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Day12.ネパールの国鳥「ダンフェ」を追え!(動画あり)

Category: ネパール
12日目:Khumjung クムジュン 9:00~Namuche ナムチェ 11:50
歩行時間:3時間10分(迷った時間込)

クムジュンに1泊した理由は、ネパールの国鳥「ダンフェ(ダフェ)」を見るためである。偶然前日に見ることが出来たが、もう一度しっかり見たかった。

ダンフェとは標高2,400m以上の土地に生息する鳥で、日本名は「ニジキジ」、英名は「Imperial Pheasant(帝王キジ)」。
朝と夕方見られるとのことだったが、泊まった日の夕方は霧がかかっていたため、探しに行くのは翌日の朝にした。どうせこの日は2時間くらいで着くナムチェまでしか行かないため、ゆっくりしても大丈夫だ。

宿の人によると、朝7時から8時くらいの間で畑の方で見られるとのことで、荷物を置いたまま朝7時に出発した。
(余談だが、前日の夜はもの凄く寒かった。標高関係無しに、夜はどこでも寒いというのが身に染みた)

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あ、おはようございまーす。

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宿を出て左の方に行くといる、ということで、昨日見た辺りまで戻らないといけないかな~と思ったものの、歩き出して数分。



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いたー!!!(゚д゚)!


普通にいたー!!!;


火を吹け!4年ぶりに使われる私の望遠レンズ!!!



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撮れたー!!!( ;∀;)

前日と比じゃないくらい綺麗に撮れたー!!!( ;∀;)

うっ美しい・・・。

ちなみにダンフェの写真は全て、見やすいようにトリミングしているものはあるものの、アートフィルターや色調補正などの加工は一切していないということを前述しておきたい。



あっ逃げた。

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警戒心が強いのか、少し近寄るとすぐ逃げられる。

しかしとにかく、本当に「美しい」の一言に尽きる。
冬に入る前のこの時期、畑に作物は無く、木々も葉っぱを落としているものが多い。白い石垣で区切られた畑にはうっすら霜が降りていて、まだ太陽の光が届いていないこの村はキンと冷たい空気が広がっている。そんな中、他の鳥とは少し違ったダンフェのカン高い鳴き声が静かな村に響き、青く光る羽と金色の尾は、異彩を放って目に飛び込む。
よって、ダンフェがそこにいるなら見つけるのは至極簡単である。

畑には数羽のダンフェが草を喰んでいて、私は興奮しながらその美しい鳥に見とれていた。



ん・・・?


何か違う鳥もいるな・・・。

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ダンフェに混じって、茶色いうずらのような鳥が目に入った。

後で宿の人に聞くと、極彩色の方がダンフェのオスで、これはメスとのこと。
メスの気を引くために、オスの方が派手なのは鳥類や動物界ではよくあることだけど、こうも違う雄雌を両方見比べたのは初めてだったため、「これが同じ鳥なのか~!」と自然界の凄さに改めて感動してしまった。



むしろオスよりもうまく撮れてしまったメスのダンフェ↓

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今の時期特に周りと保護色になっていて、オスより見つけるのが難しいと思う。オスは6、7羽くらい見れたのに対し、メスは2羽と、数も少なかった。



日本名で「テイオウキジ」という名の通り、かっこいいなぁ~。

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正面の顔はちょっとイカつい。

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近づきすぎるとすぐ逃げられるため、岩陰に隠れて撮ってみた。

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よく見ると羽の一枚一枚が青から水色のグラデーションになっている。
何度も言ってしまうが、本当に美しい。
形も丸々としていて、何だかかわいい。



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動画も撮ってみた。鶏のような動きが面白い。





朝8時も過ぎ、太陽の光が村に降り注ぐと、ダンフェの青い羽に光が反射し、より一層美しく見える。が、それは同時に天敵にも見つけられやすいということ。日光で周囲が明るくなると同時に、ダンフェはどこへともなく散り散りに去って行った。

もしダンフェを見たいのなら、やはり夕方より朝がお勧め。
夕方はほぼ霧が出るし、ナムチェから日帰りでダンフェを見に来るトレッカーが多い。このダンフェの警戒心からして、人通りが多いと、見れたとしてもそれ程近くでは見れないと思う。
その点、朝ダンフェに鼻息荒くカメラを構えているのは私一人だった。
私が見れた時間は朝7時~8時だったが、「太陽が出てから日光が村に届くまでの間」という感覚。それ以外の時間帯でも曇ってたり霧が出てたりすると見れるかもしれない。日中でも鳴き声はするので、どこかに身を潜めているのだろう。

村に戻り、宿の人に「ダンフェ見れました!」と報告。
宿の人曰く、昔はもっと沢山見れたけど、やはりどんどん見れる数が少なっているとのこと。増えた観光客のせいか、はたまたあの鮮やかさ故のせいか・・・もしかしたら数十年後には幻の鳥になっているのかもしれない。



昨日は霧に包まれていたクムジュン村。

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仏塔の周りでは子供達の集会場。

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共同の水場。服も、食器も、体も、みんなここで洗う。

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丘の上からのクムジュン村。

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意外と宿も多い。
ここも地震で多大な被害があったものの、現在は瓦礫などは見当たらなかった。宿泊客が少ないのはもっと都会(?)なナムチェが近いからか、それとも今の時期だからだろうか・・・。



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宿の人にお礼を言って、ナムチェ行きの道を尋ねると、目の前にある丘を真っ直ぐ、と言われた。
獣道しか無い丘だったため、「ほんとに大丈夫かな~(;´Д`)」と思いつつも出発。

クマルさんがいないため、久々に10kg近いバックパックを背負って丘を上る。
う~ん、きつい。

どんどん進むと、少し開けた眺めのいい場所に。


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う~ん・・・。



迷ったな(´Д`;)



真っ直ぐ進んで行くと、道どころか断崖絶壁にぶち当たった。
とりあえず来た道を少し引き返し、景色を見ながら朝ごはん代わりのクッキーを貪る。

更に引き返すと、上の方から何やら声が聞こえてきたので、重い荷物でひぃひぃ言いながら上へと上る。

上った先にようやく人口建造物が見えて安心するものの、着いたのは木々が鬱蒼と生い茂る建物の裏;
その建物は3mくらいある高い石垣で覆われていて、全貌が見えないものの、人の楽しそうな話し声が聞こえてくる。木々を掻き分けて、ようやく建物の隣りに出ると、それは「ホテル・エベレストビュー」だった。
ナムチェからクムジュンに向かう途中(海抜3,880m)にある、その名の通りエベレスト山群が見渡せる日本人が建てた高級ホテル。この丘にはこのホテル1軒しか無いため、恐らく現地人でも知らない人はいない。

宿泊費が高い高いと聞くものの、一体いくらするかは誰も知らないので、調べてみると全室12部屋しか無く、ツアーでしか泊まれないらしい。そりゃ誰も知らないはずだ。
マウンテントラベル ヒマラヤ観光開発株式会社

遠目で見ると要塞のよう・・・。

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近くで見るとますますその全貌すら分からない・・・。

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まるで「貧乏人には用が無い」と言わんばかり(;´∀`)



ホテルの隣りのビューポイント。

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う~ん・・・どれがエベレストって言ってたかなぁ・・・;

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ナムチェへ戻る。

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かなり山肌の道を歩く。

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村が見えた!!

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こう見ると天空の都市のようだなぁ~。

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もう少し下ってようやくナムチェに到着。

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感覚がマヒして、かなり都会に見えてしまう。

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出発時と同じ宿にチェックインして、お昼ご飯は前にモモを食べたローカルレストランへ。

タントゥク。

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ワンタンの皮のようなものが入った野菜スープ。
基本的に塩と野菜の旨味という感じであっさりしててかなり好き。
ネパールのローカルレストランは、下手な観光客用レストランよりも美味しい場合も多い。



この日は「ティハール」というお祭りの初日で、村のいろんな所で音楽が鳴り響いていた。
地元民に「ティハールってどんなお祭りなの?」と聞くと、「子供達が歌や踊りをしてお金を貰う日だ」と言われた(;´∀`)

もっと宗教的な意味で聞いたんだけど・・・と思ったが、まぁ確かに秋にやる子供神輿や獅子舞も、家を回ってお捻りを貰うのだけど、未だに何のためなのか私は知らないので、そんな感覚なのだろうなと思う。



ホテル前の広場から歌が聞こえたので行ってみると、綺麗な民族衣装を来た子供達が、、、って!


半袖!?Σ(゚Д゚;)


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寒い寒い!!見てる方が寒い!!;周りみんなもっこもこのダウンだよ!?
ここ、標高3,400m!!
しかも既に昼過ぎで霧がかかっているため、ことさら寒い。


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その上、数人が後ろで歌を歌っている間、薄着の子供達はこのポーズもままずっと停止; まだ動いていれば寒さも和らぐだろうが、一向に動く様子も無く、そのまま歌が終了。

歌が終わって、ようやく踊りが始まるのかと思ったら、そのまま踊ることなく袖に引き上げて行った・・・。これやれって言われたら拷問だなぁ・・・;



一旦引き上げて、暫くしてようやく踊りが始まった。

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踊り自体は民族的なのかもしれないが、やはり生演奏ではない、それも音の割れたスピーカーからの音楽というものには私はあまり興味が無かったため、少し見てからその場を後にした。



店先でお母さんが、お祭りの時に食べるお菓子?を作ると小麦粉のようなものを砕いていた。

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「Everest Bakery(エベレストベーカリー)」

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トレッキングで頑張った自分へのご褒美に!
出発前に行った向かいの「NAMCHE BAKERY CAFE(ナムチェベーカリーカフェ)」のチーズケーキで失敗したため、今回はこちらで。店内は薪ストーブで暖かく、人も多い。始めからこっちにすれば良かった。
美味しそうなパンやケーキが沢山あり、迷いに迷って結局チーズケーキに再チェレンジ。

チーズケーキとマサラチャイ。見た目はまずまず。

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ドキドキしながら一口。


美味しい!!!


・・・と思ったのは半分くらいまでで、途中で甘さにやられて最後は無理やり食べる・・・という感じだった( ;∀;)
まぁマサラチャイはスパイス効いてて美味しかった。
ここはWiFiも無料で使えるため、Skypeで宿に電話して帰りの航空券のリコンファームをお願いした。



店を出てすぐにある路上コーヒースタンドで、トレッキングで頑張った自分へのご褒美にコーヒーを注文。

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あぁ・・・

ここのコーヒーは間違いなく美味しい・・・( ;∀;)

エベレストベーカリーでもエスプレッソマシンを使ってたから、ちゃんと美味しいのかもしれないけど。




そして夕食にはトレッキングで頑張った自分への・・・(略)

前々から決めていた、「レストランで一番高いものを食べてやる!」という野望のもと選ばれた、

バフ(水牛)ステーキ

690ルピー。


日本円で700円ちょいと、日本感覚だと安いものの、常に1食100円くらいのトゥクパを食べている私にしてはかなり高級品。この1食の料金で通常7食は食べれるのだから。
実際には一番高いものは他にもあったのかもしれないが、「肉が食べたい!」と思っていた私にはこのメニューしか目に入らなかった。水牛かチキンを選べて、肉が固い水牛よりもチキンの方が美味しいだろうというのは明らかだったが、どうしても牛的な赤身の肉が食べたくて水牛に。



夕食時に「ジュウ~ジュウ~」という派手な音を立てて、私のもとに運ばれてきたバスフテーキ!!


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うわ~っっっ( ;∀;)

そんなに大きくはないけどがっつり肉!!!

チーズかかっててまた美味しそう!!!

見た目で既に感激しつつ、ゆっくりとフォークとナイフを入れて一口。




ううー(゚д゚)

まぁーーー(゚Д゚)

いぃーーーーヽ( ;∀;)ノ





宿の結構高めなレストランだけあって、焼き具合もちゃんとしてるのか、柔らかいとまでいかないものの、固くなかった。
もちろん日本で食べるステーキとは比にならないが、過酷なトレッキング後の今のような、「この時、この場所で食べる美味しさ」というものは、時々他の何にも負けない美味しさになる。





・・・とまぁ、まるでトレッキング最終日のような雰囲気になってしまったけれど、この日が最後では無い。。。最終日は明日。空港のある「ルクラ」まで下り、1泊した後翌朝の飛行機でようやく下界(=カトマンズ)に戻る。



【本日使ったお金】
ミルクティー R50
タントゥク R200
チーズケーキ R300
マサラティー R150
コーヒースタンド・ドピオ R150
バフステーキセット R690
アップルティー R90
宿泊費 R200
合計:R1,830
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Day11.クマルさんとの別れ

Category: ネパール
11日目:Panboche パンボチェ 8:20~Phungi プンギ 11:40(20分)~Khumjung クムジュン 14:10
歩行時間:6時間半

ついに今日はポーター・クマルさんとの最後のトレッキング。
クムジュンの村でクマルさんは自宅のあるナムチェへ帰宅、私はクムジュンで1泊する。

この日は8時に出発予定だったのだが、時間を決めた当の本人(もちろんクマルさん)が、なぜか8時から朝食を食べだすというよく分からない行動に出る。(それまではきちんと時間までに食べて、私を待っていた)
クマルさん!家に帰るまでが遠足でしょ!!(# ゚Д゚)


しかも食べ終わった後、

クマル「もう行ける?」の衝撃の一言。


「あんたを待ってたんだよ!(# ゚Д゚)」




最後の朝までイラつきながらも、パンボチェの村を後にする。

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このトレッキング中、ずっと晴天だったのが本当に良かった。

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レインウェアー、上はちゃんとしたやつだけど、下は百均で買ったレインパンツだけだったからね…( ̄ー ̄;)



ポーネグリフ・・・。

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本当にしんどかったのに、トレッキングも終盤と考えると終わるのが少し寂しくなるのだから、人間って怖い。

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サガルマータ平原も終わり、背の高い木も増えてくる。

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行きに泊まったタンボチェの村。

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行きでは富士山より高い場所(標高3,860m)と、階段を上るだけでも息が上がったが、もちろん今は何てことはない。



前回は霧がかっていたので、晴天の中のタンボチェ僧院はまた違った雰囲気で見れて良かった。

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「ナムチェへの道」。終わりも近い。

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プンギのレストランで昼食。

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何度もお世話になったヌードルスープ(=インスタントラーメン)。

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帰りと言えど、下りもあれば上りもあるため、クムジュンまでも結構キツかった。

クムジュンからナムチェまでは2時間くらいなので、この日の内にナムチェに戻るのが普通。が、私がクムジュンでわざわざ泊まるのは、ネパールの国鳥「ダンフェ(ダフェ)」を見るため。
標高2,600m以上に生息する鳥で、日本名は「テイオウキジ」。鮮やかな色が特徴。「地球◯歩き方」によると、このクムジュンでは朝と夕方にダンフェが見れる確率が高いということで、どうせなら1泊しようと決めていた。




クムジュンに着く手前、私が「クマルさんのチップ、いくらあげるべきかな~」などと考えていると、近くで今まであまり聞いたことのないような、少しカン高い鳥の鳴き声がした。
「もしかして・・・?」と思い、鳴き声のする方に目を凝らしてみると・・・

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いたー!!!(゚д゚)!


ダンフェいたーーー!!!

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しかも2羽いるーーー!!!

むっちゃ綺麗!!!


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羽が鮮やかな青色で、尾は金色・・・と言ってもいいと思う。
頭から首にかけても胸は黒だけど、金色から緑のグラデーション・・・本当に自然界の色なの!?っていうくらいに美しい。



思いがけない出会いに、大興奮の私。
早朝、夕方に見られるというものの、この時はまだ1時半。本当に運が良かったのだと思う。
クマルさんが「もう見れたからナムチェまで行けば?」と言ったものの、私は「もう一度近くで見たい!(そして4年近く使っていない望遠レンズを使いたい!w)」という思いから、やはり予定通りもう1泊することに。




クムジュンに着いた時には、既に霧がかかっていた。

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左の建物が本日の宿「MANDALA LODGE」。

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クムジュンはナムチェから近いこともあって、今の時期泊まる人が少ないようで非常に宿に迷った。(どこも人がいないから)
何となくで決めたこの宿も、私一人しか泊まっていなかったが、アットホームでいい感じだった。




部屋でクマルさんにお金を払って(結局当初言っていた”ツケ”は無かった)、彼の子供2人に、と折り鶴で作ったしおりをあげた。(←私が作ったのではなく、親に持たされた笑)
凄く喜んでくれて「これは花か?」と言われ、「鳥だよ」と言っても伝わって無かったので、「ダンフェみたいなものだよ」と言うと、どうやら伝わったようだ。

ちなみに私は元々チップなんて頭になかったのだが、クマルさんと契約する時にいた仲介人が「チップを500ルピー(訳500円)くらい」と言っていたので、少し考えることに。まぁネパールはチップの習慣なんて無い国なので、もちろん強制ではない。何も問題無ければ私も素直にそれくらい払っただろうが、私は一つどうしてもクマルさんに対して許せないことがあった。

それは、彼が私の名前を覚えてないということ(;´Д`)

8日間も1対1で話してるのに・・・;3回教えたけど覚えてくれず(覚える気が無いのか)、結局私も断念。普通のツアーならまだしも、もし私が遭難したら、この人一体どうやって探すつもりなのだろう・・・と命に関わることなので、私はその点はどうしても不満だった。
普通が500ルピーなら、それ以下でもいいかと思い、200ルピーを渡した。その時名前のことを言おうと思いつつも、折り鶴の説明ですっかり言うのを忘れてしまった。う~む、この先彼が自分自身でそれに気付いてくれるといいのだけど。



いよいよ8日間私の荷物を担いでくれた、ポーターのクマルさんともここでお別れ。

あんなにしんどい思いをしたトレッキングが終わるのを寂しいと思うように、まさか、あんなにイラついたクマルさんに対しても少し寂しいと思ったのには自分でも驚いた。

イラつくことも多かったけど、「休みたい」というのが言いやすく、もちろん彼がいなければ私は最終目的地まで辿り着けていない。

クマルさんと最後の写真。

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夜ご飯の水牛入りトゥクパ。

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水牛は牛肉よりちょっと固めな感じ。
でも久々のお肉!( ;∀;)美味しかった~!

ダイニングで宿の家族と一緒にご飯。
私がトゥクパを頼んだからか、家族の夜ご飯もトゥクパになっていたw



【クムジュンの宿】
「MANDALA LODGE」
宿泊費:R200
家族経営でアットホーム。宿泊者は私一人だったが、ダイニングの薪ストーブも使ってくれた。夜部屋はかなり寒く、レストランは場所にしては高め。

【本日使ったお金】
ミルクティー R90
ヌードルスープ R300
トゥクパ R400
ミルクティー R60
ティッシュ R180
宿泊費 R200
合計:R1230
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Day10.旅に学ぶ

Category: ネパール
10日目:Lobyche ロブチェ 8:00~Pheriche ペリチェ 11:00~Shomare ソマリ 12:40 昼食30分~Pangboche パンボチェ 14:30
歩行時間:6時間半(休憩込)

さぁ!トレッキングも折り返し地点。
ナムチェからロブチェまでは5日間かけ登ったが、帰りはナムチェ近くのクムジュンまで2日で戻る。当然1日の歩く距離は長くなるが、下りが多く、高山病の心配もしなくていいため、気が楽だ。

朝8時。
ロブチェの村を後にする。

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ようやく下界に戻れる!

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途中会ったシェルパの男の子。

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シェルパ=この付近の山に住む山岳民族。
クマルさんもナムチェに住んでるため、一応シェルパらしい。だが、ナムチェに住んでいる人は山からすればかなり都会人だと思う。
しかしやはり山に住む人々は、カトマンズ等に住んでる人と比べ、顔立ちが全く違う。カトマンズに住む人々はインド人寄りの彫りの深い顔立ちの人が多かったが、シェルパは彫りは浅く中国・日本人寄りの顔立ちをしていた。
服装は、男性は大体インドや中国から流れてきた既成品の服を着ている。女性はパンツに派手な柄の入った前掛け、上着はやはり既成品のダウン等を着ていた。年配のお年寄りは、たまに民族衣装のようなものを着ていたが、「写真を撮ってもいい?」と聞くと、ことごとく断られた(;´∀`)
ただ、本当に恥ずかしいから、といった感じで笑顔で断られるので、それ程悪い気はしない。



このサガルマータ平原とももうすぐお別れか…と思うと少し寂しい。

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クマルさんが途中の「ペリチェ」という村のネパーリレストランでお茶でも飲んで休憩しよう、と言ってきた。
おそらく知り合いでもいるんだろうと思い、そこで休憩することにしたのだが、村に入って次々とレストランを過ぎて行く。最後らしき1軒を通り過ぎてもズンズン進むため、私が「クマルさん、レストランはどこなの?」と聞くと「閉まってた」の一言。・・・なぜ言わない!(# ゚Д゚)・・・もう怒る気もしない;



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ペリチェを過ぎると少し緑も増えてきた。

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山間の村。

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休憩中のヤク。

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昼食予定のソマリに着いた時、小さな女の子が「チョコレート!チョコレート!」と寄って来た。
チョコレートを持っていないトレッカーは恐らくいないので、こうしていつもねだっているのだろう。私もチョコレートは持っていたものの、欲しがる物をそのままあげるは良くないと思い、代わりに折り鶴で作ったしおりをあげたのだが、それを手に取った瞬間、その子はピューッ!と走って家の中に入ってしまった。
そしてお母さんらしき女性が、遠くからその子に怒った口調で何か言っている。
その女の子も、逃げる=悪いこと、と分かっているのだろう。母親も「何もせずに人から物を貰うのは良くないこと」だと教えているのだろう。私はチョコレートでは無いにしろ、何もあげるべきでは無かったと後悔した。

物乞いをすることでしか生きられないストリートチルドレンならまだしも、ここの子供はきちんと働くことが出来るのだ。
後悔はしたものの、一つ学んだ気がする。



上りの時にも使ったソマリのレストラン。残念ながら猫はいなかった。

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時々食べてる「シェルパシチュー」を頼もうと思ったが「MIXシェルパシチュー」というものがあったので、野菜以外に肉が入ってるのかな~と思って注文したら、予想を反するものが出てきた。

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いつもの+チーズと薄焼き卵のトッピング。
更にダル(豆のスープ)も混ざってるようで、正に「色んなもの混ぜました!」という感じ。
でもチーズは嬉しい!!(←多分ヤクのチーズ)スープもほんのりカレー風味でチーズカレーのようになっていて美味しかった。



お腹を満たして出発。

たまに一匹だけいたりするはぐれヤク。

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群れに置いて行かれたんだろうけど、心無し寂しそう…。



段々畑の村。春は綺麗なんだろな~。

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水車で回るマニ車。
川の途中にあって、ガンガン回っていた。

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パンボチェに到着。
本日の宿「OM KAILASH HOTEL」。

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日中は宿の前でアクセサリーを売っている。
パンボチェに宿は多いが、この日はどこの宿も閑散としていた。今の時季ここで泊まる人は少ないのかもしれない。

宿泊客が少ないとダイニングの薪ストーブを使ってくれない可能性もあるため、私の他に1組宿泊客がいたこの宿にした。ストーブは使ってくれたものの、やはり薪をケチられたようで、7時前くらいで火が消えていた。(他の宿では8時くらいまでは温かい)



部屋。

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部屋からの眺め。

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ヤクの周りに、いくつか土が盛っている。

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これは野菜の保管庫で、主にジャガイモをこの土の中に保管している。(クマル談)



本日の夕食「トゥクパ」。

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野菜入り麺スープ。
麺のタイプは店によって違うが、どこもうどんより細く、そうめんより太い。
チョウメン(焼きそば)に続いて安いため、トレッキング中に限らずネパールにいる間よく食べた。ローカルレストランで食べる場合、スープは辛いことが多い。麺も茹で置きしている。



そしてようやくついに明日はクマルさんとのお別れの日である。



【パンボチェの宿】
「OM KAILASH HOTEL」
宿泊費:R200
宿(レストラン)の前でアクセサリー等を売っている。毛布のみでレストランは高め。

【本日使ったお金】
ミルクティー R100
MIXシェルパシチュー R350
レモンティー R65
チョウメン R385
マサラティー R100
宿泊費 R200
合計:R1,200
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Day9.標高5,550mの世界(動画有)

Category: ネパール
9日目:GorakShep ゴラクシップ(5,140m)5:50~KalaPatthar カラ・パタール(5,550m)8:40 30分休憩~ゴラクシップ 11:50 昼食50分~Lobuche(4,910m)14:20
歩行時間:8時間半(休憩込)

いよいよ本日は最終目的地、エベレスト山群が見渡せる「カラ・パタール」へ。

前日の夜、夕食後にクマルさんとミーティング。

「明日の朝は何時に出発するの?」

クマル「ロブチェまで戻らないといけないから、朝6時かな。」

「は、早いね…寒そう…;」

クマル「5時半くらいに温かいミルクティーでも飲んで出発しよう」




ということで、朝5時半前くらいに起きる。

真っ暗。

部屋の電気も付かない。

廊下の電気も付かない。

そしてものすごく寒い…。




クマルさんが起きてるかの確認で、私の部屋に来た。

「…クマルさん、温かいミルクティーは飲めるのかな?」

クマル「エブリシング クローズ…」



ですよね~( ;∀;)
くそ~~~期待もたせやがってー泣。

前日話し合ってる時に、ちらっと「キッチン開いてるのかな?」という疑問はよぎったものの、クマルさんが他のネパール人に何やら聞きながら私に話したため、てっきり開いてるか確認して言ってくれたのだと思っていた。
やっぱり人に任せっきりはダメだな~と思いながらも、寒さと寝起きのイラ立ちも相まってつい「ちゃんと確認しておくべきでしょ!」とクマルさんに怒ってしまった。たかがミルクティー…されどミルクティー;この寒さの中での「温かいもの」は、うどんにネギ、くらいの重要なポジションなのだ。
まぁいくらダダをこねてもスタッフは誰も起きていないため、どうしようもない。
ヘッドライトの明かりの中、クッキーを冷たい水で胃袋に流し込む。



6時前になると外は明るくなった。
太陽は出ているが、まだ日光は届いていない。むしろまだ月が出ている中出発する。

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太陽が出ていないとものすごく寒い。
私は足は普通の靴下、手は100均の軍手、という装備しか無かったため、本当に手足の先が凍傷になるのではないかと心配した。

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とにかく指先を動かしながら歩いている内に、凍傷になる前に何とか太陽が出てくれた。

「Sun Cammmming!!!(太陽でたよ!)」

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二人して喜ぶ。



私が上っている間に、下っているグループもいて、1つのグループは高山病がひどくなり途中でUターン、もう1つのグループはカラ・パタールで朝日を見てきた、とのこと。

朝日見るって…深夜2時とか3時に出るらしい。


変態やな…(・∀・;)


絶対嫌や……。





道無き道をひたすら登る。

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もうむちゃくちゃしんどい。
本当に「何でこんなことしてるんだろう…」と何度思ったか。



最後はお決まりのゴツゴツした岩場をよじ登る。

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到着!!!!!

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「クマルさん!ここ最終地点!?」

クマル「そうだよ!」

「Congratulatioooons!!!!」
(つい自分に「おめでとう」と叫ぶ私。)

クマル「Sorry?(え?何て?)」
↑聞き取れなかったというよりも、意味が分かっていない。





ク~マ~ル~~~!!!( ;∀;)

えぇ~…私、9日間かけてようやく辿り着いて感極まってる時に「Congratulations」の意味を説明しないといけないの!?

若干げんなりしていると、そのやり取りを見ていた他のトレッカーが「Congratulations!」と言って拍手をしてくれた。

!!!(´;ω;`)

良かった~!共感してくれる人いた~!
この一言でもの凄く救われた。本当に感謝。

この時は私達以外に、この女性トレッカー一人しかいなかったので、一人で来たのか聞いてみると、友達と上ってたけど、先に着いたから待っているところ、とのこと。友達もてっきり女性だと思っていたが、数十分後来たのはガタイのいい男性で、高山病でかなりキツそうだった。



標高5,550mのカラ・パタールから望むエベレスト山群。

PB080351.jpg

真ん中の黒い山が、世界最高峰・標高8,840mのエベレスト(チョモランマ)!



景色が写真で伝わりにくいので、動画でどうぞ。



後で見ると風の音もすごいな~。



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クマルさんと。

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私の右にうっすら湖も写ってるのだが(プモリ湖だったかな…)、予想の反して濁っていた。現実なんてそんなものだ笑。
こうして見るとクマルさんより私の方が薄着に見える…;



実際には、カラ・パタールの途中からでも、景色はほとんど同じで、エベレストも見えている。
前日の夜、他のトレッカーに「体力無いから頂上まで行けるか分からない…」とこぼしていると、「途中から景色は同じだから、無理だったら途中で引き返せばいいんだよ」と言われたが、やはり頑張って頂上まで登って良かったと思う。
景色がどうこうというよりも、私は「ここが標高5,550mの世界か!」という達成感の方が先立っていた。



さ、帰ろ…。

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12時前。
ゴラクシップの宿に戻って昼食を取る。
この時またしても私は軽い頭痛がしていた。上りじゃなくて下りで良かった…。

そして昼食後は2日前に泊まったロブチェに戻って、そこで1泊する予定だったのだが。

クマル「今日もし良かったらペリチェまで行かないか?」

「は!?ペリチェまで!?何で?」

クマル「今日そこまで行くとナムチェまで戻るのを1日短縮出来るよ」

「ペリチェまで何時間くらいかかるの?」

クマル「ロブチェから2時間くらいかな。」

つまり…着くのは4時5時…?

「却下!」



ただでさえ頭痛でしんどいって言ってるのにこの男は~!(# ゚Д゚)
確かに1日減れば、1日分のポーター代は払わなくていいため、お金の面では助かる。が、いくら帰りは高山病の心配をしなくていいと言えど、そんな疲れることはしたくない。

というか、


働けよ、クマル(# ゚Д゚)


仮にも二児の父(7歳と5歳の子供がいると言ってた)だというのに…。
またしても怒りをおぼえながらゴラクシップの宿を出る。



宿のダイニングルーム。

PB080382.jpg

どこのダイニングルームも、朝と夕方以外は閑散としている。


宿・レストランの扉にはステッカーが沢山。

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多いほど人気宿…なのかは知らないが、そんな印象も受ける。

ご飯を食べて出発。

PB080387.jpg




ロブチェの宿に戻り、夕食時。
明日の予定をクマルさんと話す。
残りの予定は

明日:パンボチェ泊
明後日:クムジュン泊
その次:ナムチェ泊

クムジュンという村はナムチェの近く。
よって、明後日のクムジュンでクマルさんと別れる予定。


クマル「明日はプンギまで行かないか?」

「は?プンギ?どのくらいかかるの?」

クマル「ここから7、8時間くらいかな」

「プンギに泊まったとして、次の日クムジュンまでは何時間くらいなの?」

クマル「2、3時間くらいかな?」



…明日8時間歩いて、次の日2時間!?

配分おかしいやろ(# ゚Д゚)



「…何で?」

クマル「早くクムジュンに着いたら、クムジュンを色々見て回れるじゃないか」



確かに私はクムジュンで見たいものがあったが、そのために1泊したいわけであって、早く着くといいというものでも無い。
クマルさんとはクムジュンまでという約束なので、早く着いたとしても払うお金は変わらない。


…というか。



どんだけ早く帰りたいんだクマル!!(# ゚Д゚)



いや、早く子供に会いたいんだろうけど…仕事はちゃんとしてほしい…;

もちろん提案は却下して、明日は当初の予定通りパンボチェに泊まることになった。。。


【本日使ったお金】
チキンヌードルスープ R450
紅茶 R110
レモンティー R100
フライドライス R550
ミルクティー R100
宿泊費 R100
合計:R1410
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Day8.エベレスト・ベース・キャンプという場所

Category: ネパール
8日目:Lobuche ロブチェ(4,910m)7:40~GorakShep ゴラクシップ(5,140m)10:40(50分休憩)~E.B.C エベレストベースキャンプ(5,364m)13:30 30分休憩~ゴラクシップ 16:00


この日はいよいよ標高5,364m、エベレスト登山家がキャンプ地とする、エベレスト・ベースキャンプ(以下面倒くさいのでE.B.Cと略す)に行く。
翌日カラ・パタールに行くため、E.B.Cからの帰りはロブチェより手前にあるゴラクシップで宿泊することにした。
実際使った地図で言うとこんな感じ↓

PB240821.jpg

左下にあるのがロブチェで、ゴラクシップに宿泊すると、カラ・パタールへのアクセスにも余裕が持てる。
E.B.Cからはエベレストは少ししか見えないため、カラ・パタールのみ行く人も多いが、前回の記事でも書いたように、私がE.B.Cへ行く理由はエベレストではなく登山家達が情熱をたぎらせるキャンプ地を見たかったからだ。と言っても、今の時期にエベレストアタックする人はいないため、もちろんキャンプ地にも誰もいないとのことだったが。



ともかく、朝8時前にロブチェの村を後にし、まずはゴラクシップを目指す。

PB070304.jpg

この辺りには緑は無い。
クーンブ氷河沿いを歩くものの、水も氷も無い。
茶色い土と、白っぽい砂、雪が積もった山…と言うよりは、凍りついた白い山脈が連なった景色の中をひたすら歩く。

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ゴラックシップのロッジが見えた。

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標高5,140m。
この先に村やロッジは無い。この先、エベレスト山群の向こうは中国だ。

先に宿を決めておき、荷物を預け、昼食を取る。
本日の宿「SNOW LAND HIGHEST INN」。

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右隣りのブッダロッジ(だったかな?)も人気宿っぽかったが、前日同じ宿に泊まっていた騒がしいグループがそっちに泊まると小耳に挟んだので、この宿にすることに。



昼食に食べた「シェルパシチュー」。

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見た目はアレだが、これが美味しい!!
昨日の夜ロブチェの宿でも同じものを食べて以来、その後のトレッキング中数回食べた。レストランによって多少雰囲気は違うものの、基本的には野菜のごった煮にパスタ的なものが入っているといった感じ。同じく具の無いワンタンのようなものが入ったネパール料理の「タントゥク」に似ている。野菜が沢山入っていて、ミネストローネスープのような雰囲気もある。
野菜も結構取れるし、ヌードルスープ(インスタントラーメン)の塩っ気にも飽きた所だったので丁度良かった。



充分休憩を取って出発。

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白い景色の中をひたすら上る。
少し歩いただけでもすぐに息があがり、かなりキツかった。
少し上っては休み、少し上っては休み、を何度となく繰り返す。
途中で「今頃日本にいたら、コタツにみかんに漫画だな~」という考えが頭をよぎり、更に自分で自分を苦しめる。



道中にあった大きな記念碑。(慰霊碑?覚えていない;)

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見えた!!!!!

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中央の大きな山の背後に少し見えている黒い山が世界最高峰・エベレスト(チョモランマ)!!標高8,848m!!
で、その下にある白い一帯がエベレストを目指す登山家がキャンプを張るエベレスト・ベースキャンプ!!
写真では分かりにくいが、キャンプ地は山に囲まれた谷にあり、更に周りは雪の壁に囲まれている。その壁の中は全体に鍾乳洞をひっくり返したような、雪でできたいくつものトゲトゲの山がある。全て風避けのためだろうか?



PB070323.jpg



何にせよ、エベレストを目指す登山家達はエベレストを目の前にキャンプ地を張るのではなく、その手前の山を見据えながらエベレスト登頂を目指すのか…と思うと、会えない想い人に恋い焦がれるような…という陳腐な例えを出してしまったけれど。それも命がけで挑むのだから、人間の情熱というものは凄い。景色がどうこうと言うよりも、この地に来て良かった。神々の聖域と呼ばれるくらいだから、もっとスピリチュアルな何かを感じるかと思ったが、私は人というものの凄さを感じた。
こういった予想していたことが覆される時、私は旅っていいなぁと思う。やはりその土地に行ってみないと分からないことは沢山ある。

このトレッキング中に読んでいた本はパウロ・コエーリョの「星の巡礼」。
その本に「山が高いか低いか知るためには、必ずしもその山に登る必要はない」という合言葉がある。トレッキング中だった私は、「それを言ったらおしまいやん…泣」と思ったものの、その合言葉の答え(返信)が、「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」。
これは「人間」のことを言いたいのじゃないかと思った。人も、家の中でじっとしているのが安全だが、それは人がつくられた目的ではない。
ここで人がつくられた目的が何かなんて小難しいことを書くつもりは無いし、そもそも私にはそんなことは分からない。
ただ、「命をかけてやりたいこと」というのは、他人にとっては滑稽に見えることもある。けれどそれでもなお挑戦する人間の情熱というものは、、、。





などと、感慨に耽ってまとめようとしているが、ここで終わりでは無い。


クマル 「さぁ、行くよ!」


や…やっぱり???(;´∀`)


実はここ、E.B.Cが眼下に見える場所で、もっとキャンプ地の近くまで行けるのである。

ここまで↓

PB070319.jpg

「眼下に見える」ということは、行きは下りだが当然帰りは上り。ここまで来るのにかなりへばっていた私は非常に迷ったものの、そこまで遠くはないため、もう一息、と最後の力を振り絞って重い腰を上げた。



こんな所でもスズメのような小さなかわいい鳥を発見した。

PB070328.jpg


PB070327.jpg




何とか到着!!!

s-PB070336.jpg



写真映えするタルチョと標識もあったから来て良かったかな。

s-PB070330.jpg



クマルさんと。

s-PB070333.jpg

右端の雲がかかってチラッと見える山がエベレスト。
ベースキャンプはここより低い位置にあるため、キャンプ地に入るとエベレストは完全に見えないかもしれない。



近くで見るキャンプ地↓

s-PB070335_20151125000215df5.jpg

今は誰もテントを張っていないが、4月~5月のハイシーズンはここがテントでいっぱいになるらしい。

ここから帰る途中、軽く頭痛がしたが、宿に着いて暫くすると治ったので良かった。



夕食時にダイニングルームにある温度計を見ると、マイナス10℃だった。ダイニングルームには薪ストーブがつけられているのにも関わらず。
とにかく、温度計が壊れているのだと思うことにして寝た。

明日はいよいよこのトレッキングの最終目的地「カラ・パタール」!!



【ロブチェからゴラクシップ】
ロブチェから先はゴラクシップしか宿・レストランは無い。ひたすら上り坂。E.B.Cまでも同じ。キツい。

【ゴラックシップの宿】
「SNOW LAND HIGHEST INN」
宿泊費:R100
今までレストランの水道水をもらっていたため、ミネラルウゥーターを買うことが無かったが、よりによってこの一番標高が高い(=一番物価が高い)場所で、買うことになってしまった…;なぜなら、もらった水に赤い微生物が泳いでいたため。念のため、一度捨てて再度貰ったが同じだった。ミネラルウゥーターの高さ故、その後は「手ぬぐいで水を濾過する」という荒療治でやり過ごしたが、何とかお腹は大丈夫だった。隣りのブッダ・ロッジの方が無難かもしらない。(水は必ずチェックすべし!;)

【本日使ったお金】
シェルパシチュー R450
紅茶 R110
フライドライス R450
ミネラルウォーター R350!(←カトマンズではR20)
宿泊費 R100
合計:R1460
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