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変な場所は大体高い宿しか無い(エルズルム)

Category: トルコ
一体なぜこの町へ来たのか。

標高1,853メートルの高地にある東部最大の都市「エルズルム」。

私はこの町で途方に暮れていた。

安宿が無い。

事前にBooking.comで調べるも高い宿しか出てこず、ガイドブックの地図に「ホテルが多い」と書かれた通りもあったので、まぁ実際行けば安宿もあるだろうと思ったら本当に高い宿しか無かった。まぁ私が見つけられなかっただけで実際にはあるのかもしれないけれど、周辺には黄金の星を掲げたホテルばかり。

その中でも安そうなホテルに入っておずおずと値段を聞いてみるとも、当然のごとく高い。が、客が少ないのかどのホテルでも値段を聞いてしょんぼり出ようとすると「ちょっと待ってくれ」と勝手に値下がる。確かに1泊2千円や3千円でこのきれいなホテルに泊まるのはいいかもしれない・・・とも思うのだけど、わずかに残っている節約根性が邪魔をしてそう出来ない自分がいる。

そんな中、高級・中級ホテルに紛れて1軒だけ40リラ(約1,400円)で泊まれるホテルを発見。が、そのスタッフの感じが非常に悪く、一旦外に出てまた暫く宿探しを再開した。

散々歩きまわった結果、40リラ以下で泊まれるホテルは無かったので仕方なしに感じの悪かったホテルに戻る。しかしまだ諦められない私はそのすぐ隣りのきれいめのホテルにこれが最後、とダメ元でアタックしてみた。

受付には料金表が表示されていて、そこには「シングル・70リラ(約2500円)」の文字があり、だよね~と思いしょんぼりホテルを出ようとするとまたしても「ちょっと待ってくれ」と声がかかる。値下がったとしても70リラが40リラになることは無いだろうと思ったけど、「隣りのホテルが40だからそっちに行く」と言うと何と40リラにしてくれた。(後でこのホテルをネット検索するとBooking.comでは朝食付70リラだった。)

部屋↓

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・・・。

ホットシャワー、トイレ、WIFI、TV、冷蔵庫付きのシングルルーム。

部屋はそう広くはないものの、普通に日本で生活している人なら「へぇ~これで1400円は安いね!」と言うだろう。が、実際私はもっと感動している。

この時私が思い出したのはインド・バラナシで1週間以上過ごした安宿。


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今見ても囚人房のような写真だけど、この時の私は特に早くこの宿を出たい等とは全く思っていなかった。今はつくづく私よくこんなとこに泊まってたなぁ・・・と思う。まぁこの宿は1泊100ルピー=約160円なので、インドで1400円も出せば相当いい部屋に泊まれるかもしれないけど。



きれいなホテルに泊まれることでテンションが上がった私は「観光せずにこの部屋でずっとネットをしたい」などという気持ちをひたすら抑えて町にくりだす。

町はカルスに比べるとかなり都会だけど、引き続き犠牲祭のせいで閉まっている店も多く、人通りも少ない。が、相変わらずチャイ屋は開いていて、そこにわんさかおじさん達がいる。

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「沢山いる」とか「集まっている」というレベルのおじさんの数ではなく、もはや「おじさんのかたまりがある」という表現が一番しっくりくる。


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前回の記事で書いたように、トルコでは宗教上こういうチャイハネ(喫茶店)に女性がいることはまず無い。
宿探しで疲れた私はとにかく温かいチャイ(紅茶)でも飲んで一息つきたかったので、1人でこのチャイ屋に入るも、「こっちへ座れ!」「いや、こっちへ来い!」とまぁひっぱりだこ。う~ん、どのおじさんにしようかな・・・(゚∀゚)

結局次の町へ行くバスのチケットオフィスを探さなければならなかった私は、英語が出来る学生に呼ばれ、ついでに助けてもらおうとそこで一緒にチャイを飲んだ。大学生というこの男性は、なぜかその学校の先生と一緒にお茶をしていた。

彼は海外旅行が好きなんだ、とフランスやイタリアに旅行した時の写真をスマホで見せてくれ、私が今まで行った国の話なんかも非常に興味深く聞いてきた。

「どうしてトルコに来たの?今は外国人が本当に少ないのに」

私が行きたいところがあるから、と言うと

「そこは大丈夫だろうけど、南の国境付近には絶対に行ってはだめだよ。特にクルド人には気をつけて!彼等は本当に危険なんだ」

と言う。一応うん気をつける、とは言ったものの、たとえクルド人に会っても「あ!クルド人だ!」何て分かるはずは無いので気をつけようは無いのだけど・・・。
(※トルコとクルド勢力が敵対しているのでこう言う人がいるだけで、クルド人全てが悪い人では無いということを一応書いておきます。)



その後2人はバス会社まで連れて行ってくれて、博物館前でお礼を言ってお別れ。ご飯も一緒に食べに行こう、と言われたけど既にチャイととうもろこしも奢ってくれていたのでご飯もそうなると申し訳ないと思い断った。

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左が英語が話せる学生さん。どう見ても学生には見えないけど、ギリギリ大学生?



ちなみにバスのチケットはヤクティエ神学校のある大通りにあるショッピングセンターの向かい、「METORO」社のオフィスで購入。

ショッピングセンター「PALERIUM」↓

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困った時のメトロ社。全国展開しているので路線も本数も幅広くカバーされている。

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ヤクティエ神学校
入場料:5リラ

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中は博物館のようになっていた。



これは・・・え~と何やっけ。

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「ハロ~!ちょっと一緒にお茶しない?」

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「すみません、いいです。」

何でや!自分!

いや、さっきチャイ3杯も飲んだしお腹たぷたぷなんやもん・・・。



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砦のようなものもあったけど修復中で中は入れず。

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「アッサラーム・アレイクム!!」

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人が沢山並んでいる店はアイスクリーム屋さんだった。
トルコでもアイスクリーム屋さんは大人気。大人も子供もおじさんも関係無しにみんな食べている。

初トルコアイス!

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アイスミックスチョコレートがけ 2リラ(約70円)
他の人に勧めれれるがままに注文したバニラ、レモン、イチゴのMIX。イメージとは違ってびよ~んと伸びるものではなかったけど、それでも何かちょっとのびる。味はまぁまぁ。



またしてもおじさんの塊がたくさんあるチャイ屋さん。

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チャイは大体どこで飲んでも1杯0.5~1リラ(約35円)。観光客用のレストランは3倍くらい取られるけど。



そうそう、この特に見所も少ない町に立ち寄ったのは「ジャー・ケバブ」を食べるためだった。この町の有名料理「ジャー・ケバブ」というのは、普通縦でくるくると焼かれる肉が、ここでは横にして焼くという・・・「え?それ味に違いあるの?」という料理である。本当、なぜ私ここに来たのだろうか。

ジャー・ケバブとやる気の無い店員↓

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肉よりタダでついてくる副菜の方が多い。

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1本頼むと、無くなる頃に勝手にもぅ1本持って来られる。確かに1本では全然足りない。2本食べて会計をすると、18リラ!(約630円)高い!店の外の看板には1本5リラって書いてるのに!と訴えるとサービス税と言う。10リラに8リラも加算される税金って・・・何%?分からんけど絶対ボラれてるやん!と気付いたのは宿に戻ってからだった( ;∀;)



カルスからエルズルムへの行き方


カルス 8:30発~エルズルム 11:30着
バス 約3時間 25リラ
※カルスのバスターミナルから。エルズルムではバスターミナルまで行かず市内近くの「ハウズバシュ(噴水公園)」で途中下車。



エルズルムの安宿


Hekimoglu Hotel

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シングル:40リラ(←70から交渉後)
WIFI:あり(部屋可能)
設備:ホットシャワー、トイレ、冷蔵庫、TV
その他:狭いけどきれい。スタッフが親切。
行き方:Booking.comの地図参照。「Hitit Hotel」の向かい。1階はレストランになっている。
宿泊日:2016.9.13~1泊


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