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マザーハウスのボランティア(コルカタ)

Category: インド
コルカタにはマザー・テレサが安置されているマザーハウスがあります。


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そしてその活動を支援した寄付金で作られた施設があります。施設は孤児院だとか、病気だけど入院するお金が無い人等それぞれ分かれていて、そこで働く現地の人達は寄付金からお給料が支払われていますが、更に外国人旅行者はボランティアとして働くことが出来ます。1日だけでも、長期でも期間は自由に決められます。
(インド以外他の国にも何箇所かあるようです。)

私は前回コルカタに来た時に風邪をひいてて出来なかったので、今回は荷物を待っている間の1週間、そこで働くことにしました。

なぜボランティアをするのかと聞かれると、多分日本から来ていた他の学生さんの方がしっかりした答えを持っていると思います( ̄ー ̄;)
私の場合、こういったボランティア経験が一切無いので、どういったことをしているのか実際体験したいという単純な好奇心・・・といってしまうと批判されそうですが;それが主な理由です。あとはコルカタってそんな興味のわく観光場所無くてヒマなので。(コラ!)



ボランティアの登録申請は月・水・金の15時と決まっているのですが(マザーハウスから徒歩5分のShishu Bhavanにて)、日程が合わなければ当日の早朝ミサの後に行けば1Dayパスが貰えます。(ミサが6時から、朝食が7時前後で朝食を食べてお祈りの後。)ミサだけ出ることも可能ですが、朝6時前に入り口の扉が閉められるので、最低でも10分前には着いておいた方がいいと思います。

働く時間は朝8時~12時、昼もしたい人は15時~18時。
昼だけ働くことも可能ですが、直接自分で働く場所に行かないといけないので、場所を覚えておかなければいけません。(朝はマザーハウスに集合してからみんなで出発。)



施設は沢山分かれていて、自分の希望する場所に行けますが、そこの定員がオーバーしていると違う場所にまわされます。めったに無いと思いますが、日本を含む海外の学生のホリデーシーズンに重なると結構人が多いので人気のある場所は難しい場合もあるかもしれません。

【ボランティア施設の種類】
・Shishu Bhavan 孤児の家(マザーハウスから一番近いボランティア登録する場所)
・Prem Dan 障害者の家
・Shanti Dan 薄弱者(精神的障害者)の家、女性のみ
・Nirmal Hriday 死を待つ人の家、重病人
・Daya Dan 障害児の家
・Nabo Jibon マザーハウスのブラザーの家

上記はガイドブックに載ってるのをそのまま写しただけですが、この他にもあったと思います。男性のみ、女性のみの場所もあり、登録する時に全ての施設の説明があります。その中から自分が行きたい場所を選べび、分からないことがあればその時聞けます。(日本人の方が説明してくれます。)それぞれの施設はShishu Bhavan以外、マザーハウスから離れているので、みんな一緒にバスで行きます。バス代はもちろん自腹なので、小銭を忘れずに。
ハンセン病患者(らい病)の施設もありますが、見学のみです。

人気のある場所・・・というのも軽率な言い方ですが、人が多いのは子供の施設と死を待つ人の家らしいです。その時によると思いますが。

私は特にここがいいというのは無かったし、人出が少ないところに行ったらいいか、と思っていたので、1Dayパスを貰う時に「どこでもいいです」と言い、行ったところは「Shanti Dan(シャンティダン)」という、精神的障害のある女性がいる施設でした。(ボランティアは女性のみ可。)



シャンティダンはマザーハウスからバス停まで10分くらい歩き、そこからバスで15分、更に歩くこと数分の場所にあります。
施設内は写真撮影禁止なので、施設外の壁に描かれたマザーの絵。

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真ん中の人は・・・若い頃のマザーかなぁ?



入り口の大きな鉄の扉を開けて中に入ると、そこはなんとインドのオアシス!!Σ(゚д゚)
建物へ続く道は両側に高いヤシの木が茂り、そこだけ新鮮な空気が流れてるんじゃないかと思うくらいきれいな遊歩道のようになっています。(ゴミも落ちていませんw)

シャンティダンは中でも若い女性がいる棟「ガールズ」と、成人~老人の女性がいる「ウーマン」サイドに分かれていて、私はウーマンサイドに配属されました。ウーマンサイドにはここで既に4年(だったかな?)働いている日本人女性がいるので、日本語で色々説明してくれるので安心。一緒に働く人はフランス人と中国人女性

施設の中に入ると、早速患者さん達のお出迎え。

「アンティ~、アンティ~」

と、ニコニコしながら握手やハグを求められます。
「アンティ」とはヒンディー語で「お姉さん」といった意味です。

ただ、初日に過度の接触はしないようにと注意を受けます。

最も、精神疾患のある患者さんなので、こうして寄ってくる人はまだ比較的軽い方で、ただ廊下に座っている人や目的無くウロウロしている人も多いです。
初めはやはりちょっと戸惑いましたが、慣れると患者さん達が可愛く思えてきます。



まず着いてすぐやる仕事は、大量の洗濯。

ウーマンサイドにいる110人の洗濯物、シーツから衣類までをスタッフ+ボランティア、10人も満たない数でせっせと洗います。洗濯機は無いので、全て手洗い。しかもこの洗剤だか消毒液だかが結構強くて、1日目で手がしわしわになりました(;´∀`)
洗った後に干す作業も大変。
屋上に干すのですが、カンカンに照りつける太陽の下でひたすら洗濯物をかけ続ける・・・。屋外の仕事があるとは思っていなかったので、1日でかなり日焼けしてしまいました。2日目からはちゃんと帽子を用意しました。

その日のボランティアの人数にもよりますが、大体10時過ぎくらいにそれが終わり、10時半までがチャイ休憩。施設内にある公園で、みんなでチャイとビスケットを頂きます。

初日はこの洗濯がほんっと疲れて、このチャイ休憩の時にぐったりしていました;



休憩が終わると食事の用意。
食事はもちろん毎日カレーですが、内容は日替わりでジャガイモだったり豆だったりチキンだったり、普通に美味しそうなので、自分もお腹が空いてきます。カレーとライスはスタッフの方が用意するので、私たちはコップに水を入れたり、フルーツを切ったり簡単な作業のみ。
この食事の用意が早く終わると、ようやく患者さん達と触れ合える機会が出来ます。(人が少ないと時間が無くてこの時間が無い時もあります。)



食事前のこの時間は日によってやることが違うのですが、ある日はお絵かきタイムだったり。(ちゃんとした絵を書ける人は少ないですが)
ある日はマニュキアを塗ってあげたり。
私はこのマニュキアを塗るのが好きで、80歳くらいのお婆ちゃんでも、マニュキア塗って~と来るのでかわいいです。そして人によって赤がいいとか、ラメ入りがいいとかの要求があるのも面白い。人気なのは赤色でした。
稀に英語が話せる人もいて会話とも言えない会話をしつつ結構楽しいのですが、こんなに人にマニュキア塗ることないだろうな~っていうくらいの数をさばきましたw;(時間がそんなに取れないので、早く塗らないと沢山の人に塗ってあげれないんですよね)

忙しくて時間が滝のように流れる中、患者さんと触れ合えるこの時間は束の間の休息といった感じで非常に癒やされます。



そして最後の仕事は食事の補助。
簡単な食事の用意を手伝い、自分で食べられない患者さんには食べさせてあげます。お年寄りが多いので、カレーに入ってる大きめのジャガイモ等は小さく潰してあげなければなりません。初め私はスプーンで潰していたのですが、時間がかかるのでその後は他のスタッフがやっているようにインド式で手で潰し、ご飯とぐっちゃぐちゃに混ぜてあげてました。フルーツも手で潰してあげないといけないし、チキンは骨ごと煮こまれているので、手で骨を取ってからあげます。
(口に運ぶ時はスプーンを使います。)
途中で意味も無く泣き出してしまう人や、食事を拒否する人もいましたが、それでも何とか食べさせないといけません。

食事を終えると大体12時くらいになり、ここで仕事終了で、みんなでまたバスに乗って帰ります。



シャンティダンは長くいる日本人女性がいたことから、分からないことも沢山聞けて良かったです。
※ただ今回はブログに書けないことも多いのですが( ̄ー ̄;)
この施設にいる女性は先天性な精神疾患の方もいますが、夫からの暴力だったり、レイプされたりだったりで心の傷を負った人がほとんどとのこと。男性の薄弱者もいるけど、それは女性の半分にも満たないらしいです。インドの女性蔑視が早く無くなることを祈るしかありません。




~1週間のボランティアを終えて思ったこと~
私の友達に老人介護施設で働いている女性がいます。その子はお爺ちゃんお婆ちゃんがすごく可愛くて、仕事が楽しいとよく言っていました。
私はそれを聞いて、凄いな~といつも思っていて。病院やそういう施設は綺麗な仕事だけじゃないのは分かるし、自分の身内ならまだしも、他人の色々な世話をしてそう思うことが出来ない気がしたから。自分はそれ程出来た人間じゃないから、到底そういう風には思えないだろうな、と思っていたんですよ。
ボランティア登録したのも「困っている人を助けたい」などという立派なものでもなく、ただの好奇心というしょうもない理由だったし。

でも実際やってみると、ほんとに患者さんを可愛いと思えたし、仕事も楽しいと思えたことに自分でも驚きました。
やっぱり何でもやってみないと分からないものですね・・・。自分って、自分が思ってる以上に知らないことが多いのかも。




ボランティア最終日は、朝食の後、「今日最後の人、前に出て下さ~い」と言われます。
そこでみんなで手を叩きながら歌を歌います。

「Thank you. Thank you....

I miss you. I miss you....

I love you. I love you... 」


ボランティア長い人は泣いちゃいますよね・・・。
私は1週間という短いクセにちょっとウルッときてしまいました。

まぁ中には陽気に踊っている人もいましたけど!(文化の違い~w)


最後のボランティアに行く前に、シスターのところに寄りましょう。
記念にマザー・テレサのブロマイド?的なカードと、小さなペンダントトップを頂けます。

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日曜日にはマザーハウスにいる日本人シスターの話を聞くことも出来ました。
シスターは生前のマザー・テレサにも会っていて、その話を聞くと本当に穏やかな心で、素朴な素敵な人だったというのがすごく伝わってきて、非常に意義のある時間でした。

昔、とある外国人観光客がマザー・テレサと話しているのをシスターは遠くから見たのですが、その後その観光客はシスターの所に来て「マザー・テレサはどこにいらっしゃいますか?」と聞いたこと。

また違う時にマザー・テレサに会いに来た日本人女性が、マザー・テレサを見るなり感動して泣いてしまったのですが、マザー・テレサは「どうしてこの子は泣いているの?どこか体調が悪いのじゃないかしら?」とおろおろしてしまったこと。

生前からノーベル平和賞を受賞し、既に人々から賞賛されていたのにも関わらず、全く奢ることなくただの「普通の人」として暮らしていたマザー・テレサ。人間って、なかなかそうしようと思ってそうできるものじゃないので、やっぱり凄い人だなぁ・・・。

奢らず、謙虚な気持ちを忘れないこと。

すぐ調子に乗ってしまう私にはいい教訓!!(;´∀`)
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