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滄州・李書文の墓って・・・誰よ!?

Category: 中国
彼 「滄州(そうしゅう)に行きたい。」

私 「どこ?それ?」

彼 「北京のちょっと南。」

私 「何があるん?」

彼 「李書文の墓。」

私 「だれ?それ?」

彼 「八極拳(中国武術の1つ)の達人。」

私 「知らんけど、有名な人なんや。」

彼 「うん。一部の日本人に。」



・・・一部の日本人???



と言うワケで、一部の日本人に有名という李書文のお墓を尋ねに、滄州に行った。

ハッキリ言って、わざわざ観光しに来る場所ではありません。
そのお墓自体も、ただのお墓。


なぜ彼がそんな所に行きたがったかと言うと。
前の日記で彼の変態ぶりは証明済みですが、その上に武術オタクです。

旅・武術・酒・ネコにはかなりアツく反応しますが、知らない人がうっかり
武術関係のスイッチを押してしまうと、大変なことになります。

そんな彼がお勧めする「拳児」という中国武術を題材にしたマンガ(一部の日本人に有名らしい)に登場する、
八極拳の達人が「李書文」



・・・説明されても、もちろん全くこれっぽちも興味が無い私。

にも関わらず行くことにしたのは、
「情報が無い所は実際すごい困るけど、何かおもろいことが起こるかも」という期待から。




滄州に着き、ネットでいくら調べても行き方が分からず、
本屋で買った滄州地図を頼りに何とか墓がある近くの町「孟村」に到着。




孟村に着くなり、信号待ちしていたタクシーに無理やり乗り込む。

彼 「南良村まで。」

道ながら分かったことだけど、南良村はその中でも4つの地区に分かれているらしく、
「南良村のどこに行くんだ?」 と聞かれる。


彼 「知らん。李書文の墓がある南良村に行きたい。」


もちろん「李書文て誰よ?;」ってなったタクシーの兄ちゃんは、
その後片っ端から村人に聞きまくるハメになる。


当然こんな片田舎で英語が通じるワケは無いので、村人とのやりとりを完全に兄ちゃんに丸投げして、

電波少年のディレクターの如く車の中から傍観するうちら。


今思うと理不尽な話だ・・・。


信号待ち中に有無を言わさず「南良村まで行け」と乗りこまれ、
聞いたことない人の墓までと言われ、その墓がどこにあるかも分からんで、手探りで行かせられるタクの兄ちゃん。


孟村まで来たら知ってる人多いやろー、と思ったのがそもそもの間違いで、

「南良村の李書文の墓まで」と言うのは、

香川県に来て「多度津町の西山さんの墓まで」と言ってるようなもんだと改めて気づく。




それでも2つ目くらいの村で知ってる人に会えて、何とかお墓のある「王南良」に辿り着いたうちらは、お墓に参るべく、李書文の子孫の家を訪ねた。


「何だこの日本人は?」という若干不審な顔をしながら出てきた家の人は、うちらが李書文の墓を参りたい、と言うと、快く案内してくれた。


この人は「李対(木へんに対)軍」という名前で、李書文の養子の孫らしい。

テンション上がって話に夢中になる彼氏を、温かい心で見守る私( ゚_ゝ゚)フーン




↓ これが李書文の墓だっ!!!

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周りはほんま何も無い。



白い李書文の墓を中心に、周りにも養子の墓、八極拳の達人たちの墓がある。

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↓ 王南良は昔の中国が残る素朴な村。

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真ん中の人が今回うちらに連れまわされた、タクの兄ちゃん。



中心部まで戻り、お世話になった兄ちゃんにチップ代わりに「お釣りはいいよ」と料金を渡したけど
「いい!いい!」と、結局受け取ってくれなかった。


何ていい人だ・・・!


でも多分帰ったら「今日、こんな変な日本人の客につかまってさ~」と、いいネタにしてるやろなぁ。




八極拳発祥の地と言われる滄州。
その後八極拳道場も覘きに行く。

練習時間じゃなかったけど、型を見せてくれた。

見た目は中学生くらいの普通の男の子やけど、いざやると力強くてカッコ良かった。

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「お茶しない?」的なノリで「入門しちゃう?」って言われたけど、
1日だけというのは流石に無理だったので、丁重にお断りした。

お金を払えば誰でも入門出来るモンなんだなぁ。



バスターミナルに戻ると、「滄州行きのバスはもう無い」と言われる。

再びタクシーで大型バスが通る大通りまで行き、ヒッチハイク形式で滄州行きのバスを捕まえる。

難なく乗れたけど、中国ではこういうのが普通らしい。





この情報が役立つ時がくるのかは不明ですが・・・
「李書文公のお墓参りに行きたい」という一部のマニアックな日本人のために、一応記述↓

[李書文のお墓への行き方]
北京→滄州(火車・鈍行無座・約4時間:21元)
滄州→孟村(バス:10元)
※孟村よりも王南良近くに行くバスはあるかも。
注意:孟村のバスターミナルは17:00に閉まる。

孟村→王南良(タクシー:往復97元)
※タクシーは現地滞在時間含む。かなり田舎なので王南良でタクシーを捕まえるのは困難。迷いながら行ったから、普通に行けばもっと安いはず。

注意:観光地化されていない個人のお墓です。アポ無しで行った私達を快く迎えてくれましたが、
もし行かれる方はその辺りをふまえた上で頑張って行って下さい。


[李書文の墓の正式な住所]
河北省滄州市塩(中国語は「圤」の下に「皿」)山県王南良
※「王南良」は祝南良、焦南良、越南良を含む4つの南良村の1つ。

[八極拳国際培訓中心]
八極拳の訓練場。八極拳の発祥地といわれる孟村で八極拳を学びたい方はこちらへ。
孟村バスターミナルから大通りをまっすぐ(徒歩20分)。場所は滄州バスターミナルに売っている地図で確認出来る。
練習時間・・・6:00~7:00、9:00~11:00、14:00~16:00、19:00~21:00
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