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インド人の子供と仲良くなってみたら

Category: インド
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前々回の記事の続き~

一緒にビールを飲んで変な話をされた後でも、私はヒロシの店に通っていた。
いや、正しくは「ヒロシのいないヒロシの家」に通っていた。

ヒロシには女2人、男1人の3人の子供がいる。
日本の田舎でもよくあるように「男は男同士」、「女は女同士」で遊ぶのが普通らしく、私はこの女の子2人と仲良くなった。時々書くけど、私は「子供すごい好き!」という訳ではない。友達の子供ならまだしも、知らない子供に対しては普通に人見知りをする。というか、そもそも子供の扱い方がよく分からない。けど、なぜかたまに向こうから好きになってくれる場合がたまにある。

仲良くなったきっかけは、ヒロシの家で子供2人が、お菓子についているおまけのマジックを見せてくれて、それを真剣に見ていたというだけ。



学校でデザインの勉強をしている、長女のムスカールが”ヘナ”を書いてくれた。

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"ヘナ"とは、色素を持った植物の葉のペーストで描くボディアート。肌の角質を染め、2週間~3週間で消える。インド人女性のオシャレとしても使われ、観光客のいる場所ではそれを仕事にしている人もいる。込み入った細かいデザインが特徴。ペーストはその辺でも売っているが化学製品が入っているものもあるので注意。



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このまま1時間くらい置いて乾かして、その後少しこすってはがす。



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11歳の子供が描いた割にはなかなか。



家で度々ご飯もご馳走になった。

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家の屋上。

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男の子はみんな凧揚げに熱中している。
ガンガー近くでは無数の凧が揚がっている。
この日は「カイトフェスティバル」で、いつも以上沢山の凧が上がっていた。単に凧を揚げるのではなく、同士で落とし合いをするらしい。落とした凧をGETしたり、時には何かを賭けたりして。
ガンガーの近くでは毎日多くの凧が上がっていて、しょっちゅう落ちた凧の糸が足に絡まった。



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小さい子供は甥っ子って言ってたかな?



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この女の子「ラドゥー」がとにかく天真爛漫で面白かった。

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ラドゥーの自撮り。

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そしてとにかくびっくりするくらい賢い。

デジカメの写真の撮り方も、その見方も全く教えてないのに勝手に覚えてしまった。
スマホに入っている写真を見ていて、スマホの操作も勝手に覚えてしまった。(この家にはスマホもデジカメもゲーム機も無いのに)
スマホにゲーム入っていない?と言われたものの、私はゲームはチェスしか入れていない。さすがにそれは無理だったものの、この子なら数時間もあればルールを覚えてしまうだろう。



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家族3人。なぜかこの日お母さんがオシャレしていた。

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部屋に飾ってあった凧。なんか神様っぽいキャラが拳銃を構えているw

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私がバラナシを出る前にムスカールが作ってくれたみんなの名前入りのミニ凧。

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音楽の鳴るメッセージカードもくれた。

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お返しにネパールで買ったマスコットを3人の子供に。

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・・・とまぁ、ここで「いい出会いをしたなぁ~」で終わらないのが旅の辛さ(;´∀`)

私がバラナシを出る前(結局彼等に言った日にちよりも伸びたのだけど)、家で遊んでいる時に長女のムスカールが何やら言いたそうにもじもじしている。

「ムスカール、どうしたの?」

「シホ、あなたの電話、私にくれないかなぁ~?」




父ヒロシに続き、そうきたか・・・( ̄ー ̄;)

たまに冗談でこういうことを言われることもあるけれど、彼女のその「言いにくそうな顔」を見る限り、冗談ではなくガチである。

今までの親切はこのためだったか・・・と思うものの、もはやそれしきのことでは傷つかない。

「ムスカール、私はこれで日本にいる家族や友達と電話しなければいけないの。あなたにこれをあげることは出来ないよ。」

ムスカールはもじもじしながら、私の後ろにいる彼女の母親をちらちら見る。
これは・・・親が言わせているのか!?(;´Д`)
母親は何も言わない。
ムスカールは更に言う。

「じゃあ、日本に帰ったら私に電話を買って送ってくれる?」

「・・・(;´Д`)」

もし親が言わせているなら、子供にここまで言わせるなんて、なんて残酷な!!;

「ムスカール、ごめんね。これは日本ですごく高いの。高くてなかなか買えないから、私もこれは友達に貰ったものなの。あなたに買って送ることは出来ないよ。」

※事実私のスマホは友達にあたりまくって貰ったものである。

ムスカールは分かった、という風にその後一切その話はしなかった。



多分言わせたのは彼女の母親だろう。
確かに私はその家で何度も食事をご馳走になった。ので、こういうことはよくあるし、そう言われることではもぅさほど傷つかないけど、子供にそれを言わせるのが、何とも腹ただしい。

その日の夜、私はそういった内容のメールをヒロシのFacebookに送ったが、彼の家はWifiが無いので、見るまでには数日かかって、その頃には私はバラナシを出てるだろう。
結局それから彼の家に行くことはなかった。

子供は悪くない。
悪いのは親でもない。
どうあっても貧富の差が出てしまうこの世の中だと思う。



日本では観光客に親切にするのは当たり前で、見返りなんて求めない。

だけど海外では時々「親切はタダでは無い」ということ( ;∀;)

もちろん毎回こうではありません。
私のブログを読んでくれてる方はご存知でしょうが、涙涙のタダの親切もた~~~っくさん受けているので!

英語も日本語も話せない、天真爛漫なラドゥーの笑顔だけは本物だったと思うことにする。
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