はいどうも。
昨日カイジのバラエティー番組を見たせいで漫画のカイジを読み返している私です。

原作である漫画「カイジ」は借金苦を抱えた人達を集めゲームをし、それに勝つと何百、何億円の賞金が貰えるのだけど、それに負けると体の一部や、命までも落としてしまうというハイリスク・ハイリターンのギャンブル漫画。
今回のバラエティー番組では実際借金を抱えている一般人・芸人を集め、同じようにゲームの勝者にお金が貰えるという内容だったのだけどその人達の借金額が、50万と無い「そのくらい働いて返せよ!」という人もいれば 8億 という「番組出る前に自己破産した方がいいんじゃ・・・?」という人まで。いや、この番組勝ったところでカイジじゃあるまいし、8億なんてくれないからね・・・(;´∀`) まぁもちろんゲームに負けたところで命が取られるわけもなく、むしろ罰ゲームすら無いノーリスク・ハイリターン。羨ましい。なので参加者もそんなに必死ではないというか;まぁ正直言って面白くなかったわけで(コラ)。
原作ファンとしては突っ込みどころありすぎ!ラストステージで双六?とか、わざわざ地下ステージ作ったのにチンチロは無いんや・・・でもビールが冷えてるとか無駄に原作に忠実でウケるwとか。
しかし勝者の人、ハローワークにわざわざ着替えてスーツで行く人おらんやろ。演出?w
反響良ければ次もある的な雰囲気だったけど、無理だろなぁ。
さて先週、収録が無いにも関わらずラジオ局に行って結局参戦してしまった私ですが
(記事)、ケガの巧妙で明日も出まーす笑(本来の収録日は今週だった)
RNCラジオ西日本放送
チャンネル:AM 1449
時間:15時10分くらいから10分~20分くらい
番組:「波のりラジオ」の「波のりTea Time」コーナー
スマホでラジオが聴ける無料アプリ「ラジコ(radico)」にも対応しています。
「タイムフリー」機能は過去1週間分の放送が聴けるので、聴き逃した後でも視聴可能!
~それでは旅記事の続き~
スワジランドからはまた南アフリカに戻り、首都の1つでもある「プレトリア」へ。
「首都の1つ」って首都は1つでしょ!?
いいえ。この国には首都が3つあるのです・・・笑
・ケープタウン
・ブルームフォンテーン
・プレトリア
プレトリアにはそれほど観光するような場所がないのだけど、その近くにある皆様ご存知「ヨハネスブルグ」へ行くためなのです。まぁヨハネスブルグは「世界最恐都市」と言われるほど治安があまりよろしくないので、一応以前にも書いた内容をもう一度書いておきます。
治安は悪いですが、、、今から南アフリカへ行く人に私は声を大にして言いたい。
ヨハネスブルグは絶対行くべき!
治安の問題からバックパッカーの多くはパスするのですが、「ヨハネスブルグ 治安」で検索して出てくるまとめ記事や、有名な「ヨハネスブルグのガイドライン」は若干誇張しすぎ、又は歳月によりそれらの記事が書かれた時期より治安は若干良くなっているのかもしれません。
そういったネット情報のせいか、私の泊まっている宿では欧米人はわんさかいるのに、滞在5日間中アジア人には1人も会いませんでした。
ヨハネスブルグのアパルトヘイトミュージアムは見るべき場所だし、アパルトヘイト政策の際に黒人が強制移動させられ、現在も南アフリカ最大のスラム街となっている「ソウェト(SOWETO)」に行くツアーも非常に勉強になります。何よりも「ヨハネスブルグの街を歩く」だけで色んなものが見えるのです。
「昼間でも歩けない」というのは実際そうなのですが、場所によります。
私が泊まった安宿は市内中心部、外務省で「危険レベル1」とされる所謂ダウンタウンにあるのですが、宿のある通りには外国人向けのオシャレなカフェやレストランがあり、ほぼコーナーごとにセキュリティーポリスが立っていて、夕方くらいまでなら女性1人でも普通に歩けます。
観光する場合は宿からツアーも出ているし、安全な観光バスや無料の市内ウォーキングツアーもあったりと、特に困ることもありません。
もちろん危ない場所はありますが、「安全に観光する方法」はいくらでもあります。
ただ、この記事を読んで行って、犯罪被害に巻き込まれても私のせいにはしないで下さいねw(゚∀゚) ネットの情報が大袈裟すぎるというだけであって、治安が悪いのは確かなので。
私がアフリカ南部に入ってから実際「ヨハネスで最近強盗にあった」という話を数人から聞いたので、南アの他の都市よりも危険であることは間違いありません。
一番最近バックパッカーから聞いたのは、その方と同じ宿に泊まっていた韓国人女性が宿に戻る直前でいきなり刺され、金品を奪われた、という事件。女性に命の別状は無かったようですが、女性は旅を中断して帰国。女性と言っても背も高く柔道でもやってそうなかなりガタイのいい女性だったそうです・・・。
もし行かれる方は、宿の選択さえ間違えなければそこそこ安全に過ごせるでしょうが、どこにいようと常に周辺を気にして、絶対に気を抜かないようにして下さい。
私は運良く何も無かったけれど、だからと言って他の人も大丈夫という保障は一切無いので。(ちなみに私は強盗対策として、カメラを持ち歩く場合、背負っているリュックには催涙スプレーの代わりに虫よけスプレーを入れ、手持ちのスーパーの袋を二重にしてその中にカメラやスマホを入れてました。持ち歩くお金も使う分だけ。歩く時は早歩きで頻繁に後ろを振り返る等一応気をつけてました。)
南アフリカ、特にヨハネスブルクへ行く前にはタクシー配信アプリ「Uber(ウーバー)」のインストールをお勧めします。Uberは南アフリカに限らず全世界で使えるタクシー配車サービス。行き先を入力すると、GPSで自分の現在地から一番近い場所にいるタクシーが迎えに来てくれます。タクシー会社ではなく、サイトに登録している一般の人が来るので安全なの?と思うけど、ドライバー登録は運転免許証とナンバープレートを登録しなければならないので、そこそこ信頼できます。
特に南アフリカのような治安の悪い国では、流しのタクシーより遥かに安全で、更にタクシーよりも安いので、もはやこの国を旅行するバックパッカーはUberしか使ってないんじゃという浸透具合で、そのせいもあり南アではここ最近経営難に陥ったタクシー業界による抗議活動(デモ)が頻繁に起こっています。
タクシーもメーター付きで明瞭会計ならまだしも、流しは大体メーター無いから交渉だし、絶対ぼってくるし、車もボコボコなのとかあって怖いからなぁ。もっと改善すればいいのに。
私は一人歩きが危険なヨハネスブルグでは宿でタクシーを呼んでもらっていたのでUberは知り合った人と一緒に便乗しただけなのだけど、使い方も簡単で後々「やっぱ登録しておけば良かった」と思ったんですよねー。同じ宿に泊まっていた外国人はみんなUber使ってました;
「白タク規制」にはひっかかっていないらしく日本でも使えるのけど、私の実家周辺でドライバー登録してる人って絶対いないだろうなぁ・・・(田舎なので)。東京では結構使えるらしいですね。いいなぁー。
さてさて、前置きが長くなったけどそんなヨハネスブルグ。
私もヨハネスブルグは今回の旅で一番びびっていた場所なので、一人はちょっと怖いな~と思っていたのですが、運良く仲間をGET!!
キルギスの有名日本人宿
「南旅館」で知り合ったキムさん(日本人女性)♪
キムさんのブログ↓
マダガスカルで1ヶ月以上更新が止まっているのでちょっと心配;マダガスカルから東アフリカ北上したのかな?
キムさんはWebデザイナーで、私のブログも以前使いやすいようにいじってもらいました。お金が尽きてくるとそのままノマド沈没をしてまた旅を再開する、というなかなかの長期旅行者です笑。手に職って素晴らしい(;´∀`)
西アフリカに入ったキムさんが、もぅアフリカ飽きた!面倒臭いからこっから南アに飛ぶ!ということでこの度プレトリアで集合し、その後一緒にヨハネスに行くことに。やったー!!
プレトリアで落ち合う宿に着いた瞬間、
キム「しほさんお久しぶりです!いきなりなんですが、何か部屋の予約取れてないみたいで!泣」
キムさんの到着日が直前まで定かではなかったので、別々で宿を予約したんだけど、キムさんが予約したBooking.comではできてるのに、宿側では予約できてないというバグが発生。
私はテントを持ってたので、初めはキャンプサイトを予約していたのだけど、ちょうど数日前にテントが壊れてしまったため、急遽「二人用の宿の常設テント」を予約していたという偶然の奇跡。良かったー!
↓宿にある備え付けのテント。
ここへ来て初めて「宿にあるテント」で寝るのだけど、思っていた以上にテントの中が広くてびっくり!
2人どころか3人縦に寝れそう。
身長169cmの私が立っても天井に頭がつかない。
何ならここでダンシング・ヒーローも踊れる。
布も分厚いしスゲー!
プレトリアも観光できる日は丸1日あったのだけど、残念ながら雨だったので、宿とスーパーとの往復だけで終わってしまった。
ということで、早速2人でヨハネスブルグへと電車で移動。

ヨハネスブルグ周辺では「Gautrain(ハウトレイン)」という「安全な電車」が走ってる。「安全な電車」って;まぁ、それ以外の電車は安全では無いということ笑。私はハウトレイン以外の電車はケープタウンからステレンボッシュまで行った時にしか使っていないのだけど、まぁあの電車が危険とまでは言わないにしろスリ程度は普通にいるだろうなという感じ。車内検札があった時、何人も切符持ってなくて降りて行ったからね( ̄ー ̄;)
その点ハウトレインは駅には必ず警備員がいるし、自動改札機があるので無賃乗車は絶対に出来ないし、その上料金も高いので乗客は観光客か現地の富裕層しかいない。
駅も電車も車内もきれい!
日本の新幹線みたいな感じ。
乗客も少ないので、ゆったり座れる。
↓チャージ式のハウトレインのカード。
最初にカードを購入(16ランド)、その後金額分チャージも出来るし、目的地までの乗車料金分だけのチャージも出来るので、私は毎回乗るごとにチャージしてました。
車窓から。
あれ何だろう・・・廃墟っぽくて気になる。
緑も多い。
さてヨハネスブルグの中心、ダウンタウンにある「Park Station(パークステーション)」に到着。
事前情報では「ヨハネスブルグで一番治安の悪い場所」。駅を1歩出ると必ず強盗に遭うという噂から、みんな駅を出ずに他の町へと移動します・・・(鉄道駅とバスターミナルが連結しているので)。
スリランカで会ったヨハネスの日本企業で働いている日本人男性は、「パークステーションはおろかダウンタウンにも近づかない」と言ってたし、昔プレトリアの日本大使館で働いていたという大使館職員も「ヨハネスでバスを降りた瞬間強盗にあう人が多かった」と言っていたし、、、。
なので、予約した宿に駅からの送迎を頼んでいたのだけど、プレトリアの宿を出る直前に「◯時の電車に乗るので」と電話していたにも関わらず、、、
迎えが来ない。
いやね、「宿の迎えが来ない」という人のブログはいくつも読んだので、若干予想はしていたのだけど、、、出る直前に電話したのに(TдT ) しかも、プレトリアの宿の人がかけてくれたので英語が伝わっていないはずもない。
もしかしてバスターミナルの方にいるのかも?と鉄道駅とバスターミナルをうろうろするも、それらしき人はいない。
パークステーションから私達の宿のある場所まではここからメトロで2駅なのだけど、危険だと言われるヨハネスのメトロにフル装備で乗るほどの度胸は持ちあわせていない。
メトロよりタクシーの方がまだ安全かなぁ、、、ということで恐る恐る駅を出ると、一応タクシーが数台停まっていて、「どこへ行くんだ?」と聞いてくる。完全に怯えている私達は出口近くにいた警備員に「あのタクシーって安全?」と聞くと「あぁ大丈夫だよ!」と言うので、とりあえずドライバーに付いて行くと、「これに乗れ!」と案内された場所にあったのは、とんでもなくボッコボコに変形した明らかな事故車。
私達「・・・別の車がいい。」
↓別の車。全く信用していないので一応写真を撮らせてもらった。
料金は2人で90ランドと言われたので交渉するも、結局80ランド(約730円)までしか下がらなかった。
ちゃんと目的地へ連れてってくれるのか2人でドキドキしてたけど、何事も無く無事宿に到着。良かった~!ε-(´∀`;)ホッ
ヨハネスブルグに限らず南アは安宿が少ないので予約必須。
今回もダウンタウンではなく、白人地区で治安のいい「Rosebank(ローズバンク)」か「Santon(サントン)」の宿に泊まりたかったものの、3日後に予約しようとした時は既に予約がいっぱいだった。
他の国では大体安い宿から満室になるけど、南アでは治安のいい場所から満室になる笑。
なので、中心部近くの「Jeppe(ジェッペ)」という地区にある宿を予約。予約サイトのレビューが良かったものの、治安が心配だったのだけど、結果的には治安面でもそれほど心配は無かった。
「Curiocity Joburg(キュリオシティージョバーグ)」
ダーバンで飛び込みで行って泊まれなかった宿の系列店。
ジョバーグとはヨハネスブルグのこと。現地の人は結構ジョバーグと言う。
宿のある通りは白人街といった感じで高いレストランやバー、オシャレなカフェもあり、店の前には必ず警備員もいるので、宿の人もこの通りの治安は全く心配無しとのこと。実際私達が歩いてみて、女性一人でもこの通りなら全然歩けるし、近くに商店や安食堂もあるので思った以上にいい宿でした♪ ヨハネスブルグおすすめ宿です。
(詳しい宿情報は記事最後に)
言うなれば、ハウトレインの駅が近くに無いので、パークステーションからの移動手段はタクシーかウーバーかメトロ。メトロは「Jeppe」駅から徒歩数分なんだけど、治安上ヨハネスのメトロに乗る外国人はまずいません。私は何度か利用しましたが。
なので、数日滞在して観光する場合はウーバーに登録していないとタクシー代が結構かかります。ヨハネスブルグはドラッグの売人がいたりと危険な通りもあるので、絶対に徒歩では行かないように。
あと、1階がバーになっているのでそこそこなパーティー宿です。パリピには最高だけど、私はまぁ「ウェーイ!!」って柄でも無いので・・・( ̄ー ̄;)
↓宿のキッチン。
広くて結構使いやすい。私達が泊まっていた時はがっつり料理をする人もいなかったので使い放題でしたが、安飯屋が近くにあったのでそれほど料理もしなかったかな。
通りを眺められるベランダがまたいい!
ドミ部屋はこんな感じ。
部屋もシーツもきれいで、特に不満なし。
宿のある通り「Fox Street」には壁に描かれたグラフィックがたくさん。
キムさんと2人で「え、、、ヨハネスのイメージが違いすぎる、、、」としばし愕然としてしまった。(まぁこういうおしゃれなエリアは一部だけなんだけど)
次回、いよいよ私が一番行きたかった場所、南アフリカ最大のスラム街「Sowet(ソウェト)」です!
スワジランド(エズルウィニ・ムババーネ)から南アフリカ(プレトリア)への行き方
①エズルウェニ渓谷(ロバンバ)7:15発~ムババーネ(Mbabane)7:45着
ミニバス(コンビ) 約25分 E10
※Shoprite前のバス停から。ミニバスは朝7時代でも頻発している。
②ムババーネ 9:35発~プレトリア(Pretoria)14:15着
ミニバス E210 約4時間40分
※ムババーネのバスターミナルにいるドライバーにマンジーニから来るバスを電話で予約してもらう。先払い。7:50から待ち、約1時間45分後に1席分だけ開いたバスが到着、乗り込み次第すぐ出発。
★「Pumbas Backpackers」に泊まる場合はバスターミナルまで行かず、大通りのショッピングモール(マクドナルド)で降りると便利。(そこを過ぎると車を停車できそうな場所が無いので難しいかも)どうやってドライバーに伝えたのか忘れたけど、「マクドナルド、KFC」とか近隣の飲食店を言って伝わったと思う。
↓私が降りた場所。(車の進行方向は東から西へ。)
プレトリアからヨハネスブルグへの行き方
ハウトレイン(Gauutrain)が10分間隔で頻発。
宿近くの「Hatfield」駅からは約40分、R81。(+カード代E16)
プレトリアのおすすめ安宿・キャンプサイト
「Pumbas Backpackers(パンバスバックパッカーズ)」
MIX、女性ドミトリー:R180
Permanent Tent(宿常設テント):1人R150(2人まで可)
キャンプサイト:R100
WIFI:あり
設備:キッチン、プール
その他:スタッフのホスピタリティーがすごい。次の宿に予約の電話を入れてくれるのはもちろん、雨だったので洗濯が乾かず、乾燥機が無いか聞くと無料で乾燥機にかけてくれ、洗濯物も全てたたまれて返ってきた!
行き方:スワジランドから行く場合は上地図参照。KFCで降りてそこから徒歩約20分。途中の駅は通りぬけできないので、駅の右にある高架を渡り、渡りきったところで左に曲がる。ヨハネスブルグやプレトリア駅からハウトレインを使って行く場合は「Hatfield」駅下車、そこから徒歩約10分。
宿泊日:2017.10.4~2泊
ヨハネスブルグのおすすめ安宿
ヨハネスブルグはこの宿がおすすめだけど、他の場所に泊まる場合は、ハウトレインの駅近くだと一番いい。中でも治安がいいと言われるのは「Rosebank(ローズバンク)」か「Santon(サントン)」地区だけど、駅から遠いと結局タクシーを使わないといけなくなるので宿選びは慎重に。安全だと言われる場所でも歩く場合はなるべく貴重品を持ち歩かない方がいい。
「Curiocity Joburg(キュリオシティージョバーグ)」
10人ドミトリー:R210(前後?)
設備:各ベッドにコンセント、貴重品BOX、キッチン、バー、ツアーデスク
WIFI:あり
その他:Booking.comのGenius会員割引で女性ドミが1泊E162だった。周辺の治安は割といい。パーティー宿。レビューがいいだけあってスタッフがめちゃくちゃフレンドリー。ツアーの種類も充実しているので、この宿にさえ辿り着けば安全に観光できる。
行き方:パークステーションからタクシーで1台R80~R70。ウーバーを使った場合1台R30前後。一応メトロで「Jeppe」駅下車で来れるがお勧めはしない。
宿泊日:2017.10.6~5泊
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