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天然温泉だよタジキスタン(ガラムチャシマ)

Category: タジキスタン
あまり知られていないけど、タジキスタンには温泉が沢山ある。
私がワハーン回廊で見つけただけでも、ヤムチュン、ヤムチュンからイシコシムまでの間、そしてここガラムチャシマ。

地元の人曰く他にもあるらしいけど、町の名前を忘れた;

本来はイシコシムから直接ガラムチャシマに行く予定だったけど、例の滞在登録問題の件でホーログに寄らざるを得なくなったので、ホーログからガラムチャシマへ。
(ホーログからよりも、イシコシムからガラムチャシマへ行くマルシュ?シェアタクシー?の方が多いようだった。)

宿のすぐ前のバス停から、マルシュ(と言っても普通の乗用車)に乗り込む。人が集まり次第出発なので、私は朝9時から約2時間待って11時に出発できた。

一緒に乗っていた男性が腕の傷を見せ、「ケガしたからちょっと温泉に浸かりに行くんだ」といった風に言ってきた。結構そういう効能が強い温泉なのかな?ホーログからはこんな感じで日帰りで行く人も多いよう。



車はオフロードの山道をぐんぐん登る。
この道がまた穴だらけで、穴を避けるためにドライバーは右へ左へ、頻繁にハンドルをきる。ドライバーの運転能力も関係するだろうけど、タジキスタンで一番悪い道だったかもしれない・・・。そんな場所でも彼等はスピードを緩めずガンガン飛ばすのだからたまったもんじゃない。



12時過ぎ、何とかガラムチャシマに到着。
ホーログよりも少し涼しい感じがした。

赤い橋の近くで降ろされ、温泉はどこ?と聞くとドライバーのおじさんが指差す方に何やら白い大きな塊が見えた。

あれが温泉か!

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先にタジクに行った友達が勧めてくれただけで、何の予備知識も無かったからこんな感じとは思っていなかった。せいぜいしょぼい銭湯くらいかなと・・・。



さっそく近くの宿に荷物を置いて行こうとするも、宿の人に「女性は1時半からよ」と言われ、宿の庭でくつろいだりしながらしばし待つ。

中央アジアでよく見かける鳥↓

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パッと見白黒で地味に見えるけど、飛び立つと羽の濃い青色の部分が見えてすごく綺麗だった。



いざ温泉へ。

入口にあった男女入れ替え制の時間表。

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Mで始まるのが男性。Xみたいなのが女性。
 


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石灰成分かな?硫黄の匂いもする。


中に入ってすぐ「こりゃあいい!」と独りつぶやきそうになる。
完全天然露天風呂。

中は思ったより広々としていて、簡単な脱衣所もある。お湯はミルキーブルー。数メートルある白く固まった石灰の上からお湯が滝のように湯船に向かって流れ落ちている。湯船のお湯は40度くらいで、長く浸かるにはちょっと熱いけど、上から流れ落ちているお湯はもっと熱かったので、源泉かけ流しなのかもしれない。

底に石灰成分の白い泥が溜まっているものの、お湯自体外に流れ続けているので、汚いとは感じなかった。

この温泉は水着着用不可なので逆に嬉しい。
見ていると、日本と同じでタオルなんかもつけてはいけないっぽい。

ここに来て知ったけど、どうやらガラムチャシマは湯治場らしい。
皮膚疾患の人達が圧倒的に多く、そういった人達は数週間ここに滞在して毎日このお風呂に入りに来ている。私も宿の人に「どこか悪いの?」という風に聞かれたが、「いや、日焼けがちょっと・・・」とモゴモゴしてしまった。まぁ病気じゃない人が来ても別にいいはずだけど、真剣に療養に来ている人が多いので、何だかうしろめたく感じてしまう。

お風呂の横では、女性が数人白い泥を全身に塗ってパックをしていたので、私も一緒にやってみた。ペットボトルを半分に切ったものを桶代わりにしてお湯を入れる。その中に白い泥を削りとって、丁度いいぬめり具合になるまで混ぜ入れる。やり方が今イチ分からなかったけど、近くにいた女性が手伝ってくれた。

真っ裸で、真っ白な泥をぬりつけた女性達とぼ~っと乾くまで待っていると、客観的に見るとすごく面白いな~と1人で笑ってしまった。

乾いたらお湯で洗い流す。
効果があるのかは今イチ分からなかったけど、日焼けして中途半端に皮がむけていた私の顔は、3日ここに通ってすっかり元通りになった。

3日というか、結局ここでは2泊した。
ウズベクビザがもう始まっていて、駆け足でなければもっといたかったなぁ~。

前述した通り、湯治のために来ている人が多いため、温泉では毎回同じ人と顔を合わす。同じ宿に泊まっている人ともここでまた顔を合わす。外国人は少ないので、タジク語は分からないけど、「あぁ、またあなた」といった雰囲気で話しかけられるのもちょっと楽しかった。

夜ご飯は同じ宿に泊まっている人が2日ともおすそわけしてくれた。おすそわけと言っても、かなりの量をほぼ強引に食べさせられていたけど(;´∀`) それ以外にも私が1人だからか、わざわざ部屋までメロンを持って来てくれたり、宿泊客も宿の人もいろいろと世話をやいてくれて嬉しかった。

それはそうと。

こっちの女性は下の毛を全部剃っている。・・・というのを先に行った友達が教えてくれた。その友達は何回目かで「下の毛剃りなさい」と地元の人に注意されたとのことwww

郷に入っては郷に従え。

剃ってないことでそんなところをマジマジと見られるのも嫌だし、剃れと注意されるのも嫌なので剃って行ったんだけど、地元の人の剃り具合には敵わず、逆に中途半端な自分が恥ずかしくなってしまった(;´∀`)

海外の女性では結構あることだけど、男性はどうなのか・・・とガラムチャシマに行く前にしょうきさんに聞いてみると男性も剃っているらしい。う~ん、難しそう笑。



小高い場所から見た温泉。

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四角い場所が脱衣所なんだけど、丸見えやん!Σ(゚д゚;)
この時間帯は丁度温泉が閉まった時間で人はいなかったけど、この写真を撮った場所、道から反れているのに、明らかに人の足で踏み固められている。完全に覗いてるよね;



ガラムチャシマは温泉以外には商店が数軒、ホテル数軒、レストランが1軒あるだけの小さな村。

温泉の先に行っても特に何も無さそうだったから引き返した。

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キルギスでもそうだったけど、タジキスタンでもこの時期真っ白な綿毛が沢山飛んでいた。何の綿毛だか分からないけど、日本で見るたんぽぽの綿毛よりももっと大きく、田舎であろうが都会であろうが、昼夜も問わずよく見かける。

風の強い日はまるで豪雨かように降り、風の無い日は1つ1つが魂を持った生き物のようにふわふわと浮遊している。

この国の人達にとっては何でも無い光景だけど、こんなに沢山の、大きな綿毛が毎日飛んでいるという光景というのは私の人生では初めてだ。

この村を抜けるとワハーン回廊も終了。
あとは興味がある場所も無いので、ウズベキスタンへ向かうだけである。
何となく感慨にふけりながら、綿毛の飛ぶ風景をぼ~っと眺める。




最終日、車に人が集まるのを待っている間にレストランで食べたもの。

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ガルプツィ(パプリカの肉詰め) 9ソモニ(約115円)

パプリカの中にひき肉とご飯がはいっている、中央アジア(ロシア?)の料理。タジキスタンで食べたものの中で一番美味しかった。




ホーログからガラムチャシマへの行き方


ホーログ(Khorg)10:50発~ガラムチャシマ(Garmchashma)12:10着
マルシュ(普通の乗用車) 約1時間20分 20ソモニ
※朝9時から2時間待つ。

帰りは12時から2時間待った。値段は一緒だったが1人のまま出発するなら40ソモニと言われた。15時に人が集まり出発して、途中何度も車がエンストしてホーログに着いたのは17時前だった。




ガラムチャシマの安宿


橋の近くにホテルが2軒あり、1軒は50ソモニだった。私が泊まったのは友達が教えてくれていた、橋から数分歩いたところにある宿。アットホームでおすすめ。
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ドミトリー:25ソモニ(5人部屋)
WIFI無し、食事無し、シャワー無し。
安い割に部屋はきれいでアットホーム。度々チャイやナンをくれた。庭にあるキッチン?で簡単な自炊は可能。

行き方:温泉向かって右手にまっすぐ。徒歩数分。
右手にこういう看板が見える。↓ここをくぐる。

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温泉・村について


【温泉の注意事項】
・入湯料3ソモニ(約38円)出る時に入口にいる人に渡す。
※始めは5ソモニと言われた。地元の人が来て話すと、皮膚疾患の人が3ソモニ、それ以外は5ソモニと説明されたが、その人が話をつけてくれたのか結局ずっと3ソモニで入らしてくれた。(皮膚疾患かどうかなんて裸にならないと分からないので、この5ソモニもぼったくろうとして言ったのかも?)
・露天風呂は男女入れ替え制。入口に時間表がある。
・水着禁止
・簡易的な脱衣所はあるが、ロッカー等は無いので貴重品は持っていかない、又は目の届く場所に。
・シャワーは無い。洗い流さずそのまま帰宅。
・シャンプー等はお湯が流れ出る場所ですること。

【ガラムチャシマの村】
商店は数軒あるが、大したものは置いていないので、何日か滞在する予定ならホーログで買っておいた方が無難。近くの村からナンを売りに来ていたりしたが、毎日ではない。私は以前買ったカップラーメンを消費した。
レストランは温泉を背にして、橋を渡って右側のホテルの中にある。パプリカの肉詰めもそこで食べた。
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