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アダムスピークで朝日を見よう!

Category: スリランカ
キャンディの宿で知り合った、同じく一人旅中の日本人女性・りえちゃん。
りえちゃんのお誘いで、一緒に「アダムスピーク」に行くことにしました。

アダムスピークはスリランカ中央部のサバラガムワ州にある、標高2,243 mの山。
そう・・・基本トレッキングとか面倒臭いし、エベレスト街道で「もぅしばらくいい!」と懲りたにも関わらず、また山なのです・・・( ̄ー ̄;)山は好きだけど、登るのはそんなに好きじゃないんですけどね~しんどいし・・・。

でもこの「アダムスピーク」、サンスクリット語では「スリーパーダ」といい、その意味は「聖なる足跡」
頂上付近にある1.8m大の岩にある穴が足跡に似ていて、仏教徒は仏陀の足跡、ヒンドゥー教徒はシヴァ神の足跡、イスラム教徒は人類始祖のアダムの足跡、キリスト教徒は聖トーマスの足跡・・・。

つまり、4大宗教の聖地 となっているのです!

4つの宗教の聖地に1回で行けるなんて何かお得♪

とは言うものの、この山は日中かなり日差しが強いというのもあり、早朝(深夜)から登り出して山頂で朝日を拝む、というのが定番コース。巡礼期間(12月~3月)は人が多いと聞いていたものの、やっぱ暗い中1人で山登るのは怖いな~とパスしようと思っていたところの、りえちゃんからのお誘い。山のしんどさ再び・・・と若干迷いながらも、せっかくなので一緒に行くことを決意。



更にスリランカのこの周辺の鉄道は、茶畑などの景色のいい山岳部を走ることで有名。宿とのアクセスを考えるとバスの方が便利なのですが、これまたせっかくなのでということで鉄道をチョイス。



キャンディ駅のホーム。

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平日だし、そんなに人いないんじゃ・・・というのは判断ミス。観光客めっちゃ多いです;
しかも、線路はこの駅で途切れているからここが始発駅だから座れるでしょ~・・・というのも判断ミス。
スリランカの鉄道はここに限らずスイッチバック(折り返し運転)しまくるので、ここの駅に入ってきた列車も既に人でいっぱいで、かなり頑張らないと席が取れません!スリーパーダに一番近い駅「ハットン」までは約2時間。何としても席を確保したいところです。

※列車の指定席が購入出来るのは、一番高い1等席のみ。それ以外は全て指定席は無く早い者勝ち。一番安い3等は絶対座れないと聞いていた私達は2等チケットを買いましたが、2等でも満席で立っている人も沢山いました。



列車がホームに入ってくるなり緊張感が走る・・・!

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しかし!
何度もインドに行っているりえちゃんは、まだ停車していない列車の出入り口を追いかけて飛び乗る!!(゚д゚)
お陰でちゃんと2席GETできました。ありがとう!



車内。

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車内ではスナックなどいろいろ販売してまわってます。

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昔のブリキのおもちゃにありそう。

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走りだして1時間以上経って眠くなりだした頃に、ようやく茶畑っぽい感じになってきました。

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もっと開けた感じでずっと見えるのかと思ってたけど、背の高い木や草に遮られてシャッターチャンスがなかなか難しかったです(;´∀`)トンネルも多い。



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それでもやっぱり広大な茶畑!!!

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りえちゃんに誘われなかったら鉄道も乗ってなかったと思う。感謝!



茶畑に見とれてる間に急に目的駅「Hatton ハットン」に到着。

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駅からはバスで、スリーパーダ麓の「Nallathaniya ナラタニヤ」という町へ。

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遠くに見える三角山が今回登山予定のスリーパーダです!

ナラタニヤは町というか、この山に登る人専用の村という感じ。
観光客用のレストランと小さな商店が数軒、宿は安宿~中級までまぁまぁありますが、他は本当にただ木が生い茂っているだけです。



何軒かまわって決めた小奇麗な宿に荷物を置いて、美味しくないご飯にブツクサ言いつつ、翌朝は深夜2時出発のため、早めに就寝。



翌深夜2時。

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遠くに点々と見える灯りがスリーパーダの登山道です。
この時間に店が普通に開いているのが凄い。
パンやチャイ等簡単な軽食なら食べれますが、私達は前日にクッキーやバナナを買い込んでいたので、そのまま出発。



登山道に向けてしばらく歩くと、入場ゲート的なものが。

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どうやら入場料を取らないかわりに、「ドネーション(寄付金)」を募っているよう。
しかもアジア圏によくあるこれ、わざわざノートに名前と寄付した金額を書かされるのです(-д-υ)

私 「りえちゃん、コレみんな500とか1,000ルピー(約770円)とか寄付しとるよ・・・;」

り 「うわっ!ほんまや!」

私 「ここは鋼の精神で100ルピー(約77円)でもいいかな?」

り 「1,000って書いて100入れたらええやん!」

私 「( ゚д゚)ハッ!」

さ、さすが神戸と言えど関西人!
それは思いつかんかったwww
遺跡巡りで散々スリランカにはお金を落としたから、ここでは100ルピーで許してもらおう!
ご丁寧にも透明で中が見えるドネーションBOXに、ささっと100ルピーを入れ、ささっと1,000と記入し、ささっとその場を後にする。



入場ゲート後の神様群のお祈りしていざ登山開始。

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富士山よりは低いものの、夜だし標高高くなるほど結構寒い。
Tシャツ+長袖の薄手フリースに、時々ウィンドブレーカーを着たり脱いだりしていました。
高地以外暑い国のスリランカの人々は、あわててここでニット帽を買ったのか、そもそも地元に防寒具のようなものが売っていないのか、とにかくみんな同じような柄のニット帽やパーカーを着ています。でも足元は裸足にサンダルというのが面白い。
スリランカでは「白い服」が正装で、男女とも上下真っ白な服を着た集団も見かけました。更にスリランカに限らず、海外の寺院に入る場合は靴を脱がないといけない場所が多いのですが、この山もまた聖地。ごつごつした階段を裸足で登っている敬虔な信者もいました。



しかしキツい・・・。
スリーパーダの石段は7364段あるらしいです・・・(;゚Д゚)
え~と、金毘羅さんの何倍かな?
でも「聖地」なので、「疲れた」とか、「あとどれくらい?」とか聞くのはタブーらしいです。そんな煩悩は捨てろと。



私 「もぅしんどい・・・」

りえちゃん 「あとどれくらいかなぁ?」



知ったこっちゃありません。
煩悩だらけの2人です。
ちなみに私は熱心ではないものの仏教徒であることにある程度の誇りを持ってはいますが、それと同時に煩悩と共に生きるということを決意しております(・∀・)
煩悩を捨てることはとうに諦めているので・・・w



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暗いので、写真はほぼ撮っていません。
ただ深夜なのにこんなに人が!って感じです。参道は電灯もあり、ヘッドライトも必要無い感じ。出店も多く、チャイやスナックもあって休憩しながら登れます。

途中、誰かがお祈りの歌を歌い出すと、それに続いて他の人も歌い出したり、死者を乗せたらしき担架が運ばれていったり・・・普通の登山とは違う「聖地」という雰囲気を感じられました。



しかしながら山頂に近づくにつれ、すごい混みよう!!!
途中から参道が登りレーンと下りレーンに分かれ、完全に一方通行になるんですが、その片道は人が2列になれるくらいのスペースしかなく、その列は山頂付近でピタッとストップ。

結局山頂でご来光を拝むのは断念し、途中の階段で朝日が登るのを待ちました。

雲海が綺麗。。。

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人が多い。

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人混みを掻き分け、煙をまいてお祈りする人も。

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徐々に明るくなってきました。

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階段で30分くらい待ったかな?
am6:10

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突然「ピカー!」っと光ってびっくりしたほど。
風にたなびく祈祷旗がまた何ともマッチ。
う~ん、景色も綺麗だし、見れて良かった。

太陽に向かって拝む人々。
お祈りの言葉をつぶやく人々。
やはりここは単なる観光地ではなく「聖なる山」なのです。



その後も山頂に向かう列は一向に動く気配が無かったので、途中のお茶屋さんで列が動き出すのを待つことに。
りえちゃん爆睡。

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もっと面白い写真があるんですが、UPはやめときますw正面に座っていたスリランカ人がクスクスと笑っていました(´∀`)



太陽が登りきりました。

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列が少しずつ動き出したので、再び並ぶ。

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山頂のお寺が見えました。

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この中に「聖なる足跡」があるのかな?写真撮影は禁止。
「あるのかな?」←というのは、実際並んで入ったものの、お寺の中で祀っているものを見れたのはほんの数秒だったので、全然覚えてないんですよね・・・( ̄ー ̄;)



お寺を出て周りを散策。
山頂に辿り着いて分かったのが、山頂が富士山のようにひらけてなく、結構狭いんですよね。で、その狭いところで朝日が出るまでみんな待つから参道がこんなに混んでしまうんでしょうねー。
巡礼シーズンは12月から、3月の満月の日。私達が行ったのが3月25日で、満月が過ぎてるのかは分かりませんが人は多かったです。私は特に「山頂で見ないと!」というこだわりは無かったのですが、「絶対山頂で見たい!」という人はこの時期行くならもっと早く出た方がいいかもしれません。



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みんなこの鐘を突いていたので、私も。

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景色がまた凄い。

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現地の人達は、容器に入れたバターを持参していて、近くの火で炙って溶かし、このバター灯籠に継ぎ足していました。

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さぁ、帰りますか。

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今度は帰りも凄い人(-д-υ)



ただ、しばらく歩くと人も少なくなります。

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この右側に写っているのは、無数の白い糸。
かつてお釈迦様がこの山に登った際、ここで破れた服を縫ったと言われています。スリーパーダに登る巡礼者が無事登山できるようにとここに針と糸を張っていくとのこと。



行きは暗くて見えなかった景色も堪能。

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かなり下って、振り返るとそこには今登ってきたスリーパーダが。

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大自然の中、歩きます。

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景色はいいけど、まだ午前中にも関わらず日差しがキツい!
帽子必須です;



戻ってきた~!!!

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川の近くに設置された巡礼者用のシャワー。

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川の水をそのまま使っているのか、水は出っぱなしです。



聖地と全く関係無いお土産屋。

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カラフルなクオリティの低いぬいぐるみ達。
「一体誰が買うの!?」と思ってたものの、町を出る列車の中でこのデカいぬいぐるみを抱きかかえている男性を見ました・・・。



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ナラタニヤの町はスリーパーダ以外には本当に何も無いので、下山したその日の内に移動。
りえちゃんとは次の目的地「ヌワラエリア」も一緒だったので、もうちょっとだけ女2人旅です♪



ヌワラエリアへも鉄道移動。
ハットン駅

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ヌワラまでの列車はかなり混んでて座れませんでした;
というか、座れなければ列車はしんどいだけです!!景色も見えないし、揺れるし・・・(-д-υ)
ハットンからヌワラへはバスを使った方が無難かも。

車内で食べた子エビがついたスナックが美味しかった♪

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キャンディからスリーパーダへの行き方・鉄道


①宿(Kandy town monkey)~キャンディ鉄道駅
トゥクトゥク 約20分 200ルピー(約155円)

②キャンディ Kandy~ハットン Hatton
鉄道 8:45発 11:25着 約2時間10分 2等席120ルピー(約90円)
※チケットの指定席を買えるのは1等座席のみ。2等席は列車の真ん中辺り。ホーム入って少し進んだところくらいでした。

③ハットン鉄道駅~ナラタニア Nallathania
バス 11:30発 13:00着 約1時間半 70ルピー(約55円)
※列車の発着に合わせてバスが発車。かなり混むし揺れるので、さっさと列車を降りてすぐさまバスに乗るべし。バスは改札出た辺りに停まっています。ナラタニアは別名「デスハウス Del House」と呼ばれているので、そっちの方が通じやすいかも。
※帰りのハットン行きのバスは1時間に1本くらいなので、鉄道を使う場合は前もって出発時間を聞いておいた方がいいいかも。(私達が帰りに使ったのは、11:45発のバス)


ナラタニヤ(デルハウス)の安宿


宿はナラタニヤのバスターミナルから、スリーパーダ方向への道と、その逆方向に点在しています。私達が行った時期は大体2人で2,000前後といった感じでした。ボロめの宿は普通に空いています。

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Adams Peak Inn(アダムスピークイン)
場所:バスターミナルからアダムスピークと逆方向に徒歩5分。右手側。
ツイン・ダブル1室:2,000ルピー(約1,540円)←りえちゃん交渉後
ホットシャワー、トイレ付き。Wifiはロビー(レストラン)のみ可。
(2016.3.24~1泊)


部屋は広くて綺麗。

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1泊なんで使いませんでしたが、部屋の前の共同スペースも緑に囲まれていい感じです。

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あと、ここは泊まっていないのですが、バスターミナルからアダムスピーク側に行ったこの宿。

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グリーン何とかってホテルの近くだったかな?
下が商店としょぼいレストランになってるのですが、ここは2人で1,000ルピー(約770円)だったので、この辺りでは最安なんじゃ・・・?部屋も私的には我慢出来ないほどでは無かったのですが、りえちゃんがいい宿を見つけてくれたので前述の宿に宿泊。



スリーパーダ・メモ


登頂日:2016年3月25日
入山料:ドネーション
服装:Tシャツ+薄手の長袖フリース+時々ウィンドブレーカー(レインウェア)、帽子、下は夏用トレッキングパンツ、靴は普通のスニーカーでも多分大丈夫。
所要時間:深夜2時、出発~5時過ぎ、頂上手前で足止め~6時、階段から朝日~お茶屋で人が減るのを待つ~8時半、登頂~11時、宿着 (計9時間)
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