旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

えっ…こういう洞窟は想定外だった;(バンディプル)

Category: ネパール
【登場人物】 昨晩安飯屋で知り合ったネパール人
奥さん:マンウー
旦那さん:ミラン
奥さんの弟:サガ

昨夜変な時間に起こされた上、早朝にまたマンウー(奥さん)がぐずって、結局ミラン(旦那)が私達の部屋に来てなだめる・・・という状況で、寝たのかどうか分からないまま翌朝を迎えた(ノД`)~゜。ファー

7時過ぎにもう宿も開いただろうと、自分の宿に戻り、簡単に支度をして3人と一緒にカフェで朝食を摂る。お金持ち(らしい)彼等は、観光客用レストランに入ったので、久々にトーストとコーヒーを飲んだが、やはりドーナツとミルクティーの方が美味しく感じた。

カフェラテを頼んだマンウーは「カフェなのにネスカフェしか無いの?」と若干キレていたので、やっぱりお金持ちって・・・ってちょっと思うw
(※ネスカフェ・・・ネスカフェのインスタントコーヒー。始めから砂糖とミルクの入った粉末スティックで売っていて、ネパールでコーヒーと言うと大体これだけど、カトマンズやポカラ等の都市ではちゃんとしたエスプレッソを出す店もある。)



朝ごはんも食べて11時前にようやく出発。
いざ!バンディプルの観光名所の1つ「Siddha Cave(シッダハ洞窟)」へ!

洞窟への道はやはり一人で行っていたら迷っていたと思う。曲がらないといけない所はいくつかあるけど、看板が取れていたりと全くアテにならない。
バンディプルには「ツーリストインフォーメーション」と看板のある立派な建物がある。が、ただ建物があるだけ。開いているのは一度も見なかった。地図は町中にあるざっくばらんなイメージMAPのみ。

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オフラインMAPには出るので、スマホをお持ちの方はオフラインMAPアプリを入れておくことをおすすめする。
(私が使っているのは”MAPS.ME”。使う前にその国の地図をダウンロードしないといけないが、便利な世の中になったなぁ~。)



まず、バザール突き当りのゲート(門?)がある階段を登って行く。
看板で曲がる。

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その先は人に聞きながら、とにかくこの丘にあるカフェ(ロッジ?)を目指す。↓

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カフェまではずっと上りだけど、10分無いくらいでキツくはない。
が、奥さんのマンウーはちょっと体格のよろしい方なので、既に疲れてここで休憩w 一体いつ着くのやら(;´∀`)

2階のテラスからの眺めは最高。時期が良ければヒマラヤ山脈ももっと広大に見えると思う。

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先にいた二人の観光客と一緒にラッシーを飲む。

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奥さんのマンウーと。

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おでこに付いた赤いのは「ティカ」と呼ばれる水に溶いた赤い粉。
ヒンドゥー教徒は結婚した時もそうですが、お祭りの時やお寺に参拝した時にもこれを付けます。「神の祝福がありますように」という意味もあるらしい。バンディプルには毎日これを塗りに来るおばあちゃんがウロウロしていて、何度となく付けられた; お祭りの時には飼い犬にも付けられるので、頭から血を流したような犬を何度となく見かけた。



手前が旦那のミラン。奥が弟のサガ。

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この茶色の筒状のものは「チラム(チロム?)」というインドやネパールで使われる…まぁマリファナ吸引器である。
とは言っても、タバコの葉を入れてパイプ(葉巻?)感覚で使えるとのこと。普通にお土産屋でも売られています。末広がりのただの筒、といった感じで、安物から凝った装飾が施されたものまで色々ある。使ってる人見たことないけど(;´∀`)

チラムを持っていた欧米人は、手際良く持っていた手拭いのような薄い布を細く引きちぎって水に濡らす。それを細くなっている方の筒の先に巻きつけ、上からほぐした葉っぱを詰めて火をつける。

吸引口を両手で包込むようにしてすぅ~っと吸い込み、ぷは~っと煙を吐く。
タバコの煙に混じり、独特な甘いツンとする香りが辺りに広がる。

その後、それを静かに額に寄せ、数秒してからミランに渡す。



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何でおでこに当てるの?と聞くと、神に祈ってるんだ、と言う。
タバコもマリファナも吸わない主義の私からすると「そうなんだ~」としか思わないけれど、少なくとも宿で朝から夜までプカプカやっている人よりはマシかもしれない。



カフェでは猫と犬を飼っている。(犬は凶暴なので注意らしい)

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カフェを出てからは、すぐ横に伸びる道を行く。

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しかしこの直角の山、直角の部分はどうなってるんだろう・・・。



遠くから見る丘の上のカフェ。

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ヒマラヤ山脈を望む贅沢な散歩道。

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この先はひたすら下って行く。

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途中、取れた看板のポールを目印に左に下る。

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この先は整備された階段が続くので迷うことはないと思う。

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トイレを過ぎて、「Siddha Cave(シッダハ洞窟)」到着!

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外国人の入場料は200ルピー。

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洞窟の中。

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え・・・。

時間かけて来て、200ルピー払って、これだけ!?(;´Д`)

と、思っていると、

サガ 「シホ、ライト持ってるか?」

私 「は?ライト?そんなの無いよ」

サガ 「じゃあこれ」

と、今にも消えそうな光を放つ懐中電灯を私に渡す。

サガ 「何やってるんだ!早く行くぞ!」

えっ・・・?行くって言っても洞窟ここで終わりだし・・・

と、まごまごしている私をよそに、ヘッドライトを付けた現地人が来て、洞窟の奥にある岩の間をよじ登って入って行った。
それに続き、3人も懐中電灯を片手に入って行く。


え・・・

ここ!!???(゚д゚;)



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き・・・聞いていない。

そもそも私がバンディプルにある洞窟に行きたいと思ったのは、ポカラで会った欧米人が「洞窟面白いぞ!」と言っていただけであって、どう面白いのかもサッパリ聞いていなかったのである。てっきり普通に歩いて見るものだと思っていた・・・。
間違ってもクロックスなんかで来なくて良かった・・・。



消えたり点いたりを繰り返す頼りない懐中電灯を片手に、真っ暗な穴に入り込む。

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あ、中は意外と広い。



というか、だいぶ広いなコレ!(゚д゚)

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洞窟内は本当に照明1つ無い暗闇なので、写真を撮るフラッシュの瞬間しか全貌が見えない。後で写真を見てかなり広かったんだな~と実感。


「コブラの岩」と言われたので、コブラの巣かと思ったら「コブラの形をしている」というだけだった岩。

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2本の槍が刺さった穴ぐら。

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シヴァ神のなんとか…って言ってたけど、意味分からず。



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他にも色々凄い岩や鍾乳石があったんだけど、ガイドと他3人はどんどん進むからゆっくり写真も撮れなかった(;´Д`)

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ここでマンウーに異変が。

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これは下へ下る階段なんだけど、階段と言うには心許ない、ただの固定されたはしご。
日本でもよく見るような金属製の長いハシゴが縦に2つ使われていて、結構な高さ。

さっさと下る男性陣に、


マンウー 「怖いから行けない!私達ここで待ってるわ!」


ん?


私・・・達?


私 「ごめんマンウー、私は行くよ!」

マンウー 「えぇ!?Σ(゚Д゚;)」



薄情だと言われようがこんなおもしろイベント、私が途中で投げ出すわけがない。
暗闇に一人で取り残されるよりはマシ、と結局半泣きになりながらも付いて来るマンウー。

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この先は岩をロープづたいに登ったり、狭い穴をくぐったりとで手が汚れて(洞窟内は全体的に湿っているので)写真がほとんど撮れなかった。
これほんと、ヘルメットと軍手とヘッドライトがいるぶんやん…(;´Д`)

マンウーは終にこの先断念して、一人待っていた。



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洞窟内はひんやりしているのに、最終目的地はなぜかそこだけ温かい穴ぐら(と言っても広い)だった。「暑い」と思うくらい、温かい。ガイド(サガの通訳)によると「不思議な力を持ったスピリチュアルな空間だ」と言っていたけど、まぁ地質学的な何かによるものだろう。


その時、遠くからマンウーの大きな泣き声が。


私 「ミラン、、、あんたの奥さん、泣いてるよ。」

ミラン 「そうだな、、、戻るか。」




無事、帰還。

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奥行437m、高さ45m。
ガイドは「アジアで一番大きい洞窟」と言っていたが、数ヶ月前に韓国で行った洞窟が数kmだったので、もちろん嘘である。(まぁ嘘を付くつもりはなく本気でそう思っているのかもしれないが)



予想外にハードだったものの、かなり楽しかった!!
始めは200ルピー!?と思ったものの、行った後では全然安い。入場券をよく見ると2枚あって、1枚が入場料100ルピー、もう1枚がガイド料100ルピーだった。
しかし、このレベルのアクティビティ、日本でなら2,000円近く取りそう。約220円は安い!

こんな素晴らしい自然遺産が大きく取り上げられていないのが残念。
バンディプルの町に行って宿の人観光場所ある?と聞けば「トレッキングや洞窟もあるよ」と言われるものの、行かなければ「ただ古い町並みが残る町」というイメージしかない。

私はネパールの観光地として、是非ここの洞窟をおすすめしたい!
なぜなら、こんな整備の「せ」も無い真っ暗な洞窟で、気軽に行けて200円ちょいって!
※まぁ安全のためのヘルメットは欲しいところだけど;

実際私はバンディプルにいる間、もう一度行こうか真剣に悩んだ笑。
結局洞窟までの距離往復は面倒だなと思ってやめたけど。




帰りは来た道ではなく、そのまま町まで下った。

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ハイウェイの前に出て、そこからドゥムレ行きのバスを拾うと言っていたが、面倒臭がりもお金持ちはタクシーを呼んでドゥムレへ。
バンディプルから来るとかなり町に見えてちょっと楽しい。

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軽くご飯を食べて、更にここからバンディプル行きのバスに乗れるのだけど、またしても面倒臭がりのお金持ちはタクシーをチャーター。
しかし、そのタクシー、まさかの押しがけ。(=押しながらエンジンをかける。)冬場にバイクでよくやるけど、車でって初めて見たよ(-д-υ)
更に、エンジンがかかった瞬間、


ピコーンピコーン。


私 「ねぇ…完全にガソリン無い音してるけど大丈夫?」

運ちゃん 「OK!OK!」


バンティプルまではカーブの多い急な坂をずっと登る。
嫌な予感しかしないこのタクシー。





で、当然こうなる。


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私 「やっぱりガス欠やん!」

運ちゃん 「いや、エンジントラブルだ」


( ゚_ゝ゚)シラー・・・


ボンネットを開けて冷却水を入れる運ちゃん。
その後また押しがけするも、もちろんエンジンはかからない。



待ってる間に通った学生。

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かわいい。紺の制服に赤のマフラーもかわいい。



待ってる間に通ったバス。

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私のカメラが傾いているのではなくバス(と道路)が傾いている。自分もこんなバスの中立って乗って来たと思うとゾッとする;



結局。

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通りがかったバイクを捕まえてガソリンを分けてもらって出発。
だから言わんこっちゃない。


4ケツのおっちゃん、ありがと~。

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その後真っ直ぐ町へ戻らず、なぜかトゥリンゲル広場に寄る一行。


ミラン 「ちょっとチキンを捕って来る」


・・・チキン?


そう言って現地人とどこかへ消えて行くミランとサガ。


私 「マンウー、どういうこと?;」

マンウー 「ここの地鶏が美味しいらしいから、1羽買って今日の夜ご飯に食べようってことになったの。」

私 「あ・・・そう。」


す、凄いな何か;
一体1羽いくらなのか聞くの忘れた。


1羽買って戻って来たミラン。

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この写真いつ見ても笑ってしまう。
しかも生きた鶏;
触るとふかふかした羽で温かい。



3人が泊まっている宿のおやっさんがさばいて調理する。

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手前のお肉が既にさばかれた先ほどの鶏さん…。



新鮮地鶏のダルバート。鶏さん…いただきます。

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久々に心から感謝して食事をした。
もちろん美味しかったけど、やっぱカレー煮込みより塩胡椒でさっぱり焼いた方が好きだなぁ~w



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怪しい雰囲気の地下レストランで、結局この日もミランと2人でロキシーを飲みまくり、またしても門限を過ぎ(朝宿に確認したら8時半だった;)この宿に泊めてもらう。

暫く4人で1つの部屋で話していたんだけど、私とサガは早々眠くなり、先に寝てしまった。(もちろん別のベッドw)
その後ミランとマンウーが隣りの部屋に行ったけど、サガはいびきかいて寝てたから大丈夫か、とそのまま寝る。



そして深夜。


ドンドンドン!!!


なっ何事!?(゚Д゚;≡;゚Д゚)


「サガー!サガー!」


と、マンウーが呼びながらドアを叩く。

私がドアを開けると、マンウーが飛び込んで来て、後にミランが来ていきなりマンウーを殴った!

只事ではないと、止めに入るサガと私。



結局サガがミランを隣の部屋に連れて行き、私は泣きじゃくるマンウーの背中をさすりながら夜が過ぎる…。

翌朝2人に話を聞くと、どうやらマンウーがミランに他に女がいるんじゃないかと心配して、先に手を出したのはマンウーだった…。ネパールの女性は強いから、ケンカになると本気で殴るのを私は他でも見たので、これはケンカ両成敗。

せっかくいい宿に泊まっているのに、2日連続寝たのか寝てないのか分からない…(ノД`)~゜。ネム-



ちなみにこの2日間お世話になった宿は「HERITAGE GUEST HOUSE」。隣の宿も含めて、バンティプルで一番初めに出来たゲストハウスらしいです。
私は宿代を払っていないのですが、1泊800ルピーだと言っていました。(シャワー付きの部屋か無しの部屋かは分かりませんが)



【Siddha Cave(シッダハ洞窟)】
行き方:本文参照。
時間:バザールからかなりゆっくり行って片道1時間。帰り同じ道は上りなので、もう少しかかるかも。
洞窟内での時間:約30分くらい
外国人入場料:100ルピー
ガイド代:100ルピー(一人)
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