旅女 Tabijo~義眼のバックパッカー編~のメイン画像

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賄賂に黒魔術にゼネストに、、、何でもある国「コンゴ民主共和国」(キンシャサ)

Category: コンゴ民主共和国(DRC)
※リアルタイムは日本です。ご安心を。

「コンゴ共和国」の次の国は「コンゴ民主共和国(DRC)」。
何と紛らわしい、、、いっそのこと全く違う名前にしてくれればいいのに。1971年~1997年までのモブツ大統領独裁政権時代は「ザイール」という国名だったので、20年前くらいにバックパッカーをしていた人はこちらの名前のピンとくるかも。(ちなみにザイールという国名の前は一瞬「コンゴ共和国」だった。つまりこの期間は2つの「コンゴ共和国」があった。)
現在、旅行者や地元の人はそれぞれの首都の名前をくっつけて「ブラザヴィルコンゴ」「キンシャサコンゴ」と区別している。

~以下面倒臭いので「コンゴ民」と略します~

コンゴだろうとコンゴ民だろうとどこそれ?という方がほとんどだと思うので、場所はここ。アフリカ中部。

DRC.jpg



友達からのLINEで爆笑。

友達ライン

「コンゴ」を「コン」と間違えるのも面白いけど「食べ物」って・・・!!国を知ってる分、食べたら絶対お腹壊すだろうなぁ。
まぁコンゴにしろコンゴ民主にしろそれだけ日本人にとって未知の国ということが判明。
ちなみに「しずかちゃんの入浴シーン」のくだりはまぁ色々あるんだけど、ここでは説明を省きますw



コンゴ民に行く前に調べるとまず出てきた「エボラ出血熱」。
2014年に西アフリカを中心に大流行した致死率の高い伝染病。日本でも話題になったので知っている人も多いと思うけど、当時運悪くこの辺りを旅していたバックパッカーは相当大変だったよう。エボラを持ち込ませないために国境が封鎖されたりでやむなく飛行機を使った人もいたとか。(情報ノートにて)
既に2016年頃にはどの国でも終息宣言がされたのだけど、コンゴ民では今年2017年5月にもエボラ患者が確認されている。


エボラ
※赤い場所がエボラ患者が確認された地域。まぁバックパッカーでもこんな場所通らないけど。

正しくはこの国では「何度も」終息宣言が出ているので、終息宣言が出たからと言って怪しいものである・・・。一応2017年7月には再び終息宣言が出されたので、今のところは大・・・丈夫?;(詳細:https://www.cnn.co.jp/world/35103646.html



この国については、カメルーンの日本大使館にあった本を斜め読みしたのだけど、まぁ何というかバルカン半島を彷彿させるような悲惨っぷり・・・。せっかく読んだので本から抜粋して少しだけこの国の事情を説明したい。
~思いの外長くなったので興味が無い人はスルーしてね!~

世界最悪の紛争「コンゴ」 (創成社新書)

本のサブタイトルは「平和以外に何でもある国」。この「何でも」というのはプラスの意味では無く、紛争・疫病(エボラ)・自然災害・事故(航空機墜落)・汚職、、、というただただマイナス要素が「何でもある」という意味。まぁ7年前に出版された本だから今はまだマシになっているだろうけど、これによると2008年の汚職指数が全国180ヶ国の内171位とのこと。凄いけどむしろ最下位が気になる。

辿ってきた歴史も悲惨で、1906年、ベルギーのレオポルド王2世がコンゴ民を私有地化し植民地に。国民を奴隷として働かせ、抗う者は腕を切るなどの残虐ぶりでこの20年で人口の半分が死亡。その犠牲者数は500~800万人と言われ、これはホロコースト(ユダヤ人大虐殺)と同じ規模にも関わらずあまり知られていない。

1960年、奴隷制度から開放され晴れて独立国となる。
が、独立から1週間とたたない内に内乱が勃発・・・( ̄ー ̄;)
国の資源をちゃんと国民に還元しようとしたルムンバ首相が、反対派に「国民なんかに与えたら俺らの取り分が減るじゃないか!」と暗殺され(コンゴ民の資源を必要としているアメリカとベルギーも協力)、その暗殺に関与した反対派のモブツが大統領に就任し独裁政権に(コンゴ動乱の始まり。ここで国名がザイールに)。

※ちなみにこの独裁者モブツ大統領は、1971年に来日している。その際、昭和天皇が羽田空港まで出迎えるという歓迎ぶり!ルムンバ反対派勢力だけではなく、その資源を欲する日本を含む先進国諸国も遠い国の平和よりも自国の潤いを優先したというのが悲しい現実。

で、そのモブツもローラン・カビラに倒され、独裁政権終了(第一次コンゴ戦争。※モブツは亡命したという記述もあり)。

で、ローラン・カビラが大統領になった後、政権や軍部からツチ系(民族)の排除を始めたために第二次コンゴ戦争へと発展、多くの死者を出す。

で、ローラン・カビラもまた護衛兵に撃たれて死亡。

その後彼の息子ジョゼフ・カビラが大統領によってようやく国際介入をまともに受け入れ、戦争も集結。2006年に行われた40年ぶりの大統領選挙で彼が当選し継続して大統領になり、その後の選挙も再選し、彼は今もまだ大統領。

が、政府によって勝手に次の大統領選が2018年に延期されたため、ジョゼフ・カビラは任期が切れた今現在も大統領に居座り続けている。それによって正に今リアルタイムで抗議デモが発生中・・・(詳しくは下記の外務省HP詳細参照)。

まぁそんなわけで、現在も治安はあまりよろしくない。
↓外務省海外安全ホームページの危険度(2017年8月)

congo2.jpg

白:危険情報が無い場所
黄色:レベル1
オレンジ:レベル2
濃いオレンジ:レベル3(渡航中止勧告)
赤:レベル4(退避勧告)

基本的に危険情報が発令されている場所はレベル1であろうと行くべきではないのだけど、見ての通りアフリカなんてレベル1だとラッキーと思わないといけないレベル。個人的にはレベル3からは「かなり気をつけないと」という感じだけど、コンゴ民は全体的にレベル2、内陸部の「カサイ州」が危険度MAXのレベル4。
ちなみに国土全部真っ赤な国は中央アフリカと南スーダン。もちろん行ってません(行ってる人もいますが;)。

首都「キンシャサ」の危険情報を外務省HPから一部抜粋。↓

●2015年1月カビラ大統領の選挙法改正を巡り、市民によるデモが発生。同デモは略奪行為を伴う暴力的デモに発展し多数の死傷者が出た(政府発表では死者は27人)。
●2016年9月独立選挙委員会(CENI)への大統領選挙の即時公示とカビラ大統領へ合憲的な辞職予告を行うべく、野党プラットフォーム「Rassemblement」の呼びかけにより反大統領デモなどが発生し、当局の発表によれば22名の死者を出す事態に。同年12月にもカビラ大統領が憲法上の任期満了を迎えたことを受け、大統領の退陣を求める抗議行動が国内主要都市で発生し死者が出た。主要野党は確実な政治合意の履行を求めるべく市民に対してデモ等を呼びかけていることから、2016年のような衝突が再び発生するおそれがある。
●一般犯罪では,「シェゲ」と呼ばれるストリート・チルドレンによるスリ、ひったくり及び「クルナ」と呼ばれる青年の不良暴力集団による殺人,強盗,恐喝事件が多発。その他、短時間誘拐・自動車強盗・偽警察官による路上強盗などが発生している。
2014年11月、日本人旅行者が警察官を名乗る数人のグループに車両に押し込められ走行中の車内でナイフを突きつけられ、多額の現金を強取される被害が発生しており、防犯・安全対策を十分に行う必要がある。
●また、デモや抗議活動等が暴力を伴う大きな混乱に発展しているので、十分な注意が必要。


おぅ・・・怖い;
なので当然この国に行くのは非常によろしくないのだけど、陸路を使って南下したい私はここを避けて通ることは出来ない。と言っても危険な上に大した見所は無く、結局その後安全をとって航路を使うしかなかったので、後々ビザを取らずに飛んでも良かったかなぁと思った。

ちなみに私はキンシャサでスマホを2回強奪されかけました( ̄ー ̄;)
こんな場所で不用意にスマホを出してしまった私も私ですが、腕時計を無くしたので時間を見ようとリュックから出した瞬間、若い男の子がバッと取って行こうとして。まぁスマホはストラップでバックの中に繋いでいるので取られはしなかったのですが、近くに警察官がいたので「あいつらスマホ取ろうとしたんだけど!」と報告すると「取られてないのか?なら良かった。気をつけなさい。」と言われただけだった笑。

2回目はさすがに気をつけて道路端の見えないような場所で隠れて見ていたのですが(道が分からなくなってしまって;)、1人の青年が「ハロ~!」と声をかけてきて、パッとそいつを見た瞬間別の青年がバッと取って行こうとしました。
何人か仲間がいたのでこいつらが外務省のHPで書かれていた「シュゲ」というグループか・・・。



面倒くさくて序盤を飛ばした方はこの辺からお読み下さい♪

~コンゴ共和国(ブラザヴィル)からコンゴ民主(キンシャサ)へ移動~

両国の間には川があるのでフェリーで国境を越える。
ブラザヴィル側でフェリーのチケット代は看板にデカデカと書いているのに嘘の料金を言われたり、お釣りをちょろまかそうとしたり等あったけど、出国審査は問題無く通過。フェリーは大きい船だと思っていたら乗客10人程度の小型船で、料金は12,400CFA(約2,480円)もするのに乗車時間は10分程度だった。

↓10分のクセにやたら多いチケット。

P8061801.jpg



キンシャサ側で船を降りるとすぐパスポートを回収され、そのままイミグレへと向かう。人の流れに付いて行くと、途中でなぜか私だけ私服の男に「4,000コンゴフラン(約270円)払え」と止められる。一応チケットのようなものを持っているけれど、印刷さされた金額のところをマジックで消して手書きで「4,000」と書いているのでかなり怪しい。フランス語しか通じないので何のお金なのかもよく分からないけれど、考えられるのは入国税。が、それなら他の人も払わなければいけないはず。
着いたばかりだからコンゴフランは無いとゴネるも両替商を呼んできて、払わなければそこを通してくれず、結局余っていた1,500セーファー(約300円)を払って通過。

イミグレらしき場所は自国民と外国人で列が分かれていて、言われた方に向かうと職員の机には先程船を降りて回収されたパスポートが何冊か積まれていた。

が。

「ジャポネーゼ・・・?(日本人)あなたのパスポートは届いていないわよ」

と言われ、冷汗が出る。

入国早々まさかのパスポートが行方不明?(;゚д゚)ゴクリ…

え、どうしたらええん。。。と数秒ポカーンとしていると、先程入国税らしきものでモメている時に若干助けに入ってくれた男性が来て、「ここで待ってろ、大丈夫だ」とどこかへ立ち去った。彼が他の男性と私のパスポートを持って戻って来るまで時間にすれば5分となかっただろうけど、その間気が気ではなかった。

助けてくれた男性にお礼を言い、自称税関職員だという男性(←全員私服なのでもはや誰も信用出来ない)について、先程入国税と称しお金を支払った場所を再度通過。・・・ここ通らんで良かったんやん( ;∀;)

南京錠のかかった鉄格子の扉を警備員に開けてもらい、別のイミグレの小屋へ。どうやら「自国民・アフリカ人・その他の国籍」と分かれていたよう。

色々疑心暗鬼になっている私を見越してか、職員が


「初めて来たんだろ?心配しなくていいよ。ノー・プロブレム!」


と言うも、入国早々既にプロブレム満載である。


「もぅそこでよく分かんないお金1,500セーファー払ったしパスポートもどっかいくし。着いて早々金、金、金、ってさぁ~」


愚痴る私に「Hahaha~!」と笑って誤魔化す職員。
どうせ入国スタンプ押すのにもお金いるんでしょ!(#^ω^)

早くも心が荒みまくっている私は、イミグレの部屋に通され先にいた人が職員にお金を渡しているのを目撃。


「金金金金、、、もぅ私そこでお金払ったから無いよ・・・」


と更に愚痴る私。
簡単な書類に記入し、再びどこかへ持って行かれたパスポートをひたすら待つ。

暫くしてようやく私の手に戻ってきたパスポートには既に入国スタンプが押されてあった!賄賂が無かったことに逆に驚きつつも職員の気が変わらない内にで「メルシー・ボクー!」とさっさと立ち去る。



~西アフリカで一番大きな市場~

キンシャサにある「グラン・マルシェ(Grand Marche)」はロンプラによるとアフリカ中部で一番大きな市場とのことで、確かに一旦中に入るとどこまで続いているのかサッパリ分からなくなる。そのロンプラにも気をつけるようにと書かれていたけれど、コンゴ民は今まで行った国で一番写真に対して厳しかった。私はアフリカでは写真を撮る際、人が入っていないその辺の路上でも必ず近くの人に聞くようにしていて、今までは比較的普通にOKを貰えたのだけど、ここではしばしば断られた。なので市場には何度も行ったのに写真は自分が食べた食べ物だけ・・・。

さつまいも 100フラン(68円)

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色に反してそこまで甘くない。



焼き魚と揚げプランテン 2500フラン(170円)

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焼き魚の屋台が沢山並んでいてどこも地元の人で混み合っていた。背骨の他に背びれ?にも骨がある謎の魚。



煮干しのオイル漬けとフーフー 1,300フラン(88円)

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市場で乾燥させた煮干しはよく見かけるものの、初めてちゃんと料理されたものを見た。味付けはちょっとピリ辛という感じで相変わらずぼやっとした味だけど、煮干し好きの私にとってはかなり嬉しかった。
このフーフーは白いけど、黄色いものもよく見かけ、個人的には黄色い方が好き。屋台でもできたてアツアツの状態で売っていることが多いのでもちもちで美味しい。



揚げドーナツ

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これも屋台でどこにでも売っている。小さいものは欲しい金額だけ言うとお店の人がその分入れてくれる。大体100~500フラン、約9円~35円。

写真には撮れなかったけれど、ブラザヴィルでも売っていた食用の黒いイモ虫がここでは生きたまま売られていた。地べたに直接置かれたタライに入れられたイモ虫の横には大きさも色もカブト虫の幼虫と同じ白い大きな幼虫・・・。モゾモゾと蠢くそのたらいの横には小さなコオロギのような昆虫・・・こちらもピチピチ新鮮なので、たらいから時々ぴょんと逃げているのだけれど、店のおばちゃんはちらりと逃げた虫を見つつも気にする様子はなくぼ~っと通りを眺めていた。

ここで次の国「ザンビア」から使うテントも20ドルで購入。
この辺りは店がひしめき合っていて物凄くごちゃごちゃしていたので、私1人では到底テントが売っている店を見つけられなかったのだけど、1人の男性がお店まで連れて行ってくれた。
当然チップを要求されたのでここは素直に払ったのだけど、更にその男性はお店からもマージンを要求;で、お店の人とのケンカが勃発。私は既にテントを手にしているので後は知ったこっちゃないとそそくさとその場を離れる。

ナイジェリアもそうだったけど、コンゴ民も血の気が多く、しょっちゅう路上で小競り合いを見かけた。しかもどっちの国も「女性の地位が弱い」と聞いていたけれど、なんのなんの、女性も強い。男性に対して怒鳴りまくっている女性も時々見かけた。



宿近くでの夕陽。

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キンシャサにいた6日間は半分以上が曇り空だった。晴れている日もどこか空はぼんやりしているのでこれは排気ガスのせいかもしれない。日曜日以外はどこも交通量が多く、交差点には信号が無い上に譲り合いの精神もゼロなので、常にクラクションが鳴り響き渋滞していた。
アスファルトで舗装されているのはメインロードだけで、脇道はバイクすら通るのが困難な土むき出し穴だらけのガタガタ道。どこに行ってもゴミの山で道路脇に作られた排水口にはヘドロが溜まっていてとにかく臭い。インドとどちらが汚いだろう、、、と考えたのだけど、生ゴミを食べてくれる牛がいない分こちらの方が汚いかもしれない。
ただ全く掃除をしないわけではなく、地元の人は毎朝自分の庭や家の前は箒で掃いているのだけど、そのゴミを外に固まっているゴミの上に重ねるだけなので、根本的な解決にはなっていないのかも。人々の活気はあるのだけど、何だか荒んだ感じがするのはゴミの多さとインフラが整っていないからかなぁ。



宿の近くの食堂で食べた豆ご飯。1,000フラン(68円)

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例によって薄味だけど、量はべらぼうに多い;結局半分くらいはお持ち帰りした。



ナスと玉ねぎソースご飯。1,000フラン(68円)

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案外イケるけどおかずの量が少ない。



コンゴビール。1,500フラン(100円、Bar価格)

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地元民イチオシの黒ビール、、、だけど私の好みではない;というか、アフリカの黒ビールは個人的にどれも受け付けない。「苦い」以外に「何か変なの入れてない?」という味がする( ̄ー ̄;)



宿で会った地元の人に「コンゴ民って何が有名なの?」と聞くと堂々と「音楽だ!」と返ってきたので、どこで聞けるか尋ねると「その辺どこでも」と言う。どこでもって言ったって・・・と思っていたけれど、宿周辺を気にして歩くと音楽が聞こえてきてその方向を目指すと本当に音楽祭のようなものが行われていた!

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建設途中の建物の2階で行われていたイベントで丁度本番前の練習をしているところだった。本番は15:30~20:00と長く、しかも私がいた間中毎日開催されていたのでヒマがあれば聞きに行っていた。
16時くらいに行くとガラガラなのだけど、18時前には満席になる。基本的に無料で寄付金制だからか、赤ちゃんを連れたお母さんも沢山来ていて賑やか。自分の好きな歌になると周りが座っていようが立ってユラユラと踊りだし、繰り返しの多い有名な曲(民族音楽?)は全員が立って歌い手拍子をする。このほとんど同じフレーズをリピートする曲は20分くらいあって非常に長いのに、会場全員の一糸乱れぬ手拍子が凄い。しかもこれは単純なリズムではないので私は最後まで上手く打つことが出来なかった。

地元の人が「どこでも聞ける」と言ったのは正しく、宿の半径200m以内で多い時には3ヶ所で歌が歌われていた。(有名な歌手の場合はチラシも貼っているのでそれを見て行くのもいいかも。)



~ナダさんのお母さんのお葬式に行く~

宿で知り合った同じ宿泊客のナダさんは生まれはキンシャサだけど、20歳くらいの時からもぅ20年もノルウェーに住んでいる。今回、一緒にノルウェーに来た彼のお母さんが亡くなったのでそのお葬式のために帰国したとのこと。
私がキンシャサを出る最終日に、家族に会った後みんなで飲みに行くけど一緒に行かないかと言われ、ヒマだったので行ってみることに。

家族が集まっている教会まではナダさんが運転する車で行く。
コンゴ民に限ったことではないけれど、この辺りの国はどこも交通マナーなどというものは無い。信号があっても車も人も守らない、、、し、そもそも壊れている信号がほとんど。
右から左から、どんどん割り込む車で交差点はどうしようもないくらいに渋滞していて、一応交通整備をするための警察官が立っているものの彼のやる気はまるで無く、数台の車を通すとあとはぼ~っと渋滞する車を見ているだけ。

ナダさん「僕はこの国で生まれたけど、この国は相変わらず理解出来ないよ。」

けたたましいクラクションを鳴らしながら車から顔を出し怒鳴り散らしている他のドライバーに比べ、さすがに人生の半分をノルウェーで過ごしているナダさんはかなり落ち着いて見える。

ちなみに車は右側通行なんだけど、車自体は海外の中古車なのか右ハンドルのものも走っていたりする。

教会に着くとお葬式は既に終わっていたようで、ナダさんは他の人に挨拶してまわっているのだけど、その間スマホで自分の写真を撮ってもらったりとあんまり悲壮感が無かった。なぜだかよく分からないけどついでに私も撮らせてもらう。

ナダさんと親戚の女性。

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ナダさんは2m近くの長身。ピンクのシャツに黒いジャケットがなかなかかっこいい。その服かっこいいね!と褒めると「そうだろう!?これは僕の好きなブランド、ヨウジヤマモトなんだ!」と、何か聞いたことのあるハイブランドの名前を。とにかく服が好きで給料が入るとつい買ってしまうらしい。サプールも見れなかったし彼で我慢することにしよう。

写真を見て分かるように、ナダさんと女性の肌の色が違う。黒人さんは黒人さんでも、ナイジェリアを過ぎた辺りからあんまり黒くない人もちらほら見かけるようになった。1回だけ黒人の子供達に混じって一人だけ白人の子供が遊んでいる光景を見かけたので、イジメとか無いんだろうか、、、と思ったけれど、この子は後でナダさんが教えてくれた「両親とも黒人なのに白く生まれた子供」だと思われる。そういう子供を「何とか」というらしいけど忘れた;隔世遺伝なんだろうか?



バーで飲む。

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親戚一同バーに集まって飲み始める。この日はコンゴvsコンゴ民(因縁の対決?)のサッカーの試合があったため、バーも早い内から人で混み合っていた。(コンゴ民ではまだTVが無い家庭が多いのでみんなTVのあるバーに集まる)



これはコンゴ民ではなくコンゴビール。

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ナダさんおすすめだけどまたしても黒ビールなので私はヨーロッパの無難なラガービールを飲む。

女性陣。

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沢山集まっているものの、あまり盛り上がって話しはしない。やはり葬式後だからかな~と思ったけれど、私達以外の他の客もそれほどベラベラと喋っていなかったのでそういうものなのか、サッカーの試合のせいなのか。

ナダさんが3本目を飲んだ後、お腹が空いたからどこか食べに行こうと場所を移動。ヨーロッパ同様アフリカでもバーには食事は置いていない。あってせいぜいピーナッツ程度。

チキンのマヨネーズ和え

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暗いから写真が悪いけれど、これが美味しかった!焼いたチキンを玉ねぎ・チリ・マヨネーズで和えただけなんだけど、ジャンクフードのようでそうでないような。マニアックな場所でナダさんがいなかったら確実に食べられなかったのでありがたい。



~カザビザ(ユニビザ)と日本大使館~

特に見所も無いキンシャサに6日もいてしまったのはまたしてもビザのため。この後行くザンビアとジンバブエは2ヶ国共通で使え、値段も安くすむ「カザビザ」なるものがあるのでそれを取得しようと思ったのだけど、月曜日にザンビア大使館に行くと「今日は祝日で休み」と。申請は月・水・金のみなので水曜日に行くと「今日はゼネストで休み」・・・。(この数日はゼネストのためほとんどの店が閉まっていて閑散としていた。)
結局これ以上待っても金額的に損するだけなので「もうええわ~い!」と結局諦めた。次の町への移動は飛行機なので、翌日だと高くプラス2日待つことに。
※現在カザビザは両国間の国境、空港で取れます。詳細は記事最後に。

ついでにブラザヴィルで格安で泊まれた天理教会がキンシャサにもあるというので、場所を日本大使館に聞きに行ったのだけど、現在ゼネストが行われていてその一帯にも暴動を防ぐための警察官が沢山配備されていて危険とのことで断念。(場所は大学近くで市内からは結構離れている。大学や教会などの宗教施設は狙われやすいらしい。)
私がキンシャサに着く少し前も警察と民間部隊との衝突があり、発砲もあったとのこと。

確かに丁度私が行った時は選挙前で町中も警察官が多く、ピリピリした雰囲気の場所もあった。警察官が多いと安心なんじゃと思うかもしれないけれど、日本大使館職員の人曰く民間部隊との衝突の時などには結構すぐ発砲するから危ないとのこと。あと、赤いハチマキをつけた集団は「命を投げ出す覚悟のある過激派組織」なので、見かけたらすぐ逃げるようにという注意も頂いた。



↓以下日本大使館職員の方との会話

職員「数年前に刑務所から5,000人近くの囚人が脱獄したんですけど、どうしてそうなったかと言うと、表向きは黒魔術を使って脱獄したってなってるんです。」

私「く、黒魔術!?」

職員「そういう団体が今もいるみたいですけど、実際は警察とか賄賂が絡んでるのかもしれないですけどね。」


うーん。
漫画なら表向きが賄賂で、実は黒魔術を使いましたってなりそうだけど。
現実で表向きが黒魔術なコンゴ民って一体・・・(;゚_ゝ゚)

今回の記事、長くなったけどじっくり読んでくれた方いらっしゃったらどうもお疲れ様です笑。そしてありがとうございます♪



コンゴ共和国(ブラザヴィル)からコンゴ民主(キンシャサ)への行き方


①天理教~フェリー乗り場
タクシー 約15分 1,500CFA
バスで近くまで行けらしいけど、私が移動したのは日曜日でバスの本数も少なかったので。フェリー乗り場はMAPS.MEにある場所。

②ブラザヴィル~キンシャサ(フェリー)約10分 13,400CFA
フェリーチケット 12,400CFA
+出国税(別払い) 1,000CFA
・看板に金額表示あり。お釣りを誤魔化される可能性があるのでピッタリ渡した方がいい。
・土日はフェリーの本数が少なく、運行は昼12時くらいまで。日曜日の始発は9時だった。チケットを買った順番にフェリーに乗れるので最低でも1時間前には行った方がいい。

↓窓口でチケットを購入した後の流れ
1.フェリーポート内のイミグレで出国カードを記入。→出国スタンプをもらう。
2.イミグレ外の台帳係にパスポート提示して台帳記入。
3.船乗り場前で出国税1,000CFA払う。

③キンシャサ側フェリー乗り場にて
1.出国税4,000コンゴフラン→多分払わなくていい。
2.出国審査で書類記入
→対策:下船後必ず全員のパスポートを回収されるので、そのまま進まず回収した人が自分のパスポートをどこへ持って行くのか見届ける(付いて行く)方がいい。他の人はパスポートを預けてそのまま左側へ進むが、私が最終的に行ったのは降りてすぐ正面にある鉄格子も向こうの建物だった。(通常扉は南京錠でカギがかけられている。)

④フェリー乗り場~宿(Victoire)
シェアタクシー(?)2,000フラン
日曜日で客も少なく結局宿まで私一人だったので多く取られているかも。通常シェアタクシーでの市内の移動は200~500フラン。「ヴィクトアール(Victoire)」と言えば通じる。

↓Victoireシェアタクシー乗り場(大体この辺)

ザンビア大使館


【お金・両替(2017年8月)】
ブラザヴィル、キンシャサ共にフェリー乗り場に両替商がいる。
コンゴ民は闇両替の方が得と聞いていたけれど、私が行った時闇両替は正規レートよりも悪かった。ATMはドルとコンゴフラン、それぞれ降ろせる機械が別だが逆にコンゴフランが降ろせるATMの方が少なく(RAW BANKで可能)、ほとんどの銀行ATMでUSドルが降ろせる。

●CFA→コンゴフラン(CDF)
正規レート:1000CFA=2943コンゴフラン
キンシャサのフェリー乗り場:1000CFA=2500コンゴフラン

●USドル→コンゴフラン(CDF)
正規レート:1USD=1639CDF
キンシャサフェリー乗り場:1USD=1550CDF
ヴィクトアール周辺(両替商多い):1USD=1530CDF前後
グランマルシェ:1USD=1600CDF

・・・と、一番レートがいいのはグランマルシェ(MAPS.MEでMarche central)だった。まぁ港でも粘れば同じくらいになるかもしれない。
コンゴ民は大型スーパーやホテルの一部、航空券等ではドル払いが可能。ヴィクトアール中心ロータリー付近にある少し大きいドル払い可能なスーパーではレジにその日のレートを表示しているので目安になる。



キンシャサの安宿


P8061796.jpg


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「MAISON YALA2」
シングル:15,00CDF
設備:水シャワー、トイレ付き
行き方:ヴィクトアール(Victoire)広場から南東に徒歩10分。
その他:オヤジと警備員がお金や食べ物をせびってきてウザい。広場から各所へのバスやシェアタクシーが出ているので立地的には便利。4日目からなぜか1,000フラン安くなった。
宿泊日:2017.8.6~6泊

キンシャサ宿



ザンビア、ジンバブエのカザビザ取得方法


現在カザビザは両国間(ビクトリアフォールズ)の国境、又は空港でも取得可能。(その後実際取得した人にも会った。)
30日間 50ドル

↓KAZAVIZA公式ホームページ

ちなみにそれぞれの国の普通の1ヶ国ビザは各国境で取れる。その場合ザンビアが50ドル、ジンバブエが30ドル。

まぁ行く人いないだろうけど一応キンシャサのザンビア大使館の場所↓

ザンビア大使館

ビザ申請受付日:月・水・金 9:00~14:00
所得日数:3日~(通常ビザで3日と言われたが、ユニビザの日数は聞き忘れた;)

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