旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

ブログタイトルについて

Category: ブログのこと
初めまして。

お久しぶりです。

久しぶりのブログ更新です。
テンプレートやバナーを変えようと思いながらも結局出来ずに、タイトルだけ変更しました。

ブログタイトルのローマ字表記が「Tabi jyo」と間違えたまま、ずっとそのままだったのですが、この度ようやく訂正しました。

URLは変更無しのそのまま「jyo」なのであしからず。
http://tabijyo.blog76.fc2.com/

今までのタイトル
Tabijyo旅女~旅してない編~

新しいタイトル
旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~


私を知る人、私のブログを読んでくれている人はサブタイトルに少し驚くかもしれません。
実は旅中に事故に遭い、顔左半分に大怪我しました。
左眼は失明してしまったので、現在義眼を入れています。

事故当初はもちろん果てしなく落ちていましたが、既に2年経ったので今は普通です。
初めこそ遠近感が掴みにくかったけど、1ヶ月くらいで慣れました。ボーリングもビリヤードも出来るし、車も運転出来ます。(免許証の更新も出来ました)
唯一出来ないのが3Dメガネをかけての3D映画を観ることくらいでしょうか(;^ω^)
(映画館でチケット買った後に気づきました;)



タイトルに「義眼の」と入れるのは不謹慎な気もするのですが、実際私が落ち込んでいる時に、義眼の人達が普通に生活しているブログを読んですごく元気づけられたんです。

本当にまさかこんな急に、片目が見えなくなるなんて思ってもいなかったので、当初はもう人生終わりだくらいに思ってたんですよね(;´∀`)
そんな中、やはり同じような境遇の方が普通に手術して、普通に仕事をしているブログを読んで、「あぁ、案外何でもないことなのかもしれない」と、単純ながら思ったんです。

なので、もし同じような境遇で落ち込んでいる人がいれば、私のブログでも読んで、「あぁ、こんな自分勝手に生きてもいいんだな」などと思って頂けることができれば幸いかなと。ん?いいのか?;



海外で失明して、沢山の人に迷惑をかけたのに、それでもまた海外に行く私です。
ほとんどの人には理解されないし、私もそれが普通だと思います。
私だって逆の立場で、友達がまた行こうとしてたら、絶対行ってほしくはないし、心配します。

今回また行くことで、「そこまでして何で行くん?」と何度となく聞かれました。

私もそこまでして行く理由なんて自分でも分からないのですが、理由は一番始めに海外に出た時と同じで、「見たことないものを見たい」という単純な好奇心のみなんです。

私の場合、好奇心が他の何よりも勝ってしまうんです。

ただ、一応自制している部分もあります。
もし私に家族も友達も大切な人もいなくて、本当に天涯孤独の身だったら、もっとむちゃくちゃしてます笑。
ヒッチハイクや野宿もしまくって、難民キャンプのボランティアに行きまくったり。

なので、私が好きな家族や友達や大切な人がただ生きてくれているだけで、私は守られているんです。
なので、私も他の人にとってそうなれるように、生きて帰ってこようと思っています。



「旅」だとか「世界一周」とか言っても、結局現地の人から見ればただの「Tourist 旅行者」なんです。
私のようにそれ程明確な理由が無い旅行者は、帰国しても世間一般的にはただの「海外旅行してた人」で、もちろん何の賞賛も受けないし、英語がペラペラになってなければ、就職に役立つようなメリットなんて一つもありません。
海外で勉強する留学生や、スポーツ要素がある登山者と違い、ケガして帰っても「そんなとこ行くから…」で終わりです。掲示板で叩かれても、よほど大きな事件じゃない限りスレッドも盛り上がりませんw(どうせ叩くならもっと盛り上がって欲しい…)



それでもやっぱり、「見たことないもの」が気になって仕方無いんです。

一言で「青」と言い表せられない色の澄んだ湖。
闇夜に響く激しい楽器の音色。
飽きる程食べたのに、また食べたくなるご飯。
そしてその土地で感じる人々の温かさや冷たさ。



本当にごめんなさい。
どうか、最後のわがままをお許し下さい。
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コメント

しほさん!
旅を再開するんですね!
友達や家族が心配される気持ちもわかるのですが、「見たことないものを見たい」という気持ちの方がわかりますし、1人で色んなところに行くしほさんがかっこいいので、旅の再開はなんだかとっても嬉しいです(*^^*)

私も旅行に行きたくて、特にマダガスカルに行きたくてたまらないので、旅行計画中です!

2015/11/03 (Tue) 19:39 | かな #- | URL | 編集
>かなさん

>かなさん

はい!再開しちゃってます(;´∀`)
マダガスカルずっと言ってますね~笑 なぜにそこまで惹かれるんでしょうね。もう呼ばれているとしか思えませんね~!かなちゃんの旅の再開も楽しみにしていますよー!

しほ

2015/11/13 (Fri) 20:38 | >かなさん #- | URL | 編集
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2016/05/22 (Sun) 21:39 | # | | 編集
>息子ちゃん様

ありがとうございます!
そう言って頂けるとブログを書いているかいがあります。まぁ稀に辛いこともありますが至って普通に生活してますよ♪(*´∀`*)
「海外に出て、もう片目が見えなくなったらどうするの?」って言われることがありますが、片目が見える今だからこそ色々見たいって思うんですよね・・・。日本にいたからといってもぅ片目も見えなくならない保証も無いので。
私も勇気が出ます!コメントありがとうございました。

しほ

2016/05/25 (Wed) 15:27 | >息子ちゃん様 #- | URL | 編集
心の欲するもの…

 僕は今年で50歳になりました。40歳の時に大病をして生死を彷徨い、その後、1年半かけて社会復帰しましたが家庭もなく、何のために生きているかわからなくなって、取りあえず言葉の通ずぬ国を目指して旅に出ました。英語の通ずぬ国で身近な中国大陸を1ケ月半かけて回りました。大都市はスル-して時折会う旅行者と情報交換しながらの相当に不自由な旅でした。その中である女性との出会いがその後の人生を変えました。馬鹿みたいな恋をして、言葉の通ずぬ不自由さの狭間で色々と考えさせられました。まぁ、その後は破局したのに何故かある中国人と結婚して今は子供のいる家庭を築けましたけどね(^^) 今は彼女に感謝しているし、子供がいるのが夢みたいなのに何かが足りない、そう知らない空の青や漆黒の闇、そして息づく人の群れが好奇心を沸き立てる。北京でユ-スを経営している友人は、旅を職業と嘯く馬鹿になってはいけないと常々言います。旅は人生のエッセンスでそれ以上ではないと知りつつも見たことのない場所に立ちたい。二つあるものの一つを失って片方があるからまだ出来るは真理だと思う。でも、一つしか無いものが故障しても冥府の門をくぐったわけではない。だから何かを探し求めて旅に出たい。でも、家内と子供の事を思えば無責任な事もできない…ほんと、どこかに行きたい…

2016/10/10 (Mon) 14:47 | topripagon #- | URL | 編集
>topripagonさん

コメントありがとうございます。
生死を彷徨ったにも関わらず1年半で社会復帰出来たのって結構凄いと思うんですが・・・私は生死を彷徨って無いにも関わらず社会復帰に同じくらいの時間を要しています;何のために生きているのか分からなくなって、と言っても実際topripagonさんは精神力の強い方なんじゃないでしょうか。だって、言葉の通じない海外に行くことだってかなり大変で勇気がいることで、そこで恋愛まで出来るなんて相当タフな方だと私は勝手に思いますw

これはお互い多分無いものねだりですが、私は家庭を持って子供もいて、という普通の日常の生活にすご~く憧れを感じています。もぅ結婚も無理なんじゃないかとも思っているので;

50歳まだまだ時間はあるじゃないですか!
私は一人旅も好きですが、妹や友達と行くのも楽しみを共有出来て好きです。「旅」ということにこだわらずに家族で海外、もしくはいっぱいお金貯めて定年後に奥さんと世界一周!とか。まぁ未婚の人間の勝手な妄想ですけど・・・;私だったらこうしたいな~という願望というか笑。精神的にタフな(←勝手な想像)topripagonさんなら、どんなことでも出来るんじゃ、と思いますよ~。

P.S.ブログ覗かせて頂きました~ニャンコ様達にメロメロです・・・(*´∀`*)うーん、カメラの調子が悪いので早く新しいカメラが欲しい!

しほ

2016/10/11 (Tue) 03:21 | >topripagonさん #- | URL | 編集
No strong!?(1)

ははっ、精神が強いかなぁ…実は僕の心臓は医師から持って10年だよと言われていました。現在、10年目(^^)、10年後には医療技術も進歩しているはずだから大丈夫と言われましたが、最初の手術から3ケ月で再発、その検査過程でステ-ジ4の癌も見つかり、その年はとんでもない1年でした。そのおかげてキャリアの全てを失いましたが、その意味を知るのは随分と後になってからでした。術後の後遺症が残り、その後遺症となりたくもない親友になってしまいました。戻った職場は以前と同じ場所ではなく、それを受け入れられずにいると再び症状が悪化して再入院を余儀なくされ、一時は自暴自棄となって仕事を辞め、生きて行くことすら放棄したくなりました。そんな時に、自分が生きる価値があれば帰ってこれるし、もし無理なら野垂れ死にも運命と2ケ月分の薬を持ち、病気療養が必要との診断書を主治医に出して貰い旅にでました。だから強いのではなくて、言ってみれば現実から逃げ出したんです。今思えば恐ろしい事を考えて旅に出ました。主治医には絶対に言えません(^^) でも、沢山の人に出会い、見ているうち色々と心変わりをしました。雲南をひたすら北上し、シャングリラの街で高山病になった僕を助けてくれた女の子が僕の目を現実に向けさせてくれました。彼女も一人旅で非情な生い立ち抱えているのに看護婦となった今を知り、遂には恋に落ちて彼女の住む街まで追いかけて行きました。運命の出会いだと思いまし

2016/10/11 (Tue) 22:57 | topripagon #- | URL | 編集
>topripagonさん

うーん、topripagonさんは一体私に何と言ってほしいのでしょうか?旅に出るべき?家族のために我慢するべき?それとも旅に出たいけどそう出来ない不満を聞いてほしいだけなのか、片目が見えなくなっただけで不幸ぶるな・他にももっと不幸な人がいるということを言いたいだけなのか。

何にせよ、私は逃げることは悪いことだとは思いません。topripagonさんもそうしたように、逃げても帰ってくればいいんですから。日本から逃げ、海外に出てドラッグでだめになった人や自殺した日本人の話もたまに聞きます。topripagonさんはちゃんと帰ってるし、それはイコール生きたいということだと思うし、ご自身でも書いているように生きる価値があるから帰ってこれたんでしょう?現にあなたの家族はあなたを必要としているし、それを捨てて旅に出ないということは旅よりも「家族のために生きる」というのがtopripagonさんが本当にやりたいことでしょう?だって世の中には家族を捨ててどっかに行ってしまう人もいるんですから。

生きている以上不満を持っていない人なんていないと思います。それでも生きているんだからいいじゃないですか。私は一番初めに海外に出る数カ月前、友人2人を交通事故で亡くしました。彼女達は24歳と30歳という若さでした。私達は朝笑いながら話して、その日晩ご飯を一緒に食べる約束をしましたが、私との約束場所に来る途中事故にあい二度と2人の笑顔を見ることは出来なくなりました。2人とも意識の無いまま亡くなったので、topripagonさんように「いつ死ぬか分からない怖さ」は無かったと思います。けれど同時に「やりたいことが出来ない」という不満を抱く間もなく亡くなりました。

どうか、生きている今を大事にして下さい。
人生経験の浅い小娘が言うことなので、知ったようなことを言うなと不快に感じるかもしれませんが、私はtopripagonさんと同じ境遇を過ごしていないので、あなた自身の気持ちを分かることは出来ません。ただtopripagonさんが1日でも長く生きられること、幸せな人生を送れることを心よりお祈りしています。

しほ

2016/10/15 (Sat) 01:06 | >topripagonさん #- | URL | 編集

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