旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

1日目にして観光ハイライトが終了する国それはトルクメニスタン。

Category: トルクメニスタン
トルクメニスタン・・・。

通常日本で生活しているとまず耳にしない国。
しかしこれまた「バックパッカーの間では有名」な国。
私も旅に出るまでは知らなかった。というか、ぶっちゃけ知ったの2年前くらいだと思う。

場所はここ↓

トルクメ

意外と国土広いな~と思ったけど、その85%が砂漠。実際入国して移動していると、なるほど、と納得するほど砂漠しか無い。砂漠と言っても背の低い木のようなものも生えているので、イメージ的には「荒野」に近いかも。

そしてこの国は「独裁国家」。
独裁国家と言えば北朝鮮を連想するけど、ウズベキスタンも事実上は独裁国家で、調べると他にも沢山ある。

トルクメニスタンの前大統領はインターネット、映画、タバコの禁止の他、自分が好きな「メロン」の記念日をつくったり、口パクで歌うのを禁止したりよく分からない法律をつくっていたらしい。新大統領になってからは法律も改善され、今はインターネットや映画もOK。

そしてこの国、観光ビザを取るのが非常に難しい。
というか、旅行会社でも通さない限り多分無理。
なので、この国に行く旅行者は大体「トランジットビザ(通過ビザ)」を取るんだけど、これが5日間しかいれないという短さ。なので、バックパッカーは大体1泊か2泊して風のように通り過ぎるのです・・・。見所も少ない、というか情報もほとんど無いのも理由の一つ。大体その町に宿があるのかすら不明だし、首都のアシガバードなんて1軒のホテル以外は全て手の出せない超高級ホテルしか無い。唯一安い1軒のホテルでも1泊35ドルとか。



私がこの国に来たのは、単純にウズベクからイランへの通過点というのもあるのだけど、やっぱりここまで来たら見に行かないといけないでしょ!

地獄の門!

英語では「Door to Hell」って言うらしい。おー英語にすると何かカッコいい。

地獄の門への起点となるのは「ダルヴァザ(darvaza)」という村(?)村と言ってもいいのか怪しい。砂漠にチャイハネ(紅茶や軽食を出すカフェ)が数軒あるだけで、他には商店も何も無い。

朝ウズベキスタン(ヒヴァ)を出て、夕方7時前に到着。

荷物を置かせてもらったチャイハネ↓

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影が長く伸びる。
地獄の門へはここから砂漠の中を1~2時間歩いて行く。とにかく東へ行くので、自分の影が伸びている方へ向かって歩く。



なぁ~んにも無いチャイハネの前の道。

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後で分かったことだけど、私達が利用したチャイハネはかなり北寄りだった。ここからもう少し南に行くと何軒かチャイハネが密集しているところがあるんだけど、ここからは他のチャイハネは見えなかった。



晩ご飯に食べたスープ的なもの。8マナト。

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チャイハネによっては荷物預かり代で5ドルくらい必要らしいけど、ここはご飯を食べればOKだった。水も売っているので、必ず多めに用意しておくこと。夜歩く場合でも帰りのことも考えて2Lは必要。


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店のお父さん。

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「はすっぱな」感じの娘さん。

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砂漠には何も目印は無い。
暗くなってからの方が「光」が見えて分かりやすいとのことなので、日が落ちる頃に出発して向こうで1泊することに。

夜9時に出発!

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明るいけどこれでも夜9時。まだ自分の影も見える。
途中から影も見えづらくなり、スマホのGPSとコンパスアプリを駆使して東へ進む。砂漠なので、砂がさらさらで足が取られ、非常に歩きづらい。更に「チクチクする草」が生えているので、短パンはお勧め出来ません。宿のお父さんが野犬もいると言っていたので長いズボン必須。



歩き出して20分くらいで線路を通過。
この辺りで、だいぶ暗くなってきたな~と思っていたら左手の遠くの方にぼんや~りと赤い光が!!

「あれそうじゃない!?」

「でもめっちゃ遠いな!!」

目的地が定まってテンション上がるものの、そう、「見るからに遠い」・・・。

暗闇の中2人で黙々と歩きながらお互い「これ1人じゃなくて本当に良かった!」と言い合う。いや、本当1人じゃなくて良かった;1人でここ歩くの不安すぎるわ(;´∀`)



そんなこんなで・・・見えた!!!

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いや~感動。
暗闇の中遠くに見えるぽっかり浮かぶ光。ほんとつい「おぉ~っ!」って言ってしまう。
※地獄の門の写真はほぼしん君が撮ったものを使わせて頂いてます。(地球をぐるりんちょ。。。)



~ここで解説~
「地獄の門(Door to hell)」とは?
この付近では豊富な天然ガスが埋蔵されている。1971年地質学者がこの地で、ガスを発見することができたものの、その過程で落盤事故が起き、直径50〜100メートルにもなる大きな穴が開いてしまった。有毒ガスの放出を食い止めるため、仕方なく点火することになったが、可燃性ガスが地下から絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続ける事態となった。

つまり、40年以上も燃え続けている巨大なガスクレーターなのです。
トルクメニスタンと言えばここ、というトルクメニスタン観光のハイライト。



クレーターが近くになるにつれ、ゴウゴウという音も大きくなる。
出発してから1時間45分後。
22:45 到着。

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近づくと熱い。音も凄い。

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柵も無いためちょっと怖い。

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しん「これ落ちたら即死かな」

私「いや、意外とじわじわ死んでいくんちゃう?」

何て今思うと恐ろしい話をしながらバシバシ写真を撮る。私はカメラが死んでいるのでしん君任せ。

けれど実際近くまで来ると、正直もっと大きいのを想像していた。一番始めに遠くから見えた時が一番感動したな~。なので、ここまではチャイハネで車をチャーター出来るらしいけど、私は歩いて来て良かったなと思う。



到着した時には誰もいなくて不安だったけど、離れたところに車が停まっていたので「何かあれば(野犬とか)あそこに逃げよう」と話していたけど、私達の声を聞きつけたのか車から女性3人が出てきた。

話すと首都・アシガバードから家族でここに観光しに来たとのこと。他にもう1組ポーランド人家族も車で来ていた。

しん君のゴプロで撮った写真↓

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背景真っ暗で「どこ?」って感じw



一通り写真を撮った後、そのトルクメニスタン家族にご飯をご馳走になる。食べてきたからいらない、と言っても次々に出された。チキンとナンを少し食べ、乾燥しているせいか出されたフルーツがすごく美味しかった。

何となく話が盛り上がったところで「今だ!」と思い、「明日アシガバードに行くから泊まりに行ってもいい!?」と聞いてみると「もちろんいいわよ!」と即答される。やったー!アシガバードの宿代浮いた~ 現地の人の生活が見れる!(∩´∀`)∩

更に家族と一緒に寝させてもらえることに。クレーター周辺は暖かいと言えどあまりガスが出ている間近では寝たくなかったから、一応上着は沢山持ってきていたけど、下にひくシート等は持っていなかったので非常にありがたかった。

砂漠の夜は冷えるので、少し厚めの掛け布団もかけてくれ、その上からビニールシートもかける。ビニールシートは何のため?と聞くと「石が飛んできたらこれをこうやってガードするんだよ!」って・・・石が飛んできたのに気付いたとしても、そんな反射神経は私には無い。

3人姉妹は車の中で寝て、お父さんとお母さんと私としん君は外にひいたシートで文字通り川の字になって就寝。




朝だよ~!!!

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夜の星空も凄かったけど、朝焼けもきれいだった。



右がポーランド家族、左がトルクメニスタン家族の車。

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この奥にガスクレーターがあるのだけど、明るい内はやっぱり見えない。



トルクメニスタン家族が帰るということで、彼等の車は満車だったのにも関わらず姉妹が1人膝の上に乗って席を詰めてくれ、チャイハネまで乗せて帰ってくれた。(さすがにこの状態でアシガバードまでは無理なので、電話番号を聞いておいて、着いたら連絡することに)

途中砂漠の中にあったユルタのような家。

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昔人が住んでいたのかキャンプ用なのか、人はいなかったけど最近使った形跡があった。



6:30にチャイハネに戻って来て、しばし休憩。

チャイハネの前を普通にらくだが歩いている。

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野良らくだ?と思ったらちゃんと番号が書かれて管理されているようだった。



アシガバードに行くまでのトルクメニスタン通貨を用意しなければならないので、両替のためヒッチハイクで他のチャイハネに行く。近いので料金は請求されなかった。

↓道の真ん中にタイヤにチャイハネの看板。

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入口の両側にチャイ飲み台(?)があるところ。
一度ここを通りすぎてしまって、戻りのヒッチハイクにかなり時間がかかった;
 
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前のチャイハネで現地人が1ドル=4マナトで両替してくれ、私の友達は他のチャイハネ(場所不明)で5マナトで両替出来たと言っていた。
ここで結構粘ったけど、1ドル= 3.5マナト以上にはならなかったのでしぶしぶ両替。
(後にしん君が行ったトルクメンバシのバザールでは6マナトだったそう;)
オーナーのお父さんは英語が出来るけど、お母さんと娘は出来ない、上に変なレート換算方法をして意味が分からなかった。ここは荷物代5ドル必要らしい。



アシガバード行きのバスは11時くらいに来るから、それをヒッチハイクの要領で止めなければいけないと言う。が、なぜかこのチャイハネの子供も一緒にバスを待ってくれた。

しかし。

11時に来たバスは止まったものの、子供と何か話してそのまま通過・・・Σ(゚д゚;)

どうやら満席だったらしい。

つまりここからはガチのヒッチハイク。
このハイウェイは北から南へ行くほぼ1本道なので、北からアシガバードへ行く車は必ずここを通る。車通りもまぁまぁ多い。が、席に余裕があるにも関わらず全然車が止まってくれない。

日陰の無い炎天下の中、1時間ヒッチハイクしてようやくマルシュルートカのようなバンが止まり、乗せてくれた。
良かった・・・もっと時間かかるかと思ったよ;(1人10マナト)

一緒にヒッチハイクしてくれた男の子は、この後チップでも請求されるかと思ったけど何も言ってこなかった。途中でアメを数個あげたけど、もっとあげれば良かったな~。

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トルクメニスタンの観光ハイライトは終了。
一般的ルートだと、ここからアシガバードで1泊してイランに抜ける、もしくはフェリーでアゼルバイジャンに抜ける、のですが。

私、実は地獄の門よりも行きたい場所がありまして。
次の次の記事くらいに書けるかな?

次回はトルクメニスタン・アシガバードでのホームステイ編!
まさかここでも民泊出来てしまうとは。そこそこツイてるなー。インド、キルギス、タジキスタン、と結構民家に泊まれてるので嬉しい。

が、この家庭は「民家」と呼ぶには失礼かな・・・。



ダルヴァザからアシガバードへの行き方


10:30~11:30くらいの間にアシガバード行きのバスが通るのでそれを止める。普通に大きめのバスだった。(私は満席で乗れず。必ず停車するチャイハネがあるらしいけどどこか分からなかった)

ダルヴァザ 11:40発~アシガバード 15:00着
ヒッチハイク 約3時間40分 1人10マナト

降ろされたところからトルクメニスタン家族の家までは、タクシーを捕まえドライバーに電話してもらって移動。約10分 1人10マナト(←多分ボラれているが選択肢も無かった)

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