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無駄に捕まったよタジキスタン(イシコシム~ホーログ)

Category: タジキスタン
ワハーン回廊も最終章に近づいてきた。この日私はイシコシムから「ガラムチャシマ」へ、しょうきさんは更にその先の「ホーログ」という町へ行く予定だった。

前日に商店のお姉さんが友達のドライバーを予約してくれたので、指定時間の朝7時に言われた場所(インディゴセンター)に行く。

が、1時間待ってもそれらしい車は来ない。
マルシュ(乗り合いミニバス)も同じ場所に来るはずが、マルシュも来ない。

ちょっとお姉さんの商店に行ってみようか・・・と相談していた矢先、またしても警察だか軍人だかにパスポートを見せろと言われる。そして何やらロシア語(タジク語?)で喋りかけられるのだけど、昨日と同じく聞き取れる単語は「Registration(滞在登録)」。昨日警察署行ってもうやったよ!と抗議するも、とにかく今からもう一度来いと言われる。何なの?毎日しないといけないの?(# ゚Д゚)

ここでホーログに行く友達の車を待っていると言うも聞き入れてもらえず、パスポートも返してくれないので、しぶしぶ彼等について行くことに。

迷彩柄の服を着た男達に連れられ、昨日とは別のオフィスへ行く。かなり怪しんでその辺にいた英語の話せる現地人に「こいつは本物の警察官なの?」と聞くと、「警察官じゃないわ。G何とか(←忘れた)よ。」と言われる。どうやら軍隊か何か分からんけど、まぁとにかく「G何とか」の本物らしい。国旗のあるしょぼいオフィスにはおばあさんが掃除をしていたり、女性が働いていたりしていたので、とりあえずは安心。変なこと(暴力沙汰)にはならないだろう。

迷彩服の男が昨日と同じくノートに名前を写し、そこで終わりかと思いきや、私達のパスポートを持って奥に消えてしまった。

暫くして唯一英語の出来る人が来たものの、私達に一言。

「君たちは法律を侵している」

・・・(;゚д゚)

えっ?
どゆこと?

「とりあえず今調べているから、問題無ければパスポートを返すよ」

もぅ気が気ではない。
私達は当然法律を侵すような心当たりは一切無いので、考えられるのは「適当にイチャモンつけてワイロ要求」・・・。そんなモノ絶対渡したくないけど、命の危険が関われば渡さざるを得ない。

とにかく日本大使館に電話させてほしい、と言うものの、ここでは電話禁止だと言われる。そして暫くして部屋に呼ばれる私達。

結論として彼等の言い分は

私達のタジキスタンビザは45日間有効。
30日以上の滞在は「滞在登録」をしないといけない。
45日ビザだから、本当は入国した日にムルガブで滞在登録しないといけなかったのに、私達はしていない。
よって、罰則金を払う必要がある。

ということだった。
しかし30日過ぎているのならまだしも、入国してまだ4日しか経っていない。そんなことする必要が本当にあるのか。

とりあえず確認するために、「日本大使館に電話したい」と伝え、何とか私1人で部屋を出る。この時、英語通訳している男に「彼女の英語は分からないから君(しょうきさん)が残れ」と言われ、殊更カチンとくる。

外に出て日本大使館に電話をするも、私の電話からは繋がらなかった。地元の人に電話を借りようと外に出ようとすると、2人の男が立ちはだかり、出入口をふさぐ。

・・・完全に拘束されとるやん(;゚д゚)

しかも部屋に戻ろうとするもなかなか戻してもらえずテンパる私。
ようやく戻ったら通訳担当のムカつく男が、私のパスポートを見ながらニヤニヤしながらしょうきさんに話しかける。

「君(しょうきさん)はオーストラリアで働いていたけど、彼女は働いていないんだろ?」

しょう「え?彼女も働いてたよ?」

え?とわざと驚いた風な顔を作って私を見る男。
それが「それでこの英語力?」といわんばかりにバカにしていることくらい私にも分かる。ここで怒っても仕方無い、落ち着け自分、と思いながらも小さな抵抗。

「何か問題でも?」

男は私にではなく、しょうきさんに対して英語で笑いながら言った。

「彼女はいっぱい問題あるよ!」


ブチン。

私「アンタの英語くらい分かってるよ!」

男「お前はしゃべるな!!」


ついに怒鳴られてしまった・・・。
ここで反抗的な態度を取っても状況が悪化するだけだということは重々承知していたので、最初は和やかに話していた私。この時も我慢、我慢と自分に言い聞かせていたんだけど、自分が思っている以上に沸点が低くなっていたようだ。

やってしまった・・・。
しょうきさんに謝った後、男がムカつくのと、まぁ言われても仕方無い自分の英語力の無さや、色々自己嫌悪に陥ってグズグズと泣いてしまった。
泣きながらも、どうか今すぐこいつにだけ隕石が落ちてくれまいかとひたすら願っていたが残念なことに叶わず。

男はその後もしょうきさんに色々質問し、それに対ししょうきさんが和やかなムードで返答していたお陰か、何とか罰則金を払わずに開放された。私達が「日本大使館に電話をさせて」と言いまくっていたのも影響しているのかも。
最後に、この次に行くホーログで必ず滞在登録するように念を押された。(滞在登録が出来るオフィスが一番近いのがホーログらしい)

帰り際にムカつく男が、悪かったと思ったのか嫌味なのか、「彼女は全然普通。問題ないよ」的なことを言ってきて、しょうきさんに「シホさん、最後はちょっと笑顔を・・・」と言われたものの、一切目を合わせず部屋を出る私。うん、我ながら大人気ない(-д-υ)

オフィスを出てまだグズグズしている私に、しょうきさんが「シホさん!アイス食べましょ!アイス!」と励ましてくれた。
年下の男性にアイスで励まされる33歳・・・。さすがに痛い!( ;∀;)
が、アイスのお陰で少し落ち着いた。ありがとうしょうきさん;

時計を見ると既に10時。

何と2時間近くも拘束されていた。



しかしアイスを食べた後にすぐホーログ行きのシェアタクシーらしきものを捕まえられ、何とか忌まわしいイシコシムを脱出することが出来た。

もう二度と来るかこんな町!!。゚(゚´Д`゚)゚。

本当、イシコシムではしょうきさんは謎の体調不良になるわ、私は泣かされるわで何もいい思い出が無い。(冷たいビールが飲めたことくらいか)まぁ大統領が来るため厳重警戒体制だったこの時だからこそ、こんな面倒なことになったんだろうけど。



途中通ったアフガニスタンへのボーダーの橋↓

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ホーログに着いた時、「えっもっと町を想像してた!」と思ったけど、宿にチェックインして中心街に行く橋を渡ると、一気に「町」になって驚いた。

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まぁ町と言ってもそんなに大したものは無い。



途中会った女の子。

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この町もこの翌日に大統領が来るということで、こういう民族衣装を着て歩いている女性が多かった。大統領が来ること+何かの祝日で、大きなイベントがあるらしい。



とりあえずここで滞在登録をしろと言われたのだけど、まだ疑っている私達は先にインフォメーションセンターで本当にそれをする必要があるのかを聞くことにした。

インフォメーションセンター↓

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MAPS.MEで検索可能。「Khorog City Park」の中にある。
ここのお姉さんは英語ペラペラで、私達の成り行きを話すと「30日以下の滞在なら滞在登録はする必要は無い」と自信を持って言ってくれた。

もし滞在登録するなら近くの「OVIR(オビール)」という所で出来るらしいけど、140ソモニ(約1,800円)くらいかかるとのこと。

私達は迷ったものの、滞在登録は無視することにした。

もうあんな奴等と関わりたくないというのが一番の理由だけど。



キルギス、タジク料理に飽き飽きしていたため、久しぶりのジャンクフードが凄く嬉しかった。

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チーズバーガー&アプリコットジュース 14ソモニ(約180円)

この時期どこへ行ってもアプリコットジュースやアプリコットジャムがある。どうやら旬の果物らしい。



大統領が来るため、住民は移動しないだろうと踏んでホーログには2泊することにした。
22年同じ大統領というものは見てみたかったけど、滞在登録を無視している私達はなるべく警察に目をつけられたくない。まるで犯罪者にでもなったかのようにビクビクしていたので、あまり外に出歩きたくなかった。(警察や軍関係っぽい人が町中にウヨウヨいた。)

それでもちょっとだけインフォメーションセンターのあった公園に行ってみた。

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公園内には何やら特設ステージが設けられ、ここで踊り等をするのか、民族衣装を着た女性に沢山会った。

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↓この子達は大統領を迎えるために旗を振る練習をしていた。

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バザール近く、大通り沿いの店で買ったケバブサンドのようなもの。

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9ソモニ(約115円)

中にはサラダと肉が入っている。ボリュームたっぷりで美味しいのでおすすめ。女性は食べきれないかも・・・。



バザールにいた人懐っこいネコさん。

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キルギスから一緒に旅してきたしょうきさんともここでお別れ。
しょうきさんはそのままドゥシャンベへ。
私はガラムチャシマに行ってからドゥシャンベへ。
本当、国境泊に始まり、最後は拘束され、最初から最後までネタ満載の旅だった。2人だから辛いことも笑えたけど、1人だったら早々に弱音吐いてたかもなぁ(;´∀`)
うまくいかないことも多かったけれど、そういうことがあってこそ旅してるなー!とワクワクしまう私はやはりドMなのか。

さぁ、ワハーン回廊最終章は「ガラムチャシマ」!
ある意味タジキスタンで一番行きたかった場所かも。
ここには天然温泉があるのでぇす!
癒されるぞー!!ヽ(*´∀`*)ノ




イシコシムからホーログへの行き方


インディゴセンター(信号機がある交差点)からマルシュで行ける。人が集まり次第出発。ホーログまで40ソモニ、ガラムチャシマまでは20か25ソモニ。シェアタクシーも同じ値段。

イシコシム(Ishkoshim)10:15発~ホーログ(Khorg)12:50着
シェアタクシー 約3時間5分 1人40ソモニ

↓インディゴセンター

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ホーログの安宿


ホーログには「Pamir Lodge(パミールロッジ)」他何軒か外国人用ゲストハウスもある。(MAPS.MEで検索可能)パミールロッジは中心部から少し遠かったので、私達はバス停近くにあった宿に泊まった。

「バス停近くの宿」

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ドミトリー:30ソモニ(3人部屋)、20ソモニ(6人部屋)
WIFI無し、食事無し(隣りに軽食屋)、共同ホットシャワー
行き方:イシコシム行きバス停から徒歩1分。橋の南側。
※安いだけあってあまり綺麗とは言えない。セキュリティ面を考えて3人部屋に宿泊。
(2016.6.25~2泊)

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