつつある私達。

そして夜10時半!!
ようやく晩ご飯の「プロフ」が登場!待ってました!

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ロシア、中央アジアでお馴染み炊き込みご飯の「プロフ」。炊き込みご飯と言えどなぜか油っこい場合が多いが、まぁまだ食べれる範囲だった。肉があるのも嬉しい。

寒い地域なのにデザートのスイカまで♪
「スイカ」と「きゅうりとトマトのサラダ」はどこの宿でもよく出される。

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手に持っているのが完全ビールに見えるけど紅茶。

私事だけど、ビシュケクを出る前に美容院で髪を切ってもらった。旅中はショートにしたいから、一応「こんな感じ」とスマホで写真を見せたけど、出来上がりはその辺にいるキルギス人のおばちゃんと同じ髪型。まぁシャンプー込みで250ソム(約400円)だからこんなモンか・・・( ;∀;)




お腹が満たされた後、すぐ就寝。





このサリタシュまでの道中はしょうきさんがYoutubeで動画をUPしてくれているので、こちらを見て頂けるとより雰囲気が伝わります♪


「あの有名ブロガーの~」というくだりはしょうきさんが勝手に言っているだけで、有名でも何でもありません!;それにしても・・・うち、こうして見るとテンション低いな~実際は決して低いわけじゃなくてむしろ高い方なんだけど(;´∀`)

サリタシュからタジキスタン途中まではブログ中にしょうきさんが撮った写真も使わせて頂いています。しょうきさんのブログはこちら→世界一周ローカル旅




オシュからサリタシュへの行き方


サリタシュ行きのマルシュルートカは毎日14時に数本出る。300~200ソム。
オシュ14:25発~サリタシュ18:20着(約3時間55分)200ソム
※途中30分くらい停車していたので、通常はもっと早く着くと思われる。

マルシュの乗り場はオシュGHからCBTへ行く途中の大きな橋の下。タクシーも沢山停まっている。MAPS.MEでの場所↓

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サリタシュの安宿


町の中心にあるガソリンスタンドのMAPに宿が7軒載っている。多分どこもWIFIは無い。町にはレストラン等は無く、宿に共同キッチンも無いので、「宿泊費+夕食+朝食」という料金提示。節約したいならお湯くらいは貰えると思うので、インスタントヌードル等持っていてもいいかも。

その他私達のように「民泊」が出来る家もある。けど、宿が多い分探すのは少し難しい。値段は交渉次第。食事付きで1人300~400ソムくらいが相場のよう。

●私達が民泊した家

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1人400ソム(朝・夕食付)←500から交渉後
お湯バケツ、電源有り
行き方:ガソリンスタンド向かって左の道に進み、この宿↓を左に入った突き当り。

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(2016.6.17~2泊)



●HOTEL TINA(泊まっていない)
1人500ソム(朝・夕食付)←交渉後
食事無し、素泊まりだと300ソム。
行き方:マルシュルートカ降りてすぐ。

※このホテルの隣の商店にビールが売っていた。サリタシュにはパッと見銀行は無いが、宿の人に聞くと多分タジキスタンソモニへの両替は出来るよう。タクシーやガソリンスタンドの人も両替と言ってきたが恐らくレートは悪い。ソモニはオシュの銀行・両替所で用意しておいた方が無難。






カラコルからオシュ。

Category: キルギス
ズドラストヴィーチェ!!ヽ(*´∀`*)ノ

(↑ロシア語で「こんにちは」。中央アジアでは各国ごとの言語があるものの、ほぼロシア語も通じる。)

始めは「ズド・・・?何?長いわい!」と思ったこの単語も今ではすっかり滑らかに言えるようになりました。まぁ場所によっては「アッサラームアライクム」の方が一般的だったりするけど。

とにかく久しぶりのブログ更新です。というか、私にしては今までが更新し過ぎてたんですけどw
リアルタイムではウズベキスタン・サマルカンドにいます。タジキスタンに入る前からネット環境無かったので、実に2週間・・・以上?ぶりのWIFI環境ゲット。
いやぁ、本当にタジキスタン入国前からすったもんだで、「これ以上ブログネタいらん!」と叫びたく・・・まぁ実際叫びながらの旅だったんだけど、時系列で書かないと気が済まない私は順を追ってゆっくり更新しようと思います♪



~前回からの続き・キルギス(カラコル)にて~

カラコルでは南旅館から来るタカさんとキムキムさんと合流して「アラコル湖」という湖に行く予定だった。
「CBT」というインフォメーションセンターや、同じゲストハウスに泊まっていた人達に聞くと、今はまだアルティン・アラシャン経由のルートは雪のためクローズしているとのこと。カラコルから直接行くルートは行けるものの、先週行った時は湖はまだ凍っていた、という悲報。しかも途中1泊しないとキツくて、泊まる場所も7月からのハイシーズンはユルタ等が設置されるが、現在(6月11日)の時点ではユルタは無いとのこと。1軒ある汚い山小屋も、整備されてなく寒いのでテントと寝袋、その他ガス等食事をするためのキャンプ用品も必須と言われる。

これを聞いた時点で私は「こんなガチトレッキングはちょっと・・・」と思っていたが、南旅館から来た2人がそれを聞いてもやる気満々で来てしまったので、とりあえず乗っかることにした。

テント等のレンタルショップは宿の人が紹介してくれて、思ったより安かった。

・テント1張 1泊150ソム
・シュラフ1つ 1泊50ソム
・マット1つ 1泊50ソム
・ガス3つ(どれも使いさし) 150ソム
・ガスバーナー 1泊150ソム

更に食事用のインスタントヌードルや水を買い込んで準備万端。



が、翌日。
降り止みそうもない雨・・・(TдT )
この雨の中、大した装備もなく山に挑めるほど私を含む3人は上級者ではない。いや、タカさん1人なら行けたかもしれないけど笑。天気予報を見るとまさかの連日雨予報。私はトルクメビザももう出来ているだろうし、ウズベクビザももう始まるので、これ以上日程を伸ばすわけにもいかない。2人も連日雨予報を見て、結局アラコル湖行きを断念することに。
レンタル用品一式を返しに行くと、1泊分の支払いは覚悟していたけど、使ってないからお金はいい、と結局1ソムの出費も無く返却出来た。いい人で本当ラッキー。

タカさんとキムキムさんとはただ再会して、飲んだだけだった笑。

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まぁこの後また南旅館で再会したんだけど。
一緒に映ってるには宿でボランティアをしているイギリス人のトレバー。この人がまためちゃくちゃ親切に、何でも教えてくれる。トレバーにタジキスタン情報を色々聞いて謎の国・タジキスタンも行くのが少し楽しみになった。



宿の前はこんな感じ。遠くに山も見える。

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宿の外にいた謎の生物。

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ねずみ?体は茶色いけどしっぽは灰色。

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天気が良かった日のカラコルの街並み。

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町中からも遠くの山脈がきれいに見える。



ギルギスでのメジャーな料理「ラグマン」。

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温かいミネストローネスープに麺が入ったようなもの。私が食べたものは麺ももちもちしていて美味しかったけど、店によってはスープが油っこかったり麺がゆですぎだったりと差が出るよう。マーケットやスーパーでも必ずこの生麺を売っていて、香川県民も驚きの安さ。大体1kgで50ソム(約80円)前後。
南旅館のシェア飯でこの麺で煮込みうどんと焼きうどんを作ったことがあって、すごく美味しかった。



これは冷麺。

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同じラグマンの麺の上にところてんのようなツルツルした麺がのっている。ところてんほどしっかりしてなくてプチプチ切れるので、香川県民としては「これはなくてもいいな・・・」という感じだけど、スープはお酢が入っててサッパリしていて美味しい。少し辛めだけど、ちょっとタイ風な味で懐かしさを感じた。





カラコルからトルクメビザを受領しに、再びビシュケクに戻る。
カラコルの町をを抜けると雨がやみ、車窓の風景を楽しむことができた。
空との境が分からない青いイシク・クル湖。

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無事ビシュケクでトルクメビザを受領し、次の国「タジキスタン」へ行く拠点となる「オシュ」という町に向けて出発。が、出発当日の朝寝過ごしてしまった。オシュまではマルシュルートカで約12時間。しかも人が集まり次第出発なので、朝早くバスターミナルに行かないとオシュに着くのが夜中になってしまう。
雨も降っていたし朝出ることはあきらめて、夜行マルシュで行くことにした。お陰で最後にもう一度みんなでマーケットで美味しい羊のシャシリクを食べれたので、ある意味良かったかも。



ネットの情報では夜8時~9時くらいの間にオシュ行きのマルシュがあるということだったが、私が見つけられなかったのか無かった。が、シェアタクシーはあった。言い値は1,200ソムだったけど、マルシュルートカだと通常1,000ソムなので、1,000ソムまで値切った。10人以上乗れるマルシュルートカと、乗れても4人のタクシーの値段が一緒な意味が未だによく分からないけど、キルギスでは大体こんな感じらしい。
しかもタクシーなので頼めばゲストハウスまでOKだった。途中でドライバーが「やっぱり1,100ソム・・・」と言ってきたが、インドで学んだ「ヘ~イ!マイフレンド~!(またまたご冗談を~)」攻撃で難なく回避。インドで学んだことは結構役に立つ。

夜行タクシーなので、少し警戒して写真を撮らせてもらったけど、これだけ陽気に写ってくれるとまぁ変なことはないだろう。

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キルギスで見かける車はドイツ車(ベンツ)が多い。
日本車も時々見かけるけど、聞くと日本で買うよりも安い。どの国に行っても田舎のガタガタ道ではトヨタ車が大活躍している。

シェアタクシーと言っても、後部座席に座った私の隣りは天井までいっぱいの荷物だった。シートは倒せなかったけど、足は伸ばせるので、結構ぐっすり眠れた。(途中寒さで少し起きたけど)



翌朝、何度か停まって積み荷を降ろしながら、宿の道にも迷いながら結局14時間半かかってようやく到着。




~オシュ到着~

ここで更にタジキスタンへの国境に向かうために情報収集をする。

マーケットで売っていたキルギス帽。

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フェルトで作られていて、大体こういう白地に黒の模様が入っている。



キルギス帽を被ったおじいちゃん。

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スーツを着ているおじいちゃんをよく見かける。意外と帽子とマッチしていてかっこいい。ちなみに女性は頭にターバンを巻くのが一般的。




クズル・トゥー村からカラコルへの行き方


クズル・トゥー10:30発~カラコル13:25着
マルシュルートカ 約3時間・170ソム
バス停で1時間待った。(クズル・トゥーからボコンバエバまでは約30分)



カラコルの安宿


「Hostel Nice」

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MIXドミトリー:$7(480ソム)
※外に設置されているユルタも同料金。キャンプサイトは$3。テントは持参。
WIFI:無料(部屋でも可。速度普通)
行き方:MAPS.MEで検索可能。バス停から徒歩20分。バスはCBT近くの交差点手前(マーケット横)が終点だった。
その他:ホットシャワー(外のシャワーはかなり熱いお湯が出る)、キッチン有り(調味料無料)、英語可。
※高いだけあって、設備は申し分無い。部屋もシャワールームもかなり綺麗。飲み物や簡単な食材も販売している。
(2016.6.9~1泊、6.11~3泊)


カラコルからビシュケクへの行き方


①宿~バスターミナル 111番マルシュ 約5分・10ソム
雨だったのでマルシュで。乗り場は「Hostel Nice」からバスターミナル前の通りが交差する交差点。バスターミナルはMAPS.MEで「Long Distance Bus Station」。

②カラコル12:15発~ビシュケク18:35着 約6時間20分・350ソム
バスターミナル入口で「300ソム」と声をかけて来た人がいたけど、怪しんで大人しくチケットを買った。が、後でそれを使った人も別に普通のマルシュだったとのことなのでどっちでもいいかも。



ビシュケクからオシュへの行き方


西バスターミナルからマルシュルートカ・約12時間・1,000ソム
人が集まり次第出発なので、朝イチで行くのが無難。

●夜行で行く場合
ビシュケク20:30発~オシュの宿翌11:00着 約14時間半・1,000ソム
夜行はマルシュルートカが無かったのでシェアタクシーで。1時間待って出発。標高が高い場所も通るので夜は寒い。防寒着必須。最初の言い値は1,200ソムだった。
※ビシュケクからオシュ間は非常に景色がいいらしいので、景色を楽しみたい方は早朝行くことをおすすめします。



オシュの安宿


●Osh Guest House

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住所:ap.#8. flat 48 Masalieva st. Osh
電話番号:03222-30629、03222-45484、0772-372311
ドミトリー:$6(408ソム:ドルとのレートによって変動)朝食付き
WIFI:無料(部屋でのみ可。速度早め。)
行き方:MAPS.MEで検索可能。が、マンション内にあるのでかなり分かりづらい。必ず電話番号を控えてタクシーでドライバーに電話してもらう方がいい。
その他:ホットシャワー(熱い)、キッチン有り、英語可。
※別館がきれいだった。ラマダン中で朝食ではなく夕食がついていたのでラッキーだった。各方面へ行く車のチャーター可能。運が良ければ宿に泊まっている人と乗り合わせても行ける。CBT(インフォメーションセンター)等でも相場を聞いた方が無難。
(2016.6.17~1泊)


●VIEW OLD GUEST HOUSE
ドミトリー:500ソム(朝食無し)
WIFI:無料
泊まっていないけど、後日会った人がここでオシュ~ムルガブ行きのシェアタクシーを2500ソムで予約したと言っていた。



オシュ(キルギス)からムルガブ(タジキスタン)への行き方


バスやマルシュルートカ等の公共機関は無い。宿等で人を募って車を1台チャーターするか、ムルガブへ行く現地の人の車に乗せて貰うシェアタクシーが一般的。どちらも宿かCBTで予約出来るが、宿によって値段が違うので注意。車のチャーターは割高なものの、道中は景色がいいので好きな所で停車させて写真を撮れるという利点もある。
●参考費用
チャーター車 1台$190前後(宿で聞いた値段。)
シェアタクシー 1人2500ソム(約3,900円。VIEW OLD GUEST HOUSEとCBTで予約出来る値段。但しドライバーによって値段は変わるかも。)

●参考時間
シャアタクシー オシュ7時発~ムルガブ17時着(約10時間)

※キルギス側の国境近くの町「サリタシュ」まではマルシュルートカで行ける。が、お勧めはしない・・・。詳細は後の記事にて。